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2023.07.05

洗足学園のインターンシップ活動について紹介いたします

先週のNEWS&TOPICSの「高1 キャリア講演会」記事内で、本校では今夏、高校1年において生徒たちがインターンシップ活動に参加することを紹介いたしました。
本日はそのインターシップ活動に向けた取り組みをレポートいたします。

高校1年では6月の総合的な探究の時間において、夏期インターン活動の説明を行いました。
夏期インターン活動とは、キャリアプログラムの一環として、企業のもとに赴き、職業体験を行うという試みです。
普段の学校生活では得られない体験をし、2学期以降本格化する進路に関する選択に活かしていくことを目的にしています。

今年度は、金融、証券、商社、メーカー、コンサルタント、IT、研究職、開発職、法律事務所、シンクタンク、宇宙開発機関などの企業の協力を得て、多種多様なインターン先を用意することができました。
生徒たちは、インターン先の一覧表を食い入るように見つめ、目を輝かせながら教員の説明を書き留めていました。
興味関心のある企業を選ぶか、濃密なプログラムを用意している企業を選ぶか、また自分自身にとっても意外性のある企業を選ぶか。
真剣に考えている生徒たちの姿に、頼もしさを感じました。

自分のキャリアを見据えて、様々な経験を積むひと夏にしてほしいと思います。

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2023.07.04

高2 修学旅行に向けた取り組み

本校では、中学3年次と高校2年次に修学旅行を実施しています。
10月に中学3年生たちは九州の地を、高校2年生たちは関西の地を訪れます。
本日は、秋の修学旅行に向け、着々と準備を進めている高校2年生たちの様子を紹介いたします。

本年度の高校2年修学旅行では、班別に自由に行程を設定する自由研修に加え、修学旅行委員の生徒たちが企画した5つのコースから1つを選択して行う、コース別研修を行います。
この日は、コース別研修の各コースについての生徒たちのプレゼンテーションが行われました。

5つのコースはそれぞれ、京都の伝統工芸や食文化に関する体験学習を行います。
それぞれのコースを企画した委員自ら、各コースで体験する内容や見学する施設の詳細の説明に熱弁をふるいました。
すべてのコースの説明が、「修学旅行でしかできない、とっておきの体験」の魅力をよく伝えており、その面白さはもちろんのこと、体験から何を学べるかについてよく知ることができるプレゼンテーションとなっていました。
「このコースを選んで後悔はさせません!」「最高の思い出を形に残すならこのコースしかありません!」とアピールする各修学旅行委員の発表に、どのコースの希望を提出するか、生徒たちは本当に悩ましかったようです。

修学旅行委員の生徒たちは、提出された希望を踏まえ、更に打ち合わせを重ねていきます。
より良い修学旅行を創りあげるべく、試行錯誤を重ねる生徒たちの努力は、確実に具体的な形を結びつつあります。

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2023.06.30

Stanford e-Japan Program優秀賞に選ばれた生徒の活躍

本校では、独自の教育の大きな柱の一つとして学外交流活動を掲げています。
本日は「Stanford e-Japan Program」を受講し、最終論文審査において優秀賞に選ばれた高校3年F.Rさんの活躍を紹介いたします。

「Stanford e-Japan Program」は、米国スタンフォード大学の国際異文化教育プログラム(SPICE)が、2015年から日本の高校生を対象に英語で実施している日米相互文化理解のためのオンライン講座です。
書類選考と面接に合格した高校生30名程が参加し、様々な分野の教授や専門家などによるライブ講義を受講します。
アメリカの教育・宗教、日米関係、第二次世界大戦、二国の文化比較、未来の日米関係などについて学び、クラスメイトとのディスカッションや課題に取り組んでいきます。

Fさんは、かつてイタリアに在住していた際に通学していたアメリカンスクールにて、異文化が混在してる環境で学んでいました。
この中で、ダイバーシティーの重要性を学んだFさん。
ダイバーシティーについて更に深く学び、この考え方を広く紹介していきたいという思いから、本プログラムへの参加を決意しました。

昨年9月から今年2月までの「Stanford e-Japan Program」での学びを経て、最終論文では「男女の格差」に関するエッセイを執筆し、提出しました。
Fさんの論文は高く評価され、優秀賞に選ばれました。
8月には授賞式に出席するため、スタンフォード大学に赴くFさん。
「将来は国連で働きたい」と報告に訪れた校長室で力強く語ってくれました。

NEWS&TOPICSでは、今後も生徒たちの活躍をレポートしていきます。

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2023.06.29

校内に七夕の飾りつけが行われました

洗足学園は「季節を感じられる学校」です。
春には学園に植えられた桜が見事に咲き誇り、新入生の入学をお祝いします。
5月には、正門をくぐり正面にある銀色に輝く「シルバーマウンテン」前に並べられた鯉幟が、爽やかな風を受けてたなびきます。
クリスマスシーズンや雛祭りの季節には、Minerva Cafeがクリスマスツリーや雛飾りで彩られます。

7月は七夕です。
来月の七夕に向けて、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに、生徒たちの願いが書かれた短冊を結びつけた笹が飾りつけられました。
短冊に書かれた願いには、中学1年生から高校3年生までの生徒たちのそれぞれの思いが込められていました。
 
「世界が平和でありますように」
「夏休み 勉強も 部活も 遊びも充実した生活をおくれますように」
「未来の自分が笑顔でありますように」
「理想の自分になれますように」
「家族全員が健康で幸せに暮らせますように」
「目標達成に向けて最後まで努力しきれますように」

生徒たちの願いがどれも実現しますように。
そして、その願いが実現できるよう学校として全力でサポートしていきたいと思います。

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2023.06.28

高1 キャリア講演会を行いました

6月22日(木)の総合的な探究の時間に、高校1年ではキャリア教育の一環として、起業家を招いての講演会を実施いたしました。
今回講演を行っていただいたのは、全国4000以上のクリニックにITサービスを提供している株式会社レイヤード 代表取締役社長 毛塚牧人氏です。

毛塚先生は、ご自身の歩みを具体的に話される中で、「起業する」という選択肢は特別なものではなくなってきていることを語られました。
これまでは、「起業する」という選択肢が視野になかったり、困難だという思い込みから敬遠したりしていた生徒も多くいたようです。
しかし、毛塚先生の親しくも明晰な語り口に、「もしかしたら私でも」「私ならどんな事業ができるだろう」といった積極的に「起業」について考える様子が見られました。
「起業」には多くの苦労が伴うことも講演の中で伝えられましたが、それ以上に生徒たちは、事業を通じて社会にコミットするという考え方に感銘を受けたようです。

質疑応答では、生徒たちの手が積極的に挙がり、起業に関する疑問を毛塚先生に投げかけていました。
高1生たちは夏休みに、実際に企業に赴くインターンシップ体験を行う予定です。
自らのキャリアについて考える機会も多い中で、今回の講演によってその視野は確実に広がったようです。

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2023.06.27

洗足ならではの授業の紹介~中3 国語編

リテラシー能力、コンピテンシー能力を育み、自らの人生をデザインできる力を培う洗足学園の授業。
前回に続き今回は、中学3年の現代文の授業での取り組みをご紹介いたします。

中学3年では、長崎への修学旅行に向けて学年全体の取り組みとして平和学習を行っています。
その一環として、現代文の授業において、「平和」を扱った本を持ち寄り、ビブリオバトルをおこないました。

それぞれがお気に入りの一冊を持ち寄り、班に分かれて本の魅力をプレゼンテーションしていきます。
小説だけではなく、実際の戦争体験を扱った本など、様々なジャンルの本が集まりました。
発表方法も様々で、印象に残ったセリフを読み上げている生徒もおり、発表への質問が活発に飛び交う白熱したやり取りが行われていました。
班ごとのプレゼンテーション終了後、各班で勝ち残った生徒がクラス全員に向けて発表を行い、最優秀本を決定していきました。
今まで知らなかった本に触れたことが、生徒たちの次の読書体験に確実につながっていきます。

本校の授業には、PDCA(Plan,Do,Check,Action)サイクルがあります。
今回の授業でも、生徒たちからは「準備したことを伝えきれなかった、次回があるならもっとシミュレーションをしてから臨みたい」といった声もあがっていました。
活動を振り返ることで、生徒たちは授業を通してPDCAサイクルを実践していきます。
これからも洗足学園の進化する授業を紹介していきます。

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2023.06.26

7月学校説明会追加募集のご案内

7月8日(土)に開催予定の「一般入試志望者対象学校説明会」は申込者多数の為、満席となっておりましたが、受入人数を増やし追加の予約を承ることといたしました。

各回25組、1日合計100組を追加で設け、6月28日(水)午前9時より受付を開始しております。
以下の詳細をご覧いただき申し込みいただければと思います。
(ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。)
こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。

本校にお越しいただき、洗足学園の教育をご理解いただければと思います。

 

一般入試志望者対象学校説明会

開催日
2023年7月8日(土)

開催時間
1回目 説明会: 9:00~ 9:45 校舎見学: 9:45~10:30
2回目 説明会:11:10~11:55 校舎見学:11:55~12:40
3回目 説明会:13:20~14:05 校舎見学:14:05~14:50
4回目 説明会:15:30~16:15 校舎見学:16:15~17:00
※1回目から4回目までの説明会の内容はすべて同じ内容となります。

定員   各回追加25組 1日合計100組
集合場所:洗足学園中学高等学校 大講堂
参加対象:本校の一般入試受験をお考えの受験生・保護者

説明会内容
・学校長ご挨拶・教育説明
・洗足学園の学力育成について
・在校生 学外交流活動の報告
・卒業生インタビュー
・2024年度一般入試について
※ご希望の方は校舎見学のご案内をいたします。
 
 
ご予約にあたって:
・より多くの受験生・保護者がご参加いただけるよう、当日の参加可能人数を1家庭最大2名とさせていただきます
・ご予約は1家庭1回のみとなります。複数回のご予約は承れません。
・6月授業見学会・帰国生入試志望者対象学校説明会にお申し込みの方も、ご予約は可能です。
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。
 
 

学校説明会の申し込み方法

追加分予約受付開始
2023年6月28日(水)AM9:00

予約受付終了
一般説明会 2023年7月 8日(土)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。

お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。

予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。

キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。

当日に関するご注意
・発熱や風邪の症状がある場合は、当日のご来校を見合わせてください。
・集合時間までに、中学高校校舎2階大講堂にお越しください。
・個別相談会はございません。校舎見学の際に担当者にご質問ください。

個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたします。

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2023.06.23

洗足ならではの授業の紹介~中2 社会編

不確実・不安定なこれからの時代を生き抜いていく力を6年間のカリキュラムの中で育て上げるべく、本校では各教科が工夫を凝らした授業を実施しております。
本日は、中学2年で行われた社会の授業内のグループ活動の様子をレポートいたします。

社会(世界/W)の授業では、今学期、資本主義社会の主役とされる株式会社について学習する中で、経済の仕組みを学んできました。
また、世界の大きな流れの学習を続ける中、世界で起こった経済危機を調査し、財政破綻を経験したアイスランドがいかにして復興してきたのかについて学習を行いました。

今回は、今までの学習内容をふまえ、各グループで世界経済や経済危機をテーマとし、問いを決め、「クラゲチャート」を用い、根拠を示しながら各班3分間のプレゼンテーションを行いました。
それぞれが面白く思ったトピックを深め、「株価が上昇している中、不景気であるという認識があるのはどういうことか」、「次に恐慌が起きるのはいつか」などの問いを設定し、問いへの答えにつながる根拠を示しながら、生徒たちは自分たちなりの考えを提示していました。

準備時間は、1コマ65分という限られた時間ながら、グループ内での対話を通し、結論を導き出そうとする姿勢には、授業担当の教員も目をみはるものがありました。
生徒たちに深い思考を促し、これからの社会を生き抜いていく力を本校では育成していきます。

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2023.06.21

俳句甲子園での生徒たちの健闘

第26回俳句甲子園全国高等学校俳句選手権大会に、高校1年生24名からなる4チームが参加しました。
俳句甲子園とは、5人1チームで俳句作品の点数と鑑賞の点数の合計で競う大会です。
俳句甲子園への参加は、洗足学園として初の挑戦となります。

生徒は、5月初旬から熱心に句作に取り組みました。
兼題は、「日永」「草餅」「ヒヤシンス」といずれも春の季語で、一部の生徒には馴染みがないものであったらしく、悪戦苦闘をしていました。
しかし、試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ句が出来上がっていき、自分の手を離れて一つの小宇宙が完成すると、大きな達成感を覚えたようです。

中間考査後からは俳句の鑑賞の練習にも取り組み、自主的に朝の時間に集まり、チームの俳句の良い点・悪い点に関して徹底的に議論する姿が見られました。
数か月前までは俳句の初歩すらも知らなかった生徒たちが、俳句の細部にまで切り込み、精緻に鑑賞する姿は、崇高なものが感じられました。

本番の6月11日(日)、生徒たちは、東京大会の会場である羽田空港第1ターミナルビルに赴きました。
東京大会は2会場に分かれ、各会場の優勝チームが全国大会への切符を手にします。
生徒たちは、最初こそ緊張した面持ちではありましたが、両会場のチームとも日頃の成果を十分に発揮し、初出場とは思えないほど闊達な質疑応答と鑑賞を見せてくれました。
彼女たちのみずみずしい俳句作品は、審査員から好評をいただき、本人たちは驚きながらも嬉しそうな表情を見せていました。

結果としては両会場のチームとも1勝2敗となり、残念ながら全国大会へ出場することは叶いませんでしたが、同好の士が切磋琢磨する環境から、多くのものを得たようです。
「来年度の俳句甲子園も出場し、全国大会を目指したいです。」と語る生徒たちは、学校に戻り早速、宮阪校長先生に学校公認団体立ち上げの申請を行いました。
生徒たちの今後の活躍から目が離せません。

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2023.06.20

書道部・写真部・文藝同好会の合同展示が行われました


本校では生徒の自治活動の大きな柱として、部活動・同好会活動が位置づけられています。
生徒たちは学業との両立を図りながら、活動に打ち込んでいます。
今回は文化部・文化系同好会から、書道部・写真部と文藝同好会の合同展示企画を紹介いたします。

普段より、身の周りにある何気ない風景の中にも物語を見出し、撮影を通じてそれを表現している写真部。
その写真部が撮影し、現像した写真に、書道部の生徒たちが毛筆で書いた「文字」を、文藝同好会の生徒たちが詩として表現した「ことば」を添えていきます。

木々とその間から差し込む光を切り取った写真には
「朝 目が覚める。
 顔を上げると木々の間から
 優しく静かな光が差していた。」

という詩が添えられていました。

映像とテクストが融合し、新たなジャンルの芸術として生み出された作品に、多くの生徒たちが足を止めて、真剣な眼差しで鑑賞をしていました。
生徒たちの意欲的な取り組みを今後もレポートしていきます。

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2023.06.19

紫陽祭(合唱コンクール)が行われました

準備の進捗状況を報告する実行委員長・副委員長

開催日前日に実行委員から校長先生に完成したパンフレットが手渡されました


6月17日(土)、中学行事の「紫陽祭」が開催されました。

昨年までの「紫陽祭」は、新型コロナウイルス感染症への対策として、各クラスが工夫を凝らしたダンスや演劇などの発表を行う行事として実施していましたが、今年度は待ちに待った「合唱コンクール」として開催されました。
「紫陽祭」というタイトルには、小さい花が集まって大きな花をつくる紫陽花のように、ひとり一人が集まって大きな力を生み出したいという生徒たちの想いが込められています。
ひとり一人の歌声が重なり、素晴らしいハーモニーとなる合唱にふさわしい行事名です。
そして、今年のテーマは「青春」です。
開催前にコンクールの準備の進捗状況の報告を行うため校長室を訪れた実行委員長のN.Sさんは、「『青春』の今しか感じられない思いをこの合唱コンクールにぶつけ、全力を出し合い、全力で楽しみ、洗足に新しい風を吹かせたいです」と意気込みを語ってくれました。

これまで中学の各クラスではグランプリを目指し、クラスで団結して練習を行い、当日に向けて努力を積み重ねてきました。
また、運営も実行委員長が中心となり、来場者の誘導、着座案内、司会進行、舞台裏進行など全てを生徒たちが行いました。
どのポジションにいる生徒たちも、全員が満面の笑顔で会場となる前田ホールで活躍をしていました。

各クラスの合唱は、単に声を合わせて歌うだけではなく、今自分たちの伝えたいことを歌声を通して表現していました。
中学1年生の初々しさ、中学2年生の向上心、中学3年生の情熱、どの学年、どのクラスの合唱にも特徴があり、それぞれのメッセージが伝わってくる歌声でした。

グランプリ、学年優秀賞、生徒賞に輝いたクラスも、惜しくも賞は逃したクラスも、「紫陽祭」への取り組みを通して、クラスの結束を強められたようでした。
そして、頼りになる高校生たちがいない中、見事に中学生だけでこの大舞台の運営を行った実行委員の生徒たちは、一回りも二回りも大きく成長していました。

生徒たちにとって挑戦の大切さを感じ、自立への大きな前進ができた1日となりました。

グランプリ   中学3年E組 自由曲「UNIVERSE」(藤原聡)
中学3年優秀賞 中学3年B組 自由曲「星影のエール」(GREEEEN)
中学2年優秀賞 中学2年C組 自由曲「キセキ」(GREEEEN)
中学1年優秀賞 中学1年D組 自由曲「夏色」(北川悠仁)
生徒賞     中学3年A組 自由曲「点描の唄」(大森元貴)
※生徒賞は、生徒による投票で選ばれる賞です。

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2023.06.16

慶應義塾大学と連携し食育の講座を実施しました

本校では積極的に大学や企業と連携し、幅広く特別講座を開設しています。
今回は、慶應義塾大学とコラボレーションし、食育に関する講座を開講しました。

6月3日(土)放課後、慶應義塾大学医学部化学教室の井上浩義教授、パティシエの大山栄蔵先生を講師にお迎えし、「日本人の食物繊維摂取とアンチエイジング」をテーマに講座を実施いたしました。
当日は食に興味関心のある生徒たちが参加し、大変な盛り上がりを見せました。

井上先生の講話では、ユーモラスかつデータを基にしたお話に、生徒たちは引き込まれ、その内容を熱心に書き留めていました。
適量の食物繊維の摂取は、大腸がんのリスクを半分近くに減らす働きもあるということを聞き、生徒たちは驚きの表情を見せていました。
また、食物繊維の不足分を補うことについて具体的なアドバイスもあり、自身の食生活をどのように改善するとよいかに思いを巡らせているようでした。
アンチエイジングの側面においても、摂取する食物が大きな影響を与えることを知り、改めて「食」の重要さについて考えさせられたようでした。

大山先生は、ショートケーキの作り方を実演してくださいました。
明るく、飾らない姿勢でケーキ作りについて教えていただき、生徒たちは熟練のパティシエならではの考え方を伺うことができました。
特に砂糖やバター、イチゴや生クリームなど、ケーキを作るのに欠かせない食材に関する詳細なお話は、大変興味深いものであったようです。
また、フランスでの修行時代のお話や長年の経験に裏打ちされた技術を披露してくださいました。
大山先生の鮮やかな手際に、生徒たちからは歓声があがっていました。

飢餓、フードロス、低い食料自給率、食料価格の高騰など、世界には食料をめぐる様々な問題が山積していますが、生徒たちには身近なことから「食」に対する意識を高める大変良い機会となりました。

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2023.06.15

中間考査後の特別授業~高校2年生編

昨日に引き続き本日は、中間考査後の特別授業に取り組んだ高校2年生たちの様子をお伝えいたします。

高校1年と同じく、中間考査を終えた翌日の5月26日(金)に特別授業を実施しました。
高校2年では特別授業として「中間考査問題分析会」を行いました。
国語・数学・英語・社会・理科の5科目の考査について、進路委員・教科委員の生徒たちのファシリテートのもと、生徒主体でディスカッションを行うというものです。

ディスカッションのテーマは各教科で異なりますが、例えば「数学」ではグループごとに割り当てられた問題の解法について議論を行い、理解を深めていきます。
問題を解く際の過程を共有することで、答えを導き出す過程と設問との対応関係や、ミスが起こりやすいポイントについての気付きなど、新たな発見を得ることができたようです。

どの教科の分析会でも、さらに学力を伸ばしていきたいという意欲が存分に感じられる活発な話し合いが行われていました。
高い志を持った友人たちと共に、互いに刺激し合って学べることも、洗足学園の大きな魅力の一つです。

生徒たちは、その後の授業内で行われた答案返却の際に、早速分析会での気付きを振り返りに活かしているようでした。
点数に一喜一憂するのではなく、次の学びにつなげていくため、課題意識をもって問題に取り組み直している様子が見受けられました。

出題の意図を推し量り、問われていることと持っている知識がどのように結びつくのかを考える「問題との対話力」は、これからの学びに必要な力です。
考査を通して得た生徒たちの深い学びが、今後に生かされることを期待しています。

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2023.06.14

中間考査後の特別授業~高校1年生編

先日のNEWS&TOPICSで取り上げました今年度からの新たな取り組みである中間考査後の「特別授業」。
記事では中学1年生・中学2年生の様子を紹介いたしましたが、高校生の取り組みも是非紹介してもらいたいとの声を頂戴しました。

そこで本日と明日の2回に分けて、高校1年生と高校2年生の取り組みを紹介いたします。
前編となる本日は、高校1年生の様子をレポートいたします。

5月26日(金)、前日まで行われた1学期中間考査の結果を踏まえ、終日行われた「特別講座」。
国語・数学・英語を中心に、各自が考査の結果より克服すべきことがあると感じた教科・科目の振り返りと直しを行っていきます。
教員や卒業生が廊下に待機し、わからない箇所があればすぐに質問ができる環境を作りました。
これまで質問に行く時間が取れず、わからないところをそのままにしてしまっていた生徒たちからは「質問も聞きに行きやすく、わからないところを解消できました。」との声が聞こえてきました。

直しや振り返りが十分にできた生徒たちには、レベルの高い入試問題を解く講座や「Chat GPT」について考察する講座など、普段の授業では取り扱わない内容に触れる講座が複数用意されました。
生徒たちは難題に頭を抱えながらも、チームで協力し合いながら、答えを導き出していました。

生徒たちにとって、自分の理解が不十分だった単元を見直す良い機会となった今回の特別授業。
7月には期末考査が実施されます。
今回の特別講座で学んだ内容を生かして、期末考査に臨んでもらいたいと思います。

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2023.06.13

トビタテ!留学JAPANに本校生徒が選ばれました

独立行政法人日本学生支援機構が募集する「令和5年度官民協働海外留学支援制度」(トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム)に、本校高校1年のM.Kさんが選ばれました。

このプログラムは、海外での「異文化体験」や「自主活動」を伴う留学を推奨することにより多様な経験と自ら考え行動できるような体験の機会を提供するもので、「グローバル人材育成コミュニティ」に参画する企業等からの支援により創設されました。
選ばれた生徒には留学に必要な費用の一部が奨学金等として支給されます。

Mさんはかつてカタールに住んでいた経験から、異文化圏における食文化に強い関心がありました。
イスラムにおける「ハラール」はそのルールに着目されることが多いですが、実は大変健康的な食事になっていることに魅力を感じたMさん。
ハラールについて学び、日本食にも取り入れたいという意志を持ちました。

東西の十字路と呼ばれる「トルコ」は、ヨーロッパとアジアの両方影響を受けた独自の文化で知られていますが、そのトルコでハラールについて深く学びたいと考え、Mさんは「トビタテ!留学JAPAN」に応募しました。
書類審査、発表を含む面接審査に見事合格し、今年7月~8月の3週間、トルコに留学をすることとなりました。

「トルコへの留学では多くの人々とふれあい、その交流を通して自分の進むべき道を見つけたい」と報告に訪れた校長室で力強く語ってくれました。
留学中の使用言語は英語が主体となりますが、トルコ語も是非学びたいと意欲を語るMさんの表情は実に生き生きとしていました。

留学を通しての生徒たちの飛躍を心から願っています。

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2023.06.12

中2 「対話」×「探究」の実践 後編

前回のNEWS&TOPICSで紹介いたしました中学2年の「対話」×「探究」の実践。
本日は、初回の実践の翌々週に行われた2回目の取り組みをレポートいたします。

初回の対話のテーマは「最近嬉しかったこと」。
2回目の「対話」×「探究」の時間では、グループ内でそれぞれが文献を読むことでわかったことを共有しながら、前回設定した問いを問い直す対話を行いました。

そして、問いの設定までの流れや、なぜ今回新たな問いを出すことができたのか、今後この問いをどのように深めていくことができるかなどをスライドにまとめ、発表を行いました。
また、この発表を受けて、「自分のチームで調べた〇〇という文献も使えそうです」「自分の班と同じような問いであったけれど、視点が違っていて面白かったです」など、クラスメイトからのフィードバックがありました。

生徒たちの真剣な眼差しや対話の中で見せる表情から、抽象的なテーマを具体化していくことの楽しさ、自分の意見を認めてもらえることの充実感、問いを深める挑戦から得られる高揚感が伝わってきました。

今回の実践は、生徒たちが自身のキャリアをデザインしていく力にも繋がっていきます。
2学期には、それぞれが関心のあるテーマで探究活動を更に深く行っていく予定です。

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2023.06.09

中2 「対話」×「探究」の実践 前編

本日は中学2年で行われた「対話」×「探究」の実践の様子をレポートします。

中学1年時に3度の「対話」を経験してきた中学2年の生徒たち。
今回は、中学3年時の研究論文執筆に向け、グループでの「対話」を行うことで問いを深めていく「探究」活動を、2回に渡って行いました。

対話のテーマは「最近嬉しかったこと」。
生徒たちは、対話促進のための道具である円卓状の用紙を用いながら、嬉しかった状況について「何を言っても良い」「互いに問いかける」などの対話の約束に則り、自由に対話を行っていきました。

次に、教員から「問いになりそうなものがあるか、探してみよう」と言われると、「なぜこの体験が嬉しかったのか」「嬉しいという感情はどのようなものなのか」「皆が共通して嬉しいと思ったことがあるが、それはなぜなのか」など、多くの問いが出てきました。
その後、それぞれのグループで1つの問いに絞り、2週間後の総合的な探究の時間までに、その問いを深めるために一人一人が文献を読んでくることを課題とし、1回目の「対話」×「探究」の時間は終わりました。

次回のNEWS&TOPICSでは、2回目の実践の様子を紹介いたします。
どうぞお楽しみに!

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2023.06.08

幾何の授業でミネルヴァ像の高さを測りました

本校の数学科では机上だけで数学的思考を育成するのではなく、「体験」に基づいて豊かな思考を育んでいきたいと考えています。
特に抽象的な概念を具体化していく力は、数学のみならずあらゆる学問で通じる力となります。
その具体化する力に「体験」は欠かすことのできない要素であると考えています。

今回中学2年数学「幾何」の授業では「比」を学んでいます。
「比」を利用して、本校の象徴ともいえる女神ミネルヴァ像の高さを測っていきます。
この「体験」を通して、数学は実生活に取り入れて考えることができる学問であることを、生徒たちに実感してもらいたいと考えています。

生徒たちはグループでミネルヴァ像の高さの計測に臨みました。
メンバーで協力しながらメジャーで底辺の距離を測っていきます。
その後、Chromebookを使用しながら、ミネルヴァ像の高さを計算していきます。
ミネルヴァ像の高さを実際に測量しなくても、底辺の長さを測量すれば相似形を利用して高さを割り出すことができるということを、生徒たちは目を輝かせながら学んでいました。

洗足学園では生徒たちに多くの「体験」を通して、学問の面白さを伝えていきます。

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2023.06.07

高2 修学旅行事前学習を行いました

高校2年では、10月に実施予定の奈良・京都方面への修学旅行の準備を本格的にスタートしました。

本校では、修学旅行を生徒による自治活動の大きな機会としても位置づけています。
行程の検討や事前学習の計画など、すべて生徒たちの中から選ばれた修学旅行委員が主体となって行います。
毎年各学年の修学旅行委員たちが、新しい修学旅行を創り上げていきます。

今年度の高校2年修学旅行委員会は、高校1年時の今年1月に発足しました。
委員が話し合いを重ねて考案した修学旅行のコンセプトは「結ぶ」。
同級生たちとの親交を「結ぶ」、これまで勉強してきた知識を「結ぶ」、締めくくりとなる行事を「結ぶ」など、様々な意欲が込められた言葉です。

先日開催された事前学習会において、コンセプトと行程が委員たちから発表されました。
修学旅行実行委員長のHさんは、次のように高2生たちに語りかけました。
「誰もが楽しみにしている行事とあって、私たちも大きな責任を感じています。
大人になってからも思い出に残るような修学旅行にするために、全力を尽くしていきます。」

今後も、生徒たちが主体となって行われる修学旅行事前学習は続いていきます。
有意義な修学旅行にするべく活躍する生徒たちの更なる頑張りに期待しています。

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2023.06.02

海外大学に進学する卒業生が講演を行いました

5月25日(木)、今春海外大学に合格し、秋より進学を予定している卒業生による「海外大学セミナー」が行われました。
海外大学進学に興味のある生徒たち26名が小講堂に集いました。

卒業生のM.Hさんはイギリスの大学進学を志し、多くの大学に合格、その中からUniversity College Londonを進学先に選びました。
Mさんが語る海外大学の情報は、在校生たちにとって新鮮で驚きに満ち溢れていました。
イギリスの大学に行く場合は、ファウンデーションコース(進学準備コース)に1年通学が必要で、その後学部3年、大学院1年というシステムになっている。
受験の際、一番重視されるものは「志望理由書」であり、内容はストーリー性が求められる。
海外大学には日本の大学では発展していない学問分野を専門的に学べる環境がある。

次々に説明される情報を生徒たちは大きく頷きながら、懸命に書き留めていました。

また、Mさんからは自身の海外大学への志望の動機やプロセスなども語られました。
海外大学を志望することで、自身の将来についてじっくりと考えることができたことが一番の収穫であったと話すMさん。
洗足での研究論文の執筆や学外交流活動の経験が、大学で学びたいことに繋がっていると話してくれました。
講演後の質疑応答では、参加した在校生から積極的に質問が出され、Mさんは丁寧に答えていました。

視野を広くし、あらゆる選択肢を持つことの大切さを卒業生は後輩たちに伝えてくれました。
限られた選択肢の中から選択を迫られるのではなく、幅広い選択肢から納得のいく生き方を選び取ることの大切さを学んだ時間となりました。

Mさんは、6月21日(水)開催予定の帰国生対象学校説明会で登壇し、スピーチを行う予定です。
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皆様のお申し込みをお待ちしております。

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