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2020.12.21
英語を使ったテクノロジー講習会の説明会が行われました
12月12日(土)に「AISS Arrows Institute Super Summer」の事前説明会が行われました。
「AISS Arrows Institute Super Summer」とは、マサチューセッツ工科大Beaver Works の協賛により提供されるアメリカの高校生向け e-learning 教材・カリキュラムを使用して、自動運転の構成要素(自動車制御・各種センサーの利用・画像認識・プログラミング等)を学ぶ講習会です。
オンラインコースとサマーコースがあり、オンラインコースは受講料無料で、基本的なプログラミングについて学び、最終的にパソコン上の仮想空間で車を走らせます。
サマーコースはオンラインコース修了者が対象となり、実際にマシンを組立て、プログラムを実装して自動運転を実現します。
チーム対抗レースでの上位者は、アメリカの高校生と合同のファイナルコースに参加できます。
マサチューセッツ工科大Beaver Worksより提供される使用テキストは、全て英語で書かれているため、最新のテクノロジーを学ぶとともに英語学習の効果もあります。
この日の説明会に集った生徒たちは、メモを取りながらプラグラムの詳細を真剣な表情で聞き入っていました。
グローバル化が進む社会では英語力は必須となる力ですが、あくまで道具であり、英語という道具を用いて何を学ぶかが重要になってきます。
この機会を通じて、生徒たちには英語を道具として、最先端のテクノロジーを学んでもらいたいと思います。
2020.12.18
東洋紡株式会社様との連携授業を行いました
12月17日(木)、高校1年では希望者を対象に東洋紡株式会社様と連携し、「社会発見!サイエンス講義」を行いました。
本校では以前よりWOWOW様、ユニリーバ様をはじめとした企業と積極的にコラボレーションを行い、授業や総合学習を実施してきました。
今回は日経サイエンス様、日本経済新聞社様の協力の元、東洋紡株式会社 リニューアブル・リソース事業開発部長 久保田冬彦様、コーポレート研究所 龍田真佐子様をお迎えして、サイエンス講義を行っていただきました。
講義では、はじめに東洋紡様が事業を通じて社会にどのように貢献されているかが紹介されました。
その中から環境問題への対応が取り上げられ、循環型社会とはどのようなものなのかへ話題が展開していきました。
具体的な事例として出される地球温暖化の問題、廃プラスチック・海洋プラスチック問題といった社会的な問題に、生徒たちは食い入るように聞き入っていました。
講義の終わりには、コミュニケーションの大切さ、伝える力の大切さが生徒たちに伝えられました。
社会の最前線で事業を行う企業の活動から、生徒たちは広く社会を見つめ、世の中に貢献していくとはどういうことか、そしてそのためにどのような力を身に着けていくべきかを深く学んだようでした。
2020.12.17
「いっしょに読もう!新聞コンクール」で本校生徒が奨励賞を受賞しました
一般財団法人日本新聞協会が主催する第11回「いっしょに読もう!新聞コンクール」において、応募作品5万7,977編の中から本校中学2年芳村真衣さんの作品が奨励賞に選ばれました。
このコンクールは、新聞を読むことで、以下の5つの項目を促し、培うことを目的に実施される新聞感想文コンクールです。
1 社会への関心の広がりを促す。
2 社会の課題への「気付き」を促す。
3 家族・友だちとのコミュニケーションを促す。
4 考えを深める姿勢を促す。
5 考えをまとめて表現する力を培う。
応募の際は、自分の選んだ新聞記事に考えを述べるだけではなく、記事を家族や友人に見せ、意見を聞いた上で話し合うことが求められます。
芳村さんも家族に自らの関心のある記事を見せ、意見を聞いた上で、自分独自の意見と提案をまとめました。
他者の考えを取り入れ、自己の考えの幅を広げていくことは、これから生徒たちが社会へはばたく際に求められる大切な要素です。
生徒たちには学外活動への参加を通して、芳村さんのように、自分の意見をしっかりと持ちながらも、異なる立場からの考えや意見を吸収することを、積極的に学んでいってもらいたいと思います。
2020.12.14
11月学校説明会の動画を公開いたしました
11月28日(土)に開催いたしました学校説明会の様子を動画にて公開いたします。
当日お越しいただくことができなかった皆様も是非ご覧いただければと思います。
こちらのNEWS&TOPICSもしくは入試特設サイトでご覧ください、
11月学校説明会動画及びレジュメ
11月28日(土)に開催されました学校説明会の様子を動画でご覧ください。
Contents
1 ウエルカムコンサート 本校卒業生 0:00:10~0:03:10(3分00秒)
2 学校長挨拶 校長 宮阪元子 0:03:10~0:14:30(11分20秒)
3 教頭より教育内容について 教頭 蕪木慎也 0:14:30~0:35:00(20分30秒)
4 2021年度入試について 校務主任 玉木大輔 0:35:00~0:45:20(10分20秒)
本校では積極的にペーパーレス化を推し進め、各種資料のデジタル化を行っております。
従来学校説明会で配付していた資料もデジタル化し、紙での配布に代えてこちらのサイトに掲載いたします。
以下のリンクをクリックしていただき、資料をご覧いただければと思います。
教頭より洗足学園の教育/学力育成について
20201128学校説明会教頭より洗足学園の教育説明
校務主任より洗足学園の入試について
20201128学校説明会入試に関する説明
2020.12.11
正面玄関に顔認証付き非接触型検温器を設置しました
本校では新型コロナウイルス感染対策として、また生徒の安全を守るツールとして、顔認証付き非接触型検温器を昨日正面玄関に設置しました。
本日より生徒の登校時に検温器の試運用を行っています。
昨日は、設置されたばかりの真新しい機器に、興味津々といった様子でのぞき込んでいた生徒たち。
試運用を行った本日は、認証された際に画面に表示される自分の名前を見て、驚きの声をあげていました。
今回設置された機器を用い、検温と共に事前に登録された生徒の顔情報を照合し、本人の登校記録と健康記録を行っていきます。
これにより新型コロナウイルス対策と同時に、セキュリティーをより一層高めていくことが可能になりました。
従来より徹底している「マスクの着用」、「教室の換気」、「ソーシャルディスタンスの確保」、「昼食時に話しをせずに同じ方向を向いて食べる」といった対策と組み合わせて、より安全な教育環境を実現して参ります。
2020.12.09
新型コロナウイルス感染防止に向けて生徒たちと行動の確認を行いました
11月下旬より全国的に新型コロナウイルス感染拡大が深刻な状況となっております。
本校でも感染対策により一層気をつけながら、教育活動を行っております。
感染予防には以下の3点を特に重要な点とし、学内で実践しています。
・マスク着用の徹底
・教室内の換気
・昼食時に話しをせず、同じ方向を向いて食べる
特に、昼食時マスクを外した際に感染のリスクが高まります。
本日は期末考査終了後、各部の部長の生徒と顧問の先生が集まり、感染防止に向けて昼食時の感染対策と新型コロナウイルス対策を盛り込んだ各部の取り組みのより一層の徹底について確認を行いました。
全体会終了後も、部長たちは現在の社会の状況を踏まえて、部内での活動内容について顧問と熱心に打ち合わせを行っていました。
本校では教育の大きな柱の一つとして生徒の自治活動を掲げています。
その自治活動の中でも部活動は、社会性を身に着けるとともに目標に向かって仲間と協働することを学ぶ貴重な場です。
新型コロナウイルス感染防止に万全を期しながら、安全な形で部活動を行って参ります。
2020.12.08
日本倫理・哲学グランプリで本校生徒が銅賞を受賞しました
2020年度「日本倫理・哲学グランプリ」で本校高校3年の丸山満ちるさんのエッセイが応募総数110編の中から銅賞に選ばれました。
この日、丸山さんが校長室を訪れ、宮阪校長先生に受賞の報告をしました。
日本倫理・哲学グランプリは、今の自分を見つめ、将来の生き方を考える機会として、先哲の人たちが考え辿ってきた同じ課題に挑戦するエッセイコンテストです。
今年は「プラトン」「ルソー」「ホワイトヘッド」「松尾芭蕉」の文章・作品が課題文として設定され、その内の1つを選び、哲学エッセイを書いていきます。
丸山さんはルソーを選択し、「欲望と幸福について」をタイトルにエッセイを執筆しました。
高校2年生の時、ネイティブの先生による英語の授業の宿題で出されたサルトルの講演を書き下ろした「実存主義とは何か」という本を読んだことをきっかけに、哲学に興味を持ち始めた丸山さん。
高校3年に進級後、オンラインで行われた「哲学サマーキャンプ」への参加を経て、今回のコンテストに挑戦しました。
理系コースに進路を選択した丸山さんへ、一見文系分野に見える「哲学」へのチャレンジについて尋ねると、
「哲学は論理的なものです。理系であればこそ、様々な事象を論理的に捉えることが自然にできます。理系で勉強したことが役に立ちました。」と語ってくれました。
中学3年生の時に学外交流活動への挑戦として東京大学木曽観測所で行われた「銀河学校」に参加した丸山さん。
将来、大学で天文学を学びたいと語ってくれました。
宇宙の神秘を探る天文学の学びに、哲学はきっと役に立つはずです。
洗足学園は、丸山さんが哲学を胸に大いに将来に向かって羽ばたくことを全力で応援していきます。
2020.12.07
東工大ニュースに本校とのコラボレーション授業が取り上げられました
以前NEWS&TOPICSに掲載いたしました11月4日(水)・5日(木)の2日間にわたって行われた高校1年のキャリアプログラム。
その1日目に行われた東京工業大学とのコラボレーション授業の様子が、東京工業大学のホームページの「東工大ニュース」で取り上げられました。
今回の高校1年キャリアプログラムでは、例年4月実施されている宿泊行事のホームルーム研修に代えて、校内にて生徒たちが自らの生き方をじっくりと考え、将来を見据えるための多彩な取り組みを行いました。
その一つが東京工業大学とのコラボレーション授業です。
授業は3部で構成され、第1部は大講堂で篠崎和夫東工大名誉教授による「大学での学び」に関する基調講演が行われました。
講演は理系大学の特徴から大学院生の生活まで多岐に渡り、篠崎先生の大学で何を学ぶべきかというメッセージを、メモを取りながら聴き入る生徒たちの姿が大変印象的でした。
第2部は東工大大学院生による大学院での研究内容の講義です。
大学院生から語られる研究内容は「ジェンダーと科学技術」「核融合」など非常に具体的で、生徒たちは実際の研究の日々を実感することができていました。
第3部は場所を各教室に移し、7グループに分かれて大学院生との質疑応答を行いました。
生徒の積極的な質問に、各教室で応答した大学院生たちは驚きを隠せない様子でした。
本校とのコラボレーション授業を特集した東工大ニュースはこちらのリンクからご覧いただくことができます。
2020.12.04
高3「社会科学総合」の授業の最終回の様子をご紹介します
12月2日(水)に高校3年生は通常授業の最終日を迎えました。
本日は最終日の授業の中から大講堂で行われた「社会科学総合」の授業の様子をご紹介いたします。
社会科学総合は高校3年文系クラスに設置された科目で、社会的な問題を取り上げ、4人の教員がそれぞれ専門的な視点(「世界史」「日本史」「倫理」「政経」)で講義やディスカッションを行う授業です。
テーマとして取り扱う社会的な問題は「ナショナリズム」や「サイエンス」、「経済」など幅広く、いずれも教科書の枠を超えた内容となります。
最終回となるこの日はこれまでの学びのまとめとして、「アフターコロナ、withコロナ」をテーマに、4名の教員が揃い踏みをして、これからの時代の課題を話しました。
その後、事前に生徒から募ったリクエストテーマである「家族」を「アフターコロナ、withコロナ」に掛け合わせ、生徒からの質問に4名の教員が応答する授業が展開されました。
生徒から次々と出される積極的な質問に、この授業の4名の担当者の一人である社会科主任の香川真人先生は生徒の大きな成長を感じたと語ってくれました。
高校3年生は現在12月3日から実施されている卒業考査に臨んでいます。
その後は年末の冬期講習、年始からの特別時間割による授業を経て、いよいよ大学入試に挑みます。
洗足学園での学びに自信を持って、自らの進路を切り拓いてもらいたいと思います。
2020.12.02
「ENERFISH」の実物がMinervaCafeに展示されています
11月25日に総務省が主催する「異能vation」プログラムのジェネレーションアワード部門の分野賞(味に関する分野)を受賞した本校生徒渡邉心海さんが取り組む「ENERFISH〜世界初!味で誤食を防ぐ海洋分解性プラ〜」の実物をMinerva Cafeに展示いたしました。
「ENERFISH」は魚の誤飲を防ぐだけではなく、海洋で1年前後で水と二酸化炭素に分解され形が消滅します。また、焼却時にも通常のポリエチレンのレジ袋と比べCO2の排出量を3分の1程度減らすことができます。
海洋汚染や地球温暖化を抑止し、持続可能な地球環境に貢献したいという生徒の思いが「ENERFISH」には込められています。
本校に御来校の際は是非Minerva Cafeで「ENERFISH」の実物をご覧ください。
2020.12.01
帰国生入試出願状況を毎日更新しています
本校では中学入試の出願状況を「入試特設サイト」にて土・日・祝日を除く毎日更新しております。
現在は昨日から受付を開始いたしました「2021年度帰国生入試」の出願状況を掲載しています。
今後は来年1月8日(金)より出願受付を開始いたします「2021年度中学一般入試」の出願状況も掲載する予定でございます。
また、「入試特設サイト」には様々な情報コンテンツを掲載しております。
先月28日(土)に開催された学校説明会の際に使用されたパワーポイントの資料や7月に公開されたWEB学校説明会の特設サイトも掲載されております。
11月の学校説明会の様子を収録した動画も今後掲載予定です。
「NEWS&TOPICS」と同様に「入試特設サイト」も是非ご覧ください。
2020.11.27
日本IBMデジタルサービス社長 井上裕美氏の講演会を行いました
中学3年は思春期の真っ只中で朧気ながらも自分の将来についての具体的な像が見えはじめる時期です。
本校では中学1年より積極的にキャリア教育を行っておりますが、そのアクセルが大きく踏まれる時期が中学3年です。
11月25日(水)の総合的な学習の時間に中学3年ではキャリア教育の一環として、日本IBMデジタルサービス株式会社代表取締役社長の井上裕美氏をお招きし、「ニューノーマル時代におけるデジタル人財育成」をテーマに講演会を行いました。
・ニューノーマル
・デジタルトランスフォーメーション
・ダイバーシティ
・アンコンシャス・バイアス
などの項目について、実例を交えて説明していただきました。
職種、世代、会社や国籍を越えた協働の必要性や、自分の努力できる範囲からもう一歩踏み出していく大切さなど、力強いメッセージが生徒たちの心に響いていました。
質疑応答の時間では、生徒から「社長として会社をリードする上で心がけていることは何ですか?」という質問が出ました。
井上先生の答えは「笑顔」。
嫌なことがあった後でも切り替えて、相手のポジティブな反応を引き出すために笑顔を意識していらっしゃるそうです。
講演の最後に、「ダイバーシティ推進のためにあなたが取り組むことは何ですか?」という宿題が井上先生から出されました。
生徒たちがこの問いかけをどのように受け止め、具体的にどのようなプランを描くのか。
今から、生徒たちの答えが楽しみです。
2020.11.26
総務省主催「異能ジェネレーションアワード」で本校生徒が分野賞を受賞しました
NEWS&TOPICSでも度々紹介しております本校生徒渡邉心海さんが取り組む「ENERFISH〜世界初!味で誤食を防ぐ海洋分解性プラ〜」が、総務省が主催する「異能vation」プログラムのジェネレーションアワード部門の分野賞(味に関する分野)を受賞しました。
「異能vation」プログラムはこれまでの価値観を覆す独創的な挑戦を支援するとともに、そうした取り組みを行う者同士の交流を促し、異能と異能が掛け合わさることで、さらなる独創的な発想が生まれるような環境を提供するプロジェクトです。
今回渡邉さんが受賞したジェネレーションアワード部門はICT分野における誰も思いついたことのないような面白いアイディア、こだわりの技術、自らが発見した実現したい課題などを表彰する部門で、協賛企業が表彰・支援を行います。
今回「ENERFISH」が分野賞に選定されたポイントを「異能vation」の公式ホームーページより引用いたします。
<選定理由>
味を利用することで魚が誤飲するリスクを解決できる世界初のビニール袋は魚の嫌う物質デナトニウムが含まれており、魚の誤飲を防ぐことが可能だけでなく、原料の乳酸がサトウキビ由来であるポリ乳酸繊維を使用することでカーボンニュートラル(大気中の二酸化炭素総量の増減に影響を与えない)の考えも利用されている点も評価に値する。
分野賞の発表を含めて昨日オンラインで行われ放映された「OPEN異能vation2020 ONLINE」の様子は下のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。(部門賞の説明は3時間2分25秒頃から、渡邉さんが受賞した味に関する分野に関しては3時間4分13秒頃からご覧いただけます。)
「異能vation」及びジェネレーションアワード部門に関しては以下のURLからご覧ください。
異能vation公式ホームページhttps://www.inno.go.jp/
ジェネレーションアワード受賞者発表ページhttps://www.inno.go.jp/result/2020/generation/winner/
2020.11.19
英語ディベート大会入賞者が結果を校長先生に報告しました
11月1日(日)に行われた第12回神奈川県高等学校英語ディベート大会で、本校高校1年生のチームが10チーム中、3位に輝きました。
本日は宮阪校長先生へその結果の報告を行いに、チームのメンバーが校長室を訪れました。
今年度の大会は新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインで開催されました。
ディベートのテーマは「日本政府は、(ハイブリッド車も含む)化石燃料車の製造と販売を2035年までに禁止すべきである。是か非か。」でした。
高校1年生4名のチームは、短い準備時間ながらもポイントを絞って対応することによって短時間でのリサーチをカバーする作戦をとりました。
また、当日も4名がそれぞれの分担を把握し、目的意識をもって臨みました。
例えば、アタックスピーカー担当は相手チームの論の矛盾点をつくためにその準備を重点的に行い、当日も的確に実行しました。
自分たちの立論をどのように貫けるかを作戦の中心に据え、見事3位に入賞することができました。
学外交流活動もオンラインを活用し、生徒たちは積極的に取り組んでいます。
2020.11.18
エネルフィッシュが製造され本校に届きました
NEWS&TOPICSでも度々紹介し、NHKニュース「おはよう日本」でも取り上げられた本校高校2年生考案の「魚が食べないレジ袋~エネルフィッシュ」が製造され、本校に届きました。
「元気な魚を取り戻したい」という思いから、魚の嫌う苦み成分「デナトニウム」を配合した生分解性プラスチックで誤飲を防ぐレジ袋を作るというプランは、政策金融公庫主催の第7回高校ビジネスグランプリで準グランプリを獲得。その後、生徒たちは環境省を訪問し、環境にも魚にも優しいレジ袋「エネルフィッシュ」を小泉環境大臣にプレゼンテーションしました。
エネルフィッシュの実用化に向けて、この趣旨に賛同する株式会社シモジマ様と生徒たちは共同研究を進めてきました。
製造に日本ポリエチレン株式会社様の協力を得て、ついにエネルフィッシュの実物が納品されました。
今後はエネルフィッシュが多くの人の手に届くように、流通面からも実用化に向けて歩みを進めていく予定になっています。
生徒たちのよりよい社会を実現したいという願いが、また一歩前進しました。
2020.11.16
タウンニュースに本校の国際理解プログラムの記事が掲載されました
NEWS&TOPICSで10月26日に取り上げました中学2年生の国際理解プログラム「Glocal Village」が、地域情報誌「タウンニュース」高津区版に記事として取り上げられました。
「中2 Glocal Village 2020」は、中学2年次に毎年2泊3日の宿泊行事として行われている「Global Village」に代わり、新型コロナウイルス感染対策を踏まえた上で、10月26日(月)~10月29日(木)まで4日間の日程で校内で実施されました。
「Glocal Village」は海外の生徒とオンラインで繋がり、交流を通して多様な価値観を理解すること、また世界共通言語である英語を通して母国語の異なる人々との意思疎通を図り、国際交流への興味を高めること。そして、グローバルな視点に立ち、世界レベルでの問題意識を持つきっかけをつくることを目的に行われました。
記事では本校英語科で今回のプログラムに携わった大井茉莉恵教諭のインタビュー内容も紹介されています。
紙面でご覧いただけない地域にお住いの方はタウンニュースWEB版で記事をお読みいただけます。
是非タウンニュースWEB版をご覧いただければと思います。
タウンニュース高津区版の記事はこちらのリンクもしくは下記のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。
2020.11.13
小6生対象入試問題体験会を開催いたします
2021年度の本校中学入試をお考えの小学校6年生を対象に、昨年度まで実施しておりました「入試問題説明会」に代えて「入試問題体験会」を開催いたします。
「入試問題体験会」は新型コロナウイルス感染防止のため、従来の「入試問題説明会」の内容を変更し、教室で模擬問題を解くことを主体とした体験会となります。
開催日
2020年12月19日(土)
開催時間
1回目: 8:30~10:00 定員300名
2回目: 11:00~12:30 定員300名
3回目: 14:00~15:30 定員300名
※1回目から3回目までの体験会の内容はすべて同じ内容となります。
体験会内容
児童
教室にて国語・算数の模擬問題の受験体験。
※社会・理科の模擬問題は配付のみとなります。
※4科の模擬問題の解説は帰宅後WEBにて視聴いただきます。
保護者
講堂にて出願から入試に至るまでの諸注意の聴講。
4科の模擬問題の解説動画の視聴。(講堂のスクリーンで放映いたします。帰宅後に児童が視聴する解説動画と同一のものです。)
参加は予約制となります。
新型コロナウイルス感染防止のため、当日ご参加いただける保護者は1家庭1名とさせていただきます。
ご予約はお一人様1回のみとなります。複数回のご予約は承れません。
予約は11月24日(火)午前9時より受付を開始いたします。
詳細は下記のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。
皆様のお申し込みをお待ちしております。
2020.11.11
授業紹介 本日は中学3年数学の授業を紹介いたします
連載中の授業紹介、本日は中学3年数学の授業を紹介いたします。
本校の数学ではよりきめ細やかな指導ができるよう、中学3年より習熟度別の授業を実施しております。
今回授業にお邪魔させていただいた吉川先生は3グレード制の真ん中のグレードであるG2を担当しています。
この日の授業内容は「三角形と正弦定理、余弦定理」です。
はじめに吉川先生にG2グレードの特徴について伺うと、
「G2は他のグレードに比べると在籍する生徒の学力の幅が広いことが特徴です。」と語ってくれました。
数学は図・式・文の読み替えが必要となる科目ですが、読み替えが学力幅の広いG2グレードではスムーズにいかない生徒たちもいるとのこと。
その読み替えを促す工夫を授業では心掛けているという吉川先生。
「生徒たちは力があります。そっと背中を押してあげることで、自分の力で進めるようになります。その一押しがG2では特に重要です。」と力強く語ってくれました。
「数学で大切なことは『trial and error』です」という吉川先生は、今回の授業内容で試行錯誤の重要性を解説してくれました。
「今回の授業は『正弦定理と余弦定理』についての学びですが、正解へは『正弦定理』を用いても『余弦定理』を用いても行きつくことができます。
壁に当たっても、試行錯誤を繰り返して進んでいくことが重要です。
また、答えを出して終わるのではなく、答えを『吟味』することも大切です。
答えを『吟味』し、答えに行きつくまでに通った通り道を振り返って分析することこそが、先の学習に繋がります。」
吉川先生に授業を受ける生徒たちへの思いを伺うと、次のように答えてくれました。
「先ほど『数学は試行錯誤が大切』と言いましたが、人生も一緒です。
失敗しても構わない、むしろ失敗することこそが成長に繋がります。
生徒たちには失敗を恐れずに、挑戦してもらいたいと思います。」
今日も、吉川先生はこの思いを胸に授業に臨んでいます。
2020.11.10
サイエンスキャッスル研究動画を是非ご覧ください
中高生を対象とした未来の研究者の卵たちをサポートする研究助成プログラム「サイエンスキャッスル研究費2020」でアサヒ飲料株式会社が設定した「アサヒ飲料賞」の採択チームに選ばれ、アサヒ飲料と共に研究を進めている本校高校2年生の加藤早貴さん、寺田早祐紀さんが「サイエンスキャッスルASEAN2020」に参加しました。
「サイエンスキャッスルASEAN2020」では、11月4日5日の2日間に渡ってリサイクル、エネルギー、食・農業、資源、地域・地球、宇宙の6分野について、中高生の研究発表とディスカッションがWEB上で繰り広げられました。
また、各分野で活躍する先輩研究者の方々とディスカッションする場も設けられました。
加藤さん、寺田さんの2名は「サイエンスキャッスル研究費2020」において「ピーマンの苦みを抑えて、ピーマン嫌いの子供たちにおいしいピーマン料理を食べてもらいたい」という思いから、ピーマンの苦み成分を分析し、その調和方法を探り、美味しく食べるための研究を提案しました。
今回の「サイエンスキャッスルASEAN2020」では、その研究の内容を動画としてまとめ、Youtubeにアップロードしました。
彼女たちの研究が3分にまとめられた動画をご覧いただければと思います。
動画のご視聴は下のサムネイル画像をクリックしてください。
また、この研究をご評価いただける場合は是非「高評価」のボタンを押していただき、彼女たちの取り組みを応援していただければと思います。
2020.11.09
米国大使館広報部によるディスカッションに参加しました
史上稀にみる激戦となった米国大統領選挙は日本でも大きな話題となりました。
そのアメリカ大統領選挙を目前に控えた10月26日(月)に、米国大使館広報部による「The 2020 Presidential Election in the U.S.-Which Candidate do you support and why?」をトピックとした「バーチャルRoundtable Discussion」が行われました。
本校からは中学3年の小川凜々さんと佐藤慧奈さんの2名が参加しました。
新型コロナ対策としてWEBを利用した形で行われた今回のディスカッションですが、当日は以下のスケジュールで進行しました。
・担当外交官より挨拶~政党チームメンバーの発表
・討論準備~共和党、民主党チームに分かれて討論者を決定
・討論開始~トピックに沿った政策の説明・トピックに沿った政策への反論
・担当外交官よりまとめ
討論のトピックは以下の5つで、小川さん、佐藤さんは事前にこのトピックに関連する政策を調査して、当日に臨みました。
・Foreign policy
・Environment
・Healthcare
・Economy
・Education
自分自身の考えだけを深めるのではなく、自分が支持しない考え方も学び、それによって新しい発見が得られることは、ディーべート・ディスカッションの醍醐味です。
参加後に本人たちが本記事に感想を寄稿してくれましたので、掲載いたします。
私達は、2020年のアメリカ大統領選挙において、どの候補者を支持するか、外交、経済、医療、環境、教育の5つのトピックについて話し合いました。
これらの問題に対する候補者の立場のすべてに同意することはできませんでしたが、支持者の視点から考える良い機会になりました。
小川凜々
最近ニュースでアメリカの大統領選についての記事を多く見かけるのでこの話題について理解を深めたいと思ったので参加しました。
実際に参加してみて感じたのは、やはり相手が大学生だったので内容は難しかったです。
今回のディベートに参加したことによりアメリカの大統領選を以前より理解できるようになりました。
佐藤慧奈