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2025.10.31
SDGs QUEST みらい甲子園最優秀賞チームの万博での発表
2024年度に全国各地で開催された「SDGs QUEST みらい甲子園」において、最優秀賞を受賞した高校生チームが、2025年10月8日(水)大阪・関西万博会場「サステナドーム」に集いました。
このイベントでは、全国2,700を超える応募チームの中から選ばれた高校生たちが、「Beyond2030」をテーマに、これからの世界を変えるアクションアイデアを発表しました。
本校からは、神奈川県大会で最優秀賞を受賞し、その後も継続して林業というテーマに取り組み続けている高校2年生のチーム「りんりん」が、県代表として発表を行いました。
万博での発表の様子を登壇したメンバー自らが紹介いたします。
どうぞお読みください。
私たちは「運動×林業〜林業をもっと身近に〜」というテーマのもと、林業をより多くの人に知ってもらうこと、そしてそれぞれのライフスタイルに合わせて職として受け入れてもらうことの2段階で、林業従事者を増やすことを目指しました。
気軽に林業に関わる仕組みをつくることで、働く人が「運動」「健康」「仕事」「社会貢献」という4つの要素を同時に実現できるアイデアを発表しました。
各地域の代表者による発表はどれも非常にハイレベルで、クラブや学校単位で長期間活動しているチームや、大学と共同研究を行っているチームなど、同世代でここまで取り組んでいる人たちがいることに大きな刺激を受けました。
神奈川県代表としてその場に立ち、他の代表者の皆さんと同じ舞台で発表できたことは、とてもありがたく貴重な経験でした。
同時に、自分もこれからさらに努力を重ねていきたいと強く感じました。
彼女たちの挑戦は、これからも続いていきます。
洗足学園は、生徒たちの努力をこれからも応援していきます。
2025.10.30
10月のアトリウム展示作品を紹介いたします
洗足学園では、感性を伸ばすことは学校教育における重要な要素であると考えています。
校内にはミネルヴァ像をはじめとした一流の芸術作品が置かれています。
恵まれた環境の中で生徒たちは音楽と共に美術や書道といった芸術の授業にも励み、素晴らしい作品を制作しています。
正面玄関を入りすぐの吹き抜けスペースであるアトリウムには、美術や書道の授業で生徒たちが制作した作品が定期的に展示されます。
その作品はいずれも力作ぞろいです。
10月は、中学1年美術の授業で制作された「色彩アート」が展示されました。
色彩構成を学ぶ授業で制作された作品のテーマは、「季節」です。
春・夏・秋・冬から1つの季節を選んで、色と形でデザインを行います。
生徒たちは、季節の持つ魅力を自分なりに解釈し、想像力を膨らませて、色と形でそれを表現していました。
美術で培った力は、きっと他教科での学びや日々の生活の中にも活きていくはずです。
WEB上ではありますが、生徒たちの作品をどうぞご覧ください。
2025.10.29
日本の次世代リーダー養成塾での高1生の頑張り
この夏、高校1年生のY.Rさんは九州で開催された「日本の次世代リーダー養成塾」に参加しました。
本日は、Yさんの挑戦をレポートいたします。
「日本の次世代リーダー養成塾」は、地方自治体と経済界がスクラムを組み、全国の志の高い高校生約150人を対象に、日本だけではなく、世界を舞台に挑戦をする人財の育成を目指したサマースクールです。
自国や近隣諸国の歴史や文化、一般教養を身につけ、多様性を認めることができる国際人になるための素養を磨いていきます。
塾長は、日本経済団体連合会の会長が務めます。
報告に訪れた校長室で、宮阪校長先生に参加のきっかけを尋ねられると、Yさんは「『自分を本気で変えたい』と思って参加しました」と語ってくれました。
12日間のプログラムは、マハティール元マレーシア首相をはじめとした各界を代表する講師による講義、ディスカッション、 グローバル・ハイスクール・サミットなど、盛りだくさんの内容です。
プログラムを通じて、「考えを言語化することで自分の思いを伝えられるということに気付けました」と笑顔で話してくれました。
原稿がなくても、話すことができる勇気を持つことができたそうです。
「難病に取り組んでいきたい」という将来の目標を持つYさん。
「リーダー塾をもっと広めていきたい」と力強く語ってくれました。
2025.10.28
中2 Global Village事前学習 後編
昨日に続いて本日は、中学2年で実施される2泊3日の宿泊研修「Global Village」の事前準備・学習について、後編としてレポートいたします。
前編では、夏休みに全員が取り組んだボランティア活動を英語で発表する準備について紹介いたしましたが、中2生の事前準備はこれだけではありません。
当日の活動をより有意義なものにするための取り組みを数多く行っています。
その一つに、「洗足学園中学高等学校の学校紹介」を英語で行うというものがあります。
Global Leader(留学生スタッフ)に自身の学校を理解してもらうため、英語によるスピーチ原稿とポスター作成に取り組みました。
班ごとに作成を進めましたが、校舎の写真撮影をするなど分担を行い、互いに助言をし合いながら作成を進める姿が大変印象的でした。
試行錯誤の努力は、きっとGlobal Leaderたちに伝わり、より深い交流ができるはずです。
明日から始まる2泊3日の中2生たちの「挑戦」に、大いに期待したいと思います。
2025.10.27
中2 Global Village事前学習 前編
明後日より中学2年では、2泊3日の宿泊行事「Global Village」が行われます。
本日と明日のNEWS&TOPICSでは、これまで中2生たちが取り組んできた「Global Village」の事前準備・学習について掲載いたします。
「Global Village」は、「世界はひとつの村」というコンセプトのもとに実施する英語プログラムです。
このプログラムにより、各国の留学生たちとの英語を用いた種々の活動の中で、英語によるコミュニケーション能力を高めるとともに、異文化を理解することを目指しています。
中学2年では、「奉仕」の精神や社会貢献を実践するため、夏休みに全員が「校外でのボランティア活動」に参加しています。
「Global Village」の事前準備として、「ボランティア活動の紹介」「活動を通じて得たこと」「自身の変化」等についてGlobal Leader(留学生スタッフ)に発表するため、英語によるスピーチ原稿とポスター作成に取り組みました。
「Global Village」当日まで作成は続きますが、その過程の中で、「伝えたい」という努力と創意工夫こそ、コミュニケーション能力と異文化理解の土台であることを学んでくれると期待しています。
明日は、事前学習の後編をお届けいたします。
どうぞ、お楽しみに。
2025.10.24
帰国生入試面接対策講座の配信を開始いたしました
10月24日(金)午前10時より、2026年度帰国生入試面接対策講座の動画の配信を開始いたしました。
本校の帰国生入試英語面接試験のねらいや採点のポイント、今後の家庭で行う対策のアドバイスをオンラインで視聴いただけます。
Youtubeでの配信でございますので、いつでもどこでもご覧いただけます。
視聴期間は2025年度末(2026年3月末日)までとなっておりますので、小学校6年生のみならず、これから本校の帰国生入試をお考えの方も、参考までに是非ご覧ください。
下のサムネイルをクリックしてご視聴ください。
2025.10.23
高2 修学旅行に向けた取り組み
先々週のNEWS&TOPICSでは、中学3年生の修学旅行に向けた取り組みをレポートいたしました。
もう一つの修学旅行学年である高校2年生の取り組みも、その準備が佳境に入っています。
本日は、高2生たちの活動の様子をレポートいたします。
10月下旬の京都・奈良への旅行を目前に控え、生徒たちは主体性を発揮して、準備を進めています。
修学旅行を主導するのは、各クラスから立候補をした修学旅行委員の生徒たちです。
今回は、修学旅行委員が、高校2年の生徒たちのために楽しみながら修学旅行先について学べる「謎解き」を実施しました。
一つ目は、クラス単位での謎解きです。
委員の生徒たちの力作である謎解きですが、これは単に謎を解くだけでは終わりません。
解いた謎が修学旅行先の歴史的背景や地理的な状況と繋がっており、楽しみながら学びを深められる内容になっています。
二つ目はクイズ大会形式のイベントです。
これも単なるクイズ大会で終わらず、修学旅行先の様々な情報に関して的確に知識が得られるよう工夫を行っています。
こちらは、高校2年の生徒全員が参加しました。
盛り上がりながら学んでいく生徒の様子が、大変印象的でした。
修学旅行委員を中心に、修学旅行に向けて全ての生徒たちの期待が高まっていく様子が伺えました。
生徒たちがどのような修学旅行を形作っていくのか、今から楽しみです。
2025.10.22
「デバイスとのつきあい方」についての学習
本校では、1人1台ノート型のパソコンを所持してもらい、授業をはじめ学園での活動に活用をしています。
現中学1年生、2年生では、「BYOD(Bring Your Own Device)」とし、各自が使いやすいノート型パソコンを選んで、学校に持参をしています。
パソコンをはじめ、スマートフォン等のデジタルデバイスの活用は、これからの社会で必要不可欠である反面、その使用法を学んでいくプロセスも欠かすことはできません。
中学2年では、「デバイスとのつきあい方」をテーマに学習を行いました。
今回は、電子機器との距離感について考察する機会を設けました。
各教室のホワイトボードに映し出された研究機関の調査は、スマートフォンの使用時間と睡眠時間・学力との関連性などの結果を示すものでした。
中2生たちは、提示されたデータから導き出される事象とその対策、「自分にできること」を列挙しながら、ワークシートにまとめていきました。
電子機器との距離感やベストな活用法について学び考える、良い機会になりました。
2025.10.21
2学期中間考査の返却が行われています
先週のNEWS&TOPICSでは、中間考査後の「特別授業」の様子をレポートしました。
特別授業終了後、初回の授業となる昨日、各教科では中間考査の答案返却が行われました。
2学期の中間考査は、夏休みという長期の休みの後に行われる初の定期考査です。
長期休み中の自律の中での学びの成果と、学校行事と並行しながらも集中して臨んだ休み明けの授業での学習の成果が、どのように発揮されているか、中間考査の答案には多くのヒントが隠されています。
中学1年の教室を訪れてみると、緊張した面持ちの生徒たちの姿がありました。
生徒たちは返却された答案を真剣な眼差しで見つめていましたが、これまでの学びの成果を存分に発揮した結果のようでした。
本校では多くの科目でデジタル採点を採用しており、各設問ごとの正答率や生徒の理解度の傾向を先生たちは採点の感触に加えてデータとして把握しています。
授業内容の振り返りと採点後のデータから見えてくる課題点を、的確に先生が解説していきます。
生徒たちは、先生の解説を聞きながら、答案と模範解答、ノートを机いっぱいに広げて、重要な点を書きとめていました。
答案返却後、生徒たちは直しノートを作成していきます。
今回の考査を次に生かしていくために、直しノートの作成を通して、PDCAサイクルを構築し、実践していきます。
中間考査で見つけた課題点を分析し、解き直しや類題の演習を行って、期末考査に向けて弱点を克服していきます。
わからないことをそのままにせず、わかるようにしてから先に進むことが洗足流の勉強方法です。
学びの結果を受けとめ、次につなげようとする姿はとても素晴らしく、これからも彼女たちが大きな成長を遂げることを想起させる姿でした。
2025.10.20
オープンキャンパスを開催しました
10月18日(土)、秋らしい過ごしやすい気候の中、のべ1,300名以上の児童・保護者をお迎えして、2025年度オープンキャンパスが実施されました。
在校生と受験生が活動を通してふれあうオープンキャンパスは、訪れる側も迎える側も心弾む待ちに待ったイベントです。
児童・保護者を迎える在校生は、150名以上が参加してくれました。
在校生たちは一人一人が常に来校者の視点に立って、案内誘導から部活動の体験に至るまで、大変丁寧な対応をしていました。
一期一会の出会いに感謝し、このひと時を心行くまで楽しんでもらいたいという生徒たちの気持ちは、様々な工夫となって表れていました。
理科実験室で行われた華道部の体験講座では、花を生けることの楽しさ、日本文化のすばらしさを参加児童が感じ取れるよう、部員がマンツーマンできめ細やかにレクチャーをしていました。
部員たちの親身な導きに、参加した児童の表情は笑顔に満ちていました。
また、俳句甲子園全国大会に連続出場を果たした俳句研究会は、ややもすると難しいと思われがちな俳句の世界を楽しみながら学べる講座として実施しました。
参加した児童の目を輝かせながら、積極的に在校生たちとコミュニケートする姿が、大変印象的でした。
参加したすべての部活動・生徒会の生徒たちが、それぞれの魅力をそれぞれの発信方法で懸命に来場者に伝えている姿には、洗足学園を誇りに思う気持ちが表れていました。
受験生の皆さんにとっても、在校生との交流を通して、より具体的に洗足学園でのキャンパスライフをイメージできる機会であったのではないでしょうか。
訪れた受験生の皆さんも、お迎えをした在校生たちも、お互いの時間を共有しあうことで実りあるひと時を過ごせたならば幸いです。
2025.10.17
中1・中2 特別授業を行っています
今学期も、中間考査の振り返りを考査終了後すぐにのカリキュラムに組み入れ、学年ごとに全クラスで特別授業として実施していきます。
10月16日までで中間考査を終了した中学1年・2年は本日、特別授業が行われています。
定期考査は、「準備期間」「考査期間中」「終了後」のそれぞれのタームに、学力を伸ばすチャンスがあります。
そのチャンスを逃すことなく掴み、生徒たちが自身で努力していけるようにサポートを行っていくことが重要です。
中学1年生、2年生ともに1日かけて「数学」「英語」の特別授業が実施されています。
満点答案を目指し、生徒たちは様々な取り組みを行っていきます。
1時間目、中学1年の教室では、「数学」のテストが返却され、生徒たちはヒントをもとに自らが間違えた問題の解き直しを行い満点答案を作成し、更には考査の問題の類題に取り組んでいきます。
一方、講堂では中学2年生たちが集い、先生からの「英語」の解説を受けていました。
中2生は、スクリーンに映し出される解答へのプロセスと先生の言葉を懸命にノートに書き込んでいきます。
その後、教室で満点答案作成に取り組む生徒たちですが、疑問点は即座に解消できるようにすることが大切です。
生徒たちは、先生やこの日の為に来校した卒業生に積極的に質問を行っていました。
来週月曜日からは英数以外の教科の答案返却が各教科の授業内で行われ、先生の解説のもと生徒たちは満点答案を目指していきます。
本校では生徒たちが自らの力で学んでいけるよう、常に最新の教育を実践しています。
2025.10.16
2学期中間考査がスタートしています
10月14日より全学年で、2学期中間考査が実施されています。
2学期は、大勢の来校者をお迎えして彩羽祭(文化祭)が開催されるなど、活気に満ちた校内行事に加えて、多くの生徒が学外活動に挑戦するなど充実した学園生活を送ることができました。
生徒たちは、行事や学外活動への取り組みの一方で、授業に集中して取り組んでおり、その成果を中間考査で発揮するべく、家庭での学習にも励んでいました。
試験を受けている生徒たちの懸命な姿には気高さを感じました。
目標に向かって努力する姿勢は、今後の人生を歩んでいく上で大切な要素となるはずです。
一人一人が自分自身の目標を定めて努力してきたことが、試験に真剣に取り組む生徒たちの姿勢から伝わってきました。
中間考査は、10月17日(金)まで(中学1年2年は本日まで)実施されます。
考査実施後も、生徒の皆さんの懸命な努力が反映された考査結果を今後の学びの指針として役立てられるよう、フォローをしていきます。
2025.10.15
11月帰国生対象説明会の予約受付を開始しました
本日午前9時より、11月14日(金)開催予定の帰国生対象学校説明会の予約受付を開始いたしました。
説明会では、校長によるご挨拶・学校説明、ネイティブ教員による帰国生教育プログラムの説明、卒業生によるスピーチ、担当者による入試説明を行う予定です。
また、説明会終了後にご希望の方を対象とした授業見学・校舎見学も実施いたします。(帰国生英語授業の見学も実施いたします。)
ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。
帰国入試志望者対象学校説明会
開催日
2025年11月14日(金)
開催時間
説明会: 10:00~11:15 授業・校舎見学:11:15~12:00
定員 200組(1家庭3名まで参加可)
集合場所:洗足学園中学高等学校 小講堂
参加対象:本校の帰国生入試受験をお考えの受験生・保護者
説明会内容
・学校長ご挨拶
・洗足学園の帰国生教育について
・卒業生スピーチ
・2026年度帰国生入試について
※ご希望の方は授業見学・校舎見学のご案内をいたします。
ご予約にあたって:
・より多くの皆様にご参加いただけるよう、当日ご参加いただける人数を1家庭最大3名とさせていただきます。
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。
説明会の申し込み方法
予約受付開始
2025年10月15日(水)AM9:00
予約受付終了
2025年11月14日(金)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。
お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。
キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。
当日に関するご注意
・集合時間までに、中学高校校舎2階小講堂にお越しください。
・個別相談会はございません。(校舎見学の際に見学担当者にご質問ができます。)
個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたします。
2025.10.14
CLOMAプロジェクト 大阪・関西万博会場での中2生の活躍
本日は、中学2年で1学期より継続して取り組んでいる「CLOMAプロジェクト」に関して、生徒たちの活躍の様子を掲載いたします。
「CLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)」は、2019年、一般消費者向け商品のサプライチェーンを担う企業が中心となり設立され、地球規模の新たな課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、プラスチック製品の持続可能な使用や代替素材の開発・導入を推進している団体です。
「未来の私からのメッセージ」~笑顔で未来を生きる自分より~ のプロジェクトテーマのもと、クラスの垣根を越えて結成した班に分かれて、生徒たちは数週間に渡り発表作品の制作を進めてきました。
完成した、絵本・紙芝居・劇・動画・模型・プレゼンテーションなど多岐にわたる作品は、校内発表会後、企業の担当者や教員が評価を行いました。
最も評価の高かった、作品名「未来からの贈り物」(動画)は、9月25日、大阪・関西万博会場にて発表する機会を得ました。
この動画を制作した6名の生徒たちを応援するため、発表当日、講堂に集合した中学2年生は、万博会場から中継された映像をリアルタイムで視聴し、各地の中学生たちの発表を真剣に聴き、拍手を送りました。
そして、いよいよ洗足学園の6名がスクリーンに映し出され、発表がスタートしました。
万博会場での発表が終わると、これまで以上の歓声と拍手が講堂に響きました。
後日、校長室に報告に訪れた6名の生徒たちは、緊張の中でも楽しんで発表することができたと語ってくれました。
また、他の学校の発表も間近で見学することで、工夫された様々な手法を学ぶことができたと話してくれました。
今後について、宮阪校長先生から尋ねられると、「また、是非チャレンジしたいです」「積極的に学校行事の実行委員などになりたいです」と笑顔で抱負を語ってくれました。
この学習で、環境について、様々な気づきと視点を得た生徒たち。
学びを是非今後に生かしていってもらいたいと思います。
2025.10.10
海外ボランティア活動での生徒の活躍




本日は、この夏、海外でのボランティア活動を行った生徒の活躍を紹介いたします。
高校1年のK.Hさんは、夏休みの期間を利用して、ネパールでのボランティア活動を行いました。
元々、人道支援に興味があったと報告に訪れた校長室で語るKさん。
現地では、主に教育に関するボランティアに携わったとのことです。
具体的には、小学生から高校生までが通う学校で、日本文化を伝えるため折り紙を教えたり、衛生指導として歯磨き指導を行ったり、栄養に関して教えることもあったそうです。
共にボランティアを行う他国の生徒たちとも多くのコミュニケーションをとることができ、充実した時間を過ごすことができたと話してくれました。
「今回のボランティアでの一番の学びは何ですか」と宮阪校長先生に尋ねられると、Kさんは「人道支援に関して、直接支援すること大切さを感じました」と答えてくれました。
また、教育以外の分野、例えば公衆衛生の分野にも視野が広がったと今回の学びを真摯に語ってくれました。
Kさんの挑戦は、今後も続いていきます。
洗足学園は、全力で応援をして参ります。
2025.10.09
中3 修学旅行に向けた取り組み
本校では、中学3年時と高校2年時に修学旅行を実施しています。
毎年10月に行われるこの宿泊行事に向けて、両学年の生徒たちの準備も大詰めを迎えています。
本日は、中学3年での取り組みをレポートいたします。
2学期が始まった9月、修学旅行実行委員の生徒たちが決定した修学旅行のスローガンが発表されました。
今年度のスローガンは「鳴らせ鐘 紡げ平和」です。
原爆を耐え抜いた長崎の平和の象徴、浦上天主堂のアンジェラスの鐘と、永井隆の小説『長崎の鐘』から着想を得たスローガンになっています。
また、生徒たちは夏休みを利用して平和に関する資料館や展覧会の訪問を行いました。
身近な地域から、遠くは広島や長崎の現地まで足を運び、訪問した資料館の展示やテーマも多岐にわたっていました。
事前学習では、各々が訪れた資料館についての発表・共有会を行いました。
各クラス4〜5名のグループに分かれ、自分が訪れた資料館で最も印象に残った展示と、その展示を見て受けた印象についての発表を行いました。
どの班でも個性あふれる発表が行われていました。
発表の後には、質疑応答の時間が設けられ、そこでも活発に質問をしあっている様子でした。
修学旅行当日にも、長崎でさまざまな資料館や史跡を訪問し、多くの方と交流する予定となっています。
そのような体験を通して、「平和」に対する様々な見方・考え方に触れる機会としていきます。
2025.10.08
11月学校説明会(一般・帰国)・大発表会のご予約について
10月8日(水)午前9時より、11月8日(土)に開催予定の「一般入試志望者対象学校説明会」及び「大発表会」の予約受付を開始いたしました。
○一般入試志望者対象学校説明会
開催日時:2025年11月8日(土)
説 明 会: 10:00~11:15
校舎見学:11:15~11:45
学校長による挨拶・学校説明、担当者による教育説明、入試情報の説明を行います。
説明会終了後、授業見学・校舎見学をご希望の皆様に実施いたします。
○大発表会
開催日時:2025年11月8日(土)13:30~14:50
生徒による、各学年の取り組みの報告、学外活動発表、部活動の公演発表などを行います。
生徒たちが、生徒たちの言葉で伝える学園生活の様子をご覧いただき、洗足学園での日常を知っていただければと思います。
また、10月15日(水)午前9時より、11月14日(金)に開催予定の帰国生対象学校説明会の予約受付を開始いたしました。
今年6月以来の開催となる「帰国生対象学校説明会」では、学校長による挨拶・説明、ネイティブ教員による帰国生プログラムの説明、帰国生の卒業生によるスピーチなどを予定しております。
本校の帰国生教育をご理解いただく、またとない機会となります。
説明会後は、帰国生の授業を含めた学校見学をツアー形式で行います。
本校の帰国生入試をお考えの皆様は、是非ご予約いただければと思います。
こちらより詳しい情報やご予約方法をご覧いただけます。
皆様のお申し込みをお待ちしております。
2025.10.07
彩羽祭を振り返って 後編
昨日に引き続き、9月6日・7日に開催された「彩羽祭」を振り返ります。
本日は、リーダーとして彩羽祭全体を指揮した実行委員長をはじめ、高校2年の3つの飲食企画の計画委員たちが、共に成功に向けて努力した仲間たちに向けたコメントを掲載いたします。
生徒たちの熱い思いと言葉を、是非お読みいただければと思います。
彩羽祭実行委員長より
彩羽祭2日間、本当にお疲れ様でした。
長い準備期間を振り返ると、決して順調なことばかりではなく、壁にぶつかったり、思うようにいかなくて苦しくなる瞬間もありました。
それでも仲間と何度も話し合い、支えてくださる先生方の力を借りながら、一歩ずつ前に進んできた時間は、私にとってかけがえのない宝物です。
本番当日、1万人超えの来場者の皆さんが笑顔で展示や公演、飲食を楽しんでくださる姿を見たとき、胸がいっぱいになりました。
自分たちが創り上げてきたものが、誰かの心を動かす瞬間を目にして、これまでのすべての苦労が報われたと感じました。
特に高2は、参加団体の長を務める人が多く、リーダーとして仲間をまとめる難しさや責任の重さを感じる場面も沢山あったと思います。
それでも最後まで彩羽祭のために全力で走り抜けてくれて、本当にありがとう。
みんなが一生懸命取り組む姿を見て、私自身もっと頑張ろうと強く思うことができました。
これまで一緒に走り抜けてくれた仲間、支えてくださった先生方や家族、そして応援してくださった全ての方々に心から感謝します。
本当にありがとうございました。
各企画の計画委員より
今年はやるべき事が多く大変でしたが、クラスのみんなが装飾の話し合いや製作を夏休み中にも集まってくれたおかげで、素晴らしい外装、内装、テントを完成させることができました。
また装飾だけではなく当日は、調理や会計など慣れない仕事が沢山ありながらも全員がシフトを全力で頑張ってくれたおかげで両日とも完売する事が出来たと思っています。
沢山の人が忙しかった中で、全員が全力で準備してくれたおかげで無事文化祭を終えることができ、さらに賞まで貰えることができたと思います。
本当にありがとうございました。
初めてHR計画委員になって、クラスのために頑張ろうと思い、この半年間4人で力を合わせて精一杯頑張ってきました。
高2は飲食団体ということで、ただクラスの装飾だけでなく、衛生管理など厳重な規定があり、時には全て振り出しに戻ることもあり、全てのことを把握するのにとても苦労しました。
文化祭当日は大盛況で無事に終えることができて、飲食団体のみんなや仲間に支えられ、本番も準備中も最高に楽しく、最後の文化祭に良い思い出を作ることができました。
半年とは思えないほど濃い時間を過ごせて幸せでした!
ありがとうございました!
私たちのクラスでは深夜をテーマにして出店を行ったのですが、いい意味であまり高校の文化祭っぽくない商品や装飾で準備期間中も完成形がどうなるのかわくわくしていました。
先生方や飲食の文化祭実行委員の方々、そしてクラスのみんなの力を沢山貸してもらいながら、後悔がないようにと最後まで楽しんで役割を果たすことができました。
お客様の喜んでくれている姿を見たり、直接感謝を伝えていただいたりした時はこれまで頑張ってきた成果をひしひしと感じました。
洗足生として最後の文化祭で、ホームルーム計画委員を努めさせていただけてとても光栄でした。
ありがとうございました!!
かけがいのない時間を通して、絆を深め、成長した高校2年生の生徒が、今度どのように活躍していくのか楽しみです。
2025.10.06
彩羽祭を振り返って 前編
9月6日・7日に実施された彩羽祭では各学年の生徒たちがそれぞれ、全力を尽くして活躍をしていました。
今回はその中でも、本校のリーダー学年である高校2年の生徒たちの活躍に焦点を当て、彩羽祭を振り返ります。
高校2年生たちは、飲食団体の運営を行いました。
学年の全員が、3つ企画に分かれ、自分の属する飲食企画の成功に力を注ぎました。
準備は多岐に渡ります。
企画決めや、食材の発注、そして屋台や教室の装飾まで、各企画で幾度となく集い、一歩一歩前進していきました。
とりわけ「試食会」では実際に生徒が作った食べ物について試食を行い、その味や見た目に加えて、提供時間や提供方法など、参加する生徒全体での活発な議論が交わされ、企画が一段とブラッシュアップされました。
当日は期待以上の大人気で、長蛇の列が途切れなくできていました。
忙しい中、慣れない接客を行う生徒たちでしたが、互いに協力しながら精一杯来場者をもてなそうとする姿は、まさにリーダー学年にふさわしい輝きがありました。
終了後の片付けにおいても、チーム全体で動き、綺麗な元の校舎に復帰していくその後ろ姿には、リーダー学年としてのたくましさが垣間見えました。
最後に、学年全体で大講堂に集まり、実行委員長および各企画の部門長から全体に向けての感謝と労いの言葉によって、彩羽祭は幕を閉じました。
次回は後編として、彩羽祭実行委員長をはじめ各飲食企画の計画委員が、仲間たちに向けたコメントを掲載いたします。
どうぞ、お楽しみに。
2025.10.03
日経STEAM DIS STEAMゼミにて審査員特別賞を受賞しました
日本経済新聞社が主催する「日経STEAMシンポジウム」のプログラムの一つとして、日本経済新聞社とダイワボウ情報システムが開催した「DiS STEAMゼミ」において、本校の高校1年生4名のチーム「アミーズ」が、審査員特別賞を受賞しました。
「DiS STEAMゼミ」は、ICTの普及により、学びのシーンはどう変わるべきか、GIGAスクール構想により変わりつつある学び方をブラッシュアップし、今の時代のスタンダードモデルとして発表するコンテストです。
4名の生徒たちは、「AI×ARで防災」というテーマのもと、手軽に防災ができるようにスマートフォンアプリの開発を提示しました。
具体的には、カメラ機能で部屋を読み込むと、AIが自動で危ないものを認識し、AR機能で表示することができ、個人に合わせた防災ができるという内容です。
この斬新なアイディアが高く評価され、見事、審査員特別賞に輝きました。
生徒たちは、2週間に1回zoomを活用して、企業のメンターの方々に相談し、自分たちの発想を深めていきました。
当日の発表で用いる、スライドや原稿は、チームのメンバーが一丸となり、協力して作成していきました。
この大会を通じて、ICTについて理解を深めるとともに、アイディアの出し方についても学ぶことができたと報告に訪れた校長室で、笑顔で語ってくれました。
生徒たちの感想が届いています。
新しいものを提案するという内容だったので、ありきたりじゃないものを考え出すのが難しかったです。
学外活動に参加するのが初めてで、わからないことも多かったけれど、チームで協力して賞を取ることができて良かったと思いました。
これからも生徒たちの挑戦は続いていきます。




























































