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2023.02.28
ビジネスプラングランプリ受賞者が取材を受けました
先月、日本政策金融公庫主催の「第10回高校生ビジネスプラングランプリ」で審査員特別賞を受賞した高校1年生4名のチーム「ハイドレンジャー」。
このチーム4名の活躍の様子を、神奈川新聞社が高校生向けに発行している雑誌『H!P』へ掲載するにあたり、記者の皆さんが来校し、取材が行われました。
ハイドレンジャーの4名は、傘で発電する斬新なエコシステム「あんぶらいと」の開発プランを考え、高い評価を受けました。
人生初めての取材に気恥ずかしさがありつつも、はっきりと質問に答える生徒たちの姿は、自信に満ち溢れていました。
取材を受ける中で、4名はプランを作った時のきっかけや苦労を思い出していたようです。
自分達のアイデアが記事になる喜びと、改めて評価された嬉しさが、笑顔で取材に応じている様子に表れていました。
記事は編集の後、誌面に掲載される予定です。
また、ハイドレンジャーの4名は、全国から起業家精神の高い高校生を集めた会「起業家教育実施報告会」に招待され、参加することになりました。
彼女たちの今後の活躍に期待が膨らみます。
2023.02.27
学年末考査が始まりました
本日より中学3年生以上の学年で学年末考査が始まりました。
(中学2年生は明日から、中学1年生は3月1日から学年末考査がスタートします。)
新型コロナウイルスの流行も落ち着きをみせ始めていますが、本校では感染対策を万全に行った上で、通常通り授業を実施して参りました。
3学期も生徒たちは授業に集中して取り組むことができていました。
授業で学んだ成果、家庭学習で定着した力を発揮すべく、考査に臨んでいました。
生徒たちのその懸命な姿には、これまでの頑張りを発揮しようという迫力がありました。
目標に向かって努力する姿勢は、今後の人生を歩んでいく上で大切な要素となるはずです。
一人一人が自分自身の目標を定めて努力してきたことが、試験に真摯に向き合う生徒たちの姿勢から伝わってきました。
定期考査はこれまでの学習を振り返るだけではなく、今後の学習への課題を発見する大切な機会となります。
生徒たちが考査を通じて、更に着実な歩みを進められるようサポートしていきます。
2023.02.24
中3版 研究論文発表会の様子を紹介いたします
本校では、探究活動を重要な教育項目と位置づけ、様々な取り組みを行っています。
その探究活動の取り組みの大きな柱に、中学3年と高校2年での研究論文の執筆があります。
探究活動の総まとめとしては、高校2年で論文の執筆及び発表を行います。
今年度も高校2年では3月に、大講堂での発表と各教室でのポスターセッションの2つの形式での発表会を行う予定です。
中学3年でも本年度より高校2年での発表会の中学3年版として、先輩たちが行う形式を取り入れ、各教室を巡ってポスターとしてまとめられた研究内容に質問を投げかけ、大講堂での級友のプレゼンテーションを聴講するスタイルの発表会が行われました。
大講堂で発表を行った4名のテーマは実に多彩です。
各自が制作したパワーポイントを使用しながら、堂々とプレゼンテーションを行っていました。
聴講する中3生たちは、メモを取りながら真剣な表情で耳を傾けていました。
4名の発表した論文のタイトルは以下の通りです。
「海苔を食べる際に伴う唇の怪我の予防方法」
「昆虫食が普及しない原因と解決方法」
「家具へのほこり吸着を防ぐためのより良い帯電防止方法の検討」
「九州方言の由来と標準語との違い」
一方、ポスターセッションに臨んだ生徒たちは、各自が執筆した研究論文の内容をまとめたポスターを掲示し、そのポスターを見て質問を投げかけてくる級友や保護者、教員に説明を行っていました。
鋭い質問にも、丁寧にわかりやすく、身振りを交えて答えていました。
中学3年での研究論文への取り組みが、高校2年での探究活動総まとめとしての研究論文執筆へと繋がっていきます。
中3生の今後の更なる探究活動での活躍を期待します。
2023.02.22
MARUKADOミニライブが行われました
洗足学園音楽大学・全コースから選抜されたそれぞれ個性バラバラの8人組アイドルグループ、「MARUKADO」。
一つ一つの音をはっきり演奏するという意味の発想記号(marukato)と、常に形が変化しつづけ、矛盾すらも併せ持つ「丸と角」から「MARUKADO」と命名されました。
3月18日(土)に洗足学園前田ホールで行われるライブを前に、中高生にもその魅力を感じてもらいたいと、2月21日(火)の昼休みにミニライブが大講堂で行われました。
大講堂には、600名を超える生徒たちが集いました。
メンバーたちのかわいらしくも、洗練された歌とダンスに、生徒たちは魅了されていました。
口語(話し言葉)にリズムをつける「歌謡」は、文語(書き言葉)である文字の歴史より古く、日本では平安時代の「今様」のようにその時代その時代の人々の心を掴んできました。
「踊り」は更に歴史が古く、文明の始まりより存在し、各地域の文化を形成していく上で重要な要素となってきました。
「クールジャパン」の中核を担うアニメやアイドルは、世界に通用する新しい日本の文化となっています。
大学4年間という限られた時間の中で、全力で歌とダンスに打ち込む「MARUKADO」の姿に、生徒たちは多くの学びを得たようでした。
2023.02.21
本年度音楽の最終授業が行われました
洗足学園ならではの取り組みの一つとして、音楽の授業での「楽器習得プログラム」が挙げられます。
一人一つの楽器を選び、中1から中3まで3年間かけて、音楽の授業の中だけで練習をし、クラスで合奏ができるようになることが目標です。
楽器に触れたことがないという生徒がほとんどですので、少人数制で講師が丁寧に教えていきます。
「音楽の楽しさを知ってもらいたい」が授業のコンセプトです。
この日は中学3年の「音楽」の最終授業が行われました。
毎年中学3年の最終授業では、クラス全員による3年間学んできた楽器でのオーケストラの合奏を行っています。
今年度は、大講堂で担任の先生や保護者をゲストに招き、合奏を披露しました。
緊張した面持ちで開始された演奏ですが、曲が進むにつれて、生徒たちの表情が笑顔に変わっていきました。
楽器の演奏を通じて、音楽を「楽しむ」生徒たちの姿勢が伝わってきました。
演奏会の最後には、お世話になった担任の先生に「仰げば尊し」を生徒全員で合唱しました。
生徒たちの3年間の集大成の演奏に、担任をはじめ演奏・合唱を聴いた誰もが大きな感動を共有させてもらいました。
2023.02.20
入学予定者オリエンテーションを行いました
2月18日(土)、4月より洗足学園の新たな家族になる入学予定者のオリエンテーションが開催されました。
一般入試で合格した児童と保護者、洗足小からの進学予定者・保護者は大講堂に、帰国入試で合格した児童と保護者は小講堂に集いました。
両会場とも教頭先生による挨拶からスタートし、校務主任による学園生活の説明が行われました。
昨年度の入学式や体育祭等の写真をスクリーンに投影しながらの行事紹介に、児童たちは4月からの自らの姿を重ね合わせ、期待に胸膨らむ表情で耳を傾けていました。
帰国生には、ネイティブディレクターによる帰国生教育プログラムの解説とネイティブ教員の紹介及び挨拶が行われました。
また、中学1年生の生徒たちがモデルとなり、生徒会長の高校2年齊藤さんによる制服紹介が行われました。
制服を品位を持って美しく着こなす中1生たちの姿と、生徒ならではの目線でわかりやすく解説をする齊藤会長を、憧れの表情で見つめる児童たちの姿が大変印象的でした。
この日は、卒業生も会場に駆けつけてくれました。
洗足学園での6年間を振り返り、学業や行事、学外活動にどのように取り組んだかをエピソードを交えて語ってくれました。
また、大学での学びと中学高校時代の学びとの結びつきの話を通して、これから新たなステージに進む児童たちにエールを送ってくれました。
このオリエンテーションを通して、児童たちは洗足学園での生活を具体的にイメージし、入学に向けて決意を新たにしているようでした。
真新しい制服に身を包んだ入学予定者の皆さんと入学式の日にお会いできることを、心より楽しみにしております。
2023.02.17
中3 English Speech Contestを行いました
本校では、グローバル社会に生きる生徒たちが、コミュニケーションのツールとして英語を活用できるよう、授業での教授に加えて多くの取り組みを実践しています。
昨日のNEWS&TOPICSでは、中学1年の「Recitation Contest」の様子をお伝えいたしましたが、中学1年・2年でこの取り組みを経て、中学3年生たちは次なるステップとして、学内での「English Speech Contest」に挑戦しました。
本日はそのコンテストの様子をレポートいたします。
本大会では、ELLの授業内で優れた発表を行った一般生10名、帰国生4名が選抜され、学年全員の前でスピーチを行いました。
テーマは自由で、2学期から自らの訴えたい内容に向き合い、原稿を作り上げてきました。
発表してくれた生徒たちのテーマには、”The Advantages of All-Girl’s Schools”や”A Smile Makes You a Hero”、”Rethinking the Necessity of Excess”など、様々なジャンルのものがありました。
スクリプトを暗記し、演台の前に出て身振り手振りを交えながらスピーチをする生徒たちの姿は堂々たるものでした。
言語は自らの意思を相手に伝える道具です。
地球規模で文化の異なる人々と交流し、協力しあうことが求められる現代において、この道具を使い自分の考えを的確に伝えられることは、将来の大きな力となるはずです。
生徒たちが着々と社会へ羽ばたく力を身に着けていることが窺える行事となりました。
2023.02.16
中1 Recitation Contest決勝が行われました
2月16日(木)4時間目に、中学1年では英語レシテーション(暗誦)コンテストの決勝を行いました。
コンテストは一般生の部と帰国生の部の2部構成で行われました。
一般生の部ではマララ・ユスフザイさんの国連演説、もしくは映画「ズートピア」での主人公ジュディ・ホップスの演説のどちらかを選択して、スピーチを行います。
帰国生の部ではシェイクスピアの『All the World’s a Stage』を暗唱します。
練習を重ね、予選を突破してきた一般生20名、帰国生4名のファイナリストたちは堂々たるスピーチを披露しました。
時には身振りを交えた迫力のスピーチに、一般生・帰国生・来場の保護者・学年団教員・ネイティブの教員もみな圧倒されていました。
本日一般生が暗唱したマララさんの国連演説と「ズートピア」でのジュディの演説を掲載いたします。
Not to be Silenced
(Malala Yousafzai: Speech at the United Nations)
Our words can change the whole world because we are all together, united for the cause of education. And if we want to achieve our goal, then let us empower ourselves with the weapon of knowledge, and let us shield ourselves with unity and togetherness.
Dear brothers and sisters, we must not forget that millions of people are suffering from poverty, injustice, and ignorance. We must not forget that millions of children are out of their schools. We must not forget that our sisters and brothers are waiting for a bright, peaceful future.
So let us wage… So let us wage a global struggle against illiteracy, poverty and terrorism. Let us pick up… Let us pick up our books and our pens. They are our most powerful weapons. One child, one teacher, one book and one pen can change the world. Education is the only solution. Education First.
Thank you.
日本語訳
沈黙しないで
(マララ・ユスフザイ国連演説「ペンと本で世界は変わる」・抜粋)
私たちの言葉は世界全体を変えることができます。なぜなら、私たちみんなが教育という大義のもとに一致団結しているからです。そして、私たちが目標を達成したいと思うのなら、知識という武器で一緒に自分達の力を高めましょう。団結と連帯によって自分たちを守りましょう。
親愛なる兄弟姉妹の皆さん、何百万もの人々が貧困や不当な扱いや無学に苦しんでいることを忘れてはいけません。何百万もの子どもたちが学校に行けないでいることを忘れてはいけません。少年少女たちが明るく平和な未来を待ち望んでいることを忘れてはいけません。
ですから、無学や貧困やテロとの闘いを世界中で行いましょう。本とペンを手に取りましょう。それらは私たちの最も強力な武器です。ひとりの子ども、ひとりの教師、一冊の本、一本のペンが世界を変えうるのです。教育こそが唯一の解決策。教育第一です。
ありがとうございました。
Judy’s Speech from Zootopia
When I was a kid, I thought Zootopia was this perfect place where everyone got along and anyone could be anything. Turns out, real life is a little bit more complicated than a slogan on a bumper sticker. Real life is messy.
We all have limitations. We all make mistakes. Which means – hey, glass half full! – we all have a lot in common. And the more we try to understand one another, the more exceptional each of us will be. But we have to try.
So no matter what type of animal you are, from the biggest elephant to our first fox, I implore you: Try. Try to make the world a better place. Look inside yourself and recognize that change starts with you. It starts with me. It starts with all of us.
日本語訳
私が小さかったころ、ズートピアは、みんなが仲良くて誰もが何にだってなれる完璧な場所だと思っていました。蓋を開けてみると、現実の生活はバンパースティッカーのスローガンよりちょっと込み入っています。現実の生活は複雑です。
私たちはみんな限界があります。私たちはみんな間違いを犯します。ということは-楽観的に考えてみましょう!-私たちみんなにはたくさんの共通点があるということです。そしてお互いを理解しようとすればするほど、よりそれぞれが特別な存在になるでしょう。けれど私たちは努力しなければなりません。
だからあなたがどんなタイプの動物であったとしても、大きな象から、私たちの初めてのキツネ、みんなに私はお願いします。やってみてください。世界をよりよい場所にするようにしてみてください。自分自身の内側を見て、気付いてください、変化はあなたから始まります。私から始まります。私たちみんなから始まります。
2023.02.14
パーラメンタリーディベート神奈川県大会で第2位に輝きました
2月11日(土)に開催された日本高校生パーラメンタリーディベート連盟(HPDU)杯 神奈川県大会において、本校の高校1年生3名が第2位の成績を収めました。
パーラメンタリーディーべートとは即興ディベートとも呼ばれ、本大会では英語を用いて行われました。
論理的な思考力を駆使し、その場で与えられる倫理・環境・政治・国際など様々な分野の社会問題に対して肯定と否定に分かれ、論を展開していきます。
ディベートのテーマは試合開始20分前に与えられ、僅かな準備時間を経てすぐにディベートがスタートするという形式で行われます。
本校高校1年生のチーム3名は、14チームが参加した県大会の全国大会予選部門において、予選リーグを突破し、決勝戦に進みました。
惜しくも優勝は逃しましたが、第2位に輝き、3月に行われる全国大会に見事進むことになりました。
全国大会は、国内の即興式英語ディベート高校生大会の中でも屈指の大会で、試合の形式は、高校生世界大会の形式を用いて行われます。
この経験を通して、生徒たちは仲間や相手と協働することの意義を学び、社会問題に対して理解を深めることができました。
全国大会でも、大きく成長することを期待しています。
2023.02.13
雛人形がMinervaCafeに飾られました
洗足学園は、校舎前に鯉幟がたなびく端午の節句や、校舎内に願いを込めた短冊を結び付けた笹が飾られる七夕、聖家族像を中心に書籍とポインセチア、ツリーが彩を添えるクリスマスなど、季節が感じられる学園です。
3月の桃の節句(上巳の節句)を前に、本校ではMinervaCafeに雛人形が飾られました。
桃の節句の起こりは平安時代と伝えられ、かつては「ひとがた」を海や川に流し、無病息災を願いました。
その後、時代の変遷を経て形を変えながらもその文化はつながれ、現代でも女の子が健やかに育ち、幸せであるようにとの願いを込めて、雛人形を飾る風習が受け継がれています。
昔も今も人形に願いを託すという行為は、日本人の心に根づく情緒あふれる文化です。
洗足学園では、グローバルな時代を生きる生徒たちに、日本の古来よりある美への感性や大切にしてきたものの考え方を養い、日本人として胸を張ってユニバーサルな活躍ができる大人に成長してもらいたいと思っています。
今回飾られた「加賀雛」には、日本の伝統工芸が随所に使われています。
江戸時代の元文年間から約280年受け継がれてきた伝統工芸である木目込みの雛人形、華やかさの中にも品のある西陣織の衣装、堅牢でありながらも優美さを持つ輪島塗が施された雛壇、蒔絵が用いられ細かに再現された鏡台や箪笥、御駕籠などの雛道具。
日本が誇る伝統文化が、この雛飾りには息づいています。
生徒たちには、雛人形・雛飾りを楽しんでもらい、日本文化の素晴らしさを再認識してもらえればと願っています。
2023.02.10
中3 卒業生によるキャリアプログラムを実施しました
本校では卒業生の力を是非在校生のために生かしてもらいたいとの思いから、卒業生に補習やMinerva Seminarsでの講座、講演のご協力をいただいています。
本日は、1月27日(金)に中学3年生を対象に実施した「卒業生によるキャリアプログラム」の様子を紹介いたします。
この日は、海外大学に通う卒業生2名が来校し、講演を行いました。
洗足学園での在学時代の話では、勉強や部活動などをどのようにタイムマネージメントし、時間を有効に使っていたかといった話題が取り上げられていました。
多忙な中でも、やりたいことにひたむきに取り組んでいた先輩たちの姿に、中3生たちは心を打たれていました。
また、中高時代の経験が今の自分にどのように繋がっているのかが語られました、
海外大学での生活、授業の様子についても、様々な写真と共に紹介が行われました。
講演後は、質疑応答の時間が設けられ、海外大学への受験や大学での勉強について、生徒たちから活発な質問が飛び出していました。
4月からいよいよ高校生となる中学3年生にとって、未来を考える大変有意義な時間になりました。
2023.02.09
生徒会 会長・副会長選挙が行われました
一昨日のNEWS&TOPICSで紹介いたしました次年度の生徒会会長と副会長を決める選挙が、2月9日(木)に行われました。
選挙前に本校では立会演説会を行い、候補者たちが自分の考えを全校生徒に主張します。
演説会場の大講堂と教室をオンラインでつないで行いました。
はじめに登壇した現生徒会長の齊藤さんから、生徒会の活動の意義と選挙の大切さが述べられました。
その後、会長候補、副会長候補の生徒が順に登壇し、自らの考えと抱負、役職に選ばれた際に実行する公約を主張していきました。
教室で生徒たちは、食い入るように候補者たちの映し出されるスクリーンを見つめ、主張を聴いていました。
演説が終わると、教室からは候補者たちへ送られる惜しみない拍手が聞こえてきました。
後日、生徒会を構成する会長・副会長以外の役員の選挙も行われる予定です。
候補者たちの率先して生徒たちを先導していこうとする姿勢に敬意を表するとともに、当落に関わらず、目標実現のために今後も活躍してもらいたいと思います。
2023.02.08
高1 3学期「総合的な探究の時間」の様子をお伝えします
高校1年の「総合的な探究の時間」では、2学期に希望する講座ごとに分かれ、探究することの楽しさや学習してきたことを身近なもので体感する経験を積みました。
その授業を経て、3学期ではいよいよ来年度の研究論文の執筆に向けてスタートを切りました。
この日は、生徒たち各々が掲げている研究論文のテーマに近い仲間同士でグループに分かれ、探究テーマの共有会を行いました。
グループの中では、1人1人が「なぜそのテーマについて研究しようと思っているのか」「論文を執筆するにあたっての現状の課題は何か」を発表し、周りの友人たちが質問や、課題に対しての提案をしました。
探究する分野が近い友人たちからのアドバイスや悩みを共有することによって、自身の探究テーマについてより思考を深めることができたようでした。
授業を通して培う探究心は、不確実で不安定なこれからの社会を歩んでいく上で、その道を照らす灯となるはずです。
洗足学園では、これからも生徒たちの学びに寄り添っていきます。
2023.02.07
生徒会選挙に向けての活動をレポートします
本校では教育の大きな柱の一つとして「生徒自治活動」を掲げています。
生徒自らが考え、協議し、目標を定め、苦労を乗り越えてそれを実現していく経験は、受け身の教育だけでは実現できない大きな成長を個々の中にもたらしてくれています。
その自治活動の要ともいえる存在が生徒会です。
生徒会の中心となる次年度の会長と副会長を決める選挙が、明後日の2月9日(木)に迫りました。
これまで、立候補者たちは洗足学園に対する想い、生徒会活動に向けた熱意を、朝の登校時間帯に校舎2階のアトリウムに立ち投票権を持つ在校生たちに訴えてきました。
この日の昼休みには、校内放送にて政策の主張が行われます。
休み時間や放課後には、立候補者たちが制作したポスターを生徒たちは真剣に見つめています。
自分たち生きる社会の基礎となる選挙という仕組みとその意義について、生徒たちは生徒会選挙を通して学んでいます。
立候補者と投票者、それぞれがこれからの洗足学園への思いを胸に2月9日の投票日に向けて歩んでいます。
明後日のNEWS&TOPICSでは、投票日に行われる立会演説会の様子をレポートいたします。
どうぞお楽しみに!
2023.02.05
中学入試第3回を行っています
2月5日(日)中学入試第3回を実施しています。
本日の第3回入試に499名の受験生が出願をされました。
本日出席した受験生は441名、受験率は88.4%でした。
受験生のみなさんはあきらめない気持ちをもって、全力で試験に臨んでいます。
その姿には崇高なものを感じます。
粘り強く、最後まで頑張れ、受験生!
※今週のNEWS&TOPICSは2月6日(月)の記事をお休みし、2月5日(日)に中学入試第3回の様子をお伝えしております。次回は2月7日(火)に記事を更新いたします。
2023.02.03
受験生の皆さんへ~ミネルヴァカフェの桜
本校では今週、2023年度中学入試が行われています。
受験生の皆さんは、中学入試という目標に向けて、懸命に努力されてきました。
今週を迎えるまでに、挫けそうになったこと、投げ出したくなったことも数多くあったと思います。
その困難を乗り越えて入試当日を迎えた受験生の皆さんを心から尊敬します。
これまでの努力に誇りを持ち、胸を張ってもらいたいと思います。
ミネルヴァカフェの「青釉黒白流掛角鉢」に生けられた啓翁桜は、まだ蕾のものばかりです。
桜は、厳しい冬の寒さを耐え、寒さの中で蕾を膨らませます。
そして、その寒さを耐え抜いた蕾は、春に美しく咲き誇ります。
受験生の皆さん、最後まで諦めることなくベストを尽くしてください。
きっと桜咲く日が来ます。
洗足学園は、すべての受験生を応援しています。
2023.02.02
中学入試第2回を行っています
2月2日(木)中学入試第2回を実施しています。
本日の第2回入試には707名の受験生が出願をされました。
本日出席した受験生は556名、受験率は78.6%でした。
昨日の疲れもあると思いますが、受験生のみなさんは懸命に頑張っています。
受験生の頑張りを洗足学園は応援しています!
2023.02.01
中学入試第1回を行っています
2月1日(水)本校では中学入試第1回を実施しています。
本年度の第1回入試には279名の受験生が出願をされました。
本日出席した受験生は265名、受験率は95.0%でした。
受験生のみなさんはこれまで積み重ねてきた力を発揮して、懸命に問題に取り組んでいます。
頑張れ、受験生!
2023.01.31
中学入試に向け大掃除を行いました
本日午後、本校では2月1日から始まる中学入試に向け、大掃除を行いました。
在校生たちは試験会場となる教室を中心に、一生懸命に掃除を行っていました。
中学1年生の教室を訪れると、生徒たちは机を丁寧に磨き上げ、床も雑巾で黙々と拭いていました。
壁の汚れもみるみるうちに取れていき、教室が生まれ変わっていく様子が伝わってきました。
コロナ禍の中、懸命に受験に向かって頑張っている受験生が綺麗な教室で全力を出しきれるよう、生徒たちは心を込めて掃除を行っていました。
中学入試初日まであと1日。
受験生の皆さんは不安とも戦っていらっしゃると思います。
皆さんのこれまでの努力は何があっても消えるものではありません。
自分を信じて、自分に自信を持ってください。
洗足学園は皆さんの頑張りを心から応援しています。
2023.01.27
ハーバード模擬国連に向けて出発いたしました
本校では、生徒たちの学外活動への参加を積極的に推し進めております。
国内外の同年代との交流による啓発や学びは、視野を広げ、意識を高める上での貴重な機会となっており、生徒たちに大きな成長をもたらしてくれています。
世界各国で開催されている模擬国連大会への参加は、その学外活動のアイコン的な存在となっています。
コロナ禍のため昨年度まではオンラインでの参加であったボストン・ハーバードで行われる模擬国連大会に、本年度は3年ぶりに現地で参加することになりました。
1月26日から1月29日までの大会参加に向け、1月25日(水)に生徒たちが成田空港からアメリカに出発をしました。
この日に向けて、生徒たちは昨年より準備を積み重ねてきました。
参加に向けた壮行会が1月23日(月)に行われ、生徒たちは宮阪校長先生にこれまでの活動報告と大会に向けた意気込みを語りました。
現地では模擬国連大会の開閉会式、各委員会への参加、決議文の作成作業に加え、模擬国連の日程の合間にアメリカ東海岸にある大学(ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、イェール大学など)の見学を行う予定です。
ハーバード模擬国連での生徒たちの様子は、改めてNEWS&TOPICSで紹介する予定です。
どうぞお楽しみに!