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2023.04.03

洗足学園100周年記念サイトをオープンしました

1924年1月、ひとりの女性が自宅の敷地に小さな学び舎を建てました。
その女性の名前は、前田若尾。

教員室と2部屋の教室のみの校舎には、夢が溢れていました。
創立者の教育への熱い理想と情熱を受け継ぎ、学び舎は成長を続けます。
今や幼稚園から大学院まで5,000名を超える園児・児童・生徒・学生が学ぶ学園に発展した洗足学園。
未来に向かっての挑戦は、これからも続いていきます。

洗足学園は、2024年で100周年を迎えます。
来る100周年を記念して「100周年記念サイト」が4月3日にオープンしました。
是非、ご覧いただければと思います。
100周年記念サイトはこちらからどうぞ。
(上部の画像をクリックしていただいても、100周年記念サイトをご覧いただけます。)

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2023.03.29

中1 気象キャスターによる講演会を行いました

中学1年で、NHKラジオ第1「マイあさ!」(土日祝)で気象情報を担当されている気象予報士の黒木愛子氏による講演会が行われました。
タイトルは「気象キャスターが伝える天気予報の裏側」です。
講演では、以下の3つのテーマについてお話しいただきました。
・天気予報の豆知識
・天気予報ができるまで
・気象キャスターの仕事

生徒たちは、地学の授業で学んできた「気象」と実社会との繋がりを感じることができたようです。
さらには、「人前で話すときに大切なこと」、「将来について」など、自らのキャリアについて考えるヒントを得たようでした。
講演後の質疑応答での積極的な質問の姿勢が、生徒たちの関心の高さを表していました。

生徒たちの感想を紹介いたします。
「たくさんの仕事は私たちが今学んでいることの延長線上にあり、今の学びは私たちの将来の選択肢を広げる手段だと、改めて実感させられた。これからの学びのモチベーションに繋がるので、知ることができてよかった。」

「お話から、ただ天気のことだけではなく、相手に分かりやすく伝えることの大切さに気付くことができた。聞く人のことを考えてこれから発表などしていきたいと感じた。」

「今回の講演会で、将来の仕事についてのイメージを膨らませることができてよかった。」

「黒木さんが気象キャスターになりたいと思ったきっかけが、災害の被害を減らしたいと思ったからだと聞いて、私も誰かの役に立てるようなやりがいのある仕事をできたらいいなと思った。」

「黒木さんがおっしゃった『今を知ることは未来を知ることに繋がる』という言葉が、一番心に残った。これは『今やっていることが未来に繋がる』と同じ意味で捉えられ、『今』を過ごしていることの大切さを学ぶことができた。今の学習も、経験もすべて大切にして未来に活かしていきたい。」

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2023.03.24

スリーエムジャパン宮崎裕子社長によるキャリア講演会を行いました

3月17日(金)に中学3年では、スリーエムジャパン株式会社をはじめ3Mジャパングループ各社の代表取締役社長を務められている宮崎裕子氏を講師としてお招きし(以下宮崎先生)、キャリア講演会を開催いたしました。
本校では、「答えのない時代」を生きる生徒たちに、自分の人生をデザインできる力を身に着け、自分らしい生き方ができるように教育を行っています。

今回ご講演をいただいた宮崎先生は、海外でも活躍された弁護士から外資系企業幹部を経て、2021年より現職に就かれました。
「今日は、皆さんの可能性を広げるために来ました」という言葉から講演はスタートしました。
はじめに、ご自身のキャリアである弁護士としての仕事、現在務めている社長としての仕事を紹介しながら、仕事や会社の意義について語られました。
そして、生徒たちに「『今日は何のために自分は過ごすのか』を考えることが重要です」とアドバイスを送られました。

次に、ご自身の中高生時代、大学時代、アメリカ留学時代、弁護士時代を振り返りながら、各時代で学んできたことをお話しされました。
法律の道を志し法律学科へ進学した際、法律の視点から物事を見ると、世界の見え方が変わったこと。
アメリカで現地の法律を学ぶことで、これまでとは異なる価値観を学べたこと。
企業で各国の弁護士と知り合い、繋がることの楽しさを知ることができたこと。
「年齢・性別に関わらず、誰でも成長はできる」「常に成長ができるという気持ちを忘れない」という宮崎先生の言葉を、生徒たちは真剣な表情で胸に刻んでいました。

自分がワクワクと楽しく仕事をすることで成長し、その成長しようとする気持ちは周りにも影響し合うと語られた宮崎先生。
最後に3つのメッセージを生徒たちに贈られました。
「好きなことをおもいっきりやる」
「失敗を恐れずチャレンジをし、チャンスを活かす」
「他人との繋がりを大切にする」

3つのメッセージを受け止め、これからの生き方に活かしていこうという決意が、講演を聴く生徒たちの表情に表れていました。

質疑応答では、生徒たちからの積極的な質問に丁寧に答える宮崎先生と、キラキラとした表情でその答えを受け止める生徒の姿が大変印象的でした。

本校では生徒たちに様々な出会いの場や挑戦の機会を設けています。
今回の宮崎先生との出会いで、生徒たちは自分の人生を新たな視点で見つめるきっかけを得たようでした

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2023.03.17

中1 スポーツ大会を開催しました

中学1年では3月10日(金)にスポーツ大会を開催しました。
早朝の雨も止み、スポーツ日和となったこの日、グラウンドにてドッジボール競技を実施しました。

今回のスポーツ大会は、中学1年体育委員の生徒たちが中心となって、種目決めやルール設定、応援賞の基準や当日の進行予定などを、これまで昼休みや放課後の時間を利用して協議を重ね、準備を行ってきました。
当日は、クラスメイトたちに的確な指示を出し、見事な進行を見せてくれました。
1か月後には、新中1生の先輩となる生徒たちの活躍が、今から楽しみです。

今回のスポーツ大会を成功へと導いてくれた体育委員学年リーダーの生徒の言葉を紹介します。

私は、もともと体育などの体を動かすことが好きで、スポーツを通じて学年を盛り上げたいという思いから体育委員となり、今回のスポーツ大会を運営することになりました。
準備中は、部活動の時間が重なり、皆が集まることが難しい時があったため、体育委員のメンバーがそれぞれの分担を持って準備を進め、オンラインで会議をしました。
スポーツ大会の直前期には、そこに先生方も加わりました。
雨天時のスケジュールを考えたりと、直前は考えることがとても多く、一日に3時間以上話し合うことがあったので、体力勝負であり、とても大変でした。

そして迎えたスポーツ大会のドッジボール本番。
ボールを投げて活躍したり、ボールが体に当たらないように逃げ回ったり、クラスメイトを応援し拍手を送ったりと楽しんでいる皆の姿を見ていると、今まで準備を頑張ってきてよかったと感じました。
自分たちが何時間もかけてきたことが、みんなの笑顔や喜びに変化したことで、やりがいをとても感じ、委員長になれてよかったと感じました。

今回のスポーツ大会を無事運営することができたのは、先生方や副委員長を始めとする体育委員のみんな、そしてスポーツ大会に参加してくれた中学1年生全員の協力があってこそだと思います。
残り一ヶ月もしないうちに私達は中学2年生となり、クラス替えを控えています。
これからの5年間も今のこのメンバーで学校生活を送っていきます。
越えづらい壁があっても、今日のようにみんなで協力し合っていけたらと思っております。
本当にありがとうございました!

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2023.03.13

中2 「発明」レポートへの取り組みを紹介します

前回のNEWS&TOPICSでは、洗足学園の探究活動の集大成とも言える高校2年の「研究論文発表会」の様子をお伝えしました。
探究活動への取り組みは、中学生たちも負けてはいません。
本日は、中学2年生たちが取り組みました「『発明』レポート」を紹介いたします。

中学2年生たちは、冬休みに「探究」の課題として、「世の中の発明に一押しポイントを発見!」というテーマで、レポートを執筆しました。
自分が興味のある身近な発明に、「みんなは気が付いていないけれど、自分だけが気付いた良さ」を見つけるという内容です。
各クラスでの発表後、選ばれたクラス代表14名が学年発表を行いました。
最優秀賞に輝いたレポートは、「推し」をテーマに、オタク文化を経済効果の観点から調べたもので、身近で興味のあるテーマの意外な側面に、多くの生徒が驚きと興味を感じたようです。

<最優秀賞>
F.Sさん『推しが尊いっ!』
<優秀賞>
Y.Rさん『クリスマスの裏側』
K.Sさん『VARでサッカーをより楽しく!』
G.Mさん『バルビゾン派の魅力』
T.Yさん 『2000年前から自動だった? 自動販売機』
N.Mさん『スペードのエースだけデザインが派手なのはなぜか』
N.Mさん『若者言葉について』
S.Wさん『オルゴールは一つの「楽器」』
H.Cさん『顕微鏡を覗いてみよう』
M.Rさん『アウトドア界の大革命!!快適安全素材GORE-TEXってなに??』
K.Nさん『メイド服に迫る』
F.Mさん『飛行機の構造と歴史』
K.Mさん『マスクってすごい』
N.Tさん『トイレのおもてなし』

中学2年でのこの取り組みが、1年後の中学3年研究論文、3年後の高校2年研究論文の執筆・発表へと繋がっていきます。
本校では、世界の様々な事象に興味関心を持ち、当たり前を当たり前と思わず、立ち止まって考えることの大切さを生徒たちが実感できる取り組みを、今後も継続していきます。

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2023.03.08

「交渉」ガイダンスに生徒たちが臨みました

今年度初めての取り組みとして、中学3年の生徒たちが「中・高等学校交渉コンペティション」に挑戦します。
多発する紛争の解決や社会の中で求められる合意形成のための手段として、近年アメリカ合衆国のロー・スクールでも必修とされ注目を集めている「交渉」のスキル。
この大会では、実際の社会問題について、2つの立場から交渉を通じて競い合います。

本校では大会に先だって、3月6日の放課後に埼玉大学教育学部の小貫篤准教授をお招きして、「『交渉』について」というタイトルでガイダンスを実施しました。
ガイダンスは、「1つのケーキを2人でどう分けるか?」というテーマから始まりました。
テーマに対して生徒たちからは、様々な視点からの案が出されました。
小貫准教授からは、ケーキの分け方による交渉スキルについての説明があり、「交渉とは何か」という大会で競っていくための根幹となる考え方について、レクチャーが行われました。

ガイダンスの後半では、大会本番の交渉テーマについて、チームに分かれて作戦会議が行われました。
どのチームも、自分たちの立場から譲れない主張を通すため、交渉の事前準備に熱心に取り組んでいました。

大会は3月19日に都立日比谷高等学校で実施され、中学3年の生徒19名が参加予定です。
洗足学園は、全力で頑張る生徒たちを応援していきます。

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2023.03.03

洗足流「対話」活動への取り組みを紹介いたします

洗足学園では曖昧で不確実な時代を生き抜く力の育成を目指し、日々教育活動を行っています。
その中でも、各学年の総合的な探究の時間で取り組む「探究活動」と「対話」は洗足ならではの取り組みと言えます。
本日は中学3年最後のホームルームで行われた「対話」の様子を紹介いたします。

今年度の中学3年の学年目標は「知る」でした。
行事や日々の活動など、数えきれない経験を通して、自分の強みを「知り」、興味・関心のあることがらについて「知りたい」という好奇心を高めてきました。
今回は「大人と子どもの違いは何か」「ステキな大人とは?」という2つのテーマで対話を行い、「子ども」という視点から自分自身を振り返りました。
法律や性格など、さまざまな観点から違いを述べ、自分の理想とする大人を想像してキーワードを挙げるなど、興味深い対話を行っていました。

そして「対話」への取り組みの後、中3生たちは「タイムカプセル」の制作を行いました。
3年後、成人となり高校を卒業する自分に向けて、手紙を執筆しました。
将来の自分に向けて、黙々とペンを走らせる様子が大変印象的でした。

これからも洗足学園では生徒たちの「考える力」を育成し、幸福な自己実現をサポートしていきます。

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2023.02.28

ビジネスプラングランプリ受賞者が取材を受けました

先月、日本政策金融公庫主催の「第10回高校生ビジネスプラングランプリ」で審査員特別賞を受賞した高校1年生4名のチーム「ハイドレンジャー」。
このチーム4名の活躍の様子を、神奈川新聞社が高校生向けに発行している雑誌『H!P』へ掲載するにあたり、記者の皆さんが来校し、取材が行われました。

ハイドレンジャーの4名は、傘で発電する斬新なエコシステム「あんぶらいと」の開発プランを考え、高い評価を受けました。
人生初めての取材に気恥ずかしさがありつつも、はっきりと質問に答える生徒たちの姿は、自信に満ち溢れていました。
取材を受ける中で、4名はプランを作った時のきっかけや苦労を思い出していたようです。
自分達のアイデアが記事になる喜びと、改めて評価された嬉しさが、笑顔で取材に応じている様子に表れていました。

記事は編集の後、誌面に掲載される予定です。
また、ハイドレンジャーの4名は、全国から起業家精神の高い高校生を集めた会「起業家教育実施報告会」に招待され、参加することになりました。
彼女たちの今後の活躍に期待が膨らみます。

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2023.02.24

中3版 研究論文発表会の様子を紹介いたします

本校では、探究活動を重要な教育項目と位置づけ、様々な取り組みを行っています。
その探究活動の取り組みの大きな柱に、中学3年と高校2年での研究論文の執筆があります。

探究活動の総まとめとしては、高校2年で論文の執筆及び発表を行います。
今年度も高校2年では3月に、大講堂での発表と各教室でのポスターセッションの2つの形式での発表会を行う予定です。
中学3年でも本年度より高校2年での発表会の中学3年版として、先輩たちが行う形式を取り入れ、各教室を巡ってポスターとしてまとめられた研究内容に質問を投げかけ、大講堂での級友のプレゼンテーションを聴講するスタイルの発表会が行われました。

大講堂で発表を行った4名のテーマは実に多彩です。
各自が制作したパワーポイントを使用しながら、堂々とプレゼンテーションを行っていました。
聴講する中3生たちは、メモを取りながら真剣な表情で耳を傾けていました。
4名の発表した論文のタイトルは以下の通りです。
「海苔を食べる際に伴う唇の怪我の予防方法」
「昆虫食が普及しない原因と解決方法」
「家具へのほこり吸着を防ぐためのより良い帯電防止方法の検討」
「九州方言の由来と標準語との違い」

一方、ポスターセッションに臨んだ生徒たちは、各自が執筆した研究論文の内容をまとめたポスターを掲示し、そのポスターを見て質問を投げかけてくる級友や保護者、教員に説明を行っていました。
鋭い質問にも、丁寧にわかりやすく、身振りを交えて答えていました。

中学3年での研究論文への取り組みが、高校2年での探究活動総まとめとしての研究論文執筆へと繋がっていきます。
中3生の今後の更なる探究活動での活躍を期待します。

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2023.02.21

本年度音楽の最終授業が行われました

洗足学園ならではの取り組みの一つとして、音楽の授業での「楽器習得プログラム」が挙げられます。
一人一つの楽器を選び、中1から中3まで3年間かけて、音楽の授業の中だけで練習をし、クラスで合奏ができるようになることが目標です。
楽器に触れたことがないという生徒がほとんどですので、少人数制で講師が丁寧に教えていきます。
「音楽の楽しさを知ってもらいたい」が授業のコンセプトです。

この日は中学3年の「音楽」の最終授業が行われました。
毎年中学3年の最終授業では、クラス全員による3年間学んできた楽器でのオーケストラの合奏を行っています。
今年度は、大講堂で担任の先生や保護者をゲストに招き、合奏を披露しました。
緊張した面持ちで開始された演奏ですが、曲が進むにつれて、生徒たちの表情が笑顔に変わっていきました。
楽器の演奏を通じて、音楽を「楽しむ」生徒たちの姿勢が伝わってきました。
演奏会の最後には、お世話になった担任の先生に「仰げば尊し」を生徒全員で合唱しました。

生徒たちの3年間の集大成の演奏に、担任をはじめ演奏・合唱を聴いた誰もが大きな感動を共有させてもらいました。

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2023.02.20

入学予定者オリエンテーションを行いました

2月18日(土)、4月より洗足学園の新たな家族になる入学予定者のオリエンテーションが開催されました。
一般入試で合格した児童と保護者、洗足小からの進学予定者・保護者は大講堂に、帰国入試で合格した児童と保護者は小講堂に集いました。

両会場とも教頭先生による挨拶からスタートし、校務主任による学園生活の説明が行われました。
昨年度の入学式や体育祭等の写真をスクリーンに投影しながらの行事紹介に、児童たちは4月からの自らの姿を重ね合わせ、期待に胸膨らむ表情で耳を傾けていました。
帰国生には、ネイティブディレクターによる帰国生教育プログラムの解説とネイティブ教員の紹介及び挨拶が行われました。

また、中学1年生の生徒たちがモデルとなり、生徒会長の高校2年齊藤さんによる制服紹介が行われました。
制服を品位を持って美しく着こなす中1生たちの姿と、生徒ならではの目線でわかりやすく解説をする齊藤会長を、憧れの表情で見つめる児童たちの姿が大変印象的でした。

この日は、卒業生も会場に駆けつけてくれました。
洗足学園での6年間を振り返り、学業や行事、学外活動にどのように取り組んだかをエピソードを交えて語ってくれました。
また、大学での学びと中学高校時代の学びとの結びつきの話を通して、これから新たなステージに進む児童たちにエールを送ってくれました。

このオリエンテーションを通して、児童たちは洗足学園での生活を具体的にイメージし、入学に向けて決意を新たにしているようでした。
真新しい制服に身を包んだ入学予定者の皆さんと入学式の日にお会いできることを、心より楽しみにしております。

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2023.02.17

中3 English Speech Contestを行いました

本校では、グローバル社会に生きる生徒たちが、コミュニケーションのツールとして英語を活用できるよう、授業での教授に加えて多くの取り組みを実践しています。
昨日のNEWS&TOPICSでは、中学1年の「Recitation Contest」の様子をお伝えいたしましたが、中学1年・2年でこの取り組みを経て、中学3年生たちは次なるステップとして、学内での「English Speech Contest」に挑戦しました。
本日はそのコンテストの様子をレポートいたします。

本大会では、ELLの授業内で優れた発表を行った一般生10名、帰国生4名が選抜され、学年全員の前でスピーチを行いました。
テーマは自由で、2学期から自らの訴えたい内容に向き合い、原稿を作り上げてきました。

発表してくれた生徒たちのテーマには、”The Advantages of All-Girl’s Schools””A Smile Makes You a Hero”、”Rethinking the Necessity of Excess”など、様々なジャンルのものがありました。
スクリプトを暗記し、演台の前に出て身振り手振りを交えながらスピーチをする生徒たちの姿は堂々たるものでした。

言語は自らの意思を相手に伝える道具です。
地球規模で文化の異なる人々と交流し、協力しあうことが求められる現代において、この道具を使い自分の考えを的確に伝えられることは、将来の大きな力となるはずです。
生徒たちが着々と社会へ羽ばたく力を身に着けていることが窺える行事となりました。

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2023.02.14

パーラメンタリーディベート神奈川県大会で第2位に輝きました

2月11日(土)に開催された日本高校生パーラメンタリーディベート連盟(HPDU)杯 神奈川県大会において、本校の高校1年生3名が第2位の成績を収めました。

パーラメンタリーディーべートとは即興ディベートとも呼ばれ、本大会では英語を用いて行われました。
論理的な思考力を駆使し、その場で与えられる倫理・環境・政治・国際など様々な分野の社会問題に対して肯定と否定に分かれ、論を展開していきます。
ディベートのテーマは試合開始20分前に与えられ、僅かな準備時間を経てすぐにディベートがスタートするという形式で行われます。

本校高校1年生のチーム3名は、14チームが参加した県大会の全国大会予選部門において、予選リーグを突破し、決勝戦に進みました。
惜しくも優勝は逃しましたが、第2位に輝き、3月に行われる全国大会に見事進むことになりました。
全国大会は、国内の即興式英語ディベート高校生大会の中でも屈指の大会で、試合の形式は、高校生世界大会の形式を用いて行われます。

この経験を通して、生徒たちは仲間や相手と協働することの意義を学び、社会問題に対して理解を深めることができました。
全国大会でも、大きく成長することを期待しています。

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2023.02.10

中3 卒業生によるキャリアプログラムを実施しました

本校では卒業生の力を是非在校生のために生かしてもらいたいとの思いから、卒業生に補習やMinerva Seminarsでの講座、講演のご協力をいただいています。
本日は、1月27日(金)に中学3年生を対象に実施した「卒業生によるキャリアプログラム」の様子を紹介いたします。

この日は、海外大学に通う卒業生2名が来校し、講演を行いました。
洗足学園での在学時代の話では、勉強や部活動などをどのようにタイムマネージメントし、時間を有効に使っていたかといった話題が取り上げられていました。
多忙な中でも、やりたいことにひたむきに取り組んでいた先輩たちの姿に、中3生たちは心を打たれていました。

また、中高時代の経験が今の自分にどのように繋がっているのかが語られました、
海外大学での生活、授業の様子についても、様々な写真と共に紹介が行われました。
講演後は、質疑応答の時間が設けられ、海外大学への受験や大学での勉強について、生徒たちから活発な質問が飛び出していました。

4月からいよいよ高校生となる中学3年生にとって、未来を考える大変有意義な時間になりました。

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2023.02.08

高1 3学期「総合的な探究の時間」の様子をお伝えします

高校1年の「総合的な探究の時間」では、2学期に希望する講座ごとに分かれ、探究することの楽しさや学習してきたことを身近なもので体感する経験を積みました。
その授業を経て、3学期ではいよいよ来年度の研究論文の執筆に向けてスタートを切りました。

この日は、生徒たち各々が掲げている研究論文のテーマに近い仲間同士でグループに分かれ、探究テーマの共有会を行いました。
グループの中では、1人1人が「なぜそのテーマについて研究しようと思っているのか」「論文を執筆するにあたっての現状の課題は何か」を発表し、周りの友人たちが質問や、課題に対しての提案をしました。

探究する分野が近い友人たちからのアドバイスや悩みを共有することによって、自身の探究テーマについてより思考を深めることができたようでした。
授業を通して培う探究心は、不確実で不安定なこれからの社会を歩んでいく上で、その道を照らす灯となるはずです。
洗足学園では、これからも生徒たちの学びに寄り添っていきます。

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2023.02.07

生徒会選挙に向けての活動をレポートします

本校では教育の大きな柱の一つとして「生徒自治活動」を掲げています。
生徒自らが考え、協議し、目標を定め、苦労を乗り越えてそれを実現していく経験は、受け身の教育だけでは実現できない大きな成長を個々の中にもたらしてくれています。

その自治活動の要ともいえる存在が生徒会です。
生徒会の中心となる次年度の会長と副会長を決める選挙が、明後日の2月9日(木)に迫りました。
これまで、立候補者たちは洗足学園に対する想い、生徒会活動に向けた熱意を、朝の登校時間帯に校舎2階のアトリウムに立ち投票権を持つ在校生たちに訴えてきました。
この日の昼休みには、校内放送にて政策の主張が行われます。
休み時間や放課後には、立候補者たちが制作したポスターを生徒たちは真剣に見つめています。

自分たち生きる社会の基礎となる選挙という仕組みとその意義について、生徒たちは生徒会選挙を通して学んでいます。
立候補者と投票者、それぞれがこれからの洗足学園への思いを胸に2月9日の投票日に向けて歩んでいます。

明後日のNEWS&TOPICSでは、投票日に行われる立会演説会の様子をレポートいたします。
どうぞお楽しみに!

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2023.02.03

受験生の皆さんへ~ミネルヴァカフェの桜

本校では今週、2023年度中学入試が行われています。
受験生の皆さんは、中学入試という目標に向けて、懸命に努力されてきました。
今週を迎えるまでに、挫けそうになったこと、投げ出したくなったことも数多くあったと思います。
その困難を乗り越えて入試当日を迎えた受験生の皆さんを心から尊敬します。
これまでの努力に誇りを持ち、胸を張ってもらいたいと思います。

ミネルヴァカフェの「青釉黒白流掛角鉢」に生けられた啓翁桜は、まだ蕾のものばかりです。
桜は、厳しい冬の寒さを耐え、寒さの中で蕾を膨らませます。
そして、その寒さを耐え抜いた蕾は、春に美しく咲き誇ります。

受験生の皆さん、最後まで諦めることなくベストを尽くしてください。
きっと桜咲く日が来ます。
洗足学園は、すべての受験生を応援しています。

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2023.01.25

弦楽合奏部の活躍を紹介いたします

生徒の自治活動の大きな柱の一つとして位置付けている部活動は、目標に向けて他者と協力していくことをはじめ、活動を通して幅広く生徒たちのコンピテンシー能力を育んでいきます。
本日はその部活動の中から、年末に大活躍を見せた弦楽合奏部の活動の様子を紹介いたします。

昨年12月10日(土)、「TBSこども音楽コンクール 東日本優秀演奏発表会」に出場しました。
7月に江戸川文化センターで行われました、「TBSこども音楽コンクール地区大会」において、見事優秀賞を獲得し、この日「東日本優秀演奏発表会」に出場することとなりました。
エルガー作曲「弦楽セレナーデ(ホ短調)作品20より第1・3楽章」を演奏し、TBSラジオにて放送されました。
生徒たちは4月の定期演奏会から約9か月間練習してきた集大成として、堂々たる演奏を披露していました。

翌週の12月18日(日)には、「神奈川県高等学校総合文化祭器楽・管弦楽」にて、「会長賞」を受賞しました。
鎌倉芸術館にて開催されました本大会には、弦楽合奏部中学3年生から高校2年生までの37名が参加しました。
芥川也寸志作曲「弦楽のための三楽章」より、第一楽章と第三楽章を演奏しました。
これまでの生徒たちの努力が結実し、大会で最も優れた演奏に送られる「会長賞」を受賞することができました。
今年1月15日(日)に、神奈川県立音楽堂で行われた「総合文化祭閉会式」にて、本大会の表彰式が行われました。
表彰を受ける生徒の誇らしげな姿が大変印象的でした。

弦楽合奏部の生徒たちは学業と部活動を両立しながら、充実した学園生活を送っています。
今年もNEWS&TOPICSでは、部活動で活躍する生徒たちの姿を紹介していきます。

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2023.01.20

中3 数学オリンピック初日の様子を紹介いたします

本校では各学年での「総合的な探究の時間」において、洗足ならではの取り組みを行っています。
今回は、中学3年での取り組みをご紹介いたします。

「自分の才能に気づき、それを伸ばせる機会をつくろう」という思いから、中学3年では国内外で開催されている様々な「オリンピック」の問題に洗足流のアレンジを加えて、学年全員で取り組む「みんなでオリンピック企画」を立ち上げ、取り組んでいます。

1学期に実施された「国際言語学オリンピック」、2学期に実施された「理科オリンピック」に引き続き、第3弾として、1月17日(火)に「数学オリンピック」企画の1日目を実施いたしました。

1959年から始まった「国際数学オリンピック」を皮切りに、日本でも1990年から「日本数学オリンピック」、「算数オリンピック」、「日本ジュニア数学オリンピック」などが実施されています。
今回は数学の先生がアレンジを加え、洗足特別エディションとして出題しました。

当日配布された算数・数学・パズル・論理クイズなど様々なタイプの問題に対して、解く速さをクラス単位で競い合いました。
壁一面に問題を貼りだし、各々が取り組めそうな問題に取り掛かるクラス、5人1組で1問を囲んで知恵を振り絞るクラス、1人1人が自分の力で問題を解いていくことに舵をきるクラス等、問題に対するアプローチの仕方もクラスごとに異なっていました。
先生たちも交えて、大変な盛り上がりを見せました。

わかりそうでわからない問題に、粘り強く挑戦する気持ちや悔しさ、何より苦労して解いた問題が正解とわかった瞬間の喜びは、生徒たちにとってかけがえのない体験となりました。

1学期が個人戦、2学期は班対抗戦、3学期はクラス対抗戦とステップアップしていった 「みんなでオリンピック企画」 ですが、次回の「数学オリンピック」企画2日目で一つの区切り目を迎えます。
クラスで一致団結し、最後に優勝を勝ち取るのはどのクラスになるのか、次回も生徒たちの夢中に取り組む姿を見られることが楽しみです。

2日目についてのレポートも、NEWS&TOPICSで取り上げていきたいと思います。
どうぞお楽しみに。

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2023.01.18

高1生 高校生ビジネスプラングランプリで審査員特別賞受賞

日本政策金融公庫主催の「第10回高校生ビジネスプラングランプリ」の最終審査会が1月8日(日)に行われ、高校1年生のHさん、Kさん、Fさん、Sさんの4名のチームが、4,997組の応募の中から見事「審査員特別賞」を受賞しました。

日本政策金融公庫主催の高校生ビジネスプラングランプリは「活力ある日本の誇り、地域を活性化するためには、次世代を担う若者の力が必要である」という理念のもと、高校生・高専生がビジネスプランを作成する過程を通じて、自ら未来を切り拓いていける力を養うことを目的として開催されています。

本大会は、オリジナリティーやアイデアの面白さだけではなく、収支計画や利益計算など、経済的な側面からも提案内容が評価されます。
高校1年生4名は、傘で発電するシステム「あんぶらいと」の開発プランを考え、審査に向け準備を始めました。
夏休み前から企業や大学の専門家に何度もお話を伺い、プランの具体性や実現の可能性を高めていきました。

予備審査を通過し、ファイナリスト10組に選ばれた生徒たちは、東京大学で開催された最終審査会に進出しました。
当日は、完成度の高い発表を行い、審査員からの質疑にも堂々とした姿勢で的確に応答を行いました。
審査員特別賞の受賞の瞬間、4名が満面の笑顔で喜んでいる姿が大変印象的でした。

宮阪校長先生へ受賞の報告に校長室を訪れた際、生徒たちは今大会を振り返り、次のように感想を述べていました。
「『科学』と『経営』など、異なる分野を融合することの大切さとその可能性を感じました。」
「企業の皆さんや大学の先生とのやり取りが大変良い経験になりました。」
「頑張ったことが形になっていく過程で、自分たちが社会から評価されていくのが大変嬉しかったです。」
「4人がお互いに足りない部分を補い合い、チームワークを深められました。このチームだからこそ『審査員特別賞』を受賞することができたのだと思います。」

生徒たちの挑戦には、無限の可能性があります。
果敢に挑み続けた生徒たちに、心からの賛辞を贈りたいと思います。
おめでとうございます!

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