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2024.12.20

2学期終業式が行われました

12月19日、本校では2学期終業の日を迎えました。
NEWS&TOPICSでは、終業式の様子をお伝えいたします。

この日は、中学の部と高校の部に分かれて終業式が行われました。
登壇した宮阪校長先生は、終業式冒頭で斉唱された校歌を取り上げられ、学園創立100周年を迎えた今年、どのような思いで創立者の前田若尾先生が学園を創ったかを実感した1年であったと振り返られました。
そして、各学年の1年の取り組みを挙げられ、その頑張りを称えられました。

次に、校長先生は「初めてのことへの挑戦」をテーマにお話しをされました。
新年に、今年は「初めてのことに挑戦しよう」と思い立った校長先生は、その一つに「初めての場所への訪問」を選ばれ、四万十川に行かれたそうです。
写真やテレビでは伝わらない自然の雄大さとそんな中でも普通に生活を送る現地の人々に、大変な感動を覚えた校長先生は、この経験から「世界が広がった」ことを実感されました。
日常の初めてのこと全てが「挑戦」であり、その積み重ねが自信につながり、「明日の自分」になっていることを語られ、「挑戦」の素晴らしさを生徒たちに伝えられました。

「挑戦」の気持ちを持ち、洗足学園創立101年となる2025年を迎えられるよう、この冬休みを活用してもらいたいと話され、エールを送りました。
生徒たちは、校長先生の一言一言を胸に刻んで聴いていました。

次に、学期中に活躍した部活動や学外活動参加者の表彰が行われました。
大講堂の舞台で校長先生から表彰状を手渡される生徒たちの表情は、大変誇らしげでした。

続いて、学外活動で活躍した生徒たちの発表が行われました。
終業式では、「トビタテ留学JAPAN」プログラムに応募、選出され、海外留学を行った生徒2名が登壇し、活動報告を行いました。
カナダのトロントに留学した生徒は「細胞性食品の普及」をテーマに、フィリピンのセブ島に留学した生徒は「日本とフィリピンの地域医療の違い」をテーマに、それぞれが活動から得られた経験、学んだ内容を、工夫されたスライドでわかりやすく紹介していました。
聴講していた生徒たちの身を乗り出し聴いている姿が、大変印象的でした。

最後に生徒会より、中学の部では生徒会副会長が、高校の部では生徒会長が登壇し、冬休み、そして2025年に向けての抱負を語りました。
中学の部で登壇した生徒会副会長の中学3年Kさんは、パリオリンピックで金メダルに輝いた北口榛花選手を取り上げて話しました。
様々な体験から自分の興味あるものが見つかることを語り、冬休みを絶好の体験の場にしてもらいたいと生徒たちに訴えました。
その言葉に、生徒たちの誰もが頷いていました。

本日から迎える冬休み、しっかりとした目的意識を持ち、有意義な時間を生徒たちには過ごしてもらいたい思います。

2024年のNEWS&TOPICSは本日の記事で最後となります。
今年一年ご覧いただきまして、心より感謝申し上げます。
新年は1月6日(月)より記事の掲載を行って参ります。
来年も本校の教育活動をわかりやすく皆様にお届けできるよう、努めて参ります。
どうぞ良いお年をお迎えください。

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2024.12.19

日本経済新聞に本校の教育が掲載されました

12月17日(火)の日本経済新聞朝刊紙面並びにWEB版記事に、本校の教育が取り上げられ、掲載されました。

「教育 進化論」と題された記事の中で、本校の理系志望者の増加の状況や目指す教育の方向、そして生徒たちの取り組みとして「数学研究会」の活動の様子が紹介されています。

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2024.12.18

合唱部が朝のクリスマスミニコンサートを行いました

12月16日(月)の登校時間に、合唱部がクリスマスコンサートを行いました。

清々しい朝のひと時に、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムには、合唱部の美しい歌声が響き渡りました。
部員たちはアトリウムのスロープに立ち、胸を張って美声を響かせました。
歌声に心を込めた合唱部の生徒たちの爽やかな笑顔が大変印象的でした。

マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」をはじめとした定番のクリスマスソングから、「Dizdizka Zeruan(輝く天に)」、「ジングルベル」、「きよしこの夜」に至るまで、この時期ならでは曲に、生徒も教職員も心躍る様子で聴き入っていました。
合唱部の生徒たちの気持ちのこもった素晴らしい歌声が、聴く者すべての心に感動と共に届きました。

音楽に溢れる環境も本校の特徴の一つです。
活力に満ちた1日が素晴らしい歌声とともに始まったこの日となりました。

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2024.12.17

入試問題体験会を行いました

12月14日(土)、本校では2025年度中学入試に向けた入試問題体験会を行いました。
児童・保護者合わせて約1,200名を超える皆様が来校されました。

受験生の皆さんは、本番の試験会場となる教室において、試験当日と同じレイアウトの座席で、国語・算数・社会・理科の模擬問題を解きました。
これまで幾多の困難な状況を乗り越えて、受験に向き合い頑張ってきた受験生の皆さんの努力は、並大抵ではなかったはずです。
真剣に模擬問題に取り組むその姿は崇高なものでした。
心より敬意を表したいと思います。

保護者向けには、受験に際して、出願から入試当日に至るまでの流れの説明が、大講堂で行われました。
その後、国語・算数・社会・理科の各教科の模擬問題の解説と試験問題に関する説明が、動画で放映されました。
受験生向けには、本年度より4教科それぞれの担当者が、ライブでの問題解説を行いました。

模擬問題と解答例、動画解説は、以下のページよりダウンロード及びご視聴いただけます。

入試情報特設サイト

受験生の皆さんは、入試当日に向けて体調に気をつけて、悔いの残らない一日一日を過ごしてもらいたいと思います。
洗足学園は、皆さんを心から応援しています。

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2024.12.16

入試問題体験会の問題用紙、解答用紙、解答例、解説動画を掲載しました

12月14日(土)に開催いたしました「入試問題体験会」の問題用紙、解答用紙、解答例、解説動画を、「入試情報特設ページ」に掲載いたしました。
入試情報特設ページは、上のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。

なお、国語の模擬問題は著作権の関係で一部掲載できない部分がございます。
当日ご参加いただけなかった小学校6年生のご家庭で、問題冊子が必要な方は、メールにてご請求ください。
その際は、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレスをご記入ください。
ご記入いただいたメールアドレス宛に、国語の問題冊子のPDFファイルを送信させていただきます。
2024年12月25日(水)~2025年1月6日(月)に頂戴したご請求は1月7日(火)より順次対応させていただきます。
(請求先メールアドレス ao@jh-staff.senzoku.ac.jp)

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2024.12.13

年末の大掃除を行いました

2学期も残り僅かとなり、本校でも終業式が来週に迫りました。
本日は、今年も大変お世話になった校舎をきれいにし、新たな気持ちで新年を迎えられるよう、全校挙げて大掃除を行いました。

中学1年生の教室を覗くと、机・椅子、ホワイトボードを丁寧に磨き上げている生徒たちの姿がありました。
床や壁の汚れが水拭きでみるみる取れていくと、生徒たちの表情は自然と笑顔になっていきます。
清掃活動を通じて、奉仕の精神をはじめ、机上ではなかなか得られない大切な心を生徒たちは学んでいきます。

明日は、小学校6年生対象の入試問題体験会が行われます。
懸命に受験に向かって頑張っている受験生を少しでも応援しようと、生徒たちは心を込めて掃除を行っていました。
受験生の皆さんは、在校生が心を込めて清掃した綺麗な教室で本番さながらに模擬問題を解き、中学入試に備えていただければと思います。

受験生の皆さんは、不安とも戦っていると思います。
皆さんのこれまでの努力は何があっても消えるものではありません。
自分を信じて、自分に自信を持ってください。
洗足学園は皆さんの頑張りを心から応援しています。

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2024.12.12

中学入学試験における震災や大雪、交通機関の乱れへの対応について

受験生の皆さん・保護者の皆様

 

受験生の皆さんは日々中学入試に向けて頑張っておられることと思います。

さて、東日本大震災の経験から、私たちはいつそのような天変地異に見舞われるかわかりません。それが大事な受験の日ということもありえます。

洗足学園では以下の対応を取り、皆さんの受験に対して万全の態勢でお迎えできるよう準備を整えています。

 

〇震災における対応

神奈川県と東京都の私立中学校・高等学校では、もしもの場合に備え、皆さんが安全にそして安心して受験できる体制を準備しています。

1 軽微な地震によって電車が遅れた時には、各学校が試験の時間を変更するなどして対応することがあります。洗足学園の場合は下記の「〇大雪や公共交通機関の予期せぬ乱れへの対応」をとりますので、ご参照ください。

2 ほぼ全ての電車が止まり、動き出す見込みがたたないような大きな地震が起こった時には、神奈川県と東京都の全ての私立中学校・高等学校は、予定されている入試を全て中止し、後日、一斉に繰り下げて再開することで、皆さんが混乱しないようにします。

地震が起きたら慌てずに、まずは必ず洗足学園中学校のホームページで対応を確認してください。

 

〇大雪や公共交通機関の予期せぬ乱れへの対応

1 洗足学園では常に公共交通機関の運行情報を確認しています。大雪やその他の理由で公共交通機関(鉄道)の運行が予期せず乱れ、集合時間に間に合わない場合でも受験生・保護者から本校に連絡を入れる必要はありません。(バスの運行の乱れに関しては把握が難しいため、本校へご連絡をお願いいたします。)

2 公共交通機関の運行が乱れ、受験生の到着が遅れることが予想される場合は、遅れてきた受験生を対象に時差受験で対応をいたします。

3 時差受験とは交通機関の遅れなどの理由で試験会場に遅れて到着した受験生を対象に、既に会場に到着している受験生とは別に時差をつけて時間を遅らせて試験を実施する受験のことです。試験開始時間は遅れますが、試験の実施時間、試験と試験の間の休憩時間は予定通りといたします。終了時間も開始時間の遅れに伴い、予定より遅れての終了となります。

4 時差受験の際は、午後入試を実施する他校に本校から連絡を入れ、配慮をお願いするなど、できる限りのことをいたします。

5 洗足学園の対応は随時ホームページに掲載をいたしますので、必ずご確認ください。

 

洗足学園中学校ホームページ https://www.senzoku-gakuen.ed.jp/

 

以上となります。

受験生の皆さんの頑張りを洗足学園は応援しています。

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2024.12.11

SKYLIGHT READING ROOMでの生徒たちの頑張り

2022年に生まれ変わった図書館の「SKYLIGHT READING ROOM」。
知の宝庫としての図書館の役割に加えて、自習室として生徒たちの学園生活に欠かせない施設として活用されています。
高校3年生と既卒生は夜の21時まで、70席を超える自習スペースを利用することが可能です。

本日は、SKYLIGHT READING ROOMで直向きに努力を続ける高3生たちの姿を紹介します。

朝、開門から間もない7時30分頃に訪れると、天井も壁もすべてガラス張りの「SKYLIGHT READING ROOM」には、その名の通り空より柔らかな光が降り注いでいました。
そんな清々しくも温かい空間で、ブラウン色に塗装された机に参考書や演習問題を広げ、高3生たちは集中して朝の学びに取り組んでいました。
また、MAC PROの置かれたコーナーでは、PCを活用しながら学びを進める生徒たちもいました。

夜の帳が降りた18時過ぎに、再度訪れると、ガラスの向こうの闇とは対照的に隅々まで明るく照らされた空間で、高3生たちは自らの課題に取り組んでいました。
筆記用具を動かす音だけが微かに聞こえる静寂の中、黙々と机に向き合う生徒たちの姿が大変印象的でした。

これからますます寒さが厳しくなりますが、体調をしっかり整え、自らの夢に向かって悔いのない時間を過ごしてほしいと思います。

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2024.12.10

cookpadとの特別授業を行っています

本校では積極的に企業や大学とコラボレーションを行い、生徒たちへの授業を行っています。
1学期に引き続き、クックパッド株式会社とタッグを組み、食育のコラボレーション特別授業を行っています。

クックパッド株式会社は、料理レシピ検索・投稿サービス「クックパッド」をはじめ、食にまつわる多角的な事業を展開している企業です。
国内のみならず、「クックパッド」のグローバルプラットフォームの展開は、世界76カ国、34言語という世界的な広がりを見せています。

今回は、12月7日(土)より17日(火)まで、高校2年が1クラスずつ「食」を学びの題材として、講義と調理実習のワークショップに臨みます。

今回のテーマは「洞察力」です。
生徒たちは7月に「創造力」をテーマとして、トマトパスタを作り上げました。
その際の振り返りや反省を踏まえて、さらに深く食材やレシピを考え、「洞察」という要素を取り入れ、新たなトマトパスタを目指していきます。
授業前半のワークショップは、「体力をつけたい女子高生にぴったりの朝昼晩献立」を考えることからスタートしました。
生徒たちは、自分の考えをワークシートに真剣な表情で記入していきます。

授業後半は、いよいよ調理実習です。
前回の経験を生かし、「洞察力」を活用したトマトパスタの調理に挑戦しました。
単にスパゲティを作るのではなく、パスタや具材の持つ特性や調理の持つ役割・影響についてを考えながら実習に臨みます。
生徒たちは「健康な食について考える」といったことをはじめ、様々なアプローチで「食」への理解と思考を深めていきました。

今後も洗足学園では、社会を幅広い視野・視点で考える授業を展開して参ります。

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2024.12.09

2学期期末考査の答案返却が行われています

本校では先週土曜日より3日間の日程で、全学年で2学期期末考査(高校3年は卒業考査)の答案返却が行われています。

教室を訪れてみると、先生から採点された答案を神妙な面持ちで生徒たちは受け取っていました。
答案の点数に一喜一憂するのではなく、自分にとって何が理解でき、何が不足していたのか、客観的に分析することが重要です。
期末考査の答案返却は、一部の教科を除いて1科目50分間とういう時間で行われます。
この時間を用いて、返却後、先生の解説がじっくりと行われます。
解説を聞きながら、生徒たちは答案と模範解答、ノートを机いっぱいに広げて、重要な点を書きとめていきます。

答案返却後、直しノートを生徒たちは作成していきます。
今回の考査を次に生かしていくために、直しノートの作成を通して、自分の弱点を把握していきます。
弱点の克服に向け、これから迎える冬休みにどのような学習をしていくべきか、生徒たちは真剣に考えている様子でした。

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2024.12.06

12月のアトリウム展示作品を紹介いたします

本日は、12月のアトリウムをクリスマスの装飾として置かれたポインセチアと共に彩る生徒たちの作品を紹介いたします。

現在展示されている作品は、中学1年生の美術の授業で制作された作品です。
「紙で空想の植物をつくろう」という課題のもと、中1生たちは絵の具を使って、マーブリング等の様々な技法で色紙を作りました。
その色紙を利用し、想像力を生かして空想の植物を立体作品として作り上げています。
カラフルな色彩、独創的な形状など、生徒たちのイマジネーションの豊富さには驚かされます。

WEB上ではありますが、生徒たちの作品をどうぞお楽しみください。

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2024.12.05

高2 キャリア形成に向けた企画を行いました

高校2年では11月26日に、進路委員の生徒たちによるキャリア形成に向けた企画を実施しました。

10月末に修学旅行が終了し、いよいよ洗足学園での最終学年を迎える準備が本格化する中、「希望するキャリアの形成に向けて、友人たちはどのような取り組みをしているのかを知ってみたい」という生徒たちの声から、今回の企画が始動しました。

はじめに、生徒たちは4〜6人のグループに分かれ、各自の学びに関する悩みや思いを模造紙に書き出しました。
どのグループもたくさんの思いを綴っており、中には「こんな単純なことで悩んでいて大丈夫か不安だったが、そのように思っている人が周囲にいるとわかっただけで安心した」という声もあがっていました。

その後は、各グループが記入した模造紙をワールドカフェ形式で自由に閲覧し、書かれている悩みや質問に対しての回答を各自で記入するという形で進行しました。
生徒たちの回答は、時にはユーモアを交えつつも、真剣に答えたものばかりでした。

キャリア形成のためには、1人1人が努力をし続けることが大切です。
その上で、本校では生徒たちの希望を実現するため、生徒と学校が一丸となって努力する環境づくりをしています。
今回の企画は、生徒自身がそのような環境づくりを担っていきたいという熱い思いがうかがえる機会となりました。

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2024.12.04

中1・中2 特別授業を実施しています

本校では考査後の特別授業を、2学期中間考査後に続き、期末考査後にも実施しています。

12月3日(火)までで期末考査を終了した中学1年・2年では、12月4日(水)に特別授業が行われています。
定期考査は、「準備期間」「考査期間中」「終了後」のそれぞれのタームに、学力を伸ばすチャンスがあります。
そのチャンスを逃すことなく掴み、生徒たちが自身で努力していけるようにサポートを行っていくことが重要です。

本日は、中学1年、2年ともに1日かけて「数学」「英語」の特別授業が実施されました。
両教科ともに満点答案を目指し、生徒たちは様々な取り組みを行っていきます。

教室では自らが間違えた考査の問題の解き直しを行い満点答案を作成し、更には考査の問題の類題に取り組んでいきます。
疑問点は即座に解消できるようにすることが大切です。
クラスメイトと情報を交換しながら、グループワーク形式で課題に取り組んでいる生徒たちの姿もありました。
また、卒業生や先生に積極的に質問を行っていました。

一方、講堂では、生徒たちは各教科の先生からの解説を受けていました。
スクリーンに映し出される解法へのプロセスと先生の言葉を懸命にノートに書き込んでいきます。
7日(土)からは英数以外の教科の答案返却が各教科の授業内で行われ、先生の解説のもと生徒たちは満点答案を目指していきます。

本校では生徒たちが自らの力で学んでいけるよう、常に最新の教育を実践しています。

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2024.12.03

中1 理科特別授業が行われました

本日は、中学1年の理科特別授業として実施した講演会の様子をお伝えします。

これまでの地学分野の授業の総復習・総まとめとして、気象庁より講師の先生をお招きして講演会を行いました。
担当していただいた講師は、本校卒業生で気象庁地震火山部に勤務されている鈴木里菜さんです。
鈴木さんは、後輩たちへの講演ということで、自身の洗足時代のお話や、現在の職業に就く契機となった東日本大震災の体験談も話してくださいました。

地震・津波・噴火が起こるメカニズム、自然災害に対する気象庁の監視体制、監視のために使用されている傾斜計・GNSS(全地球航法衛星システム)・空振計・気象衛星ひまわりの技術など、多分野にわたってのお話しに、生徒たちは真剣な表情で聞き入っていました。
専門的なレベルの内容でしたが、鈴木さんは動画やイラストを交えて、中学1年生にもわかりやすく語りかけてくれました。

講演終了後の生徒たちからの感想文には、授業で教わった知識が実社会でも活用されて私たちの生活の安全を守っていることや、洗足学園の卒業生が活躍している姿に憧れを抱いたことなどが綴られていました。

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2024.12.02

2学期期末考査を行っています

本校では、11月29日(金)より全学年で2学期期末考査(高校3年は卒業考査)が行われています。

2学期は彩羽祭や修学旅行をはじめとした宿泊行事など、行事面で大変充実した学期となりました。
一方で、秋が深まる中、落ち着いて学習に取り組むことができた学期でもありました。
生徒たちは授業に集中して取り組んでおり、その成果を期末考査で発揮するべく、家庭での学習にも励んでいました。

試験を受けている生徒たちの懸命な姿には、これまでの頑張りを発揮しようという迫力がありました。
目標に向かって努力する姿勢は、今後の人生を歩んでいく上で大切な要素となるはずです。
一人一人が自分自身の目標を定めて努力してきたことが、試験に真剣に取り組む生徒たちの姿勢から伝わってきました。

期末考査(卒業考査)は水曜日まで(中1・中2は火曜日まで)実施されます。
考査実施後も、生徒の皆さんの懸命な努力が反映された考査結果を今後の学びの指針として役立てられるよう、フォローをしていきます。

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2024.11.29

2025年度帰国生入試の出願受付を開始しました

2025年1月11日(土)に実施される2025年度中学帰国生入試の出願受付を開始いたしました。
事前登録(マイページ登録)がまだの方は、以下のページにてから事前登録へお進みいただき、マイページを作成後にご出願ください。
こちらのページ内にある「事前登録はこちらから」のボタンを押し、事前登録を行ってください。

事前登録を既にお済ませの方はマイページにログインをしていただき、帰国生入試の出願受付にお進みください。
マイページへのログイン及びご出願はこちらのページより行ってください。

出願の詳しい説明は以下のページよりご確認ください。
WEB出願に関する詳しい説明はこちらからご覧ください。

なお、検定料のお支払いを完了した後に、出願方式の変更(A方式からB方式へ、B方式からA方式へ)はできませんので、この点をご留意の上ご出願をお願いいたします。
皆様のご出願をお待ちしております。

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2024.11.28

生徒によるパイプオルガンコンサートが行われました

隔週月曜日に開催される「TEA LIBRARY」でのお昼のパイプオルガンコンサート。
今年最後のコンサートが、11月25日(月)に開催されました。
今回は、生徒によるクリスマスパイプオルガンコンサートです。

本校では、各分野のエキスパートを招いて土曜日の午後の時間に、本校校舎2階に設置された女神ミネルヴァ像の名前を冠した「Minerva Seminars 教養講座」を開設しています。
この「Minerva Seminars 教養講座」の一つに「パイプオルガンを弾いてみよう」という講座があります。
紀元前3世紀に生まれ、鍵盤楽器の祖と言われるパイプオルガンは、その後の西洋音楽の礎となる存在です。
生徒たちはパイプオルガンを通して音楽の温故知新を理解し、「1台でオーケストラ」と称されるその音色の無限の可能性を感じながら、演奏の練習を行っています。
この講座を受講した中学1年・2年の生徒たちが、この日の主役です。

生徒たちの演奏した曲は以下の通りです。
「もろびと こぞりて」
「荒野のはてに」
J.S.バッハ「前奏曲 ト短調 BWV558」
J.パッヘルベル「カノン」

生徒たちの奏でるパイプオルガンの音色に、TEA LIBRARYに集った誰もが耳を傾け、その神秘的な響きに魅了されていました。
演奏が終了すると、TEA LIBRARYは割れんばかりの拍手に包まれました。

本校では、これからも「Minerva Seminars」を通じて身に着けた知恵や技能を広く発表する場を設けていきたいと思っております。

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2024.11.27

中3 修学旅行事後報告会を行いました 後編

10月22日から25日までの3泊4日の日程で行われた中学3年の修学旅行。
前回と今回の2回に渡って、事後学習の様子をお伝えしております。
後編の今回は、展示会と並行して行われた「講演会」の様子をレポートいたします。

大講堂を会場に、元国連事務次長の山本忠道氏による講演と、生徒たちとの質疑応答が行われました。
山本先生からは国連の歴史から現在の紛争まで、幅広く国際社会と平和に関して、ご自身の経験を交えてお話しくださいました。
質疑応答では、「アメリカのトランプ次期政権が国際社会に与える影響をどのようなものと考えますか」など生徒たちから次から次に鋭い質問が投げかけられましたが、山本先生は一つ一つ丁寧に答えられていました。
終了後、ミネルヴァカフェでは生徒有志が山本先生を囲み、真剣な表情でさらに踏み込んだ質問をしている姿が大変印象的でした。

中学3年では、事前学習期間を含め約半年間にわたり平和について深く学習して参りました。
今回の学びが、生徒たちの未来にきっと繋がることを確信した事後学習となりました。

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2024.11.26

中3 修学旅行事後報告会を行いました 前編

中学3年は、10月22日から25日までの3泊4日の日程で、九州方面へ修学旅行に行って参りました。
修学旅行で得た学びを今後に生かしていくため、11月9日(土)に事後学習として、修学旅行事後報告会を行いました。
本日は前編として、事後報告会で行った展示会についてレポートいたします。

この修学旅行事後報告会では、平和や長崎について、事前学習で学んでいた内容と現地で実際に学んだ内容をあわせてまとめるとともに、自分たちの考えを模造紙を使って表現しました。
展示内容は教室ごとに異なり、「長崎平和ツアー」、「フォトアドベンチャー」、「平和学習交流会」といったテーマに対して、担当した生徒たちがポスターセッションの形で発表を行いました。

展示の発表内容は、核兵器禁止条約をはじめとした平和への活動や平和記念碑など平和に関するもの、戦争を乗り越え前へ進み続ける長崎の歴史や現在の活動と今後の展望についてなど、多岐に渡りながらも、生徒たちは一人一人がテーマに真剣に向き合い、深く思考し、自分の考えを発信していました。
事後報告会に来場された保護者や教員へ説明を行う中で、自らの考えを深め、他の生徒たちの発表から新たな刺激を受けているようでした。

次回は後編として、事後報告会で展示会と並行して行われた講演会の様子をレポートいたします。
どうぞお楽しみに。

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2024.11.25

一般生対象学校説明会が開催されました

11月16日(土)、一般入試志望の受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は800人に迫る受験生、保護者が来校されました。

洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、洗足学園の創設者の思い・創立の理念から、現在の学園の教育内容・最新の取り組み、生徒の活躍に至るまで、自らが撮影した生徒たちの生き生きとした表情や活躍の姿をスクリーンに映し出しながら、説明いたしました。
愛情に満ち溢れた校長の説明に、会場からは自然と拍手が沸き上がりました。

続いて、高校1年生2名による研究論文の発表が行われました。
本校では、中学3年と高校2年で、探究活動の集大成として研究論文を執筆します。
生徒たちは、各々が興味を持ったテーマについて、仮説を立て、実験、取材、先行論文・参考資料分析などを行い、工夫を凝らした研究を論文にまとめていきます。
この日登壇した2名は中学3年次に執筆した研究論文の要旨をスライドにまとめ、各々7分間でプレゼンテーションを行いました。

T.Hさんの研究論文のテーマは「中頓別町のふるさと納税額を増やすには」です。
親族の住んでいる北海道中頓別町は、他の道内の市町村に比べふるさと納税の額が少ないことに着目し、その解決を目指して仮説を立て研究を進めてきました。
Tさんは、実際に中頓別町に論文を提出し、町役場・まちづくり協議会・ふるさと納税請負業者・返礼品提供事業者の4者の話し合いが行われるに至りました。

もう一人の登壇者であるH.Cさんの論文テーマは「モウセンゴケの捕虫メカニズムに対する考察」です。
食虫植物の捕食のメカニズムに、自ら構築した仮説で切り込みました。
理論に基づく精緻な実験での検証から得た結論は、大変説得力のあるものでした。

2名の生徒たちの飽くなき探究への姿勢に、来場した受験生・保護者は、洗足学園の「挑戦」の精神の本質を見出したようでした。
会場からは割れんばかりの惜しみない拍手が送られていました。

2025年度の一般入試の説明が担当者から行われた後、説明会は閉会となりました。
この説明会には、25名もの在校生の保護者、卒業生が駆けつけてくださり、説明会の運営にご協力いただきました。
説明会終了後、来場した多くの受験生・保護者が、在校生の保護者・卒業生に個別に相談をしている姿が、校舎のあちらこちらで見受けられました。

今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。

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