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2024.07.04

アメリカからの留学生の洗足生活

本校では、自らの希望する将来に向けて、様々な挑戦の機会を設けております。
アメリカ、イギリスをはじめとした世界各国での生活を経験し、語学力を高める豊富な留学や語学研修プログラムもその機会の一つです。
また、海外からの留学生を迎え、学園生活を通して国際交流を行う機会もあります。

今回は、6月24日(月)~29日(土)まで、アメリカ合衆国ウィスコンシン州出身のEloise Zabowski(エリーゼ ザボウスキー)さんが、留学生として洗足生と学園生活を過ごした様子をレポートいたします。

公益財団法人YFU日本国際交流財団を通じて来日したエリーゼさんは、この1週間、高校2年生と共に授業を受けました。
また、中学3年生と華道や茶道を体験し、日本文化を学びました。
高校2年の学年集会などにも一緒に参加し、クラスの垣根を越えて多くの友人とかけがえのない時間を過ごしました。

この期間には、海外留学から帰着したばかりの高校生が数名いたため、彼女たちがエリーゼさんの良きカンバセーションパートナーになってくれました。
期末考査1週間前という期間ではありましたが、エリーゼさんに丁寧に優しく接する多くの生徒たちの姿から、本校の建学の精神である「謙愛」の心が根付いていることが感じられました。
最終日には、クラスメイトから思い出のアルバムを受け取り、学年の生徒たちから別れを惜しまれながら、エリーゼさんは洗足を後にしました。

この交流を通して、広く世界に目を向け、異なる文化・価値観を学び認め合うことの大切さと思いやりの精神の尊さを生徒たちは学びました。
今後も、本校では国際交流活動を推し進めて参ります。

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2024.07.03

中1 白樺湖ホームルーム研修に向けた取り組み 後編

昨日より特集をしております中学1年の夏の宿泊研修である「白樺湖ホームルーム研修」
本日は、この宿泊研修に向けた活動の第1弾として、生徒たちの発信による事前学習の様子を紹介いたします。

中1生徒実行委員たちは、校舎内に配信スタジオを設けて、そのスタジオから「Google Meet」を使用して、中1全クラス教室へ配信を行いました。
その内容は、実行委員より、行き先である白樺湖の自然・文化・産業などについての説明を行い、その説明をもとに、「Kahoot!」(カフート)にて作成したクイズ形式のゲームを実施するというものです。

楽しく教室で配信を通じて学んだ生徒たちの一方で、終了後のスタジオ内で配信を行った実行委員の生徒たちからは、「もっとこうすれば良かった」「あの時はこう対応した方が、さらに盛り上がったのではないか」という反省の声が聞こえてきました。
洗足学園の教育の特徴であるPDCAサイクルが、早くも中1生たちに根付いているようです。

ホームルーム研修までの準備期間も当日も、たくさんの「挑戦」と「成功」・「失敗」をし、その経験を学びとしてくれるはずです。
今後も生徒たちの成長をレポートしていきます。

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2024.07.02

中1 白樺湖ホームルーム研修に向けた取り組み 前編

中学1年では、例年、夏期行事として宿泊を伴うホームルーム研修を実施しており、今年度は7月23日(火)~25日(木)の2泊3日の行程を予定しています。
信州の豊かな自然の中での共同生活を通じ、相互の信頼を深め、協調の精神を学びます。
アウトドアクッキングやハイキング、キャンプファイヤーなどの体験から、大地の恵みへの感謝の気持ちと自然を守り次の世代へ引き継ぐ精神が培われます。

本校における教育方針の3つの柱「自立」「挑戦」「奉仕」に基づき、研修内でのイベント等の企画・運営は、生徒たちの「実行委員」によって進められています。
今年度は「中1生徒を楽しませたい」という16名の生徒が立候補してくれました。

この日、これまでの取り組みの報告と「しおり」への寄稿の依頼を行いに校長室を訪れた実行委員長のM.Aさんは、研修のテーマに関して次のように説明してくれました。
「白樺湖ホームルーム研修のテーマを『絆』としました。洗足生として初めての集団での宿泊研修に臨むにあたって、この2泊3日のプログラムを通して、みんなの絆を深めていきたいと思います。」

宮阪校長先生より、入学からの3か月間の洗足生活についての感想を尋ねられると、Mさんは「考えることが主体となった宿題が楽しいです」と笑顔で答えていました。
学業に行事に充実した日々を過ごしていることが、大変良く伝わってきました。

明日のNEWS&TOPICSは、白樺湖ホームルーム研修に向けた中学1年生たちの活動の一端をご紹介いたします。
どうぞ、お楽しみに!

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2024.06.28

俳句研究会 俳句甲子園での奮戦の様子を紹介いたします

昨日に引き続き、「俳句甲子園 地方大会横浜会場」で奮戦した俳句研究会の生徒たちの様子をレポートいたします。

洗足学園Aチームの初戦の相手は、昨年度全国大会3位の強豪校でした。
Aチームは高校2年生主体のチームです。
昨年の大会からの1年間で培った実力を発揮し、大いに健闘いたしましたが、僅差での惜敗となりました。
自分の句を、また相手チームの句さえも、丁寧に深く鑑賞しようとする態度は、会場の中でも随一でした。
旗の本数では惜しくも及びませんでしたが、彼女たちの俳句に取り組む姿勢の真摯さには胸を打たれるものがありました。
今後の投句審査での全国大会選出を期待します。

Bチームは快挙を成し遂げました。
無敗でリーグを勝ち抜き、見事に全国大会出場の切符を掴み取りました。
Bチームは、昨年度も出場経験を持つ高校2年生と、2ヶ月前に俳句を始めたばかりの高校1年生の混成のチームです。
練習では、高校2年生が高校1年生を丁寧にリードし、高校1年生も気概を持って取り組み、終始和気藹々とした雰囲気の中、楽しげに取り組んでいたのが印象的でした。
Bチームは、8月に愛媛県松山市で開催される全国大会への出場が決まりました。
今後の一層の成長と活躍を期待したいです。

閉会式では、高校2年生のF.Rさんの俳句〈花薊アンネの歳を追ひ越して〉が横浜会場の最優秀句として表彰されました。
また、同じく高校2年生のM.Aさんの〈豆腐屋のお釣りが濡れてゐる長閑〉、A.Nさんの〈仮病つかへよ長閑に名画座へ行かう〉も最優秀句候補として挙げられました。

生徒にとって同好の士と切磋琢磨でき、審査員から丁寧な講評をいただいたことは、得難い経験となったようです。
笑顔の生徒も、悔し涙を流す生徒もいましたが、どちらも真剣に打ち込まねば見られない表情です。
報告に訪れた校長室での話しぶりから、生徒たちにとって忘れがたい、価値のある経験ができた1日となったことが大変良く伝わってきました。

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2024.06.27

俳句甲子園地方大会優勝の快挙 全国大会出場へ

2024年6月15日(土)、第27回俳句甲子園全国高等学校俳句選手権地方大会(横浜会場)に俳句研究会が参加しました。
俳句甲子園とは、5人1チームで俳句作品の点数と鑑賞の点数の合計で競う大会です。
洗足学園俳句研究会からは2チームが出場し、見事洗足学園Bチームが横浜大会第2会場で優勝し、全国大会への切符を手にしました

昨年度は初出場の高校1年生のみで構成されるチームでしたが、今年は昨年度出場した高校1年生が経験を積んで高校2年生となり、更に新たに3名の高校1年生を迎えることができました。
より多様性に富み、厚みのあるチームで挑むことが出来ました。

今大会の兼題は、「日永」「蝌蚪」「花薊」です。
生徒たちは悪戦苦闘しつつも、秀句を求めて粘り強く作句に励んできました。
大会当日に至るまで、俳句研究会の生徒たちは自主的に朝や放課後の時間に集まり、チームの俳句の良い点・悪い点に関して徹底的に議論する姿が見られました。
同輩同士で切磋琢磨し、先輩が後輩を導いていく中で、めきめきと力をつけていく様には目を見張りました。

明日のNEWS&TOPICSでは、当日の2チームの奮戦の様子と横浜会場大会の閉会式の模様をレポートいたします。
どうぞ、お楽しみに!

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2024.06.26

校内に七夕の飾りつけが行われました

洗足学園は「季節を感じられる学校」です。
春には学園に植えられた桜が見事に咲き誇り、新入生の入学をお祝いします。
5月には、正門をくぐり正面にある銀色に輝く「シルバーマウンテン」前に並べられた鯉幟が、爽やかな風を受けてたなびきます。
クリスマスシーズンや雛祭りの季節には、Minerva Cafeがクリスマスツリーや雛飾りで彩られます。

7月は七夕です。
来月の七夕に向けて、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに、生徒たちの願いが書かれた短冊を結びつけた笹が飾りつけられました。
短冊に書かれた願いには、中学1年生から高校3年生までの生徒たちのそれぞれの思いが込められていました。
 
「世界が平和でありますように」
「みんなが前向きに将来に向けて踏み出せますように」
「未来の自分が笑顔でありますように」
「彩羽祭装飾部門最優秀賞をとる!」
「家族全員が健康で幸せに暮らせますように」
「頑張った分だけ 良いことが返ってきてくれますように」

生徒たちの願いがどれも実現しますように。
そして、その願いが実現できるよう学校として全力でサポートしていきたいと思います。

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2024.06.24

清掃活動を行いました

6月15日(土)に、美化委員と福祉委員の生徒たち、保護者の会である洗足会のお父様部門「Fathers’」や卒業生の有志のお父様、教員など総勢 180 人ほどで学園周辺及び学園内の清掃を行いました。

日頃から通学に使用させていただいている道路をきれいにすることで、感謝の気持ちを表したいという思いから、通学路の清掃と学園内敷地も含めて雑草取りをしました。
生徒たちは作業が進むにつれてどんどんきれいになっていく道路や敷地に大変やりがいを感じている様子でした。

ボランティアは他者に奉仕をすることであると同時に自分の成長のために行うものでもあります。
生徒たちも地域や公共に奉仕をすることで、自分の中で成長があったはずです。
活動後、美化委員長と福祉委員長が校長室を訪れ、宮阪校長先生に報告を行った際に、清掃により綺麗になっていく通学路や学園内を目にして、自らの気持ちの中に嬉しさがこみあげてくる実感を、キラキラとした表情で語ってくれました。

このボランティアを通じて何を学んだのかを一人一人が認識し、これからの生活に役立ててもらいたいと思います。

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2024.06.21

彩羽祭リーフレット・キャラクターデザインが決定しました

本校では生徒自治活動の重要な柱として彩羽祭(文化祭)を位置づけ、テーマの選定から催しの企画・立案、実行委員会の組織づくり、当日の運営に至るまで全てを生徒たちが取り仕切り、実行します。
進化し続ける彩羽祭を目指し、全ての内容を見直し、再構築するため、実行委員を中心に着々と準備を進めています。

本年度の彩羽祭のテーマは「百様玲瓏」(ひゃくようれいろう)です。
実行委員の生徒たちは、「生徒一人ひとりがそれぞれ様々な輝きを放ってもらいたい。そして、その一人ひとりの異なる個性あふれる力を引き出したい。」という思いを込めて「百様玲瓏」というテーマを決定しました。
このテーマのもと、参加団体は9月の本番に向けて準備を進めています。

この日校長室に、彩羽祭実行委員会装飾部門の役員が訪れました。
先日生徒たちの投票によって選ばれたリーフレット表紙部門最優秀賞の作品、キャラクターデザイン部門最優秀賞の作品を宮阪校長先生に報告・贈呈するためです。
リーフレットの表紙に選ばれた作品は、今年のテーマである「百様玲瓏」を体現した個性溢れるもので、100周年を迎える洗足学園のイメージカラーである緑を宝石のエメラルドで表現した秀逸な作品です。
キャラクターデザイン部門最優秀賞に選ばれた作品は、缶バッジにプリントされることを考慮し、ミニマルながらも誰もが親しみを覚える、愛らしい作品です。
惜しくも賞には届かなかった作品も含めて、生徒たちの彩羽祭にかける思いが、作品からひしひしと伝わってきました。

是非、生徒たちの力作をWEB上でご鑑賞ください。

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2024.06.20

帰国生対象学校説明会が行われました

6月19日(水)、2024年度に入り初めてとなる帰国生入試を志望する受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は250名を超える受験生・保護者が来校されました。

説明会開会前には、本学園卒業生による弦楽四重奏が演奏されました。
開会前のひと時、心地よい音色にリラックスできる雰囲気の中で、来場者の皆様には寛いでいただきました。

開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、洗足学園の創設者の思い・創立の理念から、最新の取り組み・現在の学園の教育内容に至るまで、本校の「不易流行」を説明いたしました。
会場となる小講堂のスクリーンには、校長自らが撮影した写真や動画が投影され、生徒たちの生き生きとした表情や活躍の姿が映し出されました。
生徒たちの成長の様子が伝わる説明に、未来の自分を重ね合わせ目を輝かせて耳を傾ける児童の姿が大変印象的でした。

続いて、アソシエイトディレクターのWales教諭と英語科の金子絢教諭が登壇し、洗足学園の帰国生プログラムの説明が行われました。
ネイティブ教員の紹介から始まり、成長段階に応じきめ細やかに工夫されたカリキュラム、ハイレベルな使用教材、帰国生の経験と特性を生かしてしていく授業内容の説明に至るまで、英語と日本語の両言語で丁寧な説明がなされました。
また、帰国生の多くが参加している本校主催の模擬国連大会「ジャパンメトロポリタン模擬国連大会」の様子や海外大学を目指し、見事進学を果たして活躍を続けている卒業生の紹介も行われました。

その卒業生の一人で、今年3月に本校を卒業し、大学で学びを深めているF.Rさんが続いて登壇し、スピーチを行いました。
Fさんは、在学中の6年間を振り返り、生活面・学習面、学外活動への挑戦など、自らの経験を紹介してくれました。
そして、現在在学中の大学への進学を志したきっかけやその道のり、これからの自らのキャリアデザインを語ってくれました。
これから中学受験を経て中学生活を送る受験生、そして受験生を見守る保護者に、Fさんのメッセージは強く心に響いたようでした。
スピーチが終わると、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。

帰国生入試の説明が担当者から行われた後、授業見学・施設見学がツアー形式で行われました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。

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2024.06.19

生徒会中央委員会が開催されました

生徒会中央委員会が、6月3日(木)放課後に行われました。
生徒会中央委員会は生徒会による自治活動の要となる会であり、生徒会長を筆頭に生徒会役員、生徒会会計監査、各専門委員会委員長、部・同好会の部長・会計、体育祭・彩羽祭(文化祭)実行委員長、各クラスのHR代議員、各クラスのHR計画委員が出席しました。

はじめに挨拶に立った生徒会長のNさんは、生徒会役員たちの取り組みについて説明を行いました。
続いて登壇した各専門委員会の委員長、文化部・運動部の総部長からは、各団体の活動報告が行われました。
どの専門委員会・部活動も、より良い学園生活実現のために積極的に活動していることをクラスや団体に伝えるために、参加した生徒たちがメモを取りながら聴いている姿が大変印象的でした。

当日の運営や進行は、高校2年生の生徒会役員を中心に全て行われ、まさしく自治活動の中枢としての役割を実感できる会となりました。
参加した中学1年生のHR代議員、HR計画委員たちは先輩たちの見事な動きに憧れの気持ちを抱いたようでした。

体育祭・紫陽祭を経験し更に本格化していく生徒たちの活躍が、今から楽しみです。

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2024.06.17

高1 探究学習への取り組みを紹介いたします

6月8日(金)、高校1年では探究学習の一環として、「遠くまっすぐ飛ぶ紙飛行機選手権」が行われました。
ルールは至って簡単であり、A4の紙1枚を自由に折って紙飛行機を作り、最も遠く飛ばした班が優勝というものです。
この企画はシンプルな目的であるがゆえに、大変に奥深く、取り組みがいのあるものとなりました。

生徒たちは、紙飛行機を飛ばしては相談し修正を行い、また飛ばしては相談し修正を行いと、試行錯誤を繰り返しながら、最長距離を目指しオリジナルの紙飛行機を制作していました。
和気あいあいとした様子が、大変印象的でした。
充分な制作時間を経た後、組別の予選、そして決勝戦が行われました。
結果は、11メートルという記録を残したグループが、見事優勝に輝きました。
生徒のみならず、教員や教育実習生も参加し、大変な盛り上がりをみせました。

紙飛行機をいかに遠くに飛ばすかということに知恵をしぼり、班員と共同して試行錯誤を重ねる中で、課題設定能力や課題解決能力が養われた時間となりました。

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2024.06.14

生徒たちがハーバード大学アカペラグループのコンサートを鑑賞しました

6月8日(土)、慈善家の笹沼泰助氏のご自宅で開催されたハーバード大学アカペラグループの「Krokodiloes」のコンサートに、本校の合唱部の生徒や将来ハーバード大学進学の志を持つ生徒4名が招待され、鑑賞をいたしました。

「The Harvard Krokodiloes」は、1946 年に設立されたハーバード大学最古の合唱団で、学業の傍ら世界各地で公演し、音楽の親善大使として広く知られており、卓越した歌唱力を誇ります。
当日は、コンサートの鑑賞に留まることなく、他の招待客との会話や食事を楽しみながら、現役ハーバード大学生との交流を行うことができました。

この貴重な機会を振り返り、校長室で宮阪校長先生に報告を行った生徒たち。
その生徒たちからの感想が届いています。
是非、お読みいただければと思います。

高2 H.Mさん
ハーバードのアカペラグループは歌も演技も合わせて一つのパフォーマンスを作り上げていて、本当にたくさんの練習をしたのだということが伝わってきました。
世界一の大学のハーバードの学生で、勉強も忙しいはずなのに、自分が好きなことにも時間を費やしているということに感心しました。
私達もたくさんのことに日々追われていますが、自分の好きなことをやり通すことは、いくらでもできるのだと学びました。

高2 M.Sさん
「The Harvard Krokodiloes」のアカペラグループは、才能があるシンガーの集まりというだけではなく、チームワークと個々のリーダーシップ、そしてユニークな才能で結ばれたグループだと思いました。

高1 K.Nさん
Krokodiloesのみなさんの演奏はコーラスのスキルはもちろん、パフォーマンス性に優れており、それらを合唱部の今後の活動にも活かしたいと思いました。

高1 U.Mさん
とても素晴らしいコンサートでした。
アカペラのハモリも綺麗でしたし、ショーのように場面が変わっていくのが面白かったです。
また、笹沼さんや他の方々とのお話から学ぶことも多くあり、とても充実した時間でした。
ハーバードの学生さんたちも、趣味が似ていたので、親近感を感じました。

生徒たちにとって、今後の活力と将来に向けての糧となる素晴らしい機会となりました。

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2024.06.13

中3 キャリア学習 保護者へのインタビューの取り組み

中学・高校の6年間は、自己の学問的な関心を見出すとともに、生涯に渡ってどのように社会に貢献していくか、自己のキャリアを見定めるための大切な時期でもあります。
洗足学園では、生徒の発達段階に応じて様々なキャリア教育に関する取り組みを行っています。
今回は中学3年の取り組みを紹介いたします。

生徒たちにとって、最も近くで日々の生活を支えてくれる応援者は、何と言っても保護者です。
当たり前のように近くにいるからこそ、あまり尋ねる機会のない、保護者の人生の歩みについて、生徒たちがインタビューを行いました。

保護者が専攻した学問について、どうしてそれを選んだのか。
大学の学びと職業につながりはあるか。
なぜ今の職業を選んだのか。やりがいはどんなことか。
中高生のときにやっておけば良かったことは何か。

インタビューして分かったことを教室で共有し合う生徒たちの表情には、これまで知らなかった保護者の一面を垣間見た嬉しさと、誇らしさがにじみ出ていました。
「お父さんが色んな国の人と共に働いているなんて知らなかった、すごいよね」
「お母さんが部下の育成にやりがいを感じているなんて、想像がつかなかった。憧れるなあ」

中学生となり、改めて口にする機会は少なくなった保護者への感謝と尊敬の念は、打ち解けた同級生同士の会話の中では言葉にしやすいようです。

現在は社会の変化もめまぐるしく、生徒たちの前に広がるキャリアの選択肢も無数です。
生徒たちは、自己の人生の指針をどのように定め、道を切り拓いていくかを決めあぐね、迷う日がこれからもきっとあることでしょう。
そんなとき、誰よりも近くで応援してくれる保護者にも、かつては迷いの日々があったことや、それを乗り越えて人生を進んでいることに、生徒たちはきっと何より励まされたことと思います。

洗足学園では、これからも生徒たちが幸福な自己実現に向けて常に歩み続けられるよう、様々な取り組みを実践していきます。

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2024.06.12

中2 卒業生講演会の様子を紹介いたします

中学2年ではこの日、本校卒業生で JICA(独立行政法人 国際協力機構) に入構した田中真理子さんにご講演いただきました。

田中さんの講話は、JICA の役割や世界の現状、日本との関わりなど多岐に渡り、朝食のメニューや普段着用している衣類など、生徒たちの身近にあるものを例に挙げつつ、国際協力の必要性を話してくださいました。
特にご自身が派遣されたブータンでの活動体験は、生徒の興味を強く引き付けていました。

生徒たちからは、
「ODA(政府開発援助)は単に先進国が途上国を助けるだけではなく、支援する側の国にもメリットがあると知ることができました。」
「支援する側の国に寄り添う姿勢が、素敵だと思いました。」

といった感想が寄せられました。

自分たちには何ができるのか。
現在や将来に思いを馳せながら耳を傾ける生徒の姿が、大変印象的でした。

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2024.06.11

書道部・写真部・文藝同好会の合同展示が行われました

本校では生徒の自治活動の大きな柱として、部活動・同好会活動が位置づけられています。
生徒たちは学業との両立を図りながら、活動に打ち込んでいます。
今回は文化部・文化系同好会から、書道部・写真部と文藝同好会の合同展示企画を紹介いたします。

普段より、身の周りにある何気ない風景の中にも物語を見出し、撮影を通じてそれを表現している写真部。
その写真部が撮影し、現像した写真に、書道部の生徒たちが毛筆で書いた「文字」を、文藝同好会の生徒たちが詩として表現した「ことば」を添えていきます。

雲の合間から山の稜線に降り注ぐ光を切り取った写真には
「雲のすきまから
 のぞく光に
 あの日の私は
 何を思ったのだろう」

という詩が添えられていました。

映像とテクストが融合し、新たなジャンルの芸術として生み出された作品に、多くの生徒たちが足を止めて、真剣な眼差しで鑑賞をしていました。
生徒たちの意欲的な取り組みを今後もレポートしていきます。

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2024.06.10

紫陽祭(合唱コンクール)が行われました

6月8日(土)、中学行事の「紫陽祭」が開催されました。

昨年度より「合唱コンクール」として開催されている「紫陽祭」。
「紫陽祭」というタイトルには、小さい花が集まって大きな花をつくる紫陽花のように、ひとり一人が集まって大きな力を生み出したいという生徒たちの想いが込められています。
ひとり一人の歌声が重なり、素晴らしいハーモニーとなる合唱にふさわしい行事名です。
そして、今年のテーマは「贈り物」です。
このテーマには、歌という贈り物を届け、家族、先生、友人たちに感謝を伝えるという意味が込められています。
生徒たちは、「洗足学園100周年を迎えるにあたって、これまでの関わってきた全ての人々に感謝を贈る紫陽祭にしたい」という強い決意をもってこの日を迎えました。

これまで中学の各クラスではグランプリを目指し、クラスで団結して練習を行い、当日に向けて努力を積み重ねてきました。
また、運営も実行委員長が中心となり、来場者の誘導、着座案内、司会進行、舞台裏進行など全てを生徒たちが行いました。
どのポジションにいる生徒たちも、全員が満面の笑顔で会場となる前田ホールで活躍をしていました。

各クラスの合唱は、単に声を合わせて歌うだけではなく、今自分たちの伝えたいことを歌声を通して表現していました。
中学1年生の初々しさ、中学2年生の向上心、中学3年生の情熱、どの学年、どのクラスの合唱にも特徴があり、それぞれのメッセージが伝わってくる歌声でした。

グランプリ、学年優秀賞、生徒賞に輝いたクラスも、惜しくも賞は逃したクラスも、「紫陽祭」への取り組みを通して、クラスの結束を強められたようでした。
そして、頼りになる高校生たちがいない中、見事に中学生だけでこの大舞台の運営を行った実行委員の生徒たちは、一回りも二回りも大きく成長していました。

生徒たちにとって挑戦の大切さを感じ、自立への大きな前進ができた1日となりました。

グランプリ   中学3年E組 自由曲「手紙」
中学3年優秀賞 中学3年F組 自由曲「ひまわりの約束」
中学2年優秀賞 中学2年A組 自由曲「ひまわりの約束」、中学2年C組 自由曲「ハルカ」
中学1年優秀賞 中学1年F組 自由曲「ありがとう」
生徒賞     中学3年B組 自由曲「空も飛べるはず」

※生徒賞は、生徒による投票で選ばれる賞です。

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2024.06.07

高2 哲学対話への取り組み

洗足学園独自の取り組みである「哲学対話」。
これまで中学1年生、2年生の取り組みを紹介して参りましたが、今回は学園のリーダー学年である高校2年生の取り組みを紹介いたします。

今回のテーマは「幸福な自己実現とは」です。
進路選択へ向けて、高校2年では「幸福な自己実現×進路」「幸福な自己実現×志望」をテーマに1年間の探究学習を進めています。
今回はその導入として、哲学者の池田晶子氏の著書『幸福に死ぬための哲学』を活用し、「幸福な自己実現とはどのような状態なのか?」について対話を通して考えを深めました。

池田氏の著書にあるテーマの内、「幸福」「自分」「科学と情報」「言葉」の4つのキーワードを取り上げました。
生徒たちはキーワードごとのグループに分かれて著書内のエッセイを読み、それに対しての自らの思いや考えを自由に語り合っていきます。
対話が終了した後には、全員がエッセイの中で最も印象に残ったワードを選び、短冊に書いて自分の1年間の意志表明としてまとめました。

今年度、高校2年では学年目標を「組む」としています。
洗足学園に入学して以来学習してきたことや経験してきたことを組み合わせ、自分の興味関心を広げ深めるための探究学習を、これからも実施していく予定です。

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2024.06.06

高1 キャリアプログラムのご紹介

本日のNEWS&TOPICSでは、高校1年で取り組むキャリアプログラムの一端をご紹介いたします。

今回のキャリアプログラムは、実際に企業の第一線で働いていらっしゃる保護者を講師としてお招きし、具体的にその職種がどのようなものであるのか、どのような価値を社会に提供しているのか、その職種の働きがいや働き方がどのようなものであるかなど、リアルな声を伺うプログラムです。

27名もの保護者にご参加いただき、物流関係、建築関係、医療関係、IT関係、交通インフラ関係、エンタメ関係、官公庁など、多種多様な職種について学ぶ機会となりました。
また、自分の強みや転職、リーダシップ、女性のキャリアなどをキーワードとしたワークショップも実施されました。
生徒たちは、レクチャーやディスカッションを通じて、多くの学びを得たようです。

「想像よりも大変そうだったが、それ以上にやりがいがある仕事なのだと知った」「これまでぼんやりと思い描くに留まっていた仕事像が、くっきりとした輪郭を持った」といった感想を生徒たちは述べていました。
自身のキャリアを思い描く、大いなる助けとなったようです。

進学のその先に続いていくキャリアを構想する力を、生徒たちには養ってほしいと考えています。
今後も継続的にキャリア教育を実施し、サポートしていく予定です。

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2024.06.05

高3 洗足生活ラスト1年の取り組み~後編

昨日に引き続き、洗足生活最後の1年を迎えた高校3年の生徒たちの取り組みをレポートいたします。

この日は、風紀委員会主催の対話を行いました。
今回のテーマは、『応援される人になるには』というもので、高3になって初めてクラスで行う対話の機会でした。
アイスブレイクから始まり、話し合うテーマは、「高校2年生の振り返り」「自分が応援されて嬉しかったこと」「どういう人だと応援したいと思うか」の3つで、どのテーマも多くの意見が飛び交いました。

生徒たちからの感想には、「今回の対話で、どんな人が応援される人であり、応援される人となることが意外と難しい、ということを再確認することができました。応援されることが当たり前ではないということを忘れずに今後を過ごしていきたいです。」や、「応援される人の特徴はみんなで話していても共通している部分が多かったので驚いた。一人だったら心が折れてできないことも、他の人からの応援があれば最後までできることがたくさんあるなと感じた。」などの意見がありました。
特に、自身の今までの活動を振り返り、今後自分がどうやって行動していきたいかを深く考察している感想が多く見受けられました。

日常会話ではなかなか取り上げないような話題について、クラスメイトと意見を交換し、学びあい、刺激し合う良い機会となりました。
この1年間を通じて、より多くの学びや考えをお互いに共有できるようになることができればと思います。

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2024.06.04

高3 洗足生活ラスト1年の取り組み~前編

いよいよ洗足学園6年間の生活の集大成となる最後の1年を迎えた高校3年生。
この日は、大講堂にて学年集会が開かれ、各委員会より委員長からの挨拶・今後の活動についての紹介に加えて、1学期学級委員が企画した常識・日常クイズが行われました。

高3の委員会は、受験生だからと活動をおざなりにすることなく、洗足の教育理念である「自立・挑戦・奉仕」の「奉仕」により一層焦点を当てて洗足生活最後の一年を締めくくるべく、力を注ぎます。
「どんな企画・活動をすればみんなの力になれるだろう」と生徒自身で考え、各委員会で話し合い、集会では現時点での決定事項を共有しました。
また、常識・日常クイズでは、エレベーター内での上座の位置などの社会的マナーから、ベートーヴェンの肖像画についての雑学まで幅広いトピックでの出題がされ、大変な盛り上がりをみせました。

集会を終えて、生徒たちからは「それぞれの係が集まって目標を確認し合ったおかげで、例年よりも責任感や協働意識が高まっているように感じた。自分の係の仕事も責任を持って取り組もうと思った。」「高校3年生になっても決められた範囲で全力で物事に取り組み、楽しめる私達の学年が好きだと思った。」「それぞれの団体がみんなに楽しんでもらえるような企画作りのために頑張っていて、1年間がとても楽しみになりました。」という声が寄せられました。

高3になって、生徒たちが主体性を持って企画を進める素敵なスタートとなりました。

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