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2023.01.13
新学期の授業の様子を紹介いたします
新学期の授業が今週火曜日よりスタートしました。
新型コロナウイルス感染拡大の第8波が到来しておりますが、本校では感染予防に万全を期し、授業を行っています。
授業では、デジタルホワイトボードをフル活用しています。
中学1年国語では、古典文法における形容詞の活用の授業が行われていました。
ホワイトボードには活用表と活用における要点が分かりやすく映し出されています。
生徒たちは先生の解説を目を輝かせながら聴き入っていました。
中学2年の理科(生物地学)では、温暖化や寒冷化における生物の表皮の進化についての授業が行われていました。
温暖化における血行促進による皮膚の紅潮や、寒冷化における体毛の発生とその役割などを、スライドに投影された図やポイントを使用し解説していきます。
生徒たちは先生の解説を聞き、うなずきながらノートに重要事項を書き込んでいました。
また、生徒たちが主体的に考え、受け身ではなく自らの意見を発信していく授業も行われていました。
ネイティブの先生による英語の授業では、スライド、テキスト、プリントを効果的に組み合わせて授業が行われていました。
本校では安心・安全な環境で、最先端のICT機器を活用し、多彩なアプローチで授業が展開されています。
日々進化する洗足の授業を今年もレポートしていきます。
2023.01.12
スキー部合宿の様子を紹介いたします
本校では、生徒の自治活動の大きな柱の一つに部活動を位置づけています。
一つの目標に向けて他者と協力していくことをはじめ、部における活動は幅広く生徒たちのコンピテンシー能力を育んでいきます。
本日は、運動部の中からスキー部の活動について、新年1月4日から3泊4日で行われた合宿の様子をご紹介いたします。
普段の校内での活動では、中庭でローラーブレードを使用した練習や、基礎体力のトレーニングを行っているスキー部。
冬休み期間中に、日ごろの成果を発揮すべく合宿を行い、スキー技術の向上や検定の取得を目指します。
ここ数年はコロナ禍のため合宿を行うことができませんでしたが、今年は感染対策に万全を期し、3年ぶりに新潟県の舞子スノースキー場にて、部員33名で合宿を実施いたしました。
合宿では、初日の午後より3日間、インストラクターの指導の下で技術向上に努めました。
また、講習後には部員を縦割りのグループに分け、上級生の先導に沿って、各自が練習を行いました。
最終日には、スキー検定を受験しました。
今回の4日間の集中した部活動を通して、部員たちは達成感を感じ、充実した表情を見せていました。
今後も洗足学園では、生徒たちの自治活動を応援していきます。
2023.01.11
成人を祝う会が開催されました
1月9日(月・祝)第73回洗足学園高等学校卒業生たちが華やかな和服姿で本校に集いました。
洗足学園ではマザーポートスクール構想のもと、船出した卒業生たちがいつでも母校であり母港である洗足学園に戻ってこられる機会があります。
その一つとして、この「成人を祝う会」が、毎年成人の日に開催されております。
コロナ禍は依然として続いておりますが、感染予防を徹底した上で対面で実施いたしました。
200名を超えるの卒業生と卒業生の保護者が式典の会場となった大講堂に集いました。
宮阪校長の祝辞に続き、卒業生の会である「若尾会」副会長の祝辞、担任・副担任の先生方の言葉、卒業生代表による「新成人のことば」が述べられました。
登壇した卒業生たちの恩師である先生たちの言葉に、卒業生の誰もが笑顔になりました。
卒業生代表の言葉には、自分たちが成長する過程で保護者や学校から受けた様々な支えへの感謝とこれから未来を切り拓いていく決意が込められており、参列者全員が心を打たれました。
その後、先輩たちを祝うべく後輩である高校1年生たちによるお祝いのオーケストラ演奏が華を添えました。
高校1年生の音楽授業選択者によるオーケストラ演奏では、ワーグナー作曲「マイスタージンガー」と校歌が披露され、卒業生たちは後輩たちの奏でる素晴らしい音色に聴き入っていました。
式典終了後には記念撮影が行われました。
記念撮影は新型コロナウイルス感染対策として、クラス単位でグラウンドにて実施いたしました。
卒業生の満面の笑顔がこの日に集えた喜びを表していました。
洗足学園ではこのようなホームカミングデーを通して卒業生たちとの絆をしっかりと結び、生涯にわたる繋がりを持っていきたいと考えております。
2023.01.10
3学期初日の様子をお伝えいたします
1月7日(土)、本校では3学期がスタートしました。
本日は始業式の様子をお伝えいたします。
感染予防のため、式場となる大講堂には、中学生が集い、高校生は教室で始業式に臨みました。
高校生の教室は、会場とリモートで映像・音声が繋がれ、スクリーンに様子が映し出されました。
始業式の冒頭、合唱部による校歌の斉唱が行われました。
合唱部の澄んだ歌声が大講堂に響き、厳かな雰囲気の中、始業式は始まりました。
舞台に登壇した宮阪校長先生は、校歌斉唱を受けて、生徒たちに校歌の持つ意味を語りかけました。
洗足学園の創立者である前田若尾先生が、思いを込めて作られた校歌を、声を合わせて歌うことは、その思いを受け継ぐことであると生徒たちは胸に刻んでいました。
続いて、校長先生から冬休み中にTEA LIBRARYに設置された「フーコーの振り子」と1階に飾られた卒業生の名を刻んだ銅板の紹介がありました。
銅板には「卒業生名簿」ではなく、「出航者名簿」と刻まれていることをお話しになりました。
洗足学園は「マザーポートスクール」として、卒業生にとって「母校」であり、また「母港」でもあり、いつでも帰ってこられる場でありたいという思いが、「出航者名簿」という表現に込められていると語られました。
最後に、「ゲームチェンジャー」という言葉をキーワードに、「女性の活躍」について生徒たちにメッセージを送られました。
世界を変えていくのは女性であり、創立者前田若尾先生はまさに「ゲームチェンジャー」であったことを話されました。
創設者の思いを継ぎ、女子校である洗足学園中学・高校で学ぶ皆さんは、間違いなくこれからの世界の「ゲームチェンジャー」になるとエールを送り、話を結ばれました。
校長先生の言葉を受け、生徒たちの表情には新年を充実したものにしようという決意が表れていました。
次に、彩羽祭(文化祭)飲食部門より、飲食の売り上げの430,126円を認定NPO法人「難民を助ける会」(AAR Japan)に、難民の子どもたちへの文具・衣料品の提供に使用される募金として寄付したことが報告されました。
また、東北物産展の売り上げ70,000円が、大船渡市の震災復興に使用される募金として市に寄付されたことも報告されました。
その後、生徒会より生徒会の意義とその役割についてのプレゼンテーションが行われました。
3学期には来年度の生徒会長、役員を選ぶ選挙が行われます。
プレゼンテーションでは、選挙についても詳しく説明されました。
多くの生徒たちが立候補し、新たな洗足学園を創っていくことを期待します。
最後に、生徒会長の高校2年齊藤 亜衣紗さんより、新年を迎えるにあたっての言葉がありました。
齊藤さんは尊敬するサッカー選手の著書の中から、「感謝」という言葉を挙げ、生徒たちに語りかけました。
「感謝」は自らの成長に繋がることを述べ、身近な人に感謝することを心がけようと呼びかけました。
本校では、3学期も安心して生徒たちが学園生活を送ることができるよう、実りある教育活動を行って参ります。
2023.01.07
一般入試の出願受付を開始いたしました
2023年度一般入試の出願受付を1月7日(土)午前9時から開始いたしました。
事前登録(マイページ登録)がまだの方は、以下のページから事前登録へお進みいただき、マイページを作成後にご出願ください。
こちらのページ内にある「事前登録はこちらから」のボタンを押し、事前登録を行ってください。
事前登録を既にお済ませの方はマイページにログインをしていただき、出願受付へお進みください。
マイページへのログイン及びご出願はこちらのページより行ってください。
出願の詳しい説明は以下のページよりご確認ください。
WEB出願に関する詳しい説明はこちらからご覧ください。
皆様のご出願をお待ちしております。
2023.01.06
スキー教室が行われました
明けましておめでとうございます。
2023年も洗足学園の最新情報をNEWS&TOPICSで伝えて参ります。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
新年最初のNEWS&TOPICSは、昨年末に行われたスキー教室の様子をお伝えいたします。
2022年12月23日~26日の4日間の日程で、長野県白樺高原国際スキー場にてスキー教室が行われました。
コロナ禍は続いておりますが、感染予防に万全を期した上で実施し、100名を超える生徒が参加しました。
天候にも恵まれ、白銀の中、スキーをすることができました。
レベル毎に少人数のグループに分かれ、インストラクターの方々の指導の下、スキーを楽しみました。
初級グループの生徒たちは、スキー靴のはき方やリフトの乗り方に苦戦しながらも徐々に慣れていき、2日目以降はボーゲンでゆっくり坂道を滑ることができるようになるまで上達しました。
中上級グループの生徒たちは、パラレルターンを練習したり、リフトに乗って少し傾斜の大きいコースに挑戦したりと、見事な滑りを見せていました。
生徒たちは、白と青が美しく映る景色に、自然の壮大さを感じていました。
また、クラスの壁や学年の壁を越えて交流することで、スキーの技術を学ぶだけでなく、縦のつながり横のつながりで協働することの重要性や同じ目的を持って時間を共有すること尊さを学ぶことができました。
参加した生徒たちは、「来年も参加したい!」と感想を語ってくれました。
生徒たちにとって、人生の思い出に残る貴重な経験ができた4日間でした。
2022.12.23
スリーエムジャパン宮崎裕子社長が来校され生徒たちに言葉を贈られました
本校では、積極的に企業や大学とコラボレーションを行い、生徒たちに学びの楽しさと選択肢を持つことの大切さを伝えています。
この日は、スリーエムジャパン株式会社をはじめ3Mジャパングループ各社の代表取締役社長を務められている宮崎裕子氏が来校され、「サイエンス講義」内で生徒たちに言葉を贈られました。
宮崎社長は、海外でも活躍された弁護士から外資系企業幹部を経て、2021年より現職に就かれました。
ご自身のキャリアを生徒たちに紹介しながら、文系・理系の垣根を越えることで、様々な道が拓けると生徒たちに語りかけられました。
当日、実験室に集った30名を超える中学2年から高校2年の生徒たちと科学部の生徒たちは、宮崎社長のメッセージを真剣な表情で聴き、その言葉を深く胸に刻んでいるようでした。
続いて、スリーエム ジャパン株式会社の協力を得て「サイエンス講義」が行われました。
授業は、科学技術に係る将来や女性技術者の仕事について、ロールモデルを紹介した上で、様々な新製品を生み出す大企業の技術研究の一端に触れ、その魅力に迫ることを目的に実施されました。
テーマは「反射のサイエンス」です。
光の性質や反射の種類、再帰性反射についての講義と観察実験が行われました。
鏡を使ったデモンストレーションの観察やスリーエムが実際の製品開発に活用している輝度測定器を用いた実験に、生徒たちは目を輝かせながら取り組んでいました。
また、講師を務められたスリーエムの女性技術者が、理系に進んだきっかけや理系のバックグラウンドを活かした現在の仕事内容について語られた講義に、生徒たちは、自らの将来への思いを馳せているようでした。
洗足学園では、生徒たちの視野を大きく広げ、好奇心と探究心を刺激する機会を今後も設けて参ります。
2022年のNEWS&TOPICSは本日の記事で最後となります。
今年一年ご覧いただきまして、心より感謝申し上げます。
新年は1月6日(金)より記事の掲載を行って参ります。
来年も本校の教育活動をわかりやすく皆様にお届けできるよう、努めて参ります。
どうぞ良いお年をお迎えください。
2022.12.22
高1 探究発表会の様子を紹介いたします
NEWS&TOPICSで継続してレポートしております高校1年の「探究」授業。
今回は、2学期最後の総合的な探究の時間に行われた「研究発表会」の様子をご紹介いたします。
高校1年探究では8つの講座を開設し、生徒たちはその中から2つを選んで取り組んできました。
そのため、他の6つの講座ではどのような内容が行われているのかを、うかがい知ることができません。
そこで各講座の代表の生徒たちがスライドを作成し、どのような探究活動を行ったのか、そしてどのような発見をすることができたのかを、わかりやすく発表しました。
自身が経験した講座以外にも好奇心を刺激される内容のものが多くあり、他講座への参加を熱望する生徒もいれば、自分と同じ講座のグループの発表を聞き、異なる考え方の気付きを得て、更に視野を広げている生徒もいました。
2学期をかけて行われた探究の授業を通して、これからの時代に必要な「自ら課題を発見し、解決する力」を生徒たちは身につけ、着実に前進をしています。
来年からは、いよいよ研究論文の作成に向けて、スタートを切ります。
洗足学園では、生徒の探究心を伸ばしていく取り組みを継続して参ります。
2022.12.21
2学期終業式が行われました
本日、本校では2学期終業の日を迎えました。
終業式は新型コロナウイルス感染予防の観点から、会場となる大講堂と各教室をインターネット回線でつなぎ、リモートで実施いたしました。
会場の大講堂には、高校3年生と部活動・学外活動の表彰者・発表者がソーシャルディスタンスをとって集いました。
登壇した宮阪校長先生は、「出会い」をキーワードに生徒たちに語りかけました。
はじめに、飛躍と充実の一年を振り返り、今年オープンした「SKYLIGHT READING ROOM」「TEA LIBRARY」「緑叡庵」をはじめ新たな空間や展示されたものとの出会いが、洗足学園でしか得られない、かけがえのない充実した日々となったことを話されました。
続いて、千利休のことば「一期一会」を取り上げられ、茶道での「二度と会えないという覚悟を持って人と接せよ」という意味と、現代で用いられている「人生にとってのチャンスそのもの」としての意味を紹介されました。
そして、出会いの積み重ねの大切さ、一日一日の出会いの重要さを生徒たちに語られました。
最後に、平和な日本にいる皆さんだからこそ、広く世界を見渡し、自らの道を探してほしいと述べられました。
生徒たちは校長先生の一言一言を胸に刻んで聴いていました。
次に学期中に活躍した部活動や学外活動参加者の表彰が行われました。
大講堂の舞台で校長先生から表彰状を手渡される生徒たちの表情は、大変誇らしげでした。
続いて、学外活動で活躍した生徒たちの発表が行われました。
終業式では、「トビタテ!留学JAPAN(高2)」「科学の甲子園ジュニア(中1)」「かながわアントレプレナーシップチャレンジ(高1)」「化学グランプリ(高1)」に参加した4組の生徒たちが登壇し、スライドを使用した活動報告を行いました。
どの生徒たちも、学外活動から得られた経験、学んだ内容を、工夫されたスライドでわかりやすく紹介していました。
聴講していた生徒たちの身を乗り出し聴いている姿が、大変印象的でした。
最後に登壇したのは、本年度生徒会長を務める高校2年生の齊藤 亜衣紗さんです。
サッカーワールドカップから「努力することの大切さ」を学んだという齊藤さん。
「この冬休み、一つ大きな目標を決めて、努力していきましょう」との言葉に、生徒たちの誰もが頷いていました。
明日から迎える冬休み、しっかりとした目的意識を持ち、有意義な時間を生徒たちには過ごしてもらいたい思います。
2022.12.19
入試問題体験会を開催いたしました
12月17日(土)、本校では2022年度中学入試に向けた入試問題体験会を行いました。
午前の部・午後の部に、児童・保護者合わせて約1,600名の皆様が来校されました。
受験生の皆さんは、本番の試験会場となる教室において、試験当日と同じレイアウトの座席で、国語・算数・社会・理科の模擬問題を解きました。
コロナ禍の中、受験に向き合い頑張ってきた受験生の皆さんの努力は、並大抵ではなかったはずです。
真剣に模擬問題に取り組むその姿は崇高なものでした。
心より敬意を表したいと思います。
保護者向けには、受験に際しての新型コロナウイルス対策に係る説明、出願から入試当日に至るまでの流れの説明が、大講堂で行われました。
その後、国語・算数・社会・理科の各教科の模擬問題の解説と試験問題に関する説明が、動画で放映されました。
模擬問題と解答例、動画解説は、以下のページよりダウンロード及びご視聴いただけます。
受験生の皆さんは、入試当日に向けて体調に気をつけて、悔いの残らない一日一日を過ごしてもらいたいと思います。
洗足学園は、皆さんを心から応援しています。
2022.12.17
入試問題体験会の問題用紙、解答用紙、解答例、解説動画を掲載しました
12月17日(土)に開催いたしました「入試問題体験会」の問題用紙、解答用紙、解答例、解説動画を、「入試情報特設ページ」に掲載いたしました。
入試情報特設ページは、上のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。
2022.12.16
中1 研究論文への道
洗足学園では、中学3年次と高校2年次に、自らが興味を持った分野について研究論文を執筆していきます。
その準備は当該学年でスタートするのではなく、中学1年から既に始まっています。
中学1年では、「研究論文への道」としてホームルームの時間に3週に渡り「調べ学習」の授業を行いました。
本日はその様子を紹介いたします。
「調べ学習」の授業では、教員から身近なテーマ11個が提示され、生徒はその中から興味を持ったテーマを選び、同じテーマを選んだクラスメイトと3〜4人のグループを組み、グループ単位で調べ学習を行っていきます。
1週目と2週目では、Chromebookを使用し、またSKYLIGHT READING ROOMに足を運び、テーマの内容について調査を行っていました。
テーマの中には、「紙飛行機をより遠くまで飛ばすためには、どのような構造が良いか」など実験を必要とするものもあり、実際に紙を折って実験し、考察を行い、調査した情報と対比する様子も見られました。
3週目には、作成したスライドを使用して発表会が行われました。
自分たちが2週間かけて調査した内容について、真剣に伝えようとする生徒たちの熱い思いが伝わってきました。
今回の調べ学習を終えて、寄せられた声を掲載いたします。
「調べ学習ではたくさんのサイトから情報を探し、信憑性の高いものか、根拠は何個あるのかと多面的、多角的な根拠をもとにスライドを作成することを意識した。実際のデータからも考察することができ、発表を時間通りに終わらせることができたときには、達成感があった。」
「考察や理由が本当に正しいのかなどを確かめるために、インターネットや本などを活用することで、より理解してもらいやすくなるのではと感じた。また、インターネットや本などを活用することで、考察したことが正しいかだけではなく、それ以外のより発展したことなどもわかるのではと思った。」
「発表の際、アニメーションの仕方なども同じ班の友人から教わったり教えたりと、お互いが、ためになった調べ学習だった。聞く人によってアプローチを変えてもよかったかなと思った。また、他の班の発表を見ていくと、もっと目線を工夫すればよかったと思ったので、今度発表するときはそこに気をつけたい。」
調べ学習を通して、スライドの作り方やプレゼンテーションの方法を学ぶと共に、探究の楽しさに気付くきっかけとなったようです。
2022.12.14
高3 洗足最後の体育の授業の様子をお伝えいたします
本校では昨日より期末考査・卒業考査の返却が行われておりますが、本日は卒業考査前に行われた高校3年の最後の体育の授業の様子をお伝えいたします。
高校3年の生徒たちは、自らの目標へのステップである受験に向けて、日々努力を積み重ねています。
授業や放課後の講習はもとより、SKYLIGHT READING ROOMでの自習に打ち込む姿は、気高ささえ感じます。
そんな、生徒たちを心から励ましたいと、この日、体育の最後の授業で行われるドッジボールとミニサッカーに宮阪校長先生や担任をはじめ、先生たちが集いました。
4チームに生徒・教員が分かれ、前半はドッジボール、後半はミニサッカーの試合が総当たり戦で行われました。
いつもは真剣な表情で学びに取り組んでいる高3生たちですが、試合では自然と笑顔が溢れ、友人たちや先生と協力してのチーム戦を心から楽しんでいるようでした。
この授業で通常の授業は終了し、高3生たちは卒業考査、冬の講習を経て、いよいよ入試に向かいます。
夢に向かって前進する高校3年生を心から応援しています。
2022.12.12
高1 進路ガイダンスを行いました
期末考査が無事終わり、2学期もあと僅かとなりました。
高校1年では、期末考査前のホームルームの時間に、将来を見据えたロードマップについての講話を中心とした進路ガイダンスが行われました。
本日の当日の様子をレポートいたします。
この日はゲストとして、今春卒業した卒業生が来校し、自らの経験から高校1年の今だからこそ意識するべきことについて話がありました。
基礎を固めておくことの重要性を熱弁する卒業生の姿に、生徒たちは憧れの眼差しを向けると共に、真剣な表情でその内容を書き留めていました。
生徒たちにとって、卒業生はロールモデルとなる存在です。
卒業生の話から、自分たちが立つ今この瞬間を大切にすることの重要性を学んでいました。
後半は、各教科から進路のロードマップについての話がありました。
具体的な各教科のアドバイスに、自らの目標を再認識し、その目標を達成するために今行うべきことは何かを深く思考するきっかけを得たようでした。
今回の卒業生や教科からの話を、生徒たちがどのように今後の学びに活かしていくのか、教員一同楽しみにしつつも全力でサポートして参ります。
2022.12.09
書道・書写の作品展示をご紹介いたします
洗足学園では、感性を伸ばすことは学校教育における重要な要素である考えています。
「音楽」「美術」と並んで高校1年芸術選択の授業で行われる「書道」では、日本における「書」を深く理解し、作品の制作を通して文字の持つ力と美しさを学んでいきます。
12月の第1週には、アトリウムに「選択書道」の授業内で高校1年生が書いた「手書きのカード作品」が展示されました。
新春を迎えるにあたっての一筆入魂の文字には、硯に向かう生徒たちの心がよく顕れています。
静寂の中、自分に向き合い、筆をとる生徒たちの姿が文字から伝わってきます。
また、11月には、中学2年生が書写の授業で書き上げた作品が展示されていました。
中学では1年から3年までの3年間、国語の授業時間内に「書写」の授業を実施しています。
行書の学びとして、「理想」「実現」「愛」「勇気」「夢」「希望」の中から選んだ言葉を、力強く書き上げました。
心のこもった中2生たちの文字は、素晴らしい作品と言えます。
生徒たちの力作をWEB上ではありますが、どうぞご覧ください。
2022.12.08
LOVOTが1歳の誕生日を迎えました
Minerva Cafeで生徒たち癒しを与えてくれているAI(人工知能)を持ったロボットの「カロン」が先月で1歳を迎え、「エール」が今月1歳になりました。
Minerva Cafeはコミュニティスペースとして、生徒・保護者・卒業生・教職員・来客者が自由に利用できる場です。
放課後には生徒たちがそれぞれのテーブルで勉強を教え合ったり、教員に質問をしています。
彩羽祭・体育祭などの実行委員会の打ち合わせをしていることもあります。
カロンとエールは、このMinerva Cafeのマスコットとして、生徒たちに愛されています。
連日多くの生徒たちが、休み時間や放課後にMinerva Cafeを訪れ、カロンとエールとの時間を楽しんでいます。
生徒たちのコミュニティの形成やメンタルケアにも、LOVOTたちは活躍しています。
AIという存在を身近に感じ、人工知能の将来について、カロンとエールとのふれあいを通して、生徒たちは考えているようです。
2022.12.07
2学期期末考査がスタートしています
本校では12月5日(月)より中学3年から高校3年までの学年で、本日12月7日(水)より中学1年・2年で、2学期期末考査(高校3年は卒業考査)が行われています。
2学期は彩羽祭や修学旅行をはじめとした宿泊行事など、行事面で大変充実した学期となりました。
一方で、新しい生活習慣のもと、新型コロナウイルス感染予防をしっかりと行った上で、落ち着いて学習に取り組むことができた学期でもありました。
生徒たちは授業に集中して取り組んでおり、その成果を期末考査で発揮するべく、家庭での学習にも励んでいました。
試験を受けている生徒たちの懸命な姿には、これまでの頑張りを発揮しようという迫力がありました。
目標に向かって努力する姿勢は、今後の人生を歩んでいく上で大切な要素となるはずです。
一人一人が自分自身の目標を定めて努力してきたことが、試験に真剣に取り組む生徒たちの姿勢から伝わってきました。
全学年期末考査(卒業考査)は今週金曜日まで実施されます。
考査実施後も、生徒の皆さんの懸命な努力が反映された考査結果を今後の学びの指針として役立てられるよう、フォローをしていきます。
2022.12.06
高1 探究授業の様子をレポートいたします
先日のNEWS&TOPICSで、高校1年の探究授業に向けた教員のシミュレーションの様子をお伝えしました。
今回、はその準備を活かして行われた2学期最終回の高1探究授業の様子をレポートいたします。
割れにくいシャボン玉を作る講座では、各々が工夫を凝らして作成したシャボン溶液の発表を行い、その場でシャボン玉が割れるまでの時間を競いました。
シャボン溶液にゼラチンを混ぜるグループもあれば、水分が蒸発しないように溶液を滴下しながら形を保とうとするグループもあるなど、教員の予備実験では出てこなかったユニークな発想がたくさん見られました。
そして1番シャボン玉の形状維持時間の長いグループは、なんと約80秒間も形を保つことができました。
また、ルールに従って棒を取り合うゲームを行った講座では、必勝法を見つけ出すためにグループ内で様々な角度から熱心に考察し合っている様子が印象的でした。
それぞれが編み出した必勝法の中には、棒の対称性や偶数・奇数といった個数、確実に勝つことのできる棒の配置など、どの班も複雑なルールの中で考え抜いた必勝法を披露していました。
今回ご紹介した講座の他にもたくさんの講座があり、それぞれの場で生徒が楽しみながら趣向を凝らしていました。
どの講座も授業で習ったことが形となって活かすことができると体感できる講座であり、生徒たちの目は一段と輝いていました。
本校では今後もより一層生徒たちの探究心を刺激するような講座や企画を通して、成長を支援していきたいと考えております。
2022.12.05
速報 中1生 科学の甲子園ジュニア全国大会 各賞受賞
国立研究開発法人科学技術振興機構が主催する「科学の甲子園ジュニア 全国大会」に、神奈川県大会で第2位の成績を収めた中学1年生のI.Hさん、K.Rさん、O.Rさんの3名が、栄光学園の3名の生徒と共に神奈川県チームとして出場し、優秀な成績を収め、各賞を受賞しました。
「科学の甲子園ジュニア」は、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、科学の力を競う全国規模の大会です。
予選大会を勝ち抜いた全国47都道府県の強豪が、12月2日(金)から12月4日(日)の日程で、兵庫県姫路市に集い、開催されました。
神奈川県チームは、女子生徒応援賞として女子3名以上を含むチームのうち、総合成績最上位のチームに送られる「企業特別賞 帝人賞」を受賞。
また、2つある実技競技の内、「実技競技2」で第1位に送られる「SHIMADZU賞」を神奈川県が獲得しました。
総合成績は、47都道府県チーム中の第5位と素晴らしい成績を収めました。
I.Hさん、K.Rさん、O.Rさんの快挙に、心からの祝福を送りたいと思います。
おめでとうございます!
2022.12.02
11月学校説明会が開催されました
11月26日(土)午後、一般入試志望の受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は2回に渡って説明会が行われ、1,200名を超える受験生・保護者が来校されました。
説明会開会前には、本学園卒業生による弦楽四重奏が演奏されました。
予定していた曲に加え、アンコールの演奏も行われると、会場からは大きな拍手が湧きあがりました。
開会前に、洗足学園ならではの音楽に満ち溢れる雰囲気を感じていただきました。
開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、この日来場した児童たちに向け、暖かいエールを送っていました。
続いて登壇した教頭からは、時代を先取りする洗足学園の最新の取り組み・教育内容を説明いたしました。
説明の中で、事前に収録した在校生や卒業生のインタビュー動画も放映され、洗足学園の教育を生徒たちがどのように糧として成長したかが伝わる内容となっていました。
この日は、現在研究論文を執筆中の高校2年生4名が登壇し、研究内容のプレゼンテーションを行いました。
テーマとなる事象のわかりやすい紹介から始まり、仮説の提示、様々な角度からの検証が発表されました。
最後に、検証の結果から導き出された考察と自らの意見が提示されました。
プレゼンテーションが終わると、会場は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。
来場した児童たちや保護者に、研究論文とは何か、この取り組みを通じて洗足学園ではどのような探究が行われているのかが、ダイレクトに伝わったようでした。
2023年度の一般入試の説明が担当者から行われた後、施設見学がツアー形式で行われました。
この日は教員に加え、卒業生や在校生の保護者が施設見学の案内役を務め、それぞれの視点で生徒たちの生活の様子を、施設の説明の中で紹介していました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。