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2024.04.24

卒業生たちの力をレポートします

本校では卒業生たちが在校生のために、その力を活かして様々なサポートをしてくれています。

今回は昨年度末に、本校を巣立ったばかりの卒業生(新大学1年生)を招き、24年度に高校3年生となる在校生へアドバイスをしていただいた進路ガイダンスの様子をレポートいたします。

親しい先輩から、進路実現を叶えた直後だからこそ語ることができる「生の経験」を聞くことができる貴重な会とあって、少しでも多くのアドバイスを引き出そうとする生徒たちの表情には、真に迫るものがありました。

進路実現という大きな目標に向けて、自らの課題を見出し、克服のために工夫を凝らしながら学習に臨んできた上級生の経験談は、個性あふれるユニークなものばかり。
前半は、卒業生から事前に集めていたキーワードを見て、生徒たちが話を聞きたい先輩を選び、テーマ別のガイダンスに参加しました。
自分の苦手な点をまとめていたノートや、目標や予定を管理していたスケジュール表を持ってきてくれた卒業生もおり、どのように力を伸ばしていくか、イメージがぐっと具体的になったようです。

後半は、パネルディスカッションを行いました。
1年間生徒の努力に伴走してきた恩師からの様々な質問に、卒業生たちからは本音の答えが次々と飛び出しました。
心が折れそうな時、どのように先生に相談したかなど、等身大の経験談は生徒たちの大きな励ましになったようです。

真摯に学び、学園を巣立っていった卒業生の背中を追いかけるように、生徒たちは目標に向かって走り始めています。

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2024.04.23

日経STOCKリーグ 審査委員特別賞受賞

日本経済新聞社が主催し、野村ホールディングスが特別協力をして開催された、第24回2023年度日経STOCKリーグで、本校中学3年生(現高校1年生)のチームが「審査委員特別賞」を受賞しました。

日経STOCKリーグは、中学生・高校生・大学生を対象にした金融・経済学習コンテストです。
経済や株式投資について勉強しながら、生きた経済に触れ、企業を知り、社会を見る目を養っていきます。
本年度は全国342校、2118チーム、8445名が参加をしました。

応募総数1,462レポートの内、中学・高校・大学合わせて入賞した24のレポートの1つに見事選ばれ、栄えある「審査委員特別賞」に輝きました。
チームのテーマは「NFT×BC = ∞」。
暗号資産とブロックチェーン技術に着目したメンバーの生徒たちは、ソフトバンク・アステリアに企業訪問し、インタビューを行いました。
そして、事業の普及に貢献する会社を独自の基準を設けて選定、投資するメリットをレポートにまとめました。
審査委員からは「今後、この技術が、どの程度、社会を変革していくかは未知であるが、とても興味深い視点から分析を行っており、高く評価できる内容である。」との評価をいただきました。

受賞を受け、生徒たちは3月16日に開催された表彰式に参加しました。
式後の懇親会では、審査委員の方から直接受賞理由と活動の評価を聞くことができ、これまでの努力が実を結んだことを実感していました。
また、他校の受賞生徒たちとの交流では、大変良い刺激を受けていました。

日経STOCKリーグにチャレンジし、素晴らしい健闘を見せた生徒たちに、大きな拍手を送りたいと思います。

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2024.04.20

2024年度体育祭が行われました

4月20日(土)、天候に恵まれ、生徒たちの熱気に包まれる中、2024年度の体育祭が無事開催されました。
本校では教育の重要な柱の一つとして生徒による自治活動を掲げております。
体育祭は彩羽祭(文化祭)と並び生徒による自治活動の中心となる行事であり、生徒たちは体育祭実行委員会のメンバーを中心に準備を重ねてきました。

今年は、洗足学園創立100周年を迎える年。
次なる100年に向け、生徒たちはこれまでにこだわることなく、運営や競技の大幅な見直しを行い、今年度の体育祭を迎えました。
その範囲は多岐に渡り、実行委員の生徒たちは進行、応援、用具などすべてを組み立て直し、当日を迎えました。
具体的には、「洗足100周年記念!100m大玉」をはじめとした新競技や新演目をプログラムに組み込むなど、意欲的な試みを行いました。
このような実行委員の生徒たちの努力の積み重ねが、今年の体育祭を成功に導いたことは間違いありません。

参加している生徒たちは、大きな声で選手たちを応援をしていました。
その心のこもった応援に、競技に参加する選手たちは励まされ、力を思う存分に発揮していました。
各競技や集団演技(中2・高3の学年全員参加によるダンス)では、生徒たちの真剣な表情や溢れる笑顔が大変印象的でした。
どの種目にも全力で取り組む生徒たちの姿には、崇高なものが感じられました。

全ての競技が終了した後、今年も多くの生徒たちが涙しました。
本年度の総合優勝の白組の応援団の生徒たち、全力で生徒たちを率いた黄・青・赤組の応援団の生徒たち、体育祭実行委員長のT.Hさんをはじめとした体育祭実行委員の生徒たち、彼女たちの涙にはそれぞれが歩んできたこれまでの道のりが如何にかけがえのないものであったかを物語っています。
体育祭を通じて全ての生徒たちが大きく成長した1日でした。

総合
 優勝:白組 準優勝:赤組 3位:青組 4位:黄組
応援         
 第1位:黄組
色別対抗リレー
 第1位:白組
部活動対抗リレー
 第1位:陸上競技部 第2位:バレーボール部 第3位:サッカー部
新人賞      
 中学1年白組O.Mさん
MVP
 体育祭実行委員長 高校2年 T.Hさん

来場者数
 5,874名(在校生保護者・家族、卒業生、受験生・保護者・家族)

4月22日(月)のNEWS&TOPICSはお休みをいただきます。
次回は4月23日(火)更新予定です。
今後も洗足学園の魅力をお伝えして参ります。

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2024.04.19

体育祭予行練習が行われました

春らしい穏やかな気候のもと、昨日、4月20日開催予定の体育祭の予行練習が行われました。
(本年度の体育祭は、受験生・保護者の皆様も体育祭をご見学いただけます。ご予約は不要です。また、入退場も自由です。)

先月のNEWS&TOPICSでお伝えいたしました通り、本校の体育祭は、体育祭実行委員の生徒たちが中心となり、生徒たち自身の力で創り上げる体育祭です。
予行練習も、先生の助言を得ながらも生徒たちがゼロから計画し、実行していました。
「運営」に関しては、放送や審判、選手の招集、用具の準備も係の生徒たちが全てを仕切り、進行を行っていました。
「応援」では、高校2年生を中心に応援団の生徒たちが、生まれ月によって4色に分かれた生徒たちを見事にまとめ上げていました。

どの生徒たちからも、自分たちの手で体育祭をより良いものにしていこうという意気込みが強く感じられました。
4月に入学した中学1年生たちは、先輩たちの頼もしい姿に憧れを抱き、自分たちも将来あのように活躍したいと目を輝かせていました。

体育祭まであと1日。
きっと素晴らしい体育祭になることが確信できた予行練習でした。

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2024.04.18

多摩地域のフィールドワークレポート 後編

春休み中の3月21日に、高校2年生を対象に行われた多摩地域のフィールドワーク。
本日は後編として、フィールドワーク後半の様子と生徒の感想を掲載いたします。

フィールドワーク後半は、多摩センター駅にある「パルテノン多摩」内のミュージアムへ足を運び、ニュータウン開発の流れや当時の人々の生活について学芸員の方からの解説を受けました。
永山・諏訪団地の入居開始当初は鉄道の整備が間に合わず、バスによる通勤は渋滞の影響を受けて過酷であったこと。
山を切り開いた造成地からは砂埃が舞い上がり生活環境が良好ではなかったことなどといった当時の様子のほか、このような状況の中でも入居者たちは協力し合いながら生活環境の向上を目指していたことなどを生徒たちは知り、先ほどまで自分たちが歩いていた地域の人間生活の歴史に思いを巡らせていました。

参加した生徒たちの感想の抜粋を掲載いたします。
どうぞお読みいただければと思います。
「3学期の授業で触れたこの辺りの内容は、正直理解するのがちょっと難しかったです。しかし、詳しいことが理解しにくかったからこそ、こうやってフィールドワークによって、現地で自分の目で、授業で学んだことを確認でき、良い経験となりました。」
「初期は駅まで遠かったり、公園や商店などなかったからこそ、必ずしも利便性が良かったわけでなく、苦労したことが多く、計画も苦労を重ねていたのがわかり、計画都市とはいえ、まちづくりの難しさも感じました。」
「実際にニュータウンを歩くことができて良かったです。再開発の仕方と町の雰囲気、しっかり計画された安全性や利便性があってこその開発がなされていたことがわかりました。様々な場面で自分が思っていたことが書き換えられていって面白かったです。」

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2024.04.17

多摩地域のフィールドワークレポート 前編

新年度が始まる直前の春休みに、部活動の発表会である「春フェス」をはじめ、洗足生たちは多くの活動に取り組んでいました。
今回は、3月21日に高校2年生の地理授業履修者を対象として行われたフィールドワークの様子をレポートいたします。

地理の授業では、3学期に「人口、村落・都市」の単元を扱い、高度経済成長に伴う日本国内での人口移動や都市周辺の宅地開発の流れについて学習しました。
今回のフィールドワークは、その具体例となる多摩ニュータウンとその周辺地域を中心に街の様子を見学することで、より理解を深めることを目的として実施されました。

聖蹟桜ヶ丘駅周辺では、京王電鉄によって丘陵地を切り開き開発された桜が丘住宅地の様子を見学しました。
多摩ニュータウン地域では、最も早く入居が開始された諏訪団地・永山団地を訪れました。
生徒たちは、過去の地形図と現在の状況を見比べながら、大規模造成によって地形が改変されたこと、高度経済成長期に住宅不足に陥る中、戸建てが立ち並ぶ住宅地造成や、大規模団地の建設という形で大量の住宅が供給されたことや、現在の住環境の様子などを、実際に自分の目で見ることで確認していました。

明日は後編として、フィールドワーク後半の様子と生徒たちの感想を掲載いたします。
どうぞ、お楽しみに!

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2024.04.16

世界遺産×SDGsチャレンジ!プレゼンテーション部門最優秀賞受賞!

NPO法人世界遺産アカデミーが主催し、文部科学省が後援して開催される「世界遺産検定」。
その世界遺産検定の探究型コンテストである「世界遺産×SDGsチャレンジ!」は、人類共通の宝物である世界遺産の学習を通じてそこから発見できる課題やその解決策を「SDGs」と結び付けて考えるコンテストです。

開催部門として、チームで取り組む「プレゼンテーション部門」と個人で挑む「小論文部門」に分かれています。
2023年9月1日(金)~2024年1月24日(水)の期間で開催されたプレゼンテーション部門は、全国から230チームが応募しました。
3つの探究課題から1つを選び、チームで課題解決策を考え、課題解決策となる企画書とプレゼンテーション動画を作成していきます。

当時中学2年生であったK.Sさん、K.Oさん、S.Yさん、N.Wさんの4名は、「身近な世界遺産候補を見つけ、どのように保護・保全すべきかを考えよう」という探究課題において、全国で1組に与えられる最優秀賞に見事選ばれました。
4名とも社会の授業が大好きで、授業で世界遺産検定のことを知ったことがきっかけでチャレンジしてみようと思ったことを、報告に訪れた校長室で語ってくれました。

プレゼンテーション動画作成のための調査の中で、世界遺産に関して楽しく深く知ることができ、新しい学びができたことを生き生きとした表情で語る4名の姿は、まさしく挑戦する心を持ち続ける洗足生を象徴する姿でした。
今後も生徒たちの挑戦を洗足学園は応援していきます。

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2024.04.15

1学期学級委員任命式を行いました

4月11日(木)放課後、2024年度1学期学級委員任命式が行われました。
中学校1年生から高校3年生まで各クラスの学級委員の生徒が参加しました。
学級委員は、各クラスのリーダーとして生徒たちをまとめる存在です。

当日は、学級委員の呼名と校長先生の講話が行われました
宮阪校長先生はクラスを導いていく彼女たちに、リーダーシップについてお話しされました。
リーダーシップとは、何もしないで身に着くものではなく、様々な立場で成功や失敗の経験を重ねて身についていくものであり、皆さんは今そのチャンスを手にしていると語られました。
同じ年齢のクラスメイトたちを率いていくことは大変なことであるが、それに挑もうとしている新学級委員の志を称えました。
そして、創立100周年の記念すべき年に学級委員になったことを誇りに思ってもらいたいとエールを贈られました。

生徒たちは凛とした姿勢、決意に満ちた表情で校長先生の話を聴いていました。
その様子は、クラスをまとめていくリーダーとしてふさわしい姿でした。
今学期、生徒たちが輝いていく姿を想起させるような、素晴らしい式となりました。

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2024.04.12

中1 オリエンテーションを行いました

本校では、洗足学園での学びに理解を深め、人間関係を円滑に構築し、学園生活を充実したものにするため、入学式の翌日より4日間の日程で、中学1年オリエンテーションを実施いたしました。
本日のNEWS&TOPICSでは、オリエンテーションの様子をお伝えいたします。

学習面でのガイダンスでは、授業準備についてや本校での学びをより深めていくためのアドバイスが、各教科の先生よりありました。
一方、生活面のガイダンスでは、生徒それぞれの価値観や「感じ方」「受け取り方」は異なること、それを理解した上で他者へ配慮をするといった、円滑かつお互いに高めあう人間関係を構築できるよう先生たちからのアドバイスがありました。
新入生たちの真剣な表情で聞き入る姿には、これからの学園生活を自分たちの力で良いものにしていこうという意志が感じられました。

また、即興演劇の手法を用いたインプロヴィゼーション・ワークショップを通して、クラスメイトとの交流を図りました。
ICTガイダンスにおいては、グループ活動「物語を創ろう」にて、同時編集機能を用いて「お話」を作成しました。
クラスメイトのユーモアあふれる言葉選びに、いたるところで笑い声が聞こえる楽しい時間となりました。

中学1年生たちは、洗足学園での6年間のスタートを素晴らしい形できることができました。

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2024.04.11

第1回防災訓練を実施いたしました

4月11日(木)の午後、2024年度第1回目の防災避難訓練を実施しました。
訓練は、地震が発生した後、1階の調理室から火の手があがったという想定で実施しました。
放送が入り、その指示に従って全員が机の下に退避して頭部を守る姿勢をとった後、グラウンドに避難をいたしました。
中学1年生は洗足学園に入学後初めての避難訓練でしたが、スムーズに校庭へ移動、整列することができました。

グラウンドでは、「能登半島地震から学ぶ防災」をテーマに、先生から防災に関する備えの話がありました。
洗足学園では、万が一の事態に備えて、災害時連絡システムや避難マニュアル、被災後の生活への備えを万全に整えています。
しかし、そのシステムや仕組みを生かすには当事者である生徒たちの意識が重要になります。
生徒たちは防災講話を真剣な表情で聞き入っていました。

その後、帰宅班別に集合し、顔合わせ集会を行いました。
洗足学園では、全校生徒を通学経路ごとの班に分けています。
緊急の場合には学年に関係なく、この帰宅班ごとに協力して無事に帰宅できるよう、防災意識を高めています。

東日本大震災の折には、訓練の成果もさることながら、生徒一人一人が的確に判断を行い、迅速にグラウンドに避難できたことが思い出されました。
帰宅が困難になった生徒も助け合いながら、全員無事に乗り切ることができました。
自然災害の多い日本では、いつ地震をはじめとした災害に見舞われてもおかしくありません。
どんな時も冷静に身を守ることができるように、日ごろから防災意識を高めることの大切さを皆で確認しあう一日となりました。

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2024.04.10

茶道部が満開の桜の下で野点を行いました

4月2日(火)、洗足学園溝の口キャンパスの中心に位置し、憩いの場である「The Lawn」(芝生広場)に植えられた満開の桜の木の下で、茶道部の生徒たちが野点(のだて)を行いました。

野外の茶会とも言われる「野点」は、緑豊かな野外に緋毛氈を敷き、赤い野点傘をさしかけて行われます。
野点の魅力は、堅苦しくなく、自然を楽しみながらお茶をいただけるところにあります。
茶道部の生徒たちは、日頃の活動の成果を遺憾なく発揮し、心を込めてお茶を点てていました。
客人として招かれた宮阪校長先生をはじめとした先生方は、満開の桜を愛でながら、茶道部の生徒の点てたお茶を心行くまで楽しんでいました。

洗足学園には、TEA LIBRARYに日本の伝統技術の粋が凝縮された茶室「緑叡庵」があります。
また、The Lawnの桜の木をはじめキャンパスには緑豊かな自然があります。
生徒たちは四季の感じられる最高の環境の中で、中学高校の大切な6年間を過ごしています。

これからも、季節ならではの行事が生徒たちの学園生活を彩っていくことでしょう。

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2024.04.09

体育祭見学に関するお知らせ


洗足学園では、4月20日(土)に開催される体育祭を公開行事として、受験生・保護者の皆様にご見学いただく機会を設けました。
体育祭は実行委員・応援団の生徒たちを中心に一から作り上げた、まさに生徒たちの手による行事です。是非生徒たちの活躍をご覧いただければと思います。
今年度の体育祭は、予約なしでご見学いただけることにいたしました。
どうぞ、ご自由にご覧いただければと思います。

※雨天の場合は4月21日(日)に順延となります。4月21日(日)も雨天の場合は中止となります。
※天候による体育祭の実施に関してはホームページに掲載いたします。ご来校前に必ずご確認ください。
※セキュリティの関係上、在校生保護者以外の方の写真撮影・ビデオ撮影はご遠慮ください。
※今後の社会状況により実施及び内容が変更される場合がございます。何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます

開催日時
開催日  2024年4月20日(土)
開催時間 8:40~15:00(最終入場14:30)

受付場所
洗足学園中学高等学校 グラウンド
※入退出は自由です。

参加対象
本校の受験をお考えの受験生及び保護者

内容
体育祭の様子をご自由にご見学いただけます。
また、特設テントにて個別相談を承ります。
当日は、下記の時間帯に校内見学(所要時間20分程度)を行います。
ご希望の方は、個別相談特設テント前にお集まりください。
1回目  9:30
2回目 10:30
3回目 13:30

お問合せ
洗足学園中学校事務局
e-mail ao@jh-staff.senzoku.ac.jp

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2024.04.08

健康診断を行いました

4月6日(土)に2024年度の健康診断が行われました。

中学1年生にとっては初めての健康診断です。
入学後2日目の中1生は、少し緊張した面持ちながらも、身体測定・歯科・眼科・視力検査・耳鼻科・聴力検査・内科・心電図の各検査に臨んでいました。
その緊張も次第に解けて、各種検査を待っている際に、昨日のオリエンテーションで打ち解けたクラスメイトたちと楽し気に会話をしている姿が大変印象的でした。

全生徒にとって健康的に学園生活を送ることは大切なことです。
この日の健康診断を通して、生徒たちは健康への関心を高め、健康管理をきちんと行うという意識を改めて持つきっかけを得たようです。
また、このような機会から、生徒たちは社会で必要なコミュニケーション能力を自然と身に着けていきます。

今週からはいよいよ2024年度の授業がスタートします。
本年度もNEWS&TOPICSでは、生徒たちの生活の様子をお伝えして参ります。

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2024.04.05

新年度・新学期がスタートしました

本校では本日より新年度・新学期がスタートしました。
生徒たちは新しいクラス、新しい級友との出会いにワクワクしながら、教室へと向かいました。

本日は、昨日入学した中学1年以外の5学年の始業式が行われました。
先月の終業式に続き2024年度1学期の始業式は、中学の部と高校の部の2部に分け、大講堂で執り行われました。

離着任式に引き続いて行われた始業式では、はじめに校歌の斉唱が行われました。
生徒たちの心のこもった歌声が大講堂に響きました。

続いて、宮阪校長先生からのお話がありました。
校長先生は始めに、この春に開催されたジャパンメトロポリタン模擬国連大会、海外語学研修、部活動の公演「春フェス」といった生徒たちの活躍を挙げられ、その充実した内容と成果を賞賛されました。
そして、新年度を迎えるにあたって、今年100周年を迎える洗足学園の創立者前田若尾先生のお話しをされました。

1924年、関東大震災の翌年に「これからは女性が自立する時代、その自立のための学びの場を設けたい」という高い志によりつくられた小さな学び舎。
わずか6人からスタートした学園ですが、その道のりは険しいもので、戦争で校舎が焼失することもありました。
しかし、若尾先生は強い信念を持ってくじけなかったと校長先生は話されました。
その信念とは「正しいことをしっかりと行っていかなければならない」というものであり、生徒たちには「正しい目標」をもって進んでもらいたいと語りかけました。

その創立者の志が「理想高遠 実行卑近」という標語として、「自立・挑戦・奉仕」という精神として生徒の皆さんに受け継がれています。
これまでの100年で洗足は大きく変わったが、これからはもっともっと変わると校長先生は断言されました。
それは、生徒ひとりひとりが、チャレンジ精神を持って何ができるかを考えているからと語られました。
最後に校長先生は、全ての生徒たちを心から誇りに思っていると述べられ、話を結ばれました。
生徒たちは校長先生の一言一言を胸に刻んで聴いていました。

続いて、学外活動で活躍した生徒の表彰、本年度の体育祭実行委員、体育祭応援団の任命式が執り行われました。
校長先生より任命書を受け取った生徒たちからは、これからの活動にかける気迫が伝わってきました。
任命書受領後、体育祭実行委員長より全校生徒に体育祭に向けての抱負が語られました。

最後に生徒会を代表して、高校の部では新たに生徒会長となった高校2年のN.Yさんからの話がありました。
生徒会長のNさんは、創立100周年を迎えるにあたって、歴史から学ぶことが多いことを話しました。
そして、社会に目に向けることの大切さを生徒たちに呼びかけ、「今できることは少なくても、世界を良い方向にしていきたいと思います」と決意を語りました。
一人一人は微力でも力を合わせれば大きな力になるというNさんの力強い言葉に、生徒たちは目を輝かせて共感していました。

生徒も教員も、新たなスタートに胸躍る一日となりました。

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2024.04.04

中学入学式を行いました

4月4日(木)、洗足学園中学校の入学式が挙行されました。
真新しい緑の制服に身を包み、新入生たちは期待に胸を膨らませて登校いたしました。
教室で入学式の説明を受けたのち、新入生は式場となる前田ホールに向かいました。
一足先に会場に入場していた保護者の温かい拍手に迎えられ、新入生たちは堂々と胸を張ってホールに入場しました。

華やかなファンファーレの音と共に開式した入学式。
洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団による伴奏のもと、国歌が斉唱されました。
担任の先生による呼名、宮阪校長先生からの式辞、霊南坂教会の後宮敬爾主任牧師の講話に続き、新入生代表から誓いの言葉が述べられました。
新入生代表のM.Kさんの言葉は、その場にいた全員の心に響く、素晴らしい言葉でした。
Mさんの誓いの言葉を紹介いたします。

「誓いの言葉」

洗足学園の創立100周年の節目となる2024年4月、私たち265名の新入生は、洗足学園中学校の入学式を迎えることができました。
大変だった受験を乗り越え、憧れの洗足生となり、緑の制服を着て通える喜びに溢れています。

これからの6年間、勉強や部活動に励み、様々な行事で多くの仲間とともに協力し合う大切さを学び、日々の充実した学園生活を送っていきたいと思います。
その中でも、彩羽祭は見学で訪れたとき、各団体の公演や出し物、展示作品の完成度の高さに圧倒され、楽しい時間を過ごすことができました。
今度は私たちがお迎えする側となり、彩羽祭に来た人たちに楽しんでもらえるよう、盛り上げていきたいです。

はじめてのことばかりでわからないことや戸惑うことも多いと思います。
そんな時は先生方、先輩方、どうぞ温かく手を差し伸べてください。
また私たちがここまで頑張ってこられたのはいつも温かい愛情を持って、時に優しく、時に厳しく支えてくれた家族のおかげです。
ありがとうございます。

最後に私たちは、いつも見守ってくださる方々への感謝と洗足学園の恵まれた環境で勉強できるありがたさを忘れずに、チャレンジ精神を常に持ち、苦手なことや困難なことにも前向きに取り組み、新しいことにも果敢に挑戦していくことを誓います。

2024年4月4日 新入生代表 M.K

校歌斉唱では合唱部の在校生たちが、新入生とともに心を込めて校歌を歌いました。
入学式のフィナーレは、洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団によるお祝いの曲「威風堂々」の演奏です。
全力で準備してきた在校生の渾身の演奏に、参列した新入生・保護者からは心のこもった大きな拍手が送られました。

入学式後は、各クラスに分かれて担任の先生によるホームルームが行われました。
担任の先生たちは、わかりやすく学級の運営方針やこれからの学園生活についての話をしていました。

いよいよ新生活のスタート。
新入生にとってかけがえのない6年間がはじまります。
新入生の表情は入学前の期待と不安が入り混じった気持ちから、この入学式を通して大きな希望をもって洗足学園の第一歩を踏み出そうという決意に満ちた気持ちに切り替わったように見受けられました。
教職員一同、新入生の学園生活が素晴らしいものとなるよう、全力を尽くしていきます。

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2024.04.03

国際地学オリンピック日本代表に本校生徒が選出されました

本校高校3年N.Mさんが、「国際地学オリンピック」日本代表4名の内の1名に選出されました。

「国際地学オリンピック」は、高校生を主な対象とした地学の問題を解く能力を競う国際大会です。
地学分野に秀でた生徒の発掘と地学学習の促進、そして地学を通じての国際交流・協力の促進を主な目的として、世界各地で毎年開催されています。

Nさんは、NPO法人地学オリンピック日本委員会が主催する「日本地学オリンピック」において、1次、2次予選を優秀な成績で突破。
今年3月に開催された本選に出場し、本選成績上位10名が国際大会代表の座を競う国内最終選抜に出場しました。

最終選抜では英語でのディスカッションと、日本語での面接がありました。
Nさんは、「私は帰国生ではないので、英語に関しては洗足の英語教育に助けられました」と報告に訪れた校長室で語ってくれました。
日本語での面接では、部活動や文化祭などの経験をアピールしたとのこと。
本選における岩石・鉱物・化石鑑定試験では、洗足の理科室にある標本を見て対策したと話してくれました。

国際地学オリンピックは、今年8月8日~16日に中国・北京で開催される予定です。
Nさんの今後の益々の活躍に、期待が募ります。

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2024.04.02

第15回弦楽合奏部定期演奏会が行われます

本年度も、弦楽合奏部の定期演奏会が洗足学園前田ホールで行われます。
一流の音楽環境で演奏できるのも、洗足学園の魅力の一つです。
弦楽合奏部は指揮者を設けず、コンサートミストレスの動きに部員全員が合わせて演奏しています。
弦楽器のあたたかい演奏を、多くの来場者に感動してもらえるよう、部員たちは日々練習に励んでいます。

受験生・保護者の皆様もご来場いただけます。
お誘い合わせの上、是非お越しいただければと思います。

日 時:4月13日(土) 15:30開場 16:00開演(1時間程度の公演となります)
場 所:洗足学園 前田ホール
入場料:無料
問い合わせ先:044-856-2777(弦楽合奏部顧問 大田・柳元)
曲目:インディージョーンズメドレー
   タイタニックメドレー
   弦楽のための交響曲第2番/メンデルスゾーン、オリエンタルウィンド 他

※整理券等はございません。
※定期演奏会のチラシはこちらからご覧ください。

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2024.04.01

「いのちの授業」が産経新聞に掲載されました

3月6日に本校内で実施された中学2年「いのちの授業」が、3月30日(土)の産経新聞に掲載されました。

神奈川県立こども医療センター新生児科部長の豊島勝昭先生のよる本校生徒たちへの講演の内容が、詳細な記事となっています。
豊島先生の立つ新生児医療の最前線の厳しい現実の中で、赤ちゃんとご家族、医師や看護師をはじめとしたスタッフの心と心の繋がりへの生徒たちの思いが記事から伝わってきます。

この記事は、WEB版でもご覧いただくことができます。
こちらのリンクより是非お読みいただければと思います。

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2024.03.29

フィルハーモニー管弦楽団が定期演奏会を行いました

洗足学園には、既存のクラブの枠を超えて、誰もが入部できる特別団体「洗足学園中学高等学校フィルハーモニー管弦楽団」(通称「S-Orch.」)があります。
3月25日(月)、「S-Orch.」の第16回定期演奏会が、洗足学園前田ホールにて開催されました。
通常のクラブと兼部している生徒も多く、週1回土曜日という限られた時間ではありましたが、この日に向けて団員の生徒たちは全力で練習を積み重ねてきました。

定期演奏会では、日本が誇る世界的指揮者であり、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授の秋山和慶先生が指揮をされました。
練習初日には、今年指揮者生活60周年を迎える秋山先生に、出演団員全員からの色紙をプレゼントいたしました。

演奏会のプログラムは以下の通りです。
ヨハン・シュトラウス1世「ラデツキー行進曲 作品228」
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー「バレエ組曲『くるみ割り人形』作品71aより」
ジョルジュ・ビゼー「『アルルの女』第一組曲より」
ルロイ・アンダーソン「舞踏会の美女」
ルロイ・アンダーソン「セレナータ」
ジョルジュ・ビゼー「『カルメン』第一組曲より」
アラン・メンケン「美女と野獣」

満席となった前田ホールで、秋山先生の指揮のもと演奏する生徒たちの姿は、実に生き生きとしていました。
そして、その音色がハーモニーとなって聴く者すべての心に響きわたりました。

団員たちの心のこもった演奏に、その場にいる誰もが感動に包まれた素晴らしい演奏会でした。

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2024.03.28

教員研修2日目の様子をお伝えいたします

昨日に引き続き、本日行われた教員研修2日目の様子を紹介いたします。

2日目の午前は、教科に関する研修が行われました。
洗足学園では、新たな学習指導要領のもと、各教科独自のカリキュラムを組んで授業を行っています。
しかし、一度策定したものをそのまま続けるのではなく、常にブラッシュアップを行い、より良いものを目指していくのが洗足流です。
教科研修では生徒たちの学力向上を目指して、教科教授、カリキュラム、自己評価など多岐に渡るテーマで先生たちは研鑽を行っていました。
参加する教員一人一人が積極的に発言し、対話を行っていくグループワークショップ形式で研修は進行していきました。

午後は、「学年」の視点から新年度の取り組みに関して、ディスカッションを行いました。
生徒たちのリテラシー能力・コンピテンシー能力をどのように伸ばしていくか、生徒たちの成長に向けてどのようにアプローチを行っていくか、各学年とも白熱した話し合いが行われました。
そして、各学年の話し合いの中で導き出された新年度の取り組みを、全体会で共有していきました。
本校では、こうした教員間の徹底した情報と認識の共有を通して、「自立・挑戦・奉仕」という建学の精神(「不易」)に、社会の変化に応じた取り組み(「流行」)を組み合わせ、常に新しい教育を実践していきます。

2日間の研修を通じて、エネルギーに溢れる先生たちの取り組みから、今よりもっと良い教育をという意気込みが感じられました。
新年度も、洗足学園の教育は進化していきます。

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