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2024.02.01

中学入試第1回を行っています

2月1日(木)本校では中学入試第1回を実施しています。

本年度の第1回入試には259名の受験生が出願をされました。

本日出席した受験生は246名、受験率は95.0%でした。

受験生のみなさんはこれまで積み重ねてきた力を発揮して、懸命に問題に取り組んでいます。

頑張れ、受験生!

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2024.01.31

中学入試に向けて大掃除を行いました

本日午後、本校では2月1日から始まる中学入試に向け、大掃除を行いました。
在校生たちは試験会場となる教室を中心に、一生懸命に掃除を行っていました。

中学1年生の教室を訪れると、生徒たちは机を丁寧に磨き上げ、床も雑巾で黙々と拭いていました。
壁の汚れもみるみるうちに取れていき、教室が生まれ変わっていく様子が伝わってきました。
懸命に受験に向かって頑張っている受験生が綺麗な教室で全力を出しきれるよう、生徒たちは心を込めて掃除を行っていました。

中学入試初日まであと1日。
受験生の皆さんは不安とも戦っていらっしゃると思います。
皆さんのこれまでの努力は何があっても消えるものではありません。
自分を信じて、自分に自信を持ってください。
洗足学園は皆さんの頑張りを心から応援しています。

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2024.01.29

合唱部がヴォーカルアンサンブルコンテストで銅賞を受賞

合唱部が1月20日(土)に開催された神奈川県合唱連盟主催「第26回かながわヴォーカルアンサンブルコンテスト」で見事銅賞に輝きました。
    
合唱部は、これまでも「NHK全国学校音楽コンクール 神奈川県コンクール」高校部門において銅賞を受賞するなど、その歌声が高く評価されています。
校内でも、定期的に開催されるアトリウムでの朝のミニコンサートや中学入学式での校歌の斉唱など、活発に活動を行っています。

合唱部の歌声は、ひたむきに続けてきた努力によって築き上げられてきたものです。
その歌声と共にいつも部員たちの顔には、爽やかな笑顔があります。
身振りを交えての合唱も、彼女たちの魅力の一つです。

この大会に参加した高1以下18名の部員たちは、力を合わせて当日に向けて練習を重ねてきました。
当日は、「てぃんさぐぬ花(沖縄わらべうた)」「ヒスイ」の2曲を歌いあげました。

次なる目標として、3月のコンサートに向けて取り組むと報告に訪れた校長室で力強く語ってくれました。
合唱部の生徒が精一杯努力を重ね、これからも素晴らしい経験を積むことを期待しています。

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2024.01.23

神奈川県高校 器楽・管弦楽演奏会で弦楽合奏部が教育長賞受賞

昨年末の12月10日(日)に鎌倉芸術館で開催されました「第23回 神奈川県高等学校 器楽・管弦楽演奏会」において、弦楽合奏部が教育長賞を受賞しました。

弦楽合奏部は、中学1年生から高校2年生までの62名の部員が週4回の活動の中で、初心者から経験者まで、部員全員で技術の向上を目指しています。
主な活動として、文化祭公演と定期演奏会、そして今回受賞した外部でのコンクール等に向けて、クラシックからポップスまで幅広いジャンルの曲でパート練習や合奏を行い、練習を積み重ねています。

本校の弦楽合奏部の最大の特徴は、指揮者がいないことです。
部員全員の息を合わせることは大変なことですが、コンサートミストレスが中心となり、音が重ね合わせ、素晴らしい音色を生み出していきます。

1月14日(日)に行われた表彰式では、賞状授与の後、代表演奏としてヤナーチェク作曲の「弦楽のための組曲 第1・4・6曲」を演奏しました。

報告に訪れた校長室で、部長の高校2年S.Yさんは、大会に向けて短い時間ながらも創意工夫して、練習を行ってきたことを話してくれました。
また、常に目標を持ち続けることの大切さを、受賞を振り返って語ってくれました。
新年になり、現在は4月の定期演奏会に向けて新たな目標を定めて取り組んでいると話してくれました。

学業と両立し、生徒自治活動の大きな柱である部活動に取り組む生徒たちを、今後も応援していきます。

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2024.01.22

高2 金融に関する講座が行われました

生徒たちは18歳で成年を迎えると、社会の様々な仕組みの中に、責任ある経済主体として参加することになります。
この日は、いよいよ1年後に成年を迎える高校2年生を対象に、日本ファイナンシャルプランナー協会から講師の方をお招きして、金融に関する講座を行いました。

生徒たちは将来はどんな立場で社会貢献していくかについて、それぞれに具体的なビジョンを描いていますが、働く大人を取り巻く仕組みについては、初めて知ることが多かったようです。
1時間目は、働き方やお金を運用することについて、様々な制度を具体的に学び、働き方の多様な形態や保険と貯蓄について、それぞれのメリット・デメリットを考えました。
また、お金を増やすための仕組みとして、金融商品の特性を知り、収益性とリスクを天秤にかけて判断することの重要性を実感していたようです。
今年から始まった新NISAの特徴に至るまで、網羅的で具体的な説明を受けることができました。

2時間目には、18歳から可能となる消費契約について学びました。
クレジット契約やインターネットを利用した契約を事例として、契約が成立するタイミングや、契約解除(クーリング・オフ)の可否などを確認しました。
未成年者が、親権者の同意なく行った契約については取消権を行使できますが、18歳となり成人した場合は、高校生であっても取消権を行使することはできません。
両者の合意に基づいて契約が成立することを踏まえ、契約を取り交わす際には慎重さが求められることを実感していたようです。

生徒たちは2時間の講義を通して、自ら情報を収集し、適切な経済行動を選択することの重要性を考えることができたようでした。
ファイナンシャルプランについて考えることは、自分の人生を具体的に思い描き、責任を持って行動することに他なりません。
来年度、18歳の誕生日を迎えると、生徒たちはいよいよ成人となります。
この講座は、自己の生き方を主体的に思い描く好機となったことでしょう。

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2024.01.19

第7回中高等学校対抗交渉コンペティションで優勝しました

昨年末の12月17日(日)に開催された「第7回中高等学校対抗交渉コンペティション」において、初出場の高校1年S.Yさん、I.Sさん、F.Aさん、S.Mさんのチームが、見事優勝いたしました。

この大会は、学習指導要領の「社会」や「公民」において示される社会参画する力や合意形成する力を育み、アメリカ全土のロースクールではほぼ必修科目となりつつある「交渉学」の考え方や技能を身に付けることを目的に、2017年により開催されている大会です。

今回の交渉テーマは「漁業規制に関する国際的な商取引についての交渉」でした。
架空の2国が、該当海域での漁獲量減少をはじめとした漁業問題や貿易などに関して、交渉を行っていきます。
参加校は、赤白国を代表するレッド社と青黒国を代表するブルー社に分かれ、事前に配られた資料を読み、作戦を立てて交渉に臨みます。

生徒たちは、中学3年の公民の授業内で「交渉」について学んできました。
授業では、「人と問題を切り離す」「立場ではなく利害に焦点を合わせる」「双方にとって有利な選択肢を考え出す」「客観的基準を強調する」「最善の代替案(BATNA)を用意する」「約束(コミットメント)の仕方を工夫する」「よい伝え方(コミュニケーション)を工夫する」の7項目を指針とした「交渉」の概念を学びました。
高校1年では、「探究」の授業で外交交渉、実務交渉を扱い、この授業で身につけた知識や技量を発揮する場として、今大会に出場しました。

報告に訪れた校長室で、4人の生徒たちは、対戦ではありながらも問題を解決するにあたって白黒をつけるのではなく、お互いが納得をする結論を導き出していく「交渉」の素晴らしさを話してくれました。
相手を自分たちの主張で論破するのではなく、相手の気持ちになって考え、相手と友好な関係を維持することの大切さを語る生徒たちの表情は、充実感に満ちていました。

今後も挑戦を続けていく生徒たちを、洗足学園では応援していきます。

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2024.01.18

高1 哲学対話を行いました

1月11日(木)、高校1年で「哲学対話」を実施しました。

哲学対話は、対話の参加者が輪になり問いを出し合い、共に考えを深めていくというものです。
社会が目まぐるしい速度で変化し、その構造が複雑化する中で、答えのない問いを他者と協同して考え抜く力が求められています。
本校では、こうした社会の中で、幸福な自己実現を目指して生き抜いていく力を養う取り組みの一環として、哲学対話の場を設けています。

高校1年は学年目標として「疑う」ということを掲げており、この「疑う」ことの集大成として、文学・音楽・絵画・古美術など様々な領域を深く方法的に「懐疑」し、鋭く強靭な思想の数々を残した批評家である小林秀雄氏のテキストと、生徒たちは格闘しました。

小林さんの時に晦渋で難解な論理を前にして、つまづき苦しみながらも、クラスメイトとの、そしてテキストとの対話を、和気あいあいと、時に真剣な面持ちで、楽しんでいました。
多様な角度から複数の意見を出して議論を交わし、小林秀雄さんの文章をも「疑」い、議論の遡上に載せようとする姿勢には、頼もしさを感じました。

生徒たちには、今後の人生の中でも、腰を据えて他者と対話し、粘り強く思考を深めていくという姿勢を持ち続けていってもらいたいと思います。

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2024.01.17

中2 探究授業の様子をお伝えいたします

これまで連載形式で高校1年の探究授業の様子をレポートして参りました。
本校の探究授業は高校だけではなく、中学でも盛んに行われております。
本日は、中学2年の探究授業の様子をお伝えいたします。

中学2年では、クラスごとに与えられた問いを元に、3~4人の班で様々な角度から対話し、問いを練り直し、その問いに対して答えるための適切な資料を見つけ、読み、問いへの答えを提示するという探究の授業を行ってきました。

あるクラスに与えられた問いは、「安全性が100%保証された遺伝子操作があるなら、自分の子供の性別や特性を遺伝子操作するか?」でした。
この問いで対話をスタートさせたあるグループは、「遺伝子操作で遺伝子を変えられるとして、人間に不可欠なものとは何か」という問いに発展させていました。

また「世界の中で一番暮らしやすい国はどこか?」という問いは、「人間の幸せに必要なものは何か」となり、「人間とはどのような存在か」という普遍的な問いにいきついていました。
様々な角度から問い直すことのできる「良い問い」かどうかに対する目が育ってきたことが感じられます。

最終授業では、異なるテーマで探究を続けてきたグループの発表を聞きました。
生徒からは、次のような声を聞くことができました。
「何か1つの普段あまり考えることのないようなことについて、時間をもらってじっくりと考え、新たに問いを立て、それの答えも考えるということは面白かったし、同じ問いから派生した問いについての発表も、他のクラスの違うテーマでの発表も、どれもとても興味深く、また同じようなことをしたいと思った。」

「参考文献について、参考文献をただ示すだけではなく、どのようにその情報を使ったのか述べている班があり、問いとの関係がわかりやすくていいと思った。問いを見つけるための問いや、関係した問いなど、色々な問いの立て方があって考えをよく深めることができた。」

社会的に課題となっていることに対し、他グループの発表を聞き、多角的な視点から見つめ直すことで、現実社会の複雑さに思いを致すこともできたようです。

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2024.01.11

Minerva Cafeに狩野探幽作の掛け軸が展示されました

本校では生徒たちに、本物の芸術に触れてもらいたいとの思いから、芸術に満ち溢れる空間を創造しています。
アトリウムに設置されたMinerva像をはじめ、校内には一流の芸術家の作品が数多く展示されています。

1月10日(水)、学園生活での憩いの場として利用されている「Minerva Cafe」に、狩野探幽作「松竹鶴之図 双幅」が飾られました。
狩野探幽は、江戸時代前期の狩野派画家で、初めて江戸幕府の御用絵師となった人物です。
11歳で徳川家康に謁見、13歳の時には2代将軍徳川秀忠に祖父である狩野永徳の再来と絶賛されました。
桃山時代に流行した豪華な画風とは違い、余白を生かした淡白で瀟洒な画風で一世を風靡し、以降狩野派の地位を確立しました。

Minerva Cafeに飾られた「松竹鶴之図」の双幅も、探幽の画風が遺憾なく発揮された作品です。
本作品をはじめ、奥村信之先生作Minerva像、人間国宝の濱田庄司先生の陶器、スタニスラフ・リベンスキー作のガラスアート、伝統技術の粋が尽くされた茶室「緑叡庵」など、本校の展示作品や建物には、まさに本物の持つ力があります。

教えられるのではなく、本物に触れ自ら感じるという経験は、生徒たちにとって必ずや人生の財産になるはずです。
これらの作品のある環境で中高6年間を過ごした生徒たちには、日本人として胸を張ってユニバーサルな活躍ができる大人に成長してもらいたいと思います。

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2024.01.02

令和6年能登半島地震の発生を受けて ~生徒の皆さんへ~

在校生各位
 
 
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により被災された皆様、並びにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

このような困難な状況の中で、私たちには自助と共助の精神が必要とされます。
今は直接的な支援は難しいかもしれません。
しかし、一人ひとりが被災地に思いを馳せ、心を共にする気持ちを持ち続けることが、被災地の方々への心からの支援となります。

何か困ったこと、心配事がありましたら、以下の学校アドレスまでお知らせください。
皆さんの安全と健康を心から願っております。
そして、被災地の一日も早い復興と被災された方々に平穏な生活が戻りますことを心よりお祈り申し上げます。

連絡先メールアドレス
kinkyu0104@senzoku-gakuen.ed.jp(1月2日から1月4日まで)
 
 
洗足学園中学校・高等学校
校  長   宮阪 元子

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2023.12.22

2学期を振り返って~高1 探究授業 Part3

連載をして参りました高校1年探究の授業の紹介。
今回のPart3で、2学期の探究レポートは最終回となります。

最終回は、生物の「種子の滞空時間を競う」、社会の「異次元の少子化対策にもの申す!」、数学の「『ゲームでの勝利』どこまで運か」を紹介いたします。

生物の「種子の滞空時間を競う」は生物の特徴からアイデアを得る「バイオミメティクス」を利用して、高所から落とした際に最も滞空時間が長いものを作成するという内容です。
生分解性物質のみ使用可能という条件のもと、既に存在している様々な種子の形状を調べ、生徒たちは自分たちのオリジナルの「種」を作成していました。
微調整を重ねて、授業の最後に10m近くの高さから落として時間を計測しました。
最長の滞空時間は9秒90でした。

社会の「異次元の少子化対策にもの申す!」は、少子化対策を批判的に検討し、どのような政策を行えばよいかを考え、提言をするという内容です。
神奈川県の担当職員の方もお招きし、現場をよく知る方からのご意見も伺いました。
生徒たちは、世界各国、あるいは都道府県、市町村でどのような取り組みが行われているかを調査し、少子化対策としてどのような政策が有効かを熟考していました。
生徒たちが提言した政策が、神奈川県では既に実現しているなど、実は想像以上に支援が充実していること等も知ることができました。

数学の「『ゲームでの勝利』どこまで運か」は、その名の通り、ゲームでの勝利にどこまで運が介在しており、どこまで自分の介入できる余地があるのかを数学的に考えるという内容です。
ゲームは、プレイヤーが交互に、縦横に複数個並んだ積み木をとっていき、最後の一つをとったプレイヤーが勝利するというものです。
積み木は、同一ターンに複数個とることができますが、横に連続している積み木のみ複数個とることができます。
複雑なルールですが、生徒たちはこのゲームの規則性を見出し、「必勝パターン」を発見していました。
なかなか規則性を見つけることができず、様々なパターンを書き出すなど、試行錯誤しているグループもありましたが、終了後は充実した表情を見せていました。
運の要素が大きいように思える事象にも規則性を見出し、それを数学的に表わせることを実感できたようです。

2023年のNEWS&TOPICSは本日の記事で最後となります。
今年一年ご覧いただきまして、心より感謝申し上げます。
新年は1月9日(火)より記事の掲載を行って参ります。
来年も本校の教育活動をわかりやすく皆様にお届けできるよう、努めて参ります。
どうぞ良いお年をお迎えください。

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2023.12.21

12月のアトリウム展示作品を紹介いたします

師走も半ばを過ぎ、本校も2学期終業式を経て冬休みに入りました。
本日は、12月のアトリウムをポインセチアと共に彩る生徒たちの作品を紹介いたします。

まず紹介するのは、中学1年生の美術の授業で制作された作品です。
「紙で空想の植物をつくろう」という課題のもと、中1生たちは絵の具を使って、マーブリング等の様々な技法で色紙を作りました。
その色紙を利用し、想像力を生かして空想の植物を立体作品として作り上げています。
カラフルな色彩、独創的な形状など、生徒たちのイマジネーションの豊富さには驚かされます。

続いて紹介するのは、書道部の生徒たちの作品です。
展示された2作品は、それぞれの個性が光っています。
1つ目は「李思訓碑」の臨書です。
右肩上がりの独特な行書体で書かれた文字の特徴を掴み、見事に表現をしています。
2つ目は「さるかに合戦」の絵巻物です。
濃淡を織り交ぜ、ユーモラスに描かれた動物たちの物語は、見る者を惹きつける魅力に溢れています。

WEB上ではありますが、生徒たちの作品をどうぞお楽しみください。

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2023.12.15

「税についての作文」コンテストで6名受賞の快挙

国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が共催する、中学生の「税についての作文」コンテストで、本校中学3年の6名が各賞を受賞する快挙を成し遂げました。
中学生の「税についての作文」コンテストは、将来を担う中学生が税に関することをテーマとして作文を書くことを通じて、税について関心を持ち、正しく理解を深めることを目的として毎年開催されています。

この日、受賞の報告に校長室を訪れた6名の生徒は、応募のきっかけや執筆にあたっての自らの考え、受賞の喜びを宮阪校長先生に語りました。
6名が輝いた賞と作品の題は以下の通りです。
全国納税貯蓄組合連合会 会長賞    W.Aさん 「日本とイギリスを比べて」
東京地方税理士会川崎北支部 支部長賞 G.Mさん 「イギリス帰りの日本の小学校」
川崎北間税会 会長賞         N.Rさん 「自然との並走」
川崎北納税貯蓄組合総連合会 優秀賞  K.Mさん 「税への向きあい方」
川崎北納税貯蓄組合総連合会 優秀賞  M.Rさん 「私が生まれた国」
川崎北納税貯蓄組合総連合会 優秀賞  T.Rさん 「酒税が織りなす日本の財政」

6名の作品の内、W.Aさんの作品を掲載いたします。
是非お読みください。
「日本とイギリスを比べて」
 最近の我が家では、私を含めた姉妹・母の服のサイズがほぼ同じで、互いの服を貸し借りしあう日々だ。「これは私の」「いや私のところに入ってた」こんな会話を何回しているか分からない。そんな中、私は夏休みに2週間という短い期間ながらイギリスに研修に行ってきた。日本との文化の違いに驚く日々を送りながら、私はイギリスでは子供の衣料品には課税しないという話を耳にし、とても驚いた。そういえば毎日のようにお土産に悩みながらイギリスの課税制度については興味さえ持っていなかったことを思い出し、イギリスと日本の課税制度について調べてみることにした。
 イギリスの消費税は20パーセント。ただし、生活に不可欠なものには課税されていない。例えばイギリスの代名詞と言っても過言ではない紅茶はもちろん、一緒に食べるミルクやビスケットは課税されていない。また、知識に課税しないという姿勢のイギリスは新聞や本には課税しないそうだ。同じように、次世代を担う子どもたちを育てるために不可欠である子供服は課税されないが、大人の服は課税されている、と考えることができるかもしれない。このように課税されているもの、されていないもの、その理由を考えていくと、イギリスの課税制度は理にかなっているな、と感じた。イギリス国民にとってどうしても削れないもの、将来の必要な人材を育てるために必要なものには課税せず、それ以外のものには多くても一定の税を課税する。そういう考え方はとてもわかりやすいし、国民にも理解しやすくて素敵だなと思った。
 続いて、日本の税制度についても調べてみた。日本では2019年には10パーセントとなって軽減税率も導入された。軽減税率制度では、酒類・外食を除く飲食料品と定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞を対象に消費税が8パーセントとなっている。
 ここまで2つの国の違いを調べてみて、両国の考え方は似ているな、と感じた。新聞や食物について軽減税率を採用する点など、日本の考え方はイギリスにも通じるような気がする。私たち国民は目に見えて負担が分かる消費税によく文句を言うし、それはイギリスでも多かれ少なかれ同じなのだと思う。だが、今回はイギリスと日本についてしか調べていないものの、政府は国民の生活を考えて課税を考えてくれていて、それは日本だけでなく世界にも共通するところがあるということを今回改めて知り、学ぶことができた。ものを買うときに、今後は消費税のマイナスな面だけ考えるのではなく課税する側や課税目的も頭の隅に置きながら生活していきたいと思う。

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2023.12.14

2学期を振り返って~高1 探究授業 Part2

前回に引き続き、高校1年で行われた探究授業の様子をお伝えいたします。
今回は、「レゴプラミング」「使用性を評価する」「2次関数を体感する」という3つの講座をご紹介いたします。

「レゴプラミング」の講座では、チームごとにレゴブロックを使用し、作成したものにモーターやセンサーなどを取り付けます。
モーターやセンサーは、パソコンで書いたプログラム通りに作動するため、生徒たちはどのように動かしたいかをチームで考えながらプログラミングに挑戦していました。
色に反応して軌道の変わるバイクや、問題に正解すると開く金庫など、各チームが個性を発揮しながら多様な作品を生み出していました。

「使用性を評価する」の講座では、各チームごとに、与えられた素材を用いて乳液を作成し、その使用感を評価します。
チームごとに理想の乳液の使用感を目指して、乳液の素材や調合の割合に工夫を凝らしていました。
保湿性の高い乳液、浸透性の高い乳液、さらさらの乳液、粘性の高い乳液など、多様な乳液ができあがっていました。
この講座のポイントは、その使用感を客観的にデータ化するという点です。
曖昧で主観的な「感想」ではなく、いかに客観的に評価をするかというところに生徒たちは心を砕いていました。

「2次関数を体感する」の講座では、竹を用いて水鉄砲を制作し、その水鉄砲の発射時の地面の角度と飛距離の関係を調べます。
竹は洗足学園の敷地内に生えている竹を用いました。
竹筒から水が漏れないようにしたり、直接飛距離には関係のない竹の表面にも意匠を凝らしたり、思い思いの水鉄砲を制作していました。
水鉄砲の制作が終わったあとは、生徒たちは中庭に出て、発射時の地面の角度と飛距離の関係を計測しました。
思うように水が放物線を描かず、苦労しているグループもありましたが、上手く計測することができたようです。
二次関数を身近に感じ、数学が身近な事象の中に潜んでいることに気づかされていました。

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2023.12.12

2学期を振り返って~高1 探究授業 Part1

高校1年の「総合的な探究の時間」では、生徒たちが希望する講座ごとに分かれ、自分の興味関心のある学びを深めていきます。
生徒たちの知的好奇心を育むべく、多種多様な講座が開かれており、どの講座に赴いても和気藹々と主体的に取り組む姿を見ることが出来ます。

今回はその中から「地域分析の技能をみがこう」「パスタブリッジ」という2つの講座をご紹介いたします。

「地域分析の技能をみがこう」の講座では、地理的な考え方を駆使して、社会が抱える問題や課題にアプローチしようというものです。
今回の講座では、グループに分かれた生徒は、興味関心を持った地域について調査をしていました。
例えば「テーマパークを新設するならどこか良いか」を交通の便や災害の有無等から調査をしているグループや、「北海道における政令指定都市への文科資本の集中」を少子高齢化や地形、産業等の観点から調査をしているグループが見られました。
社会課題を解決する実学としての地理の重要性に、生徒たちは気づいたようです。

一方、「パスタブリッジ」の講座では、各チーム1.8mmのパスタを使用して、頑丈な橋を作ることに挑戦しました。
ブリッジにおもりをつけ、何グラムまで耐えることができるかで、頑丈さを測定します。
2回目となるこの日は、多くの班が作成した設計図に基づいて実際にパスタブリッジの制作に着手しました。
慣れないグルーガンを駆使しながら、少しずつパスタを結合させては強度を確認していました。
生徒たちは以前の最高記録を塗り替えようと、物理や数学の公式を用いながらチームで協力し合っていました。

授業で学んだ内容を実践することで、知識の定着と共に、基礎学問の大切さを生徒たちに実感しているようでした。
学びの素晴らしさを「探究」の授業を通じて、今後も生徒たちに伝えて参ります。

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2023.12.08

中2 卒業生の講演会の様子をお伝えいたします

先日のNEWS&TOPICSでは、高校2年で行われた卒業生による進路ガイダンスの様子をお伝えいたしました。
卒業生による在校生へのアプローチは高校だけではなく、中学でも行われています。
本日は、中学2年で行われた卒業生の講演会の様子をレポートいたします。

中学2年では、自分の在り方を見つめなおす機会にしてほしいとの思いから、社会人として活躍中の出版社に勤めるMさんと脳神経外科医のKさんの2名の卒業生に講演をしてもらいました。
中高生活から大学生活、そして現在の仕事の内容や仕事にかける思いなど、自分の過去を振り返り、現在を真摯に見つめる2人の姿勢から、生徒たちは多くの刺激を受けることができたようです。

生徒たちの感想の一部を紹介いたします。
「必ず何者になるから焦らない」という言葉がすごく心に残った。今できることを焦らず全力で頑張っていこうと思えた。

「選んだ方を正解にしなくてはならない」という言葉が印象的だった。私は選んだ後に振り返って、あっちの方がよかったかもと後悔してしまうことが多いので、どっちが正しかったかではなく、正しくするためにどうするべきかを考えていこうと思った。

「人は違うから面白くて、違うので苦労する」という言葉が印象に残った。私の友達は、私の趣味や考えなどがほぼほぼ反対なのに、とても仲が良く、たまに喧嘩することもあるので、この言葉は私たちの関係のことを言っていると思った。これからも友達の違いを見つけていきたい。

勉強をする意味について、「自分の好きなこと、やりたいことの可能性を広げるため」と思っていたが、「自分の好きなことを相手に納得させる、友達の夢を理解し応援するため」というのは意外に思ったが、そのような捉え方もあるのだなと思った。

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2023.12.04

11月にアトリウムに展示された生徒作品を紹介いたします

本校の高校1年芸術の授業は選択制になっており、生徒たちは「音楽」「美術」「書道」から1科目を選択し履修します。
11月後半より、本校2階のアトリウムには「選択書道」で生徒たちが書いた作品が展示されていました。
本日は、その作品を紹介いたします。

はじめに紹介しますのは、王義之の「蘭亭序」の臨書です。
小筆を使用し行書で臨書された文字には、硯に向かう生徒たちの心がよく顕れています。
静寂の中、自分に向き合い、筆をとる生徒たちの姿が文字から伝わってきます。

次に紹介する作品は、葉書の創作です。
好きな言葉をイメージに合う書体で表現していきます。
言葉の選択は元より、書体の選択は本人の個性が光ります。
みずみずしい言葉を、思い思いの書体で書いた作品には、生徒たちの鋭い感性と豊かな表現力が遺憾なく発揮されていました。

WEB上ではありますが、「選択書道」で製作した生徒たちの作品をどうぞご覧ください。

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2023.11.28

卒業生による進路ガイダンスの様子をお伝えいたします

今年も残すところひと月となり、本校でも2学期の大詰めを迎えています。
今回は2学期を振り返り、高校2年生の希望者対象に10月に行われた「卒業生ガイダンス」の様子をお伝えいたします。

ガイダンスには、大学1年2年の卒業生を招き、希望進路実現に向けて高校2年から取り組んでおくべきことについて語ってもらいました。
集まった卒業生たちは、自らの経験を振り返りながら、生徒たちを激励してくれました。

「2年生のときに、授業中の小テストの復習をもっとしっかり行っていれば、3年生になってから英単語が覚えられていなくて焦ることがなかったと思う。」
「自分がどれくらい集中が持続するのか、どれくらい休憩時間をとるのがよいのかなどを高2のうちに把握しておいたことで、学習計画を立てやすかった。」

卒業生たちは、それぞれの成功や失敗を踏まえて、「できること」や「行っておくべきこと」について具体的なアドバイスを送ってくれました。
参加した生徒たちは、ガイダンス中、皆真剣にメモをとっていました。
また、全体に向けた話が終わった後も、「私は今数学の学習に力を入れているのですが・・・」など、それぞれの具体的な状況を打ち明けながら、卒業生に相談をしている姿が見受けられました。

「来年の自分がどのように過ごしているのか、具体的に想像することができた。」
「苦手を把握するためにも、演習の機会を活用し、復習を大切にしていきたい。」

など、ガイダンス後の生徒たちの感想には、前向きに学びに向かっていくための意欲に溢れた言葉がありました。

洗足学園では、それぞれの成長段階に合わせ、生徒が学習面・生活面のそれぞれにおいて、目標を見失うことなく常に努力できるように導き、またどのような課題を抱えているかを推し量って寄り添うことを大切にしています。
本校の生徒たちにとって、教員はもちろん、共に切磋琢磨する友達や、本校での学びを結実させて進学を果たした卒業生も、背中を押してくれる心強い家族と言えるでしょう。

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2023.11.21

美術部生徒に神奈川県警察より感謝状が贈られました

本校美術部の生徒たちは、高津警察署より特殊詐欺等犯罪被害防止を訴えかける「ぬり絵原版」の作成協力依頼を受け、作品制作を行いました。
彼女たちの作品は犯罪防止を呼びかけるリーフレットに掲載され、地域住民や高齢者居住の家庭、溝の口駅利用者などに配布されました。

この日、高津警察署よりの感謝状と記念品が、佐々木広一警視より手渡されました。
はにかみながらも誇らしげな表情で感謝状と記念品を受け取る生徒たちの姿が、大変印象的でした。
五十嵐健警部補からの「皆さんのぬり絵のお陰で、犯罪に巻き込まれずに助かった方が数多くいらっしゃるはずです。」との言葉に、2人は謙虚な表情を見せながらも、社会に貢献できたことを誇りに感じているようでした。

洗足学園には、創立者の言葉である「謙愛」(謙虚にして慈愛に満ちた心)の精神が、脈々と受け継がれています。
生徒たちの他者への奉仕の気持ちが、この活動に繋がりました。
自立・挑戦・奉仕の志を持って社会に貢献する生徒たちの取り組みを、今後も応援していきます。

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2023.11.20

高1 探究授業の様子をお伝えいたします

高校1年生を対象とした「総合的な探究の時間」では、希望する講座ごとに分かれ、自分の興味関心に従って学習を深めていきます。
生徒の知的好奇心を育むべく、多種多様な講座が開かれており、どの講座にも和気藹々と主体的に取り組む生徒の姿がありました。
今回はその中から「交渉」と「古代ギリシャ人を超えていけ」という二つの講座をご紹介いたします。

「交渉」は、その名の通り「交渉」のスキルを磨く講座です。
個人、共同体、国家、どのようなレイヤーにおいても、避けがたい利害関係の衝突が起こるときがあります。
そういった時に有用であるのが「交渉」です。
人と問題を分離し、立場ではなく利害に焦点を合わせ、双方に有利な選択肢を考えだすという姿勢は、複雑で混迷を深める実社会において、大変重要な能力であると言えます。
キックオフである今回は、「クラシックカーの売買」という実際的かつ簡易なロールプレイを行いました。
生徒たちは、粘り強く相手の意見を引き出し、その上で説得を試みるなど、懸命な取り組みをみせていました。

一方、「古代ギリシャ人を超えていけ」は、作図の講座です。
古代ギリシャ以来、数学、美術、建築など様々な分野の土台となってきた幾何学の基礎を学びます。
正三角形の作図では余裕の表情を見せていましたが、正五角形となると一筋縄ではいかないようで、悩んでいる生徒たちの姿が見受けられました。
描きたい図形や角度、長さから逆算して作図をするということは分かっていても、なかなか閃かず、悔しそうな表情をする生徒もいました。
その分、作図法を思いついたときの喜びもひとしおのようで、「出来た!」と思わず声をあげてしまう生徒もいました。

どの講座も、授業の終盤に見られた「まだ考えていたい」「まだ続けていたい」という意欲に溢れた生徒たちの姿が、大変印象的でした。
今後も、生徒たちには、知的好奇心を働かせ、楽しんで「探究」に取り組むことを期待しています。

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