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2023.01.26
体育祭に向けて生徒たちの頑張り
1月24日(火)放課後に、体育祭実行委員会の生徒たちのトップである実行委員長をはじめ、副実行委員長や各色の応援団幹部の生徒たちが宮阪校長先生を訪ね、準備の進捗状況の報告や実施に向けた意気込みを語りました。
本校では生徒自治活動の重要な柱として体育祭を位置づけ、競技プログラムの選定・組み立てから、進行、審判、用具、場内装飾、放送、応援に至るまで全てを生徒たちが取り仕切り、実行します。
次年度の体育祭に向けた準備は、前年度の体育祭終了直後からスタートしています。
今年4月に開催予定の体育祭に向けて、生徒たちは昨年より着々と準備を進めてきました。
実行委員長のSさんは、実行委員が互いにアイディアを出し合いながら、団結して準備を進めてきたことを校長先生に報告しました。
副実行委員長のTさんは、これまでの参加する側から創る側に立場が変わり、創り手だからこそわかる苦労や充実感が多くあったことを語ってくれました。
各色の応援団幹部たちからは、来場する皆さんが楽しめるように創意工夫を行い、既存のものを超えるアイディアを出し合っていますとの報告がありました。
生徒たちの「みんなに楽しさが伝えられるよう頑張っています」「体育祭を成功に導く使命感を持って取り組んでいます」と表情を輝かせて語る姿が、大変印象的でした。
校長先生からは、「伝統は生徒の皆さん自身が創っていくものです。頑張ってください!」とエールが送られました。
生徒たちは自治活動を通して、自らの頭で考え、困難な状況があってもそれを乗り越える精神力と知恵の生かし方を学んでいます。
この経験が、きっと将来の生徒たちの人生の糧になるはずです。
体育祭実行委員の生徒たちの頑張りを応援しています。
2023.01.25
弦楽合奏部の活躍を紹介いたします
生徒の自治活動の大きな柱の一つとして位置付けている部活動は、目標に向けて他者と協力していくことをはじめ、活動を通して幅広く生徒たちのコンピテンシー能力を育んでいきます。
本日はその部活動の中から、年末に大活躍を見せた弦楽合奏部の活動の様子を紹介いたします。
昨年12月10日(土)、「TBSこども音楽コンクール 東日本優秀演奏発表会」に出場しました。
7月に江戸川文化センターで行われました、「TBSこども音楽コンクール地区大会」において、見事優秀賞を獲得し、この日「東日本優秀演奏発表会」に出場することとなりました。
エルガー作曲「弦楽セレナーデ(ホ短調)作品20より第1・3楽章」を演奏し、TBSラジオにて放送されました。
生徒たちは4月の定期演奏会から約9か月間練習してきた集大成として、堂々たる演奏を披露していました。
翌週の12月18日(日)には、「神奈川県高等学校総合文化祭器楽・管弦楽」にて、「会長賞」を受賞しました。
鎌倉芸術館にて開催されました本大会には、弦楽合奏部中学3年生から高校2年生までの37名が参加しました。
芥川也寸志作曲「弦楽のための三楽章」より、第一楽章と第三楽章を演奏しました。
これまでの生徒たちの努力が結実し、大会で最も優れた演奏に送られる「会長賞」を受賞することができました。
今年1月15日(日)に、神奈川県立音楽堂で行われた「総合文化祭閉会式」にて、本大会の表彰式が行われました。
表彰を受ける生徒の誇らしげな姿が大変印象的でした。
弦楽合奏部の生徒たちは学業と部活動を両立しながら、充実した学園生活を送っています。
今年もNEWS&TOPICSでは、部活動で活躍する生徒たちの姿を紹介していきます。
2023.01.23
保護者によるキャリアプログラムを実施いたしました
中学3年では1月21日(土)に、保護者の会である洗足会の父親部門「Fathers’」のご協力のもと、保護者によるキャリアプログラムが実施されました。
昨年度までは、新型コロナウイルス感染対策のためオンラインでの実施をしておりましたが、今年度は感染予防に万全を期し、教室と小講堂において、対面で実施をいたしました。
はじめに教室での授業が2時間(2コマ)行われ、生徒たちは講義やワークショップを受講しました。
3時間目は学年全員が小講堂に集まり、1・2時間目に授業をされた保護者の皆さんによるパネルディスカッションが行われました。
後半は、生徒たちから積極的な質問が出され、それに対しわかりやすく保護者が答えるというやり取りに、多くの生徒たちが身を乗り出して聴いている姿が大変印象的でした。
参加された保護者のご職業は「企画経営」「公務員」「マーケティング」「SDGs」「建設」「IT」「エンジニア」「研究職」「海運」といった多岐にわたり、テレビやインターネットでよく目にする職業からこれまで知らなかった職業まで、様々なお話を聞くことができたのは、生徒たちにとって大変新鮮な経験でした。
生徒たちは保護者のお話を聞き、ワークショップやパネルディスカッションに参加することで、一つの職業だけではなく複数のジャンルの職業から「働くということ」、「社会に貢献をするということ」、「自分の人生を設計するということ」とは何かを多角的に捉え、考えることができました。
身近な存在である在校生の保護者からのメッセージに、生徒たちはいつもとは少し違う形で将来のことを考える素晴らしいきっかけをもらったようです。
2023.01.20
中3 数学オリンピック初日の様子を紹介いたします
本校では各学年での「総合的な探究の時間」において、洗足ならではの取り組みを行っています。
今回は、中学3年での取り組みをご紹介いたします。
「自分の才能に気づき、それを伸ばせる機会をつくろう」という思いから、中学3年では国内外で開催されている様々な「オリンピック」の問題に洗足流のアレンジを加えて、学年全員で取り組む「みんなでオリンピック企画」を立ち上げ、取り組んでいます。
1学期に実施された「国際言語学オリンピック」、2学期に実施された「理科オリンピック」に引き続き、第3弾として、1月17日(火)に「数学オリンピック」企画の1日目を実施いたしました。
1959年から始まった「国際数学オリンピック」を皮切りに、日本でも1990年から「日本数学オリンピック」、「算数オリンピック」、「日本ジュニア数学オリンピック」などが実施されています。
今回は数学の先生がアレンジを加え、洗足特別エディションとして出題しました。
当日配布された算数・数学・パズル・論理クイズなど様々なタイプの問題に対して、解く速さをクラス単位で競い合いました。
壁一面に問題を貼りだし、各々が取り組めそうな問題に取り掛かるクラス、5人1組で1問を囲んで知恵を振り絞るクラス、1人1人が自分の力で問題を解いていくことに舵をきるクラス等、問題に対するアプローチの仕方もクラスごとに異なっていました。
先生たちも交えて、大変な盛り上がりを見せました。
わかりそうでわからない問題に、粘り強く挑戦する気持ちや悔しさ、何より苦労して解いた問題が正解とわかった瞬間の喜びは、生徒たちにとってかけがえのない体験となりました。
1学期が個人戦、2学期は班対抗戦、3学期はクラス対抗戦とステップアップしていった 「みんなでオリンピック企画」 ですが、次回の「数学オリンピック」企画2日目で一つの区切り目を迎えます。
クラスで一致団結し、最後に優勝を勝ち取るのはどのクラスになるのか、次回も生徒たちの夢中に取り組む姿を見られることが楽しみです。
2日目についてのレポートも、NEWS&TOPICSで取り上げていきたいと思います。
どうぞお楽しみに。
2023.01.18
高1生 高校生ビジネスプラングランプリで審査員特別賞受賞
日本政策金融公庫主催の「第10回高校生ビジネスプラングランプリ」の最終審査会が1月8日(日)に行われ、高校1年生のHさん、Kさん、Fさん、Sさんの4名のチームが、4,997組の応募の中から見事「審査員特別賞」を受賞しました。
日本政策金融公庫主催の高校生ビジネスプラングランプリは「活力ある日本の誇り、地域を活性化するためには、次世代を担う若者の力が必要である」という理念のもと、高校生・高専生がビジネスプランを作成する過程を通じて、自ら未来を切り拓いていける力を養うことを目的として開催されています。
本大会は、オリジナリティーやアイデアの面白さだけではなく、収支計画や利益計算など、経済的な側面からも提案内容が評価されます。
高校1年生4名は、傘で発電するシステム「あんぶらいと」の開発プランを考え、審査に向け準備を始めました。
夏休み前から企業や大学の専門家に何度もお話を伺い、プランの具体性や実現の可能性を高めていきました。
予備審査を通過し、ファイナリスト10組に選ばれた生徒たちは、東京大学で開催された最終審査会に進出しました。
当日は、完成度の高い発表を行い、審査員からの質疑にも堂々とした姿勢で的確に応答を行いました。
審査員特別賞の受賞の瞬間、4名が満面の笑顔で喜んでいる姿が大変印象的でした。
宮阪校長先生へ受賞の報告に校長室を訪れた際、生徒たちは今大会を振り返り、次のように感想を述べていました。
「『科学』と『経営』など、異なる分野を融合することの大切さとその可能性を感じました。」
「企業の皆さんや大学の先生とのやり取りが大変良い経験になりました。」
「頑張ったことが形になっていく過程で、自分たちが社会から評価されていくのが大変嬉しかったです。」
「4人がお互いに足りない部分を補い合い、チームワークを深められました。このチームだからこそ『審査員特別賞』を受賞することができたのだと思います。」
生徒たちの挑戦には、無限の可能性があります。
果敢に挑み続けた生徒たちに、心からの賛辞を贈りたいと思います。
おめでとうございます!
2023.01.16
2023年度帰国生入試を実施いたしました
1月14日(土)2023年度帰国生入試を実施いたしました。
本年度はA方式(英・英面)87名、B方式(英・国・算・英面)84名のご出願がありました。
そのうちA方式83名、B方式80名の受験生が出席し、試験に臨まれました。
新型コロナウイルス感染拡大が続いておりますが、本校では感染対策を万全に行い、当日を迎えました。
入室の際の消毒、教室内の座席を通常授業時の半分以下に減らす、休憩時間の換気の徹底、ソーシャルディスタンスの確保などを実施いたしました。
玄関では校長先生をはじめ、ネイティブの先生たちがソーシャルディスタンスをとって並び、受験生を出迎えました。
受験生の皆さんは先生たちの挨拶に、元気よく応じていました。
これまで目標に向けて懸命に努力してきた受験生の皆さんが、教室で試験に向き合う姿には崇高なものがございました。
英語の面接試験では、質問に答える姿勢だけではなく、自分の考えを的確に相手に伝えようという熱意と気高さが感じられました。
洗足学園は受験生の頑張りを、心より応援しております。
2023.01.13
新学期の授業の様子を紹介いたします
新学期の授業が今週火曜日よりスタートしました。
新型コロナウイルス感染拡大の第8波が到来しておりますが、本校では感染予防に万全を期し、授業を行っています。
授業では、デジタルホワイトボードをフル活用しています。
中学1年国語では、古典文法における形容詞の活用の授業が行われていました。
ホワイトボードには活用表と活用における要点が分かりやすく映し出されています。
生徒たちは先生の解説を目を輝かせながら聴き入っていました。
中学2年の理科(生物地学)では、温暖化や寒冷化における生物の表皮の進化についての授業が行われていました。
温暖化における血行促進による皮膚の紅潮や、寒冷化における体毛の発生とその役割などを、スライドに投影された図やポイントを使用し解説していきます。
生徒たちは先生の解説を聞き、うなずきながらノートに重要事項を書き込んでいました。
また、生徒たちが主体的に考え、受け身ではなく自らの意見を発信していく授業も行われていました。
ネイティブの先生による英語の授業では、スライド、テキスト、プリントを効果的に組み合わせて授業が行われていました。
本校では安心・安全な環境で、最先端のICT機器を活用し、多彩なアプローチで授業が展開されています。
日々進化する洗足の授業を今年もレポートしていきます。
2023.01.12
スキー部合宿の様子を紹介いたします
本校では、生徒の自治活動の大きな柱の一つに部活動を位置づけています。
一つの目標に向けて他者と協力していくことをはじめ、部における活動は幅広く生徒たちのコンピテンシー能力を育んでいきます。
本日は、運動部の中からスキー部の活動について、新年1月4日から3泊4日で行われた合宿の様子をご紹介いたします。
普段の校内での活動では、中庭でローラーブレードを使用した練習や、基礎体力のトレーニングを行っているスキー部。
冬休み期間中に、日ごろの成果を発揮すべく合宿を行い、スキー技術の向上や検定の取得を目指します。
ここ数年はコロナ禍のため合宿を行うことができませんでしたが、今年は感染対策に万全を期し、3年ぶりに新潟県の舞子スノースキー場にて、部員33名で合宿を実施いたしました。
合宿では、初日の午後より3日間、インストラクターの指導の下で技術向上に努めました。
また、講習後には部員を縦割りのグループに分け、上級生の先導に沿って、各自が練習を行いました。
最終日には、スキー検定を受験しました。
今回の4日間の集中した部活動を通して、部員たちは達成感を感じ、充実した表情を見せていました。
今後も洗足学園では、生徒たちの自治活動を応援していきます。
2023.01.11
成人を祝う会が開催されました
1月9日(月・祝)第73回洗足学園高等学校卒業生たちが華やかな和服姿で本校に集いました。
洗足学園ではマザーポートスクール構想のもと、船出した卒業生たちがいつでも母校であり母港である洗足学園に戻ってこられる機会があります。
その一つとして、この「成人を祝う会」が、毎年成人の日に開催されております。
コロナ禍は依然として続いておりますが、感染予防を徹底した上で対面で実施いたしました。
200名を超えるの卒業生と卒業生の保護者が式典の会場となった大講堂に集いました。
宮阪校長の祝辞に続き、卒業生の会である「若尾会」副会長の祝辞、担任・副担任の先生方の言葉、卒業生代表による「新成人のことば」が述べられました。
登壇した卒業生たちの恩師である先生たちの言葉に、卒業生の誰もが笑顔になりました。
卒業生代表の言葉には、自分たちが成長する過程で保護者や学校から受けた様々な支えへの感謝とこれから未来を切り拓いていく決意が込められており、参列者全員が心を打たれました。
その後、先輩たちを祝うべく後輩である高校1年生たちによるお祝いのオーケストラ演奏が華を添えました。
高校1年生の音楽授業選択者によるオーケストラ演奏では、ワーグナー作曲「マイスタージンガー」と校歌が披露され、卒業生たちは後輩たちの奏でる素晴らしい音色に聴き入っていました。
式典終了後には記念撮影が行われました。
記念撮影は新型コロナウイルス感染対策として、クラス単位でグラウンドにて実施いたしました。
卒業生の満面の笑顔がこの日に集えた喜びを表していました。
洗足学園ではこのようなホームカミングデーを通して卒業生たちとの絆をしっかりと結び、生涯にわたる繋がりを持っていきたいと考えております。
2023.01.10
3学期初日の様子をお伝えいたします
1月7日(土)、本校では3学期がスタートしました。
本日は始業式の様子をお伝えいたします。
感染予防のため、式場となる大講堂には、中学生が集い、高校生は教室で始業式に臨みました。
高校生の教室は、会場とリモートで映像・音声が繋がれ、スクリーンに様子が映し出されました。
始業式の冒頭、合唱部による校歌の斉唱が行われました。
合唱部の澄んだ歌声が大講堂に響き、厳かな雰囲気の中、始業式は始まりました。
舞台に登壇した宮阪校長先生は、校歌斉唱を受けて、生徒たちに校歌の持つ意味を語りかけました。
洗足学園の創立者である前田若尾先生が、思いを込めて作られた校歌を、声を合わせて歌うことは、その思いを受け継ぐことであると生徒たちは胸に刻んでいました。
続いて、校長先生から冬休み中にTEA LIBRARYに設置された「フーコーの振り子」と1階に飾られた卒業生の名を刻んだ銅板の紹介がありました。
銅板には「卒業生名簿」ではなく、「出航者名簿」と刻まれていることをお話しになりました。
洗足学園は「マザーポートスクール」として、卒業生にとって「母校」であり、また「母港」でもあり、いつでも帰ってこられる場でありたいという思いが、「出航者名簿」という表現に込められていると語られました。
最後に、「ゲームチェンジャー」という言葉をキーワードに、「女性の活躍」について生徒たちにメッセージを送られました。
世界を変えていくのは女性であり、創立者前田若尾先生はまさに「ゲームチェンジャー」であったことを話されました。
創設者の思いを継ぎ、女子校である洗足学園中学・高校で学ぶ皆さんは、間違いなくこれからの世界の「ゲームチェンジャー」になるとエールを送り、話を結ばれました。
校長先生の言葉を受け、生徒たちの表情には新年を充実したものにしようという決意が表れていました。
次に、彩羽祭(文化祭)飲食部門より、飲食の売り上げの430,126円を認定NPO法人「難民を助ける会」(AAR Japan)に、難民の子どもたちへの文具・衣料品の提供に使用される募金として寄付したことが報告されました。
また、東北物産展の売り上げ70,000円が、大船渡市の震災復興に使用される募金として市に寄付されたことも報告されました。
その後、生徒会より生徒会の意義とその役割についてのプレゼンテーションが行われました。
3学期には来年度の生徒会長、役員を選ぶ選挙が行われます。
プレゼンテーションでは、選挙についても詳しく説明されました。
多くの生徒たちが立候補し、新たな洗足学園を創っていくことを期待します。
最後に、生徒会長の高校2年齊藤 亜衣紗さんより、新年を迎えるにあたっての言葉がありました。
齊藤さんは尊敬するサッカー選手の著書の中から、「感謝」という言葉を挙げ、生徒たちに語りかけました。
「感謝」は自らの成長に繋がることを述べ、身近な人に感謝することを心がけようと呼びかけました。
本校では、3学期も安心して生徒たちが学園生活を送ることができるよう、実りある教育活動を行って参ります。
2023.01.07
一般入試の出願受付を開始いたしました
2023年度一般入試の出願受付を1月7日(土)午前9時から開始いたしました。
事前登録(マイページ登録)がまだの方は、以下のページから事前登録へお進みいただき、マイページを作成後にご出願ください。
こちらのページ内にある「事前登録はこちらから」のボタンを押し、事前登録を行ってください。
事前登録を既にお済ませの方はマイページにログインをしていただき、出願受付へお進みください。
マイページへのログイン及びご出願はこちらのページより行ってください。
出願の詳しい説明は以下のページよりご確認ください。
WEB出願に関する詳しい説明はこちらからご覧ください。
皆様のご出願をお待ちしております。
2023.01.06
スキー教室が行われました
明けましておめでとうございます。
2023年も洗足学園の最新情報をNEWS&TOPICSで伝えて参ります。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
新年最初のNEWS&TOPICSは、昨年末に行われたスキー教室の様子をお伝えいたします。
2022年12月23日~26日の4日間の日程で、長野県白樺高原国際スキー場にてスキー教室が行われました。
コロナ禍は続いておりますが、感染予防に万全を期した上で実施し、100名を超える生徒が参加しました。
天候にも恵まれ、白銀の中、スキーをすることができました。
レベル毎に少人数のグループに分かれ、インストラクターの方々の指導の下、スキーを楽しみました。
初級グループの生徒たちは、スキー靴のはき方やリフトの乗り方に苦戦しながらも徐々に慣れていき、2日目以降はボーゲンでゆっくり坂道を滑ることができるようになるまで上達しました。
中上級グループの生徒たちは、パラレルターンを練習したり、リフトに乗って少し傾斜の大きいコースに挑戦したりと、見事な滑りを見せていました。
生徒たちは、白と青が美しく映る景色に、自然の壮大さを感じていました。
また、クラスの壁や学年の壁を越えて交流することで、スキーの技術を学ぶだけでなく、縦のつながり横のつながりで協働することの重要性や同じ目的を持って時間を共有すること尊さを学ぶことができました。
参加した生徒たちは、「来年も参加したい!」と感想を語ってくれました。
生徒たちにとって、人生の思い出に残る貴重な経験ができた4日間でした。
2022.12.23
スリーエムジャパン宮崎裕子社長が来校され生徒たちに言葉を贈られました
本校では、積極的に企業や大学とコラボレーションを行い、生徒たちに学びの楽しさと選択肢を持つことの大切さを伝えています。
この日は、スリーエムジャパン株式会社をはじめ3Mジャパングループ各社の代表取締役社長を務められている宮崎裕子氏が来校され、「サイエンス講義」内で生徒たちに言葉を贈られました。
宮崎社長は、海外でも活躍された弁護士から外資系企業幹部を経て、2021年より現職に就かれました。
ご自身のキャリアを生徒たちに紹介しながら、文系・理系の垣根を越えることで、様々な道が拓けると生徒たちに語りかけられました。
当日、実験室に集った30名を超える中学2年から高校2年の生徒たちと科学部の生徒たちは、宮崎社長のメッセージを真剣な表情で聴き、その言葉を深く胸に刻んでいるようでした。
続いて、スリーエム ジャパン株式会社の協力を得て「サイエンス講義」が行われました。
授業は、科学技術に係る将来や女性技術者の仕事について、ロールモデルを紹介した上で、様々な新製品を生み出す大企業の技術研究の一端に触れ、その魅力に迫ることを目的に実施されました。
テーマは「反射のサイエンス」です。
光の性質や反射の種類、再帰性反射についての講義と観察実験が行われました。
鏡を使ったデモンストレーションの観察やスリーエムが実際の製品開発に活用している輝度測定器を用いた実験に、生徒たちは目を輝かせながら取り組んでいました。
また、講師を務められたスリーエムの女性技術者が、理系に進んだきっかけや理系のバックグラウンドを活かした現在の仕事内容について語られた講義に、生徒たちは、自らの将来への思いを馳せているようでした。
洗足学園では、生徒たちの視野を大きく広げ、好奇心と探究心を刺激する機会を今後も設けて参ります。
2022年のNEWS&TOPICSは本日の記事で最後となります。
今年一年ご覧いただきまして、心より感謝申し上げます。
新年は1月6日(金)より記事の掲載を行って参ります。
来年も本校の教育活動をわかりやすく皆様にお届けできるよう、努めて参ります。
どうぞ良いお年をお迎えください。
2022.12.22
高1 探究発表会の様子を紹介いたします
NEWS&TOPICSで継続してレポートしております高校1年の「探究」授業。
今回は、2学期最後の総合的な探究の時間に行われた「研究発表会」の様子をご紹介いたします。
高校1年探究では8つの講座を開設し、生徒たちはその中から2つを選んで取り組んできました。
そのため、他の6つの講座ではどのような内容が行われているのかを、うかがい知ることができません。
そこで各講座の代表の生徒たちがスライドを作成し、どのような探究活動を行ったのか、そしてどのような発見をすることができたのかを、わかりやすく発表しました。
自身が経験した講座以外にも好奇心を刺激される内容のものが多くあり、他講座への参加を熱望する生徒もいれば、自分と同じ講座のグループの発表を聞き、異なる考え方の気付きを得て、更に視野を広げている生徒もいました。
2学期をかけて行われた探究の授業を通して、これからの時代に必要な「自ら課題を発見し、解決する力」を生徒たちは身につけ、着実に前進をしています。
来年からは、いよいよ研究論文の作成に向けて、スタートを切ります。
洗足学園では、生徒の探究心を伸ばしていく取り組みを継続して参ります。
2022.12.21
2学期終業式が行われました
本日、本校では2学期終業の日を迎えました。
終業式は新型コロナウイルス感染予防の観点から、会場となる大講堂と各教室をインターネット回線でつなぎ、リモートで実施いたしました。
会場の大講堂には、高校3年生と部活動・学外活動の表彰者・発表者がソーシャルディスタンスをとって集いました。
登壇した宮阪校長先生は、「出会い」をキーワードに生徒たちに語りかけました。
はじめに、飛躍と充実の一年を振り返り、今年オープンした「SKYLIGHT READING ROOM」「TEA LIBRARY」「緑叡庵」をはじめ新たな空間や展示されたものとの出会いが、洗足学園でしか得られない、かけがえのない充実した日々となったことを話されました。
続いて、千利休のことば「一期一会」を取り上げられ、茶道での「二度と会えないという覚悟を持って人と接せよ」という意味と、現代で用いられている「人生にとってのチャンスそのもの」としての意味を紹介されました。
そして、出会いの積み重ねの大切さ、一日一日の出会いの重要さを生徒たちに語られました。
最後に、平和な日本にいる皆さんだからこそ、広く世界を見渡し、自らの道を探してほしいと述べられました。
生徒たちは校長先生の一言一言を胸に刻んで聴いていました。
次に学期中に活躍した部活動や学外活動参加者の表彰が行われました。
大講堂の舞台で校長先生から表彰状を手渡される生徒たちの表情は、大変誇らしげでした。
続いて、学外活動で活躍した生徒たちの発表が行われました。
終業式では、「トビタテ!留学JAPAN(高2)」「科学の甲子園ジュニア(中1)」「かながわアントレプレナーシップチャレンジ(高1)」「化学グランプリ(高1)」に参加した4組の生徒たちが登壇し、スライドを使用した活動報告を行いました。
どの生徒たちも、学外活動から得られた経験、学んだ内容を、工夫されたスライドでわかりやすく紹介していました。
聴講していた生徒たちの身を乗り出し聴いている姿が、大変印象的でした。
最後に登壇したのは、本年度生徒会長を務める高校2年生の齊藤 亜衣紗さんです。
サッカーワールドカップから「努力することの大切さ」を学んだという齊藤さん。
「この冬休み、一つ大きな目標を決めて、努力していきましょう」との言葉に、生徒たちの誰もが頷いていました。
明日から迎える冬休み、しっかりとした目的意識を持ち、有意義な時間を生徒たちには過ごしてもらいたい思います。
2022.12.19
入試問題体験会を開催いたしました
12月17日(土)、本校では2022年度中学入試に向けた入試問題体験会を行いました。
午前の部・午後の部に、児童・保護者合わせて約1,600名の皆様が来校されました。
受験生の皆さんは、本番の試験会場となる教室において、試験当日と同じレイアウトの座席で、国語・算数・社会・理科の模擬問題を解きました。
コロナ禍の中、受験に向き合い頑張ってきた受験生の皆さんの努力は、並大抵ではなかったはずです。
真剣に模擬問題に取り組むその姿は崇高なものでした。
心より敬意を表したいと思います。
保護者向けには、受験に際しての新型コロナウイルス対策に係る説明、出願から入試当日に至るまでの流れの説明が、大講堂で行われました。
その後、国語・算数・社会・理科の各教科の模擬問題の解説と試験問題に関する説明が、動画で放映されました。
模擬問題と解答例、動画解説は、以下のページよりダウンロード及びご視聴いただけます。
受験生の皆さんは、入試当日に向けて体調に気をつけて、悔いの残らない一日一日を過ごしてもらいたいと思います。
洗足学園は、皆さんを心から応援しています。
2022.12.17
入試問題体験会の問題用紙、解答用紙、解答例、解説動画を掲載しました
12月17日(土)に開催いたしました「入試問題体験会」の問題用紙、解答用紙、解答例、解説動画を、「入試情報特設ページ」に掲載いたしました。
入試情報特設ページは、上のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。
2022.12.16
中1 研究論文への道
洗足学園では、中学3年次と高校2年次に、自らが興味を持った分野について研究論文を執筆していきます。
その準備は当該学年でスタートするのではなく、中学1年から既に始まっています。
中学1年では、「研究論文への道」としてホームルームの時間に3週に渡り「調べ学習」の授業を行いました。
本日はその様子を紹介いたします。
「調べ学習」の授業では、教員から身近なテーマ11個が提示され、生徒はその中から興味を持ったテーマを選び、同じテーマを選んだクラスメイトと3〜4人のグループを組み、グループ単位で調べ学習を行っていきます。
1週目と2週目では、Chromebookを使用し、またSKYLIGHT READING ROOMに足を運び、テーマの内容について調査を行っていました。
テーマの中には、「紙飛行機をより遠くまで飛ばすためには、どのような構造が良いか」など実験を必要とするものもあり、実際に紙を折って実験し、考察を行い、調査した情報と対比する様子も見られました。
3週目には、作成したスライドを使用して発表会が行われました。
自分たちが2週間かけて調査した内容について、真剣に伝えようとする生徒たちの熱い思いが伝わってきました。
今回の調べ学習を終えて、寄せられた声を掲載いたします。
「調べ学習ではたくさんのサイトから情報を探し、信憑性の高いものか、根拠は何個あるのかと多面的、多角的な根拠をもとにスライドを作成することを意識した。実際のデータからも考察することができ、発表を時間通りに終わらせることができたときには、達成感があった。」
「考察や理由が本当に正しいのかなどを確かめるために、インターネットや本などを活用することで、より理解してもらいやすくなるのではと感じた。また、インターネットや本などを活用することで、考察したことが正しいかだけではなく、それ以外のより発展したことなどもわかるのではと思った。」
「発表の際、アニメーションの仕方なども同じ班の友人から教わったり教えたりと、お互いが、ためになった調べ学習だった。聞く人によってアプローチを変えてもよかったかなと思った。また、他の班の発表を見ていくと、もっと目線を工夫すればよかったと思ったので、今度発表するときはそこに気をつけたい。」
調べ学習を通して、スライドの作り方やプレゼンテーションの方法を学ぶと共に、探究の楽しさに気付くきっかけとなったようです。
2022.12.15
cookpadとの特別授業を行いました
本校では積極的に企業とコラボレーションを行い、生徒たちへの授業を行っています。
今回は12月14日(火)に行われたクックパッド株式会社との特別授業の様子をご紹介いたします。
クックパッド株式会社は、料理レシピ検索・投稿サービス「クックパッド」をはじめ、食にまつわる多角的な事業を展開している企業です。
国内のみならず、「クックパッド」のグローバルプラットフォームの展開は、世界76カ国、34言語という世界的な広がりを見せています。
今回は、「食」を学びの題材として、講義とワークショップが行われました。
授業は、「おいしいと思う料理は何ですか」というテーマで話し合いを行うアイスブレークから始まりました。
学年やクラスの境を超えて集った生徒たちは、はじめは緊張しながらも、コミュニケーションをとりながら、テーマについて自分の考えを語っていました。
続いて、「おいしさはどこで感じているのか」という問いかけには、「五感で感じているので、耳からの美味しさの情報も重要です」という答えや、「家族と一緒だとおいしく感じます」といった意見が次々と生徒たちから発せられました。
生徒たちのしなやかで自由な発想が光っていました。
ワークショップでは、調理法の異なる3種のりんごを食べて、特徴を味・香り・見た目・食感の4つの視点で書き出してみるという学びが行われました。
お互いに感想を述べながら、調理の持つ役割や影響について、生徒たちは的確に考えることができていました。
その後も、蕪の試食後「調理でどのようにおいしくできるか考える」といったものをはじめ、様々なアプローチで「食」への理解と思考を深めていきました。
今後も洗足学園では、社会を幅広い視野・視点で考える授業を展開して参ります。
2022.12.14
高3 洗足最後の体育の授業の様子をお伝えいたします
本校では昨日より期末考査・卒業考査の返却が行われておりますが、本日は卒業考査前に行われた高校3年の最後の体育の授業の様子をお伝えいたします。
高校3年の生徒たちは、自らの目標へのステップである受験に向けて、日々努力を積み重ねています。
授業や放課後の講習はもとより、SKYLIGHT READING ROOMでの自習に打ち込む姿は、気高ささえ感じます。
そんな、生徒たちを心から励ましたいと、この日、体育の最後の授業で行われるドッジボールとミニサッカーに宮阪校長先生や担任をはじめ、先生たちが集いました。
4チームに生徒・教員が分かれ、前半はドッジボール、後半はミニサッカーの試合が総当たり戦で行われました。
いつもは真剣な表情で学びに取り組んでいる高3生たちですが、試合では自然と笑顔が溢れ、友人たちや先生と協力してのチーム戦を心から楽しんでいるようでした。
この授業で通常の授業は終了し、高3生たちは卒業考査、冬の講習を経て、いよいよ入試に向かいます。
夢に向かって前進する高校3年生を心から応援しています。