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2020.12.01

帰国生入試出願状況を毎日更新しています

本校では中学入試の出願状況を「入試特設サイト」にて土・日・祝日を除く毎日更新しております。
現在は昨日から受付を開始いたしました「2021年度帰国生入試」の出願状況を掲載しています。
今後は来年1月8日(金)より出願受付を開始いたします「2021年度中学一般入試」の出願状況も掲載する予定でございます。

また、「入試特設サイト」には様々な情報コンテンツを掲載しております。
先月28日(土)に開催された学校説明会の際に使用されたパワーポイントの資料や7月に公開されたWEB学校説明会の特設サイトも掲載されております。
11月の学校説明会の様子を収録した動画も今後掲載予定です。
「NEWS&TOPICS」と同様に「入試特設サイト」も是非ご覧ください。

「入試特設サイト」へは下のサムネイル画像をクリックすると移動できます。
皆様のご訪問をお待ち申し上げております。
 

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2020.11.27

日本IBMデジタルサービス社長 井上裕美氏の講演会を行いました

中学3年は思春期の真っ只中で朧気ながらも自分の将来についての具体的な像が見えはじめる時期です。
本校では中学1年より積極的にキャリア教育を行っておりますが、そのアクセルが大きく踏まれる時期が中学3年です。

11月25日(水)の総合的な学習の時間に中学3年ではキャリア教育の一環として、日本IBMデジタルサービス株式会社代表取締役社長の井上裕美氏をお招きし、「ニューノーマル時代におけるデジタル人財育成」をテーマに講演会を行いました。
・ニューノーマル
・デジタルトランスフォーメーション
・ダイバーシティ
・アンコンシャス・バイアス
などの項目について、実例を交えて説明していただきました。
職種、世代、会社や国籍を越えた協働の必要性や、自分の努力できる範囲からもう一歩踏み出していく大切さなど、力強いメッセージが生徒たちの心に響いていました。

質疑応答の時間では、生徒から「社長として会社をリードする上で心がけていることは何ですか?」という質問が出ました。
井上先生の答えは「笑顔」
嫌なことがあった後でも切り替えて、相手のポジティブな反応を引き出すために笑顔を意識していらっしゃるそうです。
講演の最後に、「ダイバーシティ推進のためにあなたが取り組むことは何ですか?」という宿題が井上先生から出されました。
生徒たちがこの問いかけをどのように受け止め、具体的にどのようなプランを描くのか。
今から、生徒たちの答えが楽しみです。

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2020.11.26

総務省主催「異能ジェネレーションアワード」で本校生徒が分野賞を受賞しました

NEWS&TOPICSでも度々紹介しております本校生徒渡邉心海さんが取り組む「ENERFISH〜世界初!味で誤食を防ぐ海洋分解性プラ〜」が、総務省が主催する「異能vation」プログラムのジェネレーションアワード部門の分野賞(味に関する分野)を受賞しました。

「異能vation」プログラムはこれまでの価値観を覆す独創的な挑戦を支援するとともに、そうした取り組みを行う者同士の交流を促し、異能と異能が掛け合わさることで、さらなる独創的な発想が生まれるような環境を提供するプロジェクトです。
今回渡邉さんが受賞したジェネレーションアワード部門はICT分野における誰も思いついたことのないような面白いアイディア、こだわりの技術、自らが発見した実現したい課題などを表彰する部門で、協賛企業が表彰・支援を行います。

今回「ENERFISH」が分野賞に選定されたポイントを「異能vation」の公式ホームーページより引用いたします。
<選定理由>
味を利用することで魚が誤飲するリスクを解決できる世界初のビニール袋は魚の嫌う物質デナトニウムが含まれており、魚の誤飲を防ぐことが可能だけでなく、原料の乳酸がサトウキビ由来であるポリ乳酸繊維を使用することでカーボンニュートラル(大気中の二酸化炭素総量の増減に影響を与えない)の考えも利用されている点も評価に値する。

分野賞の発表を含めて昨日オンラインで行われ放映された「OPEN異能vation2020 ONLINE」の様子は下のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。(部門賞の説明は3時間2分25秒頃から、渡邉さんが受賞した味に関する分野に関しては3時間4分13秒頃からご覧いただけます。)

「異能vation」及びジェネレーションアワード部門に関しては以下のURLからご覧ください。

異能vation公式ホームページhttps://www.inno.go.jp/

ジェネレーションアワード受賞者発表ページhttps://www.inno.go.jp/result/2020/generation/winner/

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2020.11.19

英語ディベート大会入賞者が結果を校長先生に報告しました

11月1日(日)に行われた第12回神奈川県高等学校英語ディベート大会で、本校高校1年生のチームが10チーム中、3位に輝きました。
本日は宮阪校長先生へその結果の報告を行いに、チームのメンバーが校長室を訪れました。
今年度の大会は新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインで開催されました。

ディベートのテーマは「日本政府は、(ハイブリッド車も含む)化石燃料車の製造と販売を2035年までに禁止すべきである。是か非か。」でした。
高校1年生4名のチームは、短い準備時間ながらもポイントを絞って対応することによって短時間でのリサーチをカバーする作戦をとりました。
また、当日も4名がそれぞれの分担を把握し、目的意識をもって臨みました。
例えば、アタックスピーカー担当は相手チームの論の矛盾点をつくためにその準備を重点的に行い、当日も的確に実行しました。
自分たちの立論をどのように貫けるかを作戦の中心に据え、見事3位に入賞することができました。

学外交流活動もオンラインを活用し、生徒たちは積極的に取り組んでいます。

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2020.11.18

エネルフィッシュが製造され本校に届きました

NEWS&TOPICSでも度々紹介し、NHKニュース「おはよう日本」でも取り上げられた本校高校2年生考案の「魚が食べないレジ袋~エネルフィッシュ」が製造され、本校に届きました。

「元気な魚を取り戻したい」という思いから、魚の嫌う苦み成分「デナトニウム」を配合した生分解性プラスチックで誤飲を防ぐレジ袋を作るというプランは、政策金融公庫主催の第7回高校ビジネスグランプリで準グランプリを獲得。その後、生徒たちは環境省を訪問し、環境にも魚にも優しいレジ袋「エネルフィッシュ」を小泉環境大臣にプレゼンテーションしました。

エネルフィッシュの実用化に向けて、この趣旨に賛同する株式会社シモジマ様と生徒たちは共同研究を進めてきました。
製造に日本ポリエチレン株式会社様の協力を得て、ついにエネルフィッシュの実物が納品されました。
今後はエネルフィッシュが多くの人の手に届くように、流通面からも実用化に向けて歩みを進めていく予定になっています。

生徒たちのよりよい社会を実現したいという願いが、また一歩前進しました。

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2020.11.16

タウンニュースに本校の国際理解プログラムの記事が掲載されました

NEWS&TOPICSで10月26日に取り上げました中学2年生の国際理解プログラム「Glocal Village」が、地域情報誌「タウンニュース」高津区版に記事として取り上げられました。

「中2 Glocal Village 2020」は、中学2年次に毎年2泊3日の宿泊行事として行われている「Global Village」に代わり、新型コロナウイルス感染対策を踏まえた上で、10月26日(月)~10月29日(木)まで4日間の日程で校内で実施されました。

「Glocal Village」は海外の生徒とオンラインで繋がり、交流を通して多様な価値観を理解すること、また世界共通言語である英語を通して母国語の異なる人々との意思疎通を図り、国際交流への興味を高めること。そして、グローバルな視点に立ち、世界レベルでの問題意識を持つきっかけをつくることを目的に行われました。

記事では本校英語科で今回のプログラムに携わった大井茉莉恵教諭のインタビュー内容も紹介されています。
紙面でご覧いただけない地域にお住いの方はタウンニュースWEB版で記事をお読みいただけます。
是非タウンニュースWEB版をご覧いただければと思います。

タウンニュース高津区版の記事はこちらのリンクもしくは下記のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。

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2020.11.13

小6生対象入試問題体験会を開催いたします

2021年度の本校中学入試をお考えの小学校6年生を対象に、昨年度まで実施しておりました「入試問題説明会」に代えて「入試問題体験会」を開催いたします。
「入試問題体験会」は新型コロナウイルス感染防止のため、従来の「入試問題説明会」の内容を変更し、教室で模擬問題を解くことを主体とした体験会となります。

開催日
2020年12月19日(土)

開催時間
1回目:   8:30~10:00 定員300名
2回目: 11:00~12:30 定員300名
3回目: 14:00~15:30 定員300名
※1回目から3回目までの体験会の内容はすべて同じ内容となります。

体験会内容
児童
教室にて国語・算数の模擬問題の受験体験。
※社会・理科の模擬問題は配付のみとなります。
※4科の模擬問題の解説は帰宅後WEBにて視聴いただきます。

保護者
講堂にて出願から入試に至るまでの諸注意の聴講。
4科の模擬問題の解説動画の視聴。(講堂のスクリーンで放映いたします。帰宅後に児童が視聴する解説動画と同一のものです。)

参加は予約制となります。
新型コロナウイルス感染防止のため、当日ご参加いただける保護者は1家庭1名とさせていただきます。
ご予約はお一人様1回のみとなります。複数回のご予約は承れません。

予約は11月24日(火)午前9時より受付を開始いたします。
詳細は下記のサムネイル画像をクリックしてご覧ください。
皆様のお申し込みをお待ちしております。

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2020.11.11

授業紹介 本日は中学3年数学の授業を紹介いたします

連載中の授業紹介、本日は中学3年数学の授業を紹介いたします。
本校の数学ではよりきめ細やかな指導ができるよう、中学3年より習熟度別の授業を実施しております。

今回授業にお邪魔させていただいた吉川先生は3グレード制の真ん中のグレードであるG2を担当しています。
この日の授業内容は「三角形と正弦定理、余弦定理」です。

はじめに吉川先生にG2グレードの特徴について伺うと、
「G2は他のグレードに比べると在籍する生徒の学力の幅が広いことが特徴です。」と語ってくれました。
数学は図・式・文の読み替えが必要となる科目ですが、読み替えが学力幅の広いG2グレードではスムーズにいかない生徒たちもいるとのこと。
その読み替えを促す工夫を授業では心掛けているという吉川先生。
「生徒たちは力があります。そっと背中を押してあげることで、自分の力で進めるようになります。その一押しがG2では特に重要です。」と力強く語ってくれました。

「数学で大切なことは『trial and error』です」という吉川先生は、今回の授業内容で試行錯誤の重要性を解説してくれました。
「今回の授業は『正弦定理と余弦定理』についての学びですが、正解へは『正弦定理』を用いても『余弦定理』を用いても行きつくことができます。
壁に当たっても、試行錯誤を繰り返して進んでいくことが重要です。
また、答えを出して終わるのではなく、答えを『吟味』することも大切です。
答えを『吟味』し、答えに行きつくまでに通った通り道を振り返って分析することこそが、先の学習に繋がります。」

吉川先生に授業を受ける生徒たちへの思いを伺うと、次のように答えてくれました。
「先ほど『数学は試行錯誤が大切』と言いましたが、人生も一緒です。
失敗しても構わない、むしろ失敗することこそが成長に繋がります。
生徒たちには失敗を恐れずに、挑戦してもらいたいと思います。」
今日も、吉川先生はこの思いを胸に授業に臨んでいます。

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2020.11.10

サイエンスキャッスル研究動画を是非ご覧ください

中高生を対象とした未来の研究者の卵たちをサポートする研究助成プログラム「サイエンスキャッスル研究費2020」でアサヒ飲料株式会社が設定した「アサヒ飲料賞」の採択チームに選ばれ、アサヒ飲料と共に研究を進めている本校高校2年生の加藤早貴さん、寺田早祐紀さんが「サイエンスキャッスルASEAN2020」に参加しました。

「サイエンスキャッスルASEAN2020」では、11月4日5日の2日間に渡ってリサイクル、エネルギー、食・農業、資源、地域・地球、宇宙の6分野について、中高生の研究発表とディスカッションがWEB上で繰り広げられました。
また、各分野で活躍する先輩研究者の方々とディスカッションする場も設けられました。

加藤さん、寺田さんの2名は「サイエンスキャッスル研究費2020」において「ピーマンの苦みを抑えて、ピーマン嫌いの子供たちにおいしいピーマン料理を食べてもらいたい」という思いから、ピーマンの苦み成分を分析し、その調和方法を探り、美味しく食べるための研究を提案しました。
今回の「サイエンスキャッスルASEAN2020」では、その研究の内容を動画としてまとめ、Youtubeにアップロードしました。

彼女たちの研究が3分にまとめられた動画をご覧いただければと思います。
動画のご視聴は下のサムネイル画像をクリックしてください。
また、この研究をご評価いただける場合は是非「高評価」のボタンを押していただき、彼女たちの取り組みを応援していただければと思います。

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2020.11.09

米国大使館広報部によるディスカッションに参加しました

史上稀にみる激戦となった米国大統領選挙は日本でも大きな話題となりました。
そのアメリカ大統領選挙を目前に控えた10月26日(月)に、米国大使館広報部による「The 2020 Presidential Election in the U.S.-Which Candidate do you support and why?」をトピックとした「バーチャルRoundtable Discussion」が行われました。
本校からは中学3年の小川凜々さんと佐藤慧奈さんの2名が参加しました。

新型コロナ対策としてWEBを利用した形で行われた今回のディスカッションですが、当日は以下のスケジュールで進行しました。
・担当外交官より挨拶~政党チームメンバーの発表
・討論準備~共和党、民主党チームに分かれて討論者を決定
・討論開始~トピックに沿った政策の説明・トピックに沿った政策への反論
・担当外交官よりまとめ

討論のトピックは以下の5つで、小川さん、佐藤さんは事前にこのトピックに関連する政策を調査して、当日に臨みました。
・Foreign policy
・Environment
・Healthcare
・Economy
・Education

自分自身の考えだけを深めるのではなく、自分が支持しない考え方も学び、それによって新しい発見が得られることは、ディーべート・ディスカッションの醍醐味です。
参加後に本人たちが本記事に感想を寄稿してくれましたので、掲載いたします。

私達は、2020年のアメリカ大統領選挙において、どの候補者を支持するか、外交、経済、医療、環境、教育の5つのトピックについて話し合いました。
これらの問題に対する候補者の立場のすべてに同意することはできませんでしたが、支持者の視点から考える良い機会になりました。
小川凜々

最近ニュースでアメリカの大統領選についての記事を多く見かけるのでこの話題について理解を深めたいと思ったので参加しました。
実際に参加してみて感じたのは、やはり相手が大学生だったので内容は難しかったです。
今回のディベートに参加したことによりアメリカの大統領選を以前より理解できるようになりました。
佐藤慧奈

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2020.11.05

高1 キャリアプログラムを実施しました

高校1年では11月4日(水)・5日(木)の2日間にわたりキャリアプログラムを実施しました。
本校では高校1年の4月にホームルーム研修を宿泊行事として実施し、高校生としての自覚を持ち、将来について考える機会としています。
コロナ禍により本年度はホームルーム研修の実施を見合わせることになりましたが、生徒たちが自らの生き方をじっくりと考え、将来を見据えるきっかけとして「キャリアプログラム」を実施することにいたしました。

2日間のプログラムは、企業・大学から講師を招いての講演やOGを招いてのワークショップなど多岐に渡り、幅の広い研修となりました。
その概要を掲載いたします。
11月4日(水)
□ 企業講演
架空の家族設定から生涯に必要な経費を考える授業
途中で生徒の意見を参考にしてシミュレーションを行いながら進行

□ OGによるキャリアプログラム1
各教室にて卒業生による講演及びワークショップ
企業に就職しているもしくは家族を支えている卒業生7名
・文学部→出版社勤務
・法学部→製造業勤務→夫の海外勤務に家族と共に帯同
・教養学部→IT関連業勤務→海外事業関係事務職
・商学部→商社勤務
・工学部→飛行機整備士
・海洋生物学部→水族館勤務
・獣医学部→病院勤務→事務職

□ 東京工業大学の講演
テーマ「大学での学びと研究」
教授・大学院生による現在の研究を選んだ経緯について等の講演
教室での分科会及び質疑応答

11月5日(木)
□ 日本医科大学しあわせキャリア支援センター長による講演
テーマ「キャリアデザインと大学選び」

□ OGによるキャリアプログラム2
大講堂にて卒業生による講演
テーマ「女性としての人生の選択」

□ 教室にて 2日間の振り返り
企業講演、大学及びOGの講演・ワークショップの振り返り
自分の価値観・AIとの共存・将来像と目標について考える
感じたことの意見交換

この2日間を通して高校1年生たちは、傾聴力を身に着けるとともに、キャリアについて考えることを通じて自己理解を深め、自己実現に向け一歩前に進むことができました。
これからも生徒たちが社会に関心を持ち、仲間と学びを共有した上で、成長していけるよう支えていきたいと思います。
 

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2020.10.29

第9回こども文学賞に本校生徒が入賞しました

本校ではコロナ禍の中でも生徒たちが積極的に学外交流活動(本校では「他流試合」と称しています)に参加しています。
既に本年度参加した学外活動は120件を超え、300名を超える生徒たちが学外で自分の力を試しています。
学外交流活動と一括りにしておりますが、その活動の幅は広く、ボランティア活動やコンペティション、WEBでの模擬国連への参加からコンテストへの応募に至るまで多岐に渡ります。

本日は鎌倉文学館が主催する「第9回こども文学賞」で本校中学3年の管 真結子さんが中学生の部で見事入賞を果たしましたことを紹介いたします。
「こども文学賞」は2012年に鎌倉文学館が創設したコンテストで、毎年全国の小中学生から「詩」を募集しています。
次代を担う子どもたちの「創作」を応援するのが目的であり、自由な発想が生かせる「詩」を多くの小中学生が創作し、応募しています。

今年は1,272作品が応募され、管さんの作品は中学の部で入賞した10作品の中に選ばれました。
作品のタイトルは「蝋燭」。
11月8日(日)より、鎌倉文学館2階特別展示室前の廊下に受賞作品のコピーが展示されます。
是非鎌倉文学館に足をお運びいただき、菅さんの作品をはじめ受賞した作品をご覧いただければと思います。

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2020.10.23

卒業生の活躍をレポートします

洗足学園は社会に有為な女性の育成を掲げ、日々教育を実践しています。
本校の卒業生は社会でどのような活躍をしているのか、今回は2006年に本校を卒業した中川加奈子さんの活躍をレポートします。

中川さんは本校卒業後、東京海洋大学に進学、大学では海洋物理学を専攻し、学びを深めました。
同校を卒業後、「郵船ロジスティクス株式会社」に入社、現在は船舶・航空などの輸送手段を利用し運送を引き受けるフォアダー業務の中でも海外への輸出を担当し、8人のチームをまとめるチームリーダーとして活躍しています。

洗足学園在学中は英語が苦手であったと謙虚に語る中川さんですが、現在の業務ではクライアントとのやり取りは英語が半分以上を占めるとのこと。
「大学でも論文は英語でした。語学の基礎を洗足でしっかり学べたことが役に立ちました。」と語ってくれました。
大学で海洋に関する学問を学んだことから、船会社を目指すことに決めた中川さんですが、その中で「物流」の大切さを知ります。
物流はインフラと同様に生活の土台となるもの、物流から人々の生活を支えたいとの思いを強くし、郵船ロジスティクスに就職しました。

現在の仕事のやりがいについて尋ねると、こんなエピソードを語ってくれました。
「コロナ禍の中で、海外にマスクを運送する依頼を受けました。
しかし、届けなければならない期日のリミットが間近に迫っている無理がある発注でした。
厳しい状況ではありますが、短期間で届けるための様々な輸送手段を検討し、各方面にアプローチを行い、何とか期日までマスクを届けることができました。
その時にお客様より心からの感謝をいただきました。
この仕事をやっていて本当に良かったなと思う瞬間でした。」
仕事をするにあたって、語学をはじめ幅広い学力が必要なことは言うまでもありません。
それに加えて、「他者に奉仕する精神が大切」と語ってくれました。
このエピソードからも中川さんが大切にする精神が大変良く伝わってきました。

日々の仕事を行っていく上で「奉仕の精神」と共に大切だと感じるのは「『話の引き出し』と『幅広い教養』を持つこと」と中川さんは話してくれました。
「クライアントとコミュニケーションをとる際にも、チームのメンバーと協働する際にも、幅広い教養に基づいた話の引き出しはとても大切です。」と続けます。
そのために毎日のニュースの視聴をはじめとした日々のインプットを欠かさない中川さん。
自らがまとめるチームのメンバーともこの引き出しを使って情報共有を行っているそうです。
「仕事をしていく上で、チームビルディングは何よりも大切です。」と語る中川さんに、生徒たちがコミュニケーションを円滑に行い他者と協働していく際のアドバイスをもらいました。
「自分の意見をきちんと言うこと。そして、相手の意見をしっかりと聞くこと。当たり前かもしれませんが、とても大切なことです。」と語ってくれました。

是非在校生たちに講演をしてもらいたいとの宮阪校長先生の依頼を快諾してくれた中川さん。
今から講演が待ち遠しいです。
 

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2020.10.22

NHK全国学校音楽コンクールのHPに合唱部の動画が掲載されました

毎年夏に行われていたNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)は、2020年度は新型コロナウィルスの影響で中止となりました。
今年はその替わりとして、課題曲を歌った動画を投稿しあい、交流を深める企画が立ち上がりました。

その動画掲載・交流サイト「みんなのハモリ場かたり場」に本校合唱部の中学生の合唱動画が掲載されました。
彩羽祭の準備もあり、また人数も少ない中、合唱部の中学生たちは一生懸命に練習を行い、心を込めて歌いました。

「みんなのハモリ場かたり場」には動画と共に生徒たちのメッセージも掲載されています。
動画の感想を送ることもできますので、是非動画を視聴後サイト内にある「感想を送る」ボタンからご参加いただければと思います。

NHK「みんなのハモリ場かたり場」の洗足学園中学校の掲載ページへはこちらからどうぞ
(下のサムネイルの画像をクリックしても、掲載ページに行くことができます。)

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2020.10.21

部活動紹介 本日は硬式テニス部を紹介いたします

2学期の中間考査も無事終わり、今週より部活動が再開されました。
生徒たちは学業に、部活動に、学外活動に、土曜午後の活動に、精一杯取り組んでいます。
連載中の部活動紹介、本日は運動部の中でも屈指の人気を誇る硬式テニス部の活動を生徒が紹介いたします。

こんにちは、硬式テニス部です。
私達は高校生20人、中学生10人の計30人で週4日活動しています。
大会に向けてテニスの技術向上を目指し、日々練習に励んでいます。
合宿・大会などすべての行事に対して全力で取り組む部活です。
学年の枠を超えて切磋琢磨しながらも楽しく活動しています。

テニスコートをソフトテニス部と交互に使用しています。
テニスコートでは基礎練習と試合に向けた実践練習をしています。
テニスコートを使用できない日は、グラウンドでラダーやメディシンボールを使用したフットワークの練習とランニングなどの体力づくりを行っています。
ほとんどの部員が初心者です。
入部してからはテニスの基礎練習と体力づくりを行う期間を経て、実際にコートに入って練習します。
またコーチに指導して頂いています。

新型コロナウイルス感染防止のために以下のことに取り組んでいます。
・距離を保って活動を行う。
・こまめにアルコール消毒を行う。
・必要最低限の声出しのみを行う。
飛沫感染防止の為、向かい合ってのアドバイスを控えているので、練習中のアドバイスはGoogle社のClassroomに投稿しています。

受験生の皆さんへ
受験勉強は辛いことも多いと思いますが、受験勉強を乗り越えた先には楽しい学園生活が待っているので頑張って下さい!
部員一同、洗足学園に入学した皆さんと一緒にテニスができることを楽しみに待っています!

 

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2020.10.15

教育環境のICT化を着々と進めています

本校では新型コロナウイルスの流行以前より、教育や学校環境のICT化を進めておりました。
一人一台Chromebookを所有していただき授業や家庭学習に活用することをはじめ、校内の無線LAN環境の整備や電子黒板の導入など、最先端の教育環境を実現してきました。
それにより、コロナ禍で校内での授業が行えなかった4月・5月もWEBを利用した授業を滞りなくスムーズに行うことができました。

6月以降の対面授業再開後も、コロナ禍での経験を生かし、より充実した教育と学習環境の整備を進めています。
例えば、本校では既に傷病などの理由により学校で授業を受けられない生徒に対し、教室での授業をライブ配信して自宅で授業を受けられる仕組みを導入しています。
この日は、その際に話者である先生とその板書内容を自動でカメラが追尾するシステムの検討のためのプレゼンテーションを受けました。
この他にも、より安心できる教育環境を提供できるよう、玄関での顔認証付き検温システムの導入検討も進めています。

Society 5.0の時代を迎えるにあたって、ICTを積極的に取り入れた教育環境を提供することで、生徒たちに機械と人がこれまで以上に関係しあう時代に欠かせない科学的な思考の重要性や、AIやビックデータを取り入れた創造社会の到来を確実に伝え、洗足学園ならではの最先端の教育を実践していきたいと思っています。
 

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2020.10.14

津田塾大主催エッセイコンテストで本校生徒が受賞しました

津田塾大学英語英文学科が主催する「第三回エッセーコンテストJr.」において、中学1年の早川 瑞希さんと前田徒和さんが見事受賞しました。
今年のテーマは「好きなことば」です。
大事にしていることば、励ましてくれることばについて、考えた内容を英文のエッセイで表現しました。

早川さんは「Jr.大賞」に、前田さんは「Jr.奨励賞」にそれぞれ選ばれました。
二人のエッセイを掲載いたします。

“When life gives you lemons, make lemonade.”
Whenever I feel that life is boring or I’m in a difficult situation, I remember that I have to make lemonade. This has helped me numerous times. When I moved to Singapore, I felt as if the whole world was against me. I couldn’t understand what the teacher or my friends said. However, that was when my teacher taught us this quote, “When life gives you lemons, make lemonade”.
Because I had written it down in my notes, I was able to understand the meaning. From that day, I took this situation as an opportunity to learn English. I studied as hard as I could, which now is a great help. This was when I learned that every difficult situation is an opportunity to make yourself better. Every difficulty that we overcome makes us stronger people.
Since the coronavirus pandemic began, I felt as though I was trapped in a cell every single day. We have to wear masks, stay home, and social distance with our friends. I felt very unlucky that I lived in this world in this time. However, this was when I realized, the pandemic was a lemon and I had to make lemonade. When I thought about it, there were many positive sides to this pandemic. Since lockdown, I spend more time with my family, which I didn’t used to do a lot before. I can spend time pursuing my hobby because my life isn’t as busy anymore. I started to realize things that I didn’t think about because my life before was filled with events. I started to keep a journal writing what I had that was fun that day. I made a very sweet lemonade out of sour lemons.
Life is limiting, therefore, every single moment we spend is priceless. That is why we have to make ourselves better and better every second. The way to do this is to face problems but stay positive and take it as an opportunity. It is about doing whatever we can do to make today better than yesterday no matter what situation we are in. It is impossible to have fun every single day. However, what matters most is the fact that we do our best to do what we are able to do. Life is about how we overcome these obstacles and how much we can enjoy difficult situations.
Senzoku Gakuen
J1 Mizuki Hayakawa

 

“Two roads diverged in a wood, and I—
I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.”
The lines above are quoted from the last stanza of The Road Not Taken. The Road Not Taken is the first poem written by Robert Frost that I had read, and that was how I encountered these words. It is also the poem that had opened my eyes to the splendor of poetry.
The speaker in The Road Not Taken first comes to two roads in a forest, and wishes to travel both. He eventually decides to travel the path he sees as less traveled, but later doubts his choice, knowing that he would not be able to return and take the other road. The speaker thinks for a while about the choice he did not make. However, in the end, he says that the result made “all the difference” in his life. Looking at only these three lines, the poet is telling the reader that we must accept our choices, regardless of whether it was correct or not. We sometimes do not take the path we desired, and we regret the choice we made. Like most people, we wonder if the other option would have offered something better. The “two roads diverged in a wood” represents a decision we all have to make in our life. In the verse “I took the one less traveled by”, the narrator chooses without any particular reason; he chooses with his instinct. In the final verse, Frost explains that our life would be altered in some way, whichever option we choose. Until the change occurs, we cannot regret the choice we have made, for we cannot go back and we cannot foresee the result.
If I had to make a decision, I of course would not be able to know the outcome of the choice. Whether it is correct or not, I will make the best out of it. I will walk down that road, face the challenges, and have the experiences that will make the change in both my present and future life. As the poem has taught me, that is what should matter to me in that moment I make the decision. The most important lesson I have learned, though, is that poetry has the ability to pass on knowledge to others.
Senzoku Gakuen
J1 Towa Maeda

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2020.10.13

NHKクローズアップ現代のサイトに本校生徒の取り組みが掲載されました

以前NEWS&TOPICSの記事で紹介いたしました本校高校2年生の考案した「魚が食べないレジ袋~エネルフィッシュ」がNHK「クローズアップ現代」のサイト「地球のミライ」で取り上げられました。
海のプラスチックごみ問題に取り組んだ本校生徒の挑戦は、同局の「おはよう日本」で特集が組まれ大きな反響を呼びました。

持続可能な社会の実現に向けて、海の生態系への影響を減らしていく取り組みは今後ますます重要になっていきます。
本校でも10月2日のNEWS&TOPICSの記事でご紹介したように、中学1年の総合学習で生徒がSDGsに関するスピーチを行うなど、持続可能な未来への生徒たちの関心は高まっています。
高校2年生たちが取り組んだ「魚が食べないレジ袋~エネルフィッシュ」への取り組みは、若い世代がこの問題に関心を持つ大きなきっかけになるはずです。
是非、彼女たちの取り組みをNHK「クローズアップ現代」のサイトでお読みいただければと思います。

NHK「クローズアップ現代」のサイトはこちらから

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2020.10.09

NHK「週間まるわかりニュース」で本校の入試問題が取り上げられます

10月10日(土)午前9:00からNHK総合テレビ、NHKBS4Kで放送予定の「週間まるわかりニュース」で本校の中学入試「理科」の過去問題が取り上げられます。

実際の試験問題や予想問題を使ってニュースを深堀りするコーナーである「ミガケ、好奇心!」において、エルニーニョ現象について問う問題として、2020年度中学入試第2回理科の入試問題が紹介されます。
是非NHK総合テレビもしくはNHKBS4K放送でご視聴いただければと思います。

なお、台風14号の接近に伴い放送内容が変更となる場合がございます。
ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

2020年度中学入試「理科」
第2回大問4(7)

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2020.10.06

授業紹介 中1国語の授業を紹介いたします

連載中の授業紹介でございますが、本日は中学1年の国語の授業を紹介いたします。
本校では65分1コマで授業を行っておりますが、中学1年の国語では週4コマの授業を主に現代文分野を取り扱う国語A 3コマと主に古典分野を取り扱う国語B 1コマに分けて行っています。
国語Aでは文部科学省の検定教科書の他に、本校の国語科教員がオリジナルで制作したテキスト「洗足国語」を使用しています。

この日の中1の国語Aの授業では、「洗足国語」に収録されているメディアリテラシーについて書かれた文章を取り扱いました。
本文で問題提起された「多数派/少数派」「ブームやトレンド」とメディアのかかわりについて、意見文を書いていきます。

「ただ単に述べたいことを書き連ねるのではなく『問題提起』『意見提示』『具体例を用いた理由』『結論』といった文章の構成の大切さを学んでもらいたい。」と語るのは、この授業を担当した国語科の山内智美先生です。
「国語は『感覚』ではなく『論理』の科目です。相手に考えを伝える際にも論理的に伝えることが大切。文章の『型』を理解し、それを使いこなせるようになることは生徒たちにとって必ず財産になるはずです。」と山内先生は続けます。
「コロナ禍の中で、報道が私たちの日常に大きな影響を与えたことは言うまでもありません。情報は発信する側の主観や意図が含まれていることを理解した上で、情報を受信する側として何が必要かを生徒たちには是非主体的に考えてもらいたいと思います。」と山内先生は授業の目的を語ってくれました。

「筆者の考え」「友人の考え」「保護者の考え」「報道で伝えられる考え」など生徒たちを取り巻く環境には様々な「考え」が溢れています。山内先生は生徒たちにそんな多くの「考え」を理解し吸収していく中でも、ぶれることのない「自分の考え」をしっかりと持ち、それを表現できる術を国語という授業を通して身に着けてもらいたいと話してくれました。
この授業で、自らの意見を懸命に書いている生徒たちの姿から、山内先生の思いを受け止めて取り組んでいる様子がひしひしと伝わってきました。

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