Student Council

生徒の自治活動

(生徒会&委員会活動)

 多様な能力の育成と人間的成長の達成のために本校が力を注いでいるものの一つが、生徒による自治的な活動です。生徒自らが考え、協議し、目標を定め、苦労を乗り越えてそれを実現していく経験は、受け身の教育だけでは実現できない大きな成長を個々の中にもたらしてくれています。その中心にあるのが、本校の生徒会と委員会活動。それらは今、形としての組織から、生徒たちのチャレンジの場へと大きな変貌を遂げつつあります。
 生徒会役員は中学2年からですが、各種委員は中学1年からクラス単位で選出されます。自分を発揮し自分を磨く機会と考え、積極的に参加してくれています。

【自治活動の実践例】

2024年度体育祭

4月20日(土)、天候に恵まれ、生徒たちの熱気に包まれる中、2024年度の体育祭が無事開催されました。
本校では教育の重要な柱の一つとして生徒による自治活動を掲げております。
体育祭は彩羽祭(文化祭)と並び生徒による自治活動の中心となる行事であり、生徒たちは体育祭実行委員会のメンバーを中心に準備を重ねてきました。

今年は、洗足学園創立100周年を迎える年。
次なる100年に向け、生徒たちはこれまでにこだわることなく、運営や競技の大幅な見直しを行い、今年度の体育祭を迎えました。
その範囲は多岐に渡り、実行委員の生徒たちは進行、応援、用具などすべてを組み立て直し、当日を迎えました。
具体的には、「洗足100周年記念!100m大玉」をはじめとした新競技や新演目をプログラムに組み込むなど、意欲的な試みを行いました。
このような実行委員の生徒たちの努力の積み重ねが、今年の体育祭を成功に導いたことは間違いありません。

参加している生徒たちは、大きな声で選手たちを応援をしていました。
その心のこもった応援に、競技に参加する選手たちは励まされ、力を思う存分に発揮していました。
各競技や集団演技(中2・高3の学年全員参加によるダンス)では、生徒たちの真剣な表情や溢れる笑顔が大変印象的でした。
どの種目にも全力で取り組む生徒たちの姿には、崇高なものが感じられました。

全ての競技が終了した後、今年も多くの生徒たちが涙しました。
本年度の総合優勝の白組の応援団の生徒たち、全力で生徒たちを率いた黄・青・赤組の応援団の生徒たち、体育祭実行委員長をはじめとした体育祭実行委員の生徒たち、彼女たちの涙にはそれぞれが歩んできたこれまでの道のりが如何にかけがえのないものであったかを物語っています。
体育祭を通じて全ての生徒たちが大きく成長した1日でした。

体育祭の様子

Student’s INTERVIEW!

生徒会長 芳村 真衣

生徒会長

高校2年

芳村 真衣

Mai Yoshimura

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