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2024.10.04

高1 卒業生によるキャリア講演会を行いました

昨日の中学2年での卒業生講演会に続き、本日は高校1年での卒業生講演会の様子をお伝えいたします。
高校1年では、キャリア教育の一貫として、卒業生で小児科医のY.Kさんを迎え、講演会を実施いたしました。

Yさんは、東京大学の文科三類に進学した後、進学振り分け制度で大学3年で医学部医学科に進みました。
講演では、中高時代、大学時代に何を考え、どのように過ごしていたか、そして現在何を考え、どうしていきたいかという、自身のキャリアに関するお話をしてくれました。

Yさんは、中高時代の海外研修や学外活動への挑戦を通し、経験の蓄積や広がった視野によって、自己のキャリアが築かれていったということに気付いたと語ってくれました。
「受け身でいても始まらないと痛感した」と聴講した高1生は感想を述べていました。
また、Yさんが大学で取り組んでいた様々な活動の話も、生徒たちには大きな刺激になったようです。

「夢は職業でなくてよい」ということや、「キャリアというのは二股に分かれる道の連続ではなくて『幹』から生える『枝』であり、合わないなと思ったら『幹』に戻ってまた別の『枝』を伸ばせばよい、だから今はしっかりとした『幹』を育てることが大事」など、Yさんは多くのアドバイスを生徒たちに贈ってくれました。

高1生たちは、Yさんの講演を通じて、キャリアについてさらに一歩踏み込んで考えるきっかけを得たようでした。
洗足学園は、生徒たちが自らの力で自分の人生を切り拓ける力を育成していきます。

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2024.10.03

中2 卒業生の講演を実施いたしました

本校では中学2年次に、海外からの留学生と共に英語を使って様々なアクティビティーを行い、コミュニケーション力を高めることを目標とした2泊3日の国内での宿泊研修「Global Village」を行っております。
本年度も、10月下旬に2泊3日の日程で実施を予定しています。

中学2年では、「Global Village」に向けて着々と準備が進んでいますが、この宿泊行事に刺激を受けたことをきっかけの一つとして、英国の大学に進学した卒業生が、生徒に向けて講演を行いました。

講演テーマは「アイデンティティと多様性」です。
実際にロンドンで生活する中で感じた自分のアイデンティティや、大学の授業で話題に上がった「対立か包摂か、あるいはそれ以外か」という多様性をめぐる社会の在り方などについて、お話をしてくれました。

真剣な表情で話を聞く生徒たちの姿勢からは、洗足での学びが卒業後のキャリアデザインに繋がった卒業生への憧憬の気持ちが感じ取れました。
これから「Global Village」で多様性について考えを深める生徒たちにとって、大変意義深い時間となりました。

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2024.10.02

9月にアトリウムに展示された生徒作品を紹介します

洗足学園では、感性を伸ばすことは学校教育における重要な要素である考えています。
恵まれた環境の中で生徒たちは音楽と共に美術や書道といった芸術の授業にも励み、素晴らしい作品を制作しています。

9月前半は「選択美術」を履修している高1生たちが制作した「人物」をテーマとした鉛筆デッサンが展示されました。
写真を見ながら精細に描かれた作品は、細部にわたり緻密かつ躍動的に描かれています。
そのクオリティーの高さは見事としか言いようがありません。
生徒たちは感性を磨くと同時に、表現のための技法の習得を通じて、分析的な観察力・表現力・思考力を学んでいます。

9月後半は、中学1年美術の授業で制作された「色彩アート」が展示されました。
色彩構成を学ぶ授業で制作された作品のテーマは、「季節」です。
春・夏・秋・冬から1つの季節を選んで、色と形でデザインを行います。
生徒たちは、季節の持つ魅力を自分なりに解釈し、想像力を膨らませて、色と形でそれを表現していました。

美術で培った力は、きっと他教科での学びや日々の生活の中にも活きていくはずです。
WEB上ではありますが、生徒たちの作品をどうぞご覧ください。

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2024.10.01

2学期最初のパイプオルガンコンサートが行われました

隔週月曜日に開催される「TEA LIBRARY」でのお昼のパイプオルガンコンサート。
2学期最初のコンサートが、9月30日(月)に開催されました。

この日は以下の6曲が演奏されました。
1 クラーク デンマーク王子の行進曲
2 ヴォーン=ウィリアムズ 組曲「北緯49度線」より「前奏曲」 
3 田中カレン 「星のどうぶつたち」より「うお」 
4 マイ・レディ・ケアリーのダンプ
5 ブラームス わが心の切なる喜び  
6 讃美歌 アメイジング・グレイス

演奏はオルガニストの早川幸子さんです。
パイプオルガンの幻想的な響きに、TEA LIBRARYに集った生徒たちは魅了されていました。
書架の本を手に取り、読みながら、演奏に耳を傾けている生徒もいました。
TEA LIBRARYならではのコンサートの楽しみ方です。
演奏が終わると、TEA LIBRARYは生徒たちの温かな拍手で包まれました。

お昼の寛ぎのひと時を経て、生徒たちは午後の授業に臨みます。
音楽に満ち溢れる環境も洗足学園ならではです。
最高の環境で学園生活を送ることができるよう、洗足学園では今後も様々な取り組みを行って参ります。

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2024.09.30

中1生がシリコンバレーディベート研修に参加しました

中学1年生のT.Aさんが、一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会が主催する「シリコンバレーディベート研修」に、8月28日から9月3日にかけて参加をしました。

「シリコンバレーディベート研修」では、アメリカ・カリフォルニア州のシリコンバレーにあるGoogle、Apple、Facebook、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校などを訪問。
その後、各場所の訪問で目の当たりにした内容や体験をもとに、ディベートを実践していきます。

報告に校長室を訪れたTさんは、参加のきっかけを「文化の違いに興味があり、異国の地であるアメリカで学びを深めたいと思い、参加しました。」と話してくれました。
研修で感じたこととして、自動運転などを目の当たりにし、AIへの取り組みで日本との差を感じたと語るTさん。
ディベートでは、UCバークレーの学生たちの論理的に論点をまとめ相手に伝える力に驚きを感じたとのこと。
今後は、論理的に話す力、プレゼンテーション力を磨き、留学も視野に海外の同年代と交流を深めていきたいと抱負を述べてくれました。

洗足学園では、これからも積極的な生徒たちの挑戦を応援していきます。

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2024.09.27

NHK Eテレの番組に俳句研究会の生徒たちが出演します

2024年8月23日~26日にかけて行われた、第27回俳句甲子園全国高等学校俳句選手権大会の全国大会に俳句研究会が出場しました。
俳句甲子園とは、5人1チームで俳句作品の点数と鑑賞の点数の合計を競う大会です。
洗足学園俳句研究会は6月に行われた横浜予選を勝ち抜き、全国大会への切符を手にしました。

全国大会では決勝リーグに進むことが惜しくも叶わず、団体での入賞は叶いませんでしたが、同輩同士で切磋琢磨したり、先輩が後輩に教えたりする中で、めきめきと力をつけていく様を見ることができました。
情熱をもって取り組むあまり、時にはぶつかることもあったようですが、それも含めて貴重な経験を得ることができたと生徒たちは述べていました。

表彰式では、高校2年生のM.Aさんの「カットメロン角透けかけてをりにけり」が入選として表彰されました。
報告に訪れた校長室で、Mさんは「去年は初出場で1つ1つをこなすことが大変でしたが、今年はよく周りを見ることができ、チームを引っ張っていく意識を強く持ちました」と述べてくれました。
「自分らしい俳句を作ることが大切だと感じました。これからもたくさん学びを続け、精進していきたいです」と力強く語ってくれました。

なお、俳句研究会の生徒たちの俳句甲子園への取り組みが、テレビ番組で放映されます。
是非ご視聴ください。
番組名 :心に届け、17音~俳句甲子園2024
放送局 :NHK E テレ(全国放送)
放送日時:2024 年 9 月 29 日(日)16:00~16:45
※NHKプラスにて、見逃し配信を行う予定です。
番組HP:https://www.nhk.jp/p/ts/JW29JLX8Q1/

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2024.09.26

高1 キャリア研修レポート 後編

本日は、前回に引き続き、高校1年キャリア研修の様子をお伝えいたします。
後編の今回は、研修3日目、4日目の様子をお伝えいたします。

研修3日目は、本校卒業生の高田愛美氏による、「ハーバード流リーダシップ養成講座」を実施しました。
リーダーシップと聞くと、集団をカリスマ的に引っ張る力のようなものを想像しがちですが、本来リーダーシップには多様なあり方があり、目的や対象集団、場面に合わせて使い分けるものであるということに、生徒は聞き入っていました。

昼食後は卒業生6名を迎え、洗足時代の振り返りから、現在どのようなキャリアを築いているのかに至るまで、話をしていただきました。
プレゼンテーション後、生徒たちは卒業生を取り囲み、目を輝かせながら次々に質問をしていました。
素晴らしい卒業生の存在に感化され、キャリアに対して生徒たちが前向きになっている様子が見受けられました。

夜は「哲学対話2」を実施しました。
「哲学対話2」では「愛」「悪」「仕事」「歴史」「美」のテーマのうち、興味関心のあるものを任意の書籍を読んで深め、対話するというものでした。
異なる書籍から多角的にテーマを照射し、深めている様子が見られました。
また、深夜には任意参加の「哲学対話3」を実施し、話し足りない生徒は日付を超えても対話を行っていました。

研修最終日は、学問分析・職業分析をした後に、20歳になった自分への手紙を書きました。
自らのキャリアの分析を通じて、ある一つの通過点として20歳の頃の自分を想像できたようです。

そして最後はいよいよ生徒発表です。
初日に、クラスごとにキャリアに関するテーマが与えられていました。
演劇、ミュージカル、コメディなど様々なスタイルでテーマを伸び伸びと表現していました。
非常に短い期間での準備ではありましたが、生徒たちの工夫には素晴らしいものがありました。

4日間の研修を通じて、生徒たちはキャリアを自分の事として捉えることができるようになりました。
これから生徒たちは、人生の中で多くの選択をしていきますが、迷い、考え抜くことで、悔いのない選択を行う、その第一歩をこのキャリア研修で踏み出すことができました。

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