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2021.01.27
中学1年Kさんの挑戦を紹介します
中学1年生のKさんは、幼い頃から地層をはじめとした地学が大好きです。
小学生の時に執筆した自由研究のテーマは「海岸の石ころを調べよう」。
図書館で文献を探し、博物館では学芸員の方に取材を行い、実際に各地で石の採集をしました。
地学への関心は洗足学園入学後も増していき、地学に関わる学外活動に挑戦したいという思いが募っていきました。
そんな時、学外交流活動を中学1年の先生方が集め紹介しているサイトに掲載された「第13回日本地学オリンピック」に目が留まりました。
難しい内容だけれども、面白いと思われるものが多く、挑戦してみたいとKさんは決意しました。
学校の勉強の合間に高校の教科書を読んだり、自分なりの勉強を積み重ね、昨年12月に行われたオンラインでの一次予選に挑みました。
予選通過はなりませんでしたが、Kさんは手ごたえを感じていました。
校長室で宮阪校長先生に活動を報告した際にKさんは、「来年も挑戦したい」、「将来は世界大会を目指したい」と力強く語ってくれました。
志を持って夢に向かって挑むKさんの姿は本当に素敵です。
洗足学園はKさんの挑戦を全力で応援していきます。
2021.01.26
「おかねの作文コンクール」の表彰状授与式を校長室で行いました
第53回「おかねの作文コンクール」で執筆した作品が特選である金融担当大臣賞に選ばれた隠岐知夏さんに、表彰状と副賞が届きました。
例年金融広報中央委員会が主催する表彰式にて受賞者に授与が行われておりますが、本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、表彰状と副賞の郵送に代えられることとなりました。
本校では隠岐さんの栄誉を称え、昨日校長室にて宮阪校長先生より表彰状と副賞を授与する授与式を行いました。
隠岐さんははにかみながらも、大変誇らしい様子で、校長先生より表彰状と副賞を受け取りました。
「おかねの作文コンクール」は金融広報中央委員会が主催し、金融庁、文部科学省、日本銀行などが後援として行われる作文コンクールで、全国の中学生を対象に作品を募集しています。
2020年度は1,723点の作品が応募されました。
隠岐さんの作品「ぶたの貯金箱の使い道」と講評は、金融広報中央委員会の公式ホームページ「知るぽると」でお読みいただけます。
金融広報中央委員会「知るぽると」はこちらから
2021.01.21
中1「気象キャスターが伝える 天気予報の裏側」講演会を行いました
本日中学1年では「Minerva Seminars 講演会」を行いました。
今回の講演のタイトルは「気象キャスターが伝える 天気予報の裏側」。
講師はNHK総合「ニュース シブ5時」で気象情報を担当されている気象予報士の黒木愛子氏です。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、黒木先生とオンラインで教室をつないだ講演といたしました。
講演では黒木先生より、以下の3つのテーマが語られました。
・天気予報ができるまで
・気象キャスターの仕事について
・知っていると得する天気予報の知識
現在中学1年では理科(生物・地学)の授業で気象について学んでいます。
生徒たちは授業で学んだ内容と黒木先生の話を結び付けて、学校での学びが社会でどのように活用されるのかを理解することができたようでした。
また、本校では中学1年よりキャリア教育を行っています。
気象キャスターの仕事を通じて、生徒たちは自らの生き方と社会との関わりについて考えるきっかけを得ることができました。
講演後は生徒たちと黒木先生の間で、活発な質疑応答が行われました。
今後も「Minerva Seminars 講演会」では社会で活躍される方の講演を通じて、生徒たちの視野を広げ、より社会や学問を身近に感じられる機会を提供していきます。
2021.01.19
「自分の可能性を『探る』」オンライン授業を行いました
高校2年では、WEBを利用した学習期間中の5月23日に、「『幸福な自己実現』を考えるオンライン授業」をNPO法人日本学生社会人ネットワークにご協力いただき、実施しました。
「幸福な自己実現」をテーマとして探求学習を行い、自らの思考を深めていきました。
具体的には、様々なバックグラウンドを持つ社会人約30名の方にご協力いただき、10名前後のグループに生徒たちは分かれ、オンラインでのディスカッションに臨みました。
社会人の皆さんと共に「イキイキと自分らしく生きる未来を描くとは?」「幸福な自己実現は何なのか?」を「対話」を通じて考えていきました。
その第2弾として、1月16日(土)の総合的な学習の時間に、再びNPO法人日本学生社会人ネットワークにご協力いただき、教室と社会人の皆さんをオンラインでつなぎ授業を行いました。
今回のテーマは「自分の可能性を『探る』」です。
社会人の皆さんとの「対話」を通じて、⾃分の気付いていない⻑所や関⼼、魅⼒を発⾒していきます。
また、様々な職業に就き第一線で活躍されている社会人の皆さんの話を聞いて、目指したい⾃分像を探っていきます。
生徒たちはオンラインで繋がった社会人の方々に積極的に質問を投げかけていました。
ディスカッションを通じて徐々に自分の考えがまとまり始めたとき、生徒たちは大変生き生きとした表情を見せていました。
生徒たちがこれからも自分の未来を描く力を身に着けていくことができるよう、サポートを行っていきます。
2021.01.15
自動伴奏ピアノの教材DVDの収録に生徒たちが協力しました
東京藝術大学とヤマハ株式会社は、肢体が不自由な子どもたちのために自動伴奏機能付きピアノ「だれでもピアノ」を共同開発しました。
この「だれでもピアノ」を中学生が体験する様子を令和3年度改訂版音楽教科書(中学生)の副教材DVDに収録することになりました。
この副教材DVD の制作は、「音楽から学ぶSDGs」という教育項目に該当するもので、自動伴奏機能付きピアノ「だれでもピアノ」を中学生が体験し、「『障害の有無に関わらずすべての人が音楽を楽しむ機会を創る』ことについて考える」というテーマに基づいて行われています。
本校はこの主旨に賛同し、生徒に応募を呼びかけたところ、中学2年生・中学3年生の生徒7名が協力をしてくれることになりました。
収録日当日、「きらきらぼし」「大きな古時計」「エリーゼのために」などの曲のメロディのみを生徒が片手で弾きました。
すると、左手の伴奏部分と足元のペダルが自動的に演奏されました。
これまで体験したことのないピアノの動きに、生徒たちは興味津々で、大変楽しかったようです。
試演の様子と生徒たちへのインタビューがこの副教材DVDに収録される予定です。
2021.01.14
オンラインスタディーツアーinフィリピンを行いました
本日は昨年12月26日に行われた「オンラインスタディツアーinフィリピン」の様子をご紹介いたします。
本校では海外への留学や語学研修の機会が数多く設けられており、毎年多くの生徒たちが参加しています。
しかし、2020年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、留学及び語学研修の開催を見合わせております。
そんな中、本校ではオンラインを活用し、海外について学び、現地の同世代の生徒と交流を通して、多様な価値観を学ぶ機会を設けることにいたしました。
今回はフィリピンのイロイロ市と交流を行い、オンラインで学ぶツアーを行いました。
参加した生徒40名程は、密を避けるため3部屋に分かれて、持参した自分のChromebookの画面を通じてツアーに参加しました。
まずは現地目線の映像を通して、イロイロ市について学びました。
その後英語を用いて現地の生徒とオンライン上で会話し、交流を行いました。
生徒たちには海外に目を向けると同時に、グローバルな視点から「幸せ」や「豊かさ」について改めて考える、大変良い機会になったようでした。
2021.01.13
中1「『探究する』ということ」をテーマに授業が行われました
昨日の中学1年総合的な学習の時間に「『探究する』ということ」をテーマにした授業が行われました。
本校での学びには、コンピテンシー面を支える「哲学的対話」とリテラシー面を支える「探究的活動」の大きな二本の柱があります。
この日大講堂では、中学1年生たちが「『探究する』とはどういうことか」を教員の導きを得ながら、考える機会が設けられました。
生徒たちは配付されたワークシートに書き込みを行いながら、真剣な表情で話に聞き入っていました。
授業では、「サイエンスキャッスル」で「アサヒ飲料賞審査員特別賞」を受賞した高校2年生の研究である「ピーマンの苦味成分を抑えて、美味しく食べるには」が取り上げられました。
3学期始業式での発表も記憶に新しい事例に、生徒たちは探究活動の魅力を実感したようでした。
中学1年生たちには、これからの洗足学園での学びの中で積極的に探究的活動を行い、幅広い視野を持ち、思考力を高めていってもらいたいと思います。
2021.01.06
弦楽合奏部の演奏がTBSラジオで放送されます
令和2年度「TBSこども音楽コンクール」中学校・合奏第1部門において、本校弦楽合奏部が優秀賞に選ばれました。
本年度は、新型コロナウイルスの状況を考慮して「音源審査」での開催となりましたが、弦楽合奏部は「カプリオール組曲」~第1、4、6曲を見事に演奏したものでの受賞となりました。
優秀賞に輝いた弦楽合奏部が演奏する「カプリオール組曲」が、1月10日(日)TBSラジオ「山形純菜 プレシャスサンデー」(AM6:00~)で紹介されます。
6:10頃から6:40頃のコーナーで放送される予定ですので、是非お聴きください。
「TBSこども音楽コンクール」及びBSラジオ「山形純菜 プレシャスサンデー」については、以下のサムネイルをクリックしていただくと詳しい情報がご覧になれます。
2021.01.05
「おかねの作文コンクール」で本校生徒が金融担当大臣賞を受賞しました
明けましておめでとうございます。
本年も学校での教育活動の様子や生徒の活躍をこのNEWS&TOPICSで紹介して参ります。
是非引き続きご覧いただければと思います。
新年初めのNEWS&TOPICSは昨年実施された第53回「おかねの作文コンクール」での受賞の紹介です。
本校中学3年の隠岐知夏さんが特選である金融担当大臣賞を受賞しました。
また、本校が学校賞を受賞しました。
「おかねの作文コンクール」は金融広報中央委員会が主催し、金融庁、文部科学省、日本銀行などが後援として行われる作文コンクールで、全国の中学生を対象に作品を募集しています。
「おかね」に関することであればテーマは自由で、2020年度は1,723点の作品が応募されました。
隠岐さんは「ぶたの貯金箱の使い道」をタイトルに作文を応募し、見事特選である金融担当大臣賞に選ばれました。
受賞作を掲載いたします。
「ぶたの貯金箱の使い道」 隠岐知夏
人はお金でモノを買います。一方で、本当に買えたのはその一瞬の満足感だけであるという買い物がしばしばあります。特に小学生のころの私はそればかりでした。少し難しくて読んでいたらかっこよさそうな本、周りの友達みんなが持っている文房具、なんとなく集めたかったストラップ。全部買っては読まずじまい使わずじまいで、部屋にはモノが溢れかえり、悩んでいました。そこで私は中学1年生の時、いわゆる「断捨離」をすることにしました。「今、使っていないモノは捨てる」と心に誓い、どんどんモノをゴミ袋に詰めていきます。本棚からは開いた形跡さえない本が、引き出しからは一生かかっても使い切れないと思うほど大量の色ペンと見たこともないストラップがいくつも見つかり、残念ながら全てゴミと化しました。結局、小さな自分の部屋からゴミ袋3つ分ものゴミが出ました。
しかし、すっきりとした部屋を見ても私はちっとも嬉しくありませんでした。それは使いもしないのに買っていた、ゴミ袋に詰まったたくさんのモノを見て、今までの自分の行動の愚かさを実感したからです。「もったいない」とモノそのものに対しても、支払ったお金に対しても感じました。見栄や一瞬の満足感のために。まさに「塵も積もれば山となる」でかなりのお金を捨てたことに気づいたのです。
翌日、母と一緒にゴミ袋のなかのモノをバザーに出したり、寄付したりするために仕分けている時、母からもらったお小遣いをこんなに無駄にしてしまっていたことに申し訳なさを感じて、小声で「ごめんなさい」と言いました。すると母は優しい声でこう言いました。「いい勉強になったね」と。私は怒られると思っていたのでびっくりしました。母は続けて「こういうためにお小遣いを渡しているのよ」と微笑みました。私は母のその顔を見て、ゴミ袋に入ったぶたの貯金箱を机の引き出しに戻しました。
それ以来私は、無駄な買い物をしないように、買う前に一度立ち止まり、必要性を考えることが出来るようになりました。おかげで浪費しなくなったお金を、あの時ゴミ袋から戻したぶたの貯金箱にコツコツ貯めています。そのお金は母がくれた「お金の大切さ」を学ぶ勉強代の分、母に何かプレゼントをするためのものです。それは貯金箱を引き出しに戻した時からずっと決めていました。
お金とは、たくさんのことが出来る素晴らしい存在です。もちろんお金で欲しいモノを買うことが出来ます。しかし決してそれだけではありません。ゲームを買うことで楽しい時間を過ごせたり、遊園地に行って友達とのかけがえのない思い出を作れたり、タクシーに乗って時間や快適さを買うことが出来ます。それと同時に、見栄やプライドのためだけにお金を使うことだって出来ます。では、一体お金は何のために使うことが大切なのでしょうか。まだ自分で稼いだこともなく、働かなくても生きていける私に答えは出せません。それでもお金に関して、無駄遣いをしていたあの経験から言えることがあります。それは、「お金はたくさんあれば幸せなわけではない」ということです。私はたくさんお金を使ってモノを買っていた時、いつもどこかで満たされない気持ちがありました。しかし、お金の使い道をよく考えて行動するようになってから少しのお金でも、自分の本当に好きな趣味にお金を使って没頭したり、今あるモノを大切に、愛着を持って使ったりすることが出来るようになって、とても満足感を持っています。現代はお金があれば幸せになれると思っている人が多いように感じます。しかし本当に大切なのはお金をたくさん「持つ」ことではなく、そのお金をどのように「使う」のかということではないでしょうか。
私はぶたの貯金箱に入れたお金の使い道は自分自身が幸せになれる最高の使い道だと思っています。将来、社会に出て働いた時も、見栄やプライドのために欲しくもないモノを買うのではなく、自分や周りが幸せになれるお金の使い方をしたいです。
「おかねの作文コンクール」が掲載されているサイトである金融広報中央委員会「知るぽると」は以下のURLもしくは、下のサムネイル画像をクリックしてご覧いただけます。
https://www.shiruporuto.jp/
生徒たちには隠岐さんのように広く社会を見つめ、自らの生き方を深く思索していけるよう、学校での学びや学外活動に取り組んでいってもらいたいと思います。
2020.12.23
本校生徒がサイエンスキャッスル「アサヒ飲料賞」審査員特別賞を受賞しました
中高生を対象とした未来の研究者の卵たちをサポートする研究助成プログラム「サイエンスキャッスル研究費2020」でアサヒ飲料株式会社が設定した「アサヒ飲料賞」の採択チームに選ばれた本校高校2年生の加藤早貴さん、寺田早祐紀さんが12月20日(日)に研究成果発表会に臨み、審査員特別賞を受賞しました。
加藤さん、寺田さんの2名は「サイエンスキャッスル研究費2020」において「ピーマンの苦みを抑えて、ピーマン嫌いの子供たちにおいしいピーマン料理を食べてもらいたい」という思いから、ピーマンの苦み成分を分析し、その調和方法を探り、美味しく食べるための研究を提案しました。
本年7月に「アサヒ飲料賞」の採択チームに選ばれた後、アサヒ飲料株式会社の研究員である佐藤一道様をアドバイザーに迎え、オンラインで月に1度1時間程度、ミーティングをしつつ、実験内容の検討、実施、検証を4回も重ねて、研究を進めていきました。
佐藤様との全6回のミーティングを経て、発表内容の確認を行い、12月20日に発表を行いました。
審査員特別賞受賞後、校長室で宮阪校長先生に報告を行った際、2人からは「1人では成し遂げられませんでした。2人で研究ができて本当に良かったです。」との言葉がありました。
文系クラスに在籍している加藤さん、理系クラスに在籍している寺田さんが、お互いそれぞれの強みを生かし、協力し合って今回の偉業を成し遂げたことが大変よくわかる言葉でした。
この研究の成果を多くの生徒たちに知ってもらうために、3学期の始業式で発表をさせてもらいたいという2人の力強い提案に、宮阪校長先生は快く応じていました。
今から発表が楽しみです。
12月20日に行われた研究成果発表会の様子は以下のサムネイルをクリックして御覧ください。
加藤さん、寺田さんの発表は、1時間29分53秒~1時間48分37秒の部分に収録されています。
審査員特別賞の発表及び受賞者インタビューは、2時間55分32秒~2時間58分12秒の部分に収録されています。
2020.12.21
英語を使ったテクノロジー講習会の説明会が行われました
12月12日(土)に「AISS Arrows Institute Super Summer」の事前説明会が行われました。
「AISS Arrows Institute Super Summer」とは、マサチューセッツ工科大Beaver Works の協賛により提供されるアメリカの高校生向け e-learning 教材・カリキュラムを使用して、自動運転の構成要素(自動車制御・各種センサーの利用・画像認識・プログラミング等)を学ぶ講習会です。
オンラインコースとサマーコースがあり、オンラインコースは受講料無料で、基本的なプログラミングについて学び、最終的にパソコン上の仮想空間で車を走らせます。
サマーコースはオンラインコース修了者が対象となり、実際にマシンを組立て、プログラムを実装して自動運転を実現します。
チーム対抗レースでの上位者は、アメリカの高校生と合同のファイナルコースに参加できます。
マサチューセッツ工科大Beaver Worksより提供される使用テキストは、全て英語で書かれているため、最新のテクノロジーを学ぶとともに英語学習の効果もあります。
この日の説明会に集った生徒たちは、メモを取りながらプラグラムの詳細を真剣な表情で聞き入っていました。
グローバル化が進む社会では英語力は必須となる力ですが、あくまで道具であり、英語という道具を用いて何を学ぶかが重要になってきます。
この機会を通じて、生徒たちには英語を道具として、最先端のテクノロジーを学んでもらいたいと思います。
2020.12.18
東洋紡株式会社様との連携授業を行いました
12月17日(木)、高校1年では希望者を対象に東洋紡株式会社様と連携し、「社会発見!サイエンス講義」を行いました。
本校では以前よりWOWOW様、ユニリーバ様をはじめとした企業と積極的にコラボレーションを行い、授業や総合学習を実施してきました。
今回は日経サイエンス様、日本経済新聞社様の協力の元、東洋紡株式会社 リニューアブル・リソース事業開発部長 久保田冬彦様、コーポレート研究所 龍田真佐子様をお迎えして、サイエンス講義を行っていただきました。
講義では、はじめに東洋紡様が事業を通じて社会にどのように貢献されているかが紹介されました。
その中から環境問題への対応が取り上げられ、循環型社会とはどのようなものなのかへ話題が展開していきました。
具体的な事例として出される地球温暖化の問題、廃プラスチック・海洋プラスチック問題といった社会的な問題に、生徒たちは食い入るように聞き入っていました。
講義の終わりには、コミュニケーションの大切さ、伝える力の大切さが生徒たちに伝えられました。
社会の最前線で事業を行う企業の活動から、生徒たちは広く社会を見つめ、世の中に貢献していくとはどういうことか、そしてそのためにどのような力を身に着けていくべきかを深く学んだようでした。
2020.12.17
「いっしょに読もう!新聞コンクール」で本校生徒が奨励賞を受賞しました
一般財団法人日本新聞協会が主催する第11回「いっしょに読もう!新聞コンクール」において、応募作品5万7,977編の中から本校中学2年芳村真衣さんの作品が奨励賞に選ばれました。
このコンクールは、新聞を読むことで、以下の5つの項目を促し、培うことを目的に実施される新聞感想文コンクールです。
1 社会への関心の広がりを促す。
2 社会の課題への「気付き」を促す。
3 家族・友だちとのコミュニケーションを促す。
4 考えを深める姿勢を促す。
5 考えをまとめて表現する力を培う。
応募の際は、自分の選んだ新聞記事に考えを述べるだけではなく、記事を家族や友人に見せ、意見を聞いた上で話し合うことが求められます。
芳村さんも家族に自らの関心のある記事を見せ、意見を聞いた上で、自分独自の意見と提案をまとめました。
他者の考えを取り入れ、自己の考えの幅を広げていくことは、これから生徒たちが社会へはばたく際に求められる大切な要素です。
生徒たちには学外活動への参加を通して、芳村さんのように、自分の意見をしっかりと持ちながらも、異なる立場からの考えや意見を吸収することを、積極的に学んでいってもらいたいと思います。
2020.12.14
11月学校説明会の動画を公開いたしました
11月28日(土)に開催いたしました学校説明会の様子を動画にて公開いたします。
当日お越しいただくことができなかった皆様も是非ご覧いただければと思います。
こちらのNEWS&TOPICSもしくは入試特設サイトでご覧ください、
11月学校説明会動画及びレジュメ
11月28日(土)に開催されました学校説明会の様子を動画でご覧ください。
Contents
1 ウエルカムコンサート 本校卒業生 0:00:10~0:03:10(3分00秒)
2 学校長挨拶 校長 宮阪元子 0:03:10~0:14:30(11分20秒)
3 教頭より教育内容について 教頭 蕪木慎也 0:14:30~0:35:00(20分30秒)
4 2021年度入試について 校務主任 玉木大輔 0:35:00~0:45:20(10分20秒)
本校では積極的にペーパーレス化を推し進め、各種資料のデジタル化を行っております。
従来学校説明会で配付していた資料もデジタル化し、紙での配布に代えてこちらのサイトに掲載いたします。
以下のリンクをクリックしていただき、資料をご覧いただければと思います。
教頭より洗足学園の教育/学力育成について
20201128学校説明会教頭より洗足学園の教育説明
校務主任より洗足学園の入試について
20201128学校説明会入試に関する説明
2020.12.11
正面玄関に顔認証付き非接触型検温器を設置しました
本校では新型コロナウイルス感染対策として、また生徒の安全を守るツールとして、顔認証付き非接触型検温器を昨日正面玄関に設置しました。
本日より生徒の登校時に検温器の試運用を行っています。
昨日は、設置されたばかりの真新しい機器に、興味津々といった様子でのぞき込んでいた生徒たち。
試運用を行った本日は、認証された際に画面に表示される自分の名前を見て、驚きの声をあげていました。
今回設置された機器を用い、検温と共に事前に登録された生徒の顔情報を照合し、本人の登校記録と健康記録を行っていきます。
これにより新型コロナウイルス対策と同時に、セキュリティーをより一層高めていくことが可能になりました。
従来より徹底している「マスクの着用」、「教室の換気」、「ソーシャルディスタンスの確保」、「昼食時に話しをせずに同じ方向を向いて食べる」といった対策と組み合わせて、より安全な教育環境を実現して参ります。
2020.12.09
新型コロナウイルス感染防止に向けて生徒たちと行動の確認を行いました
11月下旬より全国的に新型コロナウイルス感染拡大が深刻な状況となっております。
本校でも感染対策により一層気をつけながら、教育活動を行っております。
感染予防には以下の3点を特に重要な点とし、学内で実践しています。
・マスク着用の徹底
・教室内の換気
・昼食時に話しをせず、同じ方向を向いて食べる
特に、昼食時マスクを外した際に感染のリスクが高まります。
本日は期末考査終了後、各部の部長の生徒と顧問の先生が集まり、感染防止に向けて昼食時の感染対策と新型コロナウイルス対策を盛り込んだ各部の取り組みのより一層の徹底について確認を行いました。
全体会終了後も、部長たちは現在の社会の状況を踏まえて、部内での活動内容について顧問と熱心に打ち合わせを行っていました。
本校では教育の大きな柱の一つとして生徒の自治活動を掲げています。
その自治活動の中でも部活動は、社会性を身に着けるとともに目標に向かって仲間と協働することを学ぶ貴重な場です。
新型コロナウイルス感染防止に万全を期しながら、安全な形で部活動を行って参ります。
2020.12.08
日本倫理・哲学グランプリで本校生徒が銅賞を受賞しました
2020年度「日本倫理・哲学グランプリ」で本校高校3年の丸山満ちるさんのエッセイが応募総数110編の中から銅賞に選ばれました。
この日、丸山さんが校長室を訪れ、宮阪校長先生に受賞の報告をしました。
日本倫理・哲学グランプリは、今の自分を見つめ、将来の生き方を考える機会として、先哲の人たちが考え辿ってきた同じ課題に挑戦するエッセイコンテストです。
今年は「プラトン」「ルソー」「ホワイトヘッド」「松尾芭蕉」の文章・作品が課題文として設定され、その内の1つを選び、哲学エッセイを書いていきます。
丸山さんはルソーを選択し、「欲望と幸福について」をタイトルにエッセイを執筆しました。
高校2年生の時、ネイティブの先生による英語の授業の宿題で出されたサルトルの講演を書き下ろした「実存主義とは何か」という本を読んだことをきっかけに、哲学に興味を持ち始めた丸山さん。
高校3年に進級後、オンラインで行われた「哲学サマーキャンプ」への参加を経て、今回のコンテストに挑戦しました。
理系コースに進路を選択した丸山さんへ、一見文系分野に見える「哲学」へのチャレンジについて尋ねると、
「哲学は論理的なものです。理系であればこそ、様々な事象を論理的に捉えることが自然にできます。理系で勉強したことが役に立ちました。」と語ってくれました。
中学3年生の時に学外交流活動への挑戦として東京大学木曽観測所で行われた「銀河学校」に参加した丸山さん。
将来、大学で天文学を学びたいと語ってくれました。
宇宙の神秘を探る天文学の学びに、哲学はきっと役に立つはずです。
洗足学園は、丸山さんが哲学を胸に大いに将来に向かって羽ばたくことを全力で応援していきます。
2020.12.07
東工大ニュースに本校とのコラボレーション授業が取り上げられました
以前NEWS&TOPICSに掲載いたしました11月4日(水)・5日(木)の2日間にわたって行われた高校1年のキャリアプログラム。
その1日目に行われた東京工業大学とのコラボレーション授業の様子が、東京工業大学のホームページの「東工大ニュース」で取り上げられました。
今回の高校1年キャリアプログラムでは、例年4月実施されている宿泊行事のホームルーム研修に代えて、校内にて生徒たちが自らの生き方をじっくりと考え、将来を見据えるための多彩な取り組みを行いました。
その一つが東京工業大学とのコラボレーション授業です。
授業は3部で構成され、第1部は大講堂で篠崎和夫東工大名誉教授による「大学での学び」に関する基調講演が行われました。
講演は理系大学の特徴から大学院生の生活まで多岐に渡り、篠崎先生の大学で何を学ぶべきかというメッセージを、メモを取りながら聴き入る生徒たちの姿が大変印象的でした。
第2部は東工大大学院生による大学院での研究内容の講義です。
大学院生から語られる研究内容は「ジェンダーと科学技術」「核融合」など非常に具体的で、生徒たちは実際の研究の日々を実感することができていました。
第3部は場所を各教室に移し、7グループに分かれて大学院生との質疑応答を行いました。
生徒の積極的な質問に、各教室で応答した大学院生たちは驚きを隠せない様子でした。
本校とのコラボレーション授業を特集した東工大ニュースはこちらのリンクからご覧いただくことができます。
2020.12.04
高3「社会科学総合」の授業の最終回の様子をご紹介します
12月2日(水)に高校3年生は通常授業の最終日を迎えました。
本日は最終日の授業の中から大講堂で行われた「社会科学総合」の授業の様子をご紹介いたします。
社会科学総合は高校3年文系クラスに設置された科目で、社会的な問題を取り上げ、4人の教員がそれぞれ専門的な視点(「世界史」「日本史」「倫理」「政経」)で講義やディスカッションを行う授業です。
テーマとして取り扱う社会的な問題は「ナショナリズム」や「サイエンス」、「経済」など幅広く、いずれも教科書の枠を超えた内容となります。
最終回となるこの日はこれまでの学びのまとめとして、「アフターコロナ、withコロナ」をテーマに、4名の教員が揃い踏みをして、これからの時代の課題を話しました。
その後、事前に生徒から募ったリクエストテーマである「家族」を「アフターコロナ、withコロナ」に掛け合わせ、生徒からの質問に4名の教員が応答する授業が展開されました。
生徒から次々と出される積極的な質問に、この授業の4名の担当者の一人である社会科主任の香川真人先生は生徒の大きな成長を感じたと語ってくれました。
高校3年生は現在12月3日から実施されている卒業考査に臨んでいます。
その後は年末の冬期講習、年始からの特別時間割による授業を経て、いよいよ大学入試に挑みます。
洗足学園での学びに自信を持って、自らの進路を切り拓いてもらいたいと思います。
2020.12.02
「ENERFISH」の実物がMinervaCafeに展示されています
11月25日に総務省が主催する「異能vation」プログラムのジェネレーションアワード部門の分野賞(味に関する分野)を受賞した本校生徒渡邉心海さんが取り組む「ENERFISH〜世界初!味で誤食を防ぐ海洋分解性プラ〜」の実物をMinerva Cafeに展示いたしました。
「ENERFISH」は魚の誤飲を防ぐだけではなく、海洋で1年前後で水と二酸化炭素に分解され形が消滅します。また、焼却時にも通常のポリエチレンのレジ袋と比べCO2の排出量を3分の1程度減らすことができます。
海洋汚染や地球温暖化を抑止し、持続可能な地球環境に貢献したいという生徒の思いが「ENERFISH」には込められています。
本校に御来校の際は是非Minerva Cafeで「ENERFISH」の実物をご覧ください。