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2023.10.19

10月前半のアトリウム展示作品を紹介いたします

洗足学園では、感性を伸ばすことは学校教育における重要な要素である考えています。
恵まれた環境の中で生徒たちは音楽と共に美術や書道といった芸術の授業にも励み、素晴らしい作品を制作しています。
今月前半は、中学1年美術の授業で制作された「色彩アート」が展示されました。

色彩構成を学ぶ授業で制作された作品のテーマは、「季節」です。
春・夏・秋・冬から1つの季節を選んで、色と形でデザインを行います。

生徒たちは、季節の持つ魅力を自分なりに解釈し、想像力を膨らませて、色と形でそれを表現していました。
完成した作品は、感性の鋭さと表現の豊かさ、制作者の思いが伝わってくる力作ぞろいです。
美術で培った力は、きっと他教科での学びや日々の生活の中にも活きていくはずです。

WEB上ではありますが、生徒たちの作品をどうぞご覧ください。

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2023.10.18

中学講話が行われました

2学期中間考査最終日の10月11日(水)、考査終了後に中学講話が行われました。
この日は霊南坂教会から主任牧師である後宮敬爾先生にお越しいただきました。
中学3学年の生徒たちが、大講堂で聴講いたしました。

本校では宗教教育は行っておりませんが、年に1度創立者である前田若尾先生とゆかり深い霊南坂教会より牧師先生にお越しいただき、宗教のお話ではない講話をしていただいております。
本日の講話の主題は「幸福な家族が人生を幸福にする」です。

「皆さんは何歳まで生きますか?」というスライドを表示され、後宮先生は生徒たちに質問を投げかけられました。
「80歳?」「90歳?」と選択肢が示されると、生徒たちは自分が予想する年齢に積極的に手を挙げていました。
欧米の最新の研究によると、日本で2007年に生まれた子どもの寿命中位数が107歳と推測されるというデータが紹介されると、生徒たちは驚きの表情をしていました。
後宮先生は、10年後に生徒たちが就職する際に、半数は今は存在しない仕事に就くということも紹介され、「これから何が起こるか誰もわからない時代を、107歳まで生きる皆さんに必要な力とは何でしょうか?」と問いかけられました。
それは「幸福に生きる力」であると語られました。

では、幸福に生きるためにはどうしたらよいのか。
先生は詩人であり画家である星野富弘さんの生き様を紹介されました。
若い頃、体育教師をしていた星野さんは、不慮の事故による頸椎損傷で首から下が動かない身体になってしまいました。
自暴自棄になりかけた時、幼い頃よく通った道から見えるお墓に書かれていた「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」という言葉を思い出されたそうです。
「今、このままの自分で、できることをすれば良い」と思うようになった星野さんは、口で咥えた筆で文字を書き、そして絵を描けるようになりました。

その星野さんを献身的に支えたのは、お母さんでした。
星野さんのやり場のない怒りを全て受け入れてくれ、つきっきりの介護をしてくれた母親の「私の身体を切り刻んででも、生きる力を富弘に与えたい」という言葉が、星野さんの心には深く刻まれているそうです。
全てを失った星野さんが幸福に生きられたのは、「『家族が生きてほしいと思ってくれた』、『家族が共に生きようと思ってくれた』からです」と言葉を添えられました。

後宮先生は、最後に生徒たちにこのようにお話をされ、講話を結びました。
「皆さんが幸福に生きるためには、良い人間関係を築くことが大切です。良い友達を持つこと、そして自分が良い家族になること。そうすれば、未来に前向きに生きることができるはずです。」

後宮先生の講話を通して、生徒たちには明日からの生活をより実りの多いものにしてほしいと思います。

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2023.10.17

ライフセービング世界大会に出場した生徒の挑戦を紹介します

以前のNEWS&TOPICSで、ライフセービング日本代表候補に選ばれた高校2年T.Rさんの活躍をお伝えしました。
本日は、そのTさんが、9月にアメリカ合衆国テキサス州で行われたライフセービングの世界大会である「International Surf Rescue Challenge 2023」にユース日本代表チームとして出場した、その挑戦を紹介いたします。

海外での試合は初めてのTさんは、報告に訪れた校長室で、日の丸を背負って世界に挑むことの重さを感じたと語ってくれました。
身長差をはじめとしたフィジカル面での差がありながらも、Tさんはアメリカチームを抜かし、一時2位につけるなど大健闘しました。
チームとしての結果は、出場3か国中3位となりましたが、その悔しさは来年に向けての頑張りの原動力になると力強く語ってくれました。

銅メダルを胸に帰国したTさんですが、「メダルに価値をつけるのは自分だよ」というユースチームの代表監督から言葉が、深く心に響いたと話してくれました。
Tさんは、自らの課題を見つけ、既に前を向いて走り始めています。

洗足学園では生徒たちの可能性を信じ、その挑戦を応援していきます。

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2023.10.11

修学旅行に向けた取り組み

現在、本校では、2学期中間考査が行われております。
この中間考査が終了すると、中学3年・高校2年ではいよいよ修学旅行が目前に迫ってきます。
本日は、修学旅行に向け中間考査前に取り組んだ高校2年生たちの準備の様子をお伝えいたします。

高校2年の修学旅行では、奈良市内・京都市内でそれぞれ自主研修を行います。
準備集会では、実行委員の生徒たちから自主研修の目的が説明されました。
説明された目的は、歴史を育んできた舞台を実際に訪れ、その魅力を世界の人々に伝えられるようになることで、将来「世界と日本を結ぶ」存在になるための特別な経験をすることです。
この目的を達成するべく、実行委員の生徒たちが、「自主研修中に世界遺産を二つ以上訪れること」という条件を考案しました。
また、京都で行う自主研修では開始前に着物を着付けていただき、一日を和装で過ごすことで、日本の文化をまさに体験しながら研修を行います。

その後、生徒たちは各班に分かれ、市内の地図を広げてそれぞれの研修コースの計画を話し合いました。
多くの史跡や観光スポットがある奈良・京都では、訪れる場所を絞ることにも大変苦労している様子でした。
また、一日着物で散策することを想像しながら、時間にどれくらい余裕を持たせたらよいかなどを相談していました。

それぞれの班が完成させた行程表は、世界遺産を二つ以上訪れているか、移動時間は十分に確保されているかなどを各クラスの修学旅行実行委員が確認します。
それぞれの班が完成させた行程表は、その地を訪れることでしかできない経験をしたいという思いに溢れていました。

奈良・京都の郁郁たる歴史・文化を肌で感じ、生徒たちの感性が豊かに広がることを期待しています。

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2023.10.10

「科学の甲子園ジュニア神奈川県大会」で1位の快挙

国立研究開発法人科学技術振興機構が主催する「科学の甲子園ジュニア 神奈川県大会」で、中学2年生のH.Yさん、S.Kさん、中学1年生のM.Yさんの3名のチームが見事1位に輝き、全国大会出場を決めました。

「科学の甲子園ジュニア」は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、科学の力を競う全国規模の大会です。

都道府県の予選会である神奈川県大会では、筆記競技と実技競技が行われ、理数の複合分野において問題解決能力をはかります。
筆記競技、実技競技ともに3人で協力しながら取り組み、高得点を獲得。
見事、神奈川県第1位となりました。

今回の挑戦のきっかけについて、宮阪校長先生に尋ねられると、H.Yさんは昨年の大会に同学年の生徒が参加していることを知って、自分もやってみようと思ったと語ってくれました。
S.Kさんは、学年集会などで先輩たちから学外活動の参加を勧められたことで、挑戦を決意したと話してくれました。
M.Yさんは、理科は苦手だが、得意になりたいと思って参加したとその胸の内を述べてくれました。

3人は夏休み中に集まり、練習を重ねてきました。
決して順調というわけではなく、実技の練習において最初はうまくいかないことも多々あり、また苦手な分野の出題があり、戸惑うこともあったと話してくれました。

12月に開催される全国大会では、神奈川県第2位のチーム3名と協力し6名のチームとなり、神奈川県代表として、兵庫県姫路市の会場に赴きます。
「なかなかない機会ですが、楽しみながら頑張りたいです!」「苦手なところを克服して、万全の状態で臨みたいです!」と力強く抱負を語ってくれました。
今から全国大会が大変楽しみです。

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2023.10.05

カンボジアでのボランティア活動参加生徒インタビュー

昨日のNEWS&TOPICSでは、中学2年生たちの学外活動への挑戦の報告の様子を紹介いたしました。
本日は、今夏にカンボジアでのボランティア活動に参加した高校2年生のインタビューを掲載いたします。

高校2年のH.Yさんは、この夏カンボジアで現地の小学生たちに語学を教えるボランティア活動に参加しました。
自身の海外での経験と洗足での学びから英語が堪能なHさんは、日本語と英語の教授を担当し、子供たちと向き合いました。
現地の子どもたちの積極的な学習への姿勢とキラキラとした目に、「自分は『恵まれた環境で学べていることへの感謝の気持ち』を忘れていたと気づかされた」と、報告に訪れた校長室でHさんは語りました。

街で乗ったトゥクトゥク(現地のタクシー)の運転手さんの話が、今でも心に残っているとのことで、その話を紹介してくれました。。
「その運転手さんは、貧しい家庭の出身でしたが、『日本語を学ぶことで、今、観光に携わることができた』と話してくれました。『教育こそが、自分の人生を変えてくれたのです』という言葉が、私の心に強く刻まれています。」

帰国し、普段の生活に戻った今、これからについて、Hさんはこのように語ってくれました。
「カンボジアの子どもたちは、鉛筆1本の寄付に、心から喜んでくれました。どんな小さなことでも、自分ができることを行っていきたいです。」

Hさんの活動を洗足学園は心から応援していきます。

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2023.10.04

中2 学外活動発表会を行いました

本校では、学園の教育目標である「自立・挑戦・奉仕」のもと、各学年が1年間の学年目標を定めて、日々の教育活動を行っています。
中学2年の学年目標は「跳ぶ」
中1の1年間、洗足学園での生活を過ごした生徒たちに、さらなるチャレンジを通して、よりたくましく育っていってほしいとの思いから、「未知なる世界に跳び込み、『好き』を広げよう」、「困難を跳び越える力を培おう」ということを日頃から伝えています。

今回、ホームルームの時間に、そのような思いを受けた中2の生徒たちが、夏休みに行ってきた学外活動について発表をいたしました。
3Dプリンターを使う実験教室、プログラミングキャンプ、生徒会交流会や日本赤十字のリーダーシップトレーニング研修、課題解決のためのアイデアを競い合う大会、科学に関する知識・技能を競い合う大会、国内でのEnglish Camp、そしてオーストラリア・フィリピンでの語学研修など、多岐にわたる幅広い場所で、たくさんの生徒たちが初めての人たちと出会い、自分と向き合いながらチャレンジをした経験を一生懸命に伝えてくれました。

発表を聞いていた生徒は、「気軽にチャレンジできる短期のものもあるようなので、私もやってみることができるかもと思った」、「おとなしい人と思っていた人が学外活動にチャレンジしていて新しい発見をしているのを見て、自分も機会をつくってやってみたいと思った」、「海外研修なんて自分には無理だろうと思っていたが、プログラムの内容やその環境について知ることができ、楽しそうだと思った」「学外活動をする人は自分とは違う世界の人というイメージを勝手に抱いていたが、知人もやっていたことを知ってとても身近に感じた」などと話してくれ、「次は自分もチャレンジしたい!」という思いを抱くことができたようです。

洗足学園は、これからも生徒たちのチャレンジする姿勢を応援していきます。

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2023.10.03

海外大学フェアを開催しました

本校ではあらゆる選択肢から自らの進路を選び取ることができるよう、全教科型のカリキュラムを導入しています。
幅広い学びを行うことで、自分らしい生き方を見出した時、ためらうことなくその道を進んでいくことができる力の育成を行っています。
進学に関しては、その選択肢の幅は国内の大学のみならず、海外の大学をも包含します。
毎年海外大学に進学する生徒がいることも、本校の大きな特徴と言えます。

生徒たちの選択肢の一つとして海外大学の魅力を知ってもらうべく、この日「Depauw University」「Grinnel College」「Colorado College」「Mount Holyoke College」の4大学のアドミッション担当者・卒業生を招いて、海外大学フェアを実施しました。

各校の大学紹介が行われた後、「海外大学での学びとは」「日本の大学との違いとは」「海外大学へ進学するにあたっての費用は」など様々なテーマに対して、パネルディスカッション形式で説明を行われました。
また、生徒たちからは積極的な質問が数多くあり、それに各大学の担当者が丁寧に答えていました。

参加した生徒たちにとって、海外大学をより身近に感じられ、具体的なイメージを得ることができたイベントとなりました。

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2023.09.29

高2 彩羽祭を振り返る会を実施しました

今月、多くの来場者をお迎えして開催された彩羽祭。
その運営の中心となった各部門の部門長と、全体を統括する実行委員長に、高校2年生全員が感謝を伝えると共に、今年度の彩羽祭を振り返る会が、ホームルームの時間に行われました。

生徒会が主催したこの会では、まず、生徒会が作成した動画を視聴し、彩羽祭を振り返りました。
9分を超える力作となった動画を、生徒たちは歓声をあげながら視聴していました。

その後、実行委員長と各部門の部門長の計6名が登壇し、昨年度からスタートした準備や当日の様子などについて振り返りながら、それぞれの想いを述べていきました。
「各部門の活動の中で、苦労を感じながらも、周囲のサポートがあったからこそ務め上げることができました。」という感謝の言葉が語られていたことが大変印象的でした。

高校2年では、次なる大きな行事として、10月末の修学旅行が待っています。
修学旅行についても生徒たちが主体となり、実行委員長を中心に詳細な旅程の仕上げを行っています。
会の最後には、修学旅行の実行委員長から「みんなにとって最高の修学旅行にするために作業を進めています」という力強いメッセージがあり、大きな拍手に包まれていました。

学園のリーダー学年として、学年全員で協力しながら、行事を創り上げていることが感じられる会となりました。

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2023.09.28

MARUKADOのミニライブが行われました

洗足学園音楽大学・全コースから選抜されたそれぞれ個性バラバラの8人組アイドルグループ、「MARUKADO」。
一つ一つの音をはっきり演奏するという意味の発想記号(marukato)と、常に形が変化しつづけ、矛盾すらも併せ持つ「丸と角」から「MARUKADO」と命名されました。
10月1日(日)に洗足学園前田ホールで行われる結成1周年記念ライブを前に、中高生にもその魅力を感じてもらいたいと、9月21日(木)の昼休みにミニライブが大講堂で行われました。

大講堂には、200名を超える生徒たちが集いました。
メンバーたちのかわいらしくも、洗練された歌とダンスに、生徒たちは魅了されていました。

「クールジャパン」の中核を担うアニメやアイドルは、世界に通用する新しい日本の文化となっています。
大学4年間という限られた時間の中で、全力で歌とダンスに打ち込む「MARUKADO」の姿に、生徒たちは多くの学びを得たようでした。

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2023.09.27

俳句研究会 全国大会出場句がアトリウムに展示されました

8月18日から21日にかけて愛媛県松山市で開催された第26回俳句甲子園全国大会に出場し、大健闘をした俳句研究会。
その全国大会で披露された出場作品が、本校校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに展示されました。
出場句が拡大印刷された紙は、俳句甲子園大会事務局より贈呈されたものです。

この日展示された作品は、以下の5句です。

まち遠き故郷やトマト背の伸びて
静寂にトマトがはち切れてしまふ
ソクラテス無職と知りてハンモック
青空の奥に銀河やハンモック
黄金虫飛び担任の誕生日

展示された句のうち、高校1年の福田理紗さんの句である「 ソクラテス 無職と知りて ハンモック 」は、以前のNEWS&TOPICSでもお伝えした通り、全1,400句以上の中から13句しか選ばれない優秀賞に輝きました。

アトリウムを通る生徒たちは、興味津々の表情で、展示された句を立ち止まって鑑賞していました。
ご来校の際は、生徒たちの句を是非ご鑑賞ください。

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2023.09.25

今夏の生徒たちの学外活動での活躍 2

先週に引き続き、本日も生徒たちの夏の学外活動での活躍を紹介いたします。
本日は、第63回全国中学校水泳競技大会への出場という快挙を成し遂げた、中学3年のK.Eさんにスポットライトを当てていきます。

Kさんは、7月に開催された神奈川県中学校水泳競技大会のリレー競技に、地元のクラブチームのメンバーの一員として出場しました。
結果は、女子4×100mフリーリレーで第2位、女子4×100mメドレーリレーで第1位に輝き、見事全国大会への切符を手にしました。

香川県立総合水泳プールを舞台に、8月17日から19日にかけて行われた全国大会では、女子4×100mフリーリレーのメンバーとして出場。
Kさんは、3泳として泳ぎました。
チームは予選16位で惜しくも決勝は逃しましたが、4:05.28の好タイムを出しました。

小さい頃から通ったスイミングスクールで、水泳の楽しさを知ったと報告に訪れた校長室で語るKさん。
現在でも週6回、スイミングスクールに通い、練習を続けています。
また、本校では、陸上競技部に所属し、週4回の活動にも参加しています。
学業に、部活動に、水泳に、全力で取り組むKさんの頑張りには、気高さを感じます。

洗足学園では、Kさんをはじめ生徒たちのチャレンジを今後も支え、見守って参ります。

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2023.09.22

今夏の生徒たちの学外活動での活躍 1

この夏、生徒たちは様々な学外活動にチャレンジをしました。
そこで、本日と次回の2回に渡って、生徒たちの夏の活躍をお伝えいたします。

本日は、「Stanford e-Japan Program」を受講し、最終論文審査において優秀賞に選ばれた高校3年F.Rさんが、米国・スタンフォード大学で行われた授賞式に出席した際の様子をレポートします。

昨年9月から今年2月まで、アメリカの教育・宗教、日米関係、第二次世界大戦、二国の文化比較、未来の日米関係などについて学び、オンラインでクラスメイトとのディスカッションや課題に取り組んだFさん。
最終論文では「男女の格差」に関するエッセイを執筆し、その論文が高く評価され、優秀賞に選出されました。

Fさんは、8月5日~9日に渡米し、スタンフォード大学での授賞式に臨みました。
授賞式はSPICE(スタンフォード大学異文化プログラム)主催で開催され、Fさんは「Stanford e-Japan Program」の論文審査で優秀な成績を収めた日本人6名の一人として出席しました。
家族と共に参加した授賞式では、全出席者の前でスピーチを行い、会場からは割れんばかりの拍手を受けました。

報告に訪れた校長室では、授賞式での感想の他に、3度目の挑戦で優秀賞を勝ち得たことや、ネイティブの先生や担任の先生の支えへの感謝の気持ちを語ってくれました。
「将来は国連で働きたい」という夢を持つFさんにとって、世界各国から参加者が集った授賞式での経験は、かけがえのない財産になったようです。

本校では、生徒たちのあくなきチャレンジを全力で応援していきます。
来週月曜日の記事もお楽しみに!

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2023.09.20

中学2年生美術作品の展示を紹介いたします

洗足学園では、感性を伸ばすことは学校教育における重要な要素である考えています。
校内には、ミネルヴァ像をはじめとした一流の芸術作品が置かれています。

恵まれた環境の中で生徒たちは音楽と共に美術や書道といった芸術の授業にも励み、素晴らしい作品を制作しています。
正面玄関を入りすぐの吹き抜けスペースであるアトリウムには、美術や書道の授業で生徒たちが制作した作品が定期的に展示されます。
その作品はいずれも力作ぞろいです。

生徒たちは楽しんで取り組み、芸術の素晴らしさを体感するとともに、自らの創造力と感性を伸ばしています。
作品の一つ一つからは、制作した生徒たちの作品にかける思いが伝わってきます。
そして、見る者に新鮮な感動を与えてくれます。

先週、アトリウムには、中学2年生が美術の授業で制作した塑像が展示されました。
テーマは「新怪魚」です。
中学2年生たちは、未知の海の生物をイメージして、塑像を制作しました。
そのバラエティーに富んだ作品からは、生徒たちの無限のイマジネーションが感じられました。
WEB上ではありますが、どうぞ生徒たちの力作をご覧ください。

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2023.09.19

インターネット出願の詳しい情報を掲載いたしました

2024年度中学入試のインターネット出願に関する詳しい情報を掲載いたしました。
トップページの「インターネット出願」のアイコンをクリックしてください。

「2024年度インターネット出願」ページ内の3つのアイコンの内、右にある(スマホ版は一番下)「[出願手続きの流れ]はこちらから」のアイコンをクリックすると、マイページの作成(事前登録)から出願、受験料の支払い、受験票のプリントに至るまでの流れを確認することができます。

出願の事前登録は各入試共通で、11月9日(木)午前9時より開始いたします。
3つのアイコンの内、左にある(スマホ版は一番上)「[事前登録]はこちらから」のアイコンをクリックして、事前登録ページに進みます。
出願開始日よりも前にメールアドレスや氏名などを登録することで、マイページが作成されます。
マイページに入力された内容は出願時に反映されますので、追加事項の入力のみでスムーズに出願を完了することができます。
なお事前登録の費用は一切かからず、登録されてもご出願の義務はございません。

出願は、3つのアイコンの内、中央にある「[登録済みの方]はこちら(マイページ)」よりログインし、出願手続きを行ってください。
帰国入試は11月29日(水)午前9時より、一般入試は1月6日(土)午前9時より出願受付を開始いたします。

インターネット出願の流れのご確認、受付開始日以降の事前登録及びご出願をよろしくお願い申し上げます。

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2023.09.15

中3 キャリア講演会の様子をご紹介します

本校では卒業生の力を是非在校生のために生かしてもらいたいとの思いから、卒業生に補習やMinerva Seminarsでの講座、講演のご協力をいただいています。
本日は、中学3年生のキャリア教育の一貫として行われた、卒業生による講演会の様子をご紹介します。

9月1日(金)、本校卒業生の高田愛美さんを招き、キャリア講演会が開かれました。
高田さんは本校卒業後、大学進学を経て大手IT企業に勤務、ハーバード経営大学院を卒業し、現在はGoogleのニューヨークオフィスで働いていらっしゃいます。
講演では、ハーバード経営大学院での体験を交えながら、中学3年の時期に何を考え、どのように過ごしていけばよいのかを話されました。
「好きなことをとことん追究すること」「失敗を恐れず挑戦すること」を大切にして、学園生活を送っていたと語られました。

自分たちと同じ環境で中高時代を過ごし、かつ現在世界に出て活躍されている先輩の話に、生徒たちは非常に良い刺激を受けたようです。
中学3年は、将来のライフデザインについて考える機会も増えており、生徒からは「今は焦らなくても、日々の努力の先に将来の道が拓けるとわかって安心した。」「やる前から諦めてしまわずに、積極的に行動しようと思った。」などといった感想が寄せられました。

身近な存在である卒業生からのメッセージに、生徒たちはいつもとは少し違う形で、将来のことを考える素晴らしいきっかけをもらったようです。

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2023.09.14

帰国生模擬面接の予約受付を開始いたしました

本日午前9時より、帰国生対象模擬面接の予約受付を開始いたしました。

模擬面接は小学校6年生を対象とし、お一人につき1回のみご予約を承ります。
本校の帰国生入試で行われる英語面接試験を模擬体験することができます。
詳細は以下の通りです。

帰国生対象模擬面接

開催日
2023年10月14日(土)・11月25日(土)・12月16日(土)
各日とも13:00~16:00

実施方法
洗足学園中学高等学校の校内にて対面実施
(海外在住の方、関東圏以外の国内在住の方のみZoomを利用したオンラインでの実施可)
対象学年
小学校6年生のみ(お一人様1回のみお申込みいただけます)

内容
・本校の帰国生入試で行われる英語面接試験を模擬体験することができます。
・体験時間は模擬面接5分+アドバイス5分の計10分です
・本番の試験ではネイティブ教員1名・日本人英語教員1名と児童1名で10分~15分の面接が行われますが、模擬面接はネイティブ教員1名と児童1名で行います。(5分程度)
・模擬面接後5分程度のアドバイスの時間があります。保護者もアドバイス時間での質疑応答にご参加いただけます。

模擬面接の申し込み方法

予約受付開始
2023年9月14日(木)AM9:00

予約受付終了
10月14日(土)実施分・・・10月10日(火)17:00
11月25日(土)実施分・・・11月21日(火)17:00
12月16日(土)実施分・・・12月12日(火)17:00
※先着順のため、残席がなくなった時点で終了することがございます。

お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.ログイン後残席のある枠からご希望の時間帯をお選びください。(お一人様1枠のみご予約できます。)
3.受付完了後、模擬面接受講決定通知メールが届きます。対面でお申し込みの方はこのメールをもって手続き完了となります。
4.Zoomでのオンライン模擬面接希望の方(海外在住、関東圏以外在住の方のみ)には、実施予定日の2日前までに、参加に必要な、アクセス先URL、ミーティングID、パスワードが記載されたメールをお送りいたします。(ドメイン名「@jh-staff.senzoku.ac.jp」からのメールを受信できるよう、事前にドメイン許可設定をお願いします。)
5.キャンセル待ちは承りません。

予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。

キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。

当日に関するご注意
1.模擬面接開始時間の5分前までにご来校ください。
2.Zoomでのオンライン模擬面接ご希望の方は、2分前までに指定されたURLにアクセスし、Zoomアプリを起動後、事前に通知したミーティングID・パスワードでログインをしてください。Zoomではマイク及びカメラをオン(「ミュート解除」及び「ビデオの開始」)にしてください。
3.模擬面接は5分間、その後のアドバイスも5分間となります。

個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、模擬面接への参加目的に限り使用いたします。

ご予約は以下のページから行ってください。
帰国生対象模擬面接のご予約はこちらから

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2023.09.11

彩羽祭2日目の様子をレポートいたします

昨日に引き続き、本日も彩羽祭の様子をレポートいたします。
初日の雨天から一転、晴れ渡った青空のもと行われた彩羽祭2日目。
この日は、5,548名もの皆様にご来場いただきました。

本日は、展示部門・飲食部門の団体の活躍を中心にご紹介いたします。
今年度の展示部門の特徴は何といってもその工夫と完成度の高さにあります。
華道部や書道部、美術部、写真部をはじめとした部で展示された作品のクオリティーは大変高く、息を呑む迫力と美しさがありました。

掲げたテーマに対する学年やクラス、各団体の模造紙による調査内容の展示も詳細かつ大変見やすく、これまでの取り組みへの成果が伝わってくるものでした。
また、装飾も工夫しており、彩羽祭の今年のテーマ「NEXT STEP」を意識した外・内装を行っている団体も数多くありました。

加えて、特筆すべきが掲示以外の展示方法の多様化です。
Society5.0の時代を迎えた文化祭の展示を象徴するかのような動画での展示。
来場した皆さんが共にテーマを体感できる体験型の展示。
生徒たちの工夫が光る様々な展示は本校のアカデミックな文化祭の象徴と言えるでしょう。

飲食部門では、高校2年生のクラス、茶道部やクッキング部、保護者の会である洗足会のお父様部門のFathers’による模擬店と東北物産展が開かれました。
茶道部は、Tea Library内の茶室「緑叡庵」で、お点前の体験を行いました。
体験した来場者の皆様は、茶道部の生徒が心を込めて点てたお茶を、日本の伝統技術の粋が尽くされた茶室でいただく貴重な体験に、深く感動をされていました。
各飲食団体は、それぞれ創意工夫を凝らし、ただ単に飲食を提供するのではなく、そのテーマに関する調査なども展示し、文化祭ならではの模擬店の在り方を示してくれました。

そして、忘れてはならないのが縁の下の力持ちである彩羽祭実行委員会の生徒たちの活躍です。
実行委員会には「展示・貸出部門」「公演部門」「飲食部門」「装飾部門」「広報部門」の5部門があります。
それぞれの部門が、懸命に準備と当日の運営を行っておりました。
その場の状況に応じて柔軟に判断を行い、主体的に行動していた実行委員の生徒たちに、心より賛辞を贈りたいと思います。

2日間の日程を無事終了し、今年の彩羽祭は閉会しました。
彩羽祭での経験は、生徒たちのこれからの人生の糧になると確信できる素晴らしい文化祭となりました。

9月12日(火)、13日(水)は彩羽祭の振替休日のため、NEWS&TOPICSの掲載をお休みをいたします。
次回は9月14日(木)に更新予定です。
お楽しみに!

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2023.09.10

彩羽祭1日目の様子をレポートいたします

いよいよ彩羽祭が、昨日より2日間の日程で開催されています。
本年度は、受験生・保護者、在校生保護者・家族、卒業生をお招きし、展示団体・公演団体・飲食団体が制限なく活躍できる開催となりました。

雨天にもかかわらず、この日、3,051名もの皆様が本校に足を運んでくださいました。

0から自らの力で創り上げた彩羽祭で、生徒たちは素晴らしい輝きを放っていました。
彩羽祭1日目のレポートは公演、展示、飲食の各部門の中から公演部門にスポットライトを当てて、お届けいたします。

ご家族、卒業生、学外からのお客様をお迎えして行う公演に、生徒たちは緊張と嬉しさの入り混じった表情で当日の朝を迎えました。
今回彩羽祭で公演を行う団体は12を数えます。

ダンス部、新体操部、剣道部の運動部部門の公演では、練習を重ねた完成度の高い演技・競技が披露され、見る者を魅了していました
文化部も負けてはいません。
吹奏楽部・弦楽合奏部・軽音楽部・合唱部の公演では、どの部も素晴らしい音色・歌声を会場に響かせていました。
演劇部は衣装・小道具にもこだわりを持ち、迫真の演技で観客を引き込んでいました。
また、文化部の公演で欠かすことができない公演が書道部のパフォーマンスです。
グラウンドにて、大筆を使い全身で描く文字には、生徒たちの熱い心が現れていました。
模擬国連同好会の発表、英語ディベート同好会の試合は、事前の調査、論の構成とも非常にクオリティーが高く、テーマを深く掘り下げて、自らの主張を来場者に伝えることができていました。

そして、今年の特別公演として彩羽祭実行委員会展示部門の生徒たちの企画により行われた「5分で洗足のリアル」では、学外活動に挑戦した中1から高2まで5学年の生徒たち10組が、2日間に渡ってリレー形式で5分間のプレゼンテーションを行いました。
自らの経験を情熱をもって語る生徒たちに、会場からは割れんばかりの拍手が送られていました。

どの団体の生徒たちも、準備時間が限られる中、自分たちにできる精一杯のパフォーマンスを見せてくれました。
舞台で活躍している生徒たち、運営に携わっている部員、公演部門担当の実行委員の生徒たちの生き生きとした表情が、無事に上演できた喜びを物語っていました。

各教室では各団体が用意した様々な企画が展示されていました。
また、飲食団体の生徒たちは大忙しながらも丁寧な対応が光る活躍をしていました。
展示部門、飲食部門に関しては、彩羽祭2日目のレポートとして、明日のNEWS&TOPICSに掲載いたします。
明日もお楽しみに。

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2023.09.08

イギリス語学研修レポート 2週目

夏休みに2週間に渡って行われましたイギリス・ケンブリッジでのイギリス語学研修。
先日は1週目の様子をレポートいたしましたが、本日は2週目の様子をお伝えいたします。

この週は午前中にアクティビティ、午後に授業というスケジュールで行われました。
ケンブリッジの魅力の1つは、大学施設が充実していることです。
アクティビティの時間を使い、フィッツウィリアム美術館、動物学博物館、ケンブリッジ民俗博物館、ケンブリッジ大学植物園、ケンブリッジ大学考古学・人類学博物館、ペンブルック・カレッジなどを訪れることができました。

午後の授業は各クラス12名ほどの少人数制で、積極的な発言が求められます。
起業家精神(entrepreneurship)についてのディスカッションやグループワーク、各国の文化を紹介するプレゼンテーションなどを通して、英語の4技能をバランスよく伸ばせました。

週末は、ロンドン観光に出かけました。
土曜日の午前中は、テムズ川沿いの観光名所を巡り、午後はピカデリー・サーカス近辺でショッピング。
ロンドンを満喫できた1日になったようです。
日曜日は大英博物館を見学した後、空港へと向かいました。
「大英博物館に行くのが楽しみでした」という声も多く、世界屈指の歴史的遺物や美術品を直接見学でき、イギリス研修の良い締めくくりとなりました。

参加者の感想を掲載いたします。
是非お読みください。

高校2年 I. N. さん
海外の様々な考えを持つ個性的な人たちと出会うことで、自分がいかに井の中の蛙であったかを思い知らされるとともに、新しい世界を知ることで、自分で考える力、自分の意思を持つ勇気を得ることができました。また、歴史的な建築物や博物館を見て、教養を深めることもできました。現地の人や先生、友達と話す中で、簡単な言い回しや、便利なフレーズなど学校では習わない、普段使いの英語を学ぶこともできました。他にも英語の訛りを知ることができたり、リスニング、スピーキング力の向上にもつながりました。

中学3年 S. K. さん
他国の人とたくさん交流したことで自分の見ていた世界の狭さと、実際の広さに衝撃を受けました。誰もが知っているような国から来ている人や、名前の知らない国から来ている人まで、年齢も人種も母国語も違う様々な人に出会うことが出来ました。それにより、他に行ってみたい国も出来ました。また友達も作れ、充実という言葉では言い表せないほど濃い2週間でした。来たときはとても不安だったはずなのに最後は帰りたくないと連呼するほどでした。本当に本当に楽しかったし、実際に使ったり聞いたりすることでたくさん英語を学べました。一生忘れられない2週間となりました。

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