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2025.07.01

校内に七夕の飾りつけがされています

洗足学園は「季節を感じられる学校」です。
春には学園に植えられた桜が見事に咲き誇り、新入生の入学をお祝いします。
5月には、正門をくぐり正面にある銀色に輝く「シルバーマウンテン」前に並べられた鯉幟が、爽やかな風を受けてたなびきます。
クリスマスシーズンや雛祭りの季節には、Minerva Cafeがクリスマスツリーや雛飾りで彩られます。

7月は七夕です。
来月の七夕に向けて、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに、生徒たちの願いが書かれた短冊を結びつけた笹が飾りつけられました。
短冊に書かれた願いには、中学1年生から高校3年生までの生徒たちのそれぞれの思いが込められていました。
 
「戦争がなくなりますように」
「ずっと健康でいられますように」
「憎しみじゃなくて 喜びが連鎖する世界になりますように」
「楽しく充実した一年になりますように」
「自分の持てる力を最大限に引き出してくれる仕事に就き、毎日自分自身と周りの人のために誠実に向き合い続けられる人間になれますように」

生徒たちの願いがどれも実現しますように。
そして、その願いが実現できるよう学校として全力でサポートしていきたいと思います。

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2025.06.30

帰国生対象学校説明会が行われました

6月27日(金)、2025年度に入り初めてとなる帰国生入試を志望する受験生・保護者を対象とした学校説明会が校内で行われました。
当日は250名を超える受験生・保護者が来校されました。

説明会開会前には、本学園卒業生による弦楽四重奏が演奏されました。
開会前のひと時、心地よい音色にリラックスできる雰囲気の中で、来場者の皆様には寛いでいただきました。

開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、洗足学園の創設者の思い・創立の理念から、最新の取り組み・現在の学園の教育内容に至るまで、本校の「不易流行」を説明いたしました。
会場となる講堂のスクリーンには、校長自らが撮影した写真や動画が投影され、生徒たちの生き生きとした表情や活躍の姿が映し出されました。
生徒たちの成長の様子が伝わる説明に、未来の自分を重ね合わせ目を輝かせて耳を傾ける児童の姿が大変印象的でした。

続いて、アソシエイトディレクターのWales教諭と英語科の小田千晶教諭が登壇し、洗足学園の帰国生プログラムの説明が行われました。
ネイティブ教員の紹介から始まり、成長段階に応じきめ細やかに工夫されたカリキュラム、ハイレベルな使用教材、帰国生の経験と特性を生かしてしていく授業内容の説明に至るまで、英語と日本語の両言語で丁寧な説明がなされました。
また、帰国生の多くが参加している本校主催の模擬国連大会「ジャパンメトロポリタン模擬国連大会」の様子や海外大学を目指し、見事進学を果たして活躍を続けている卒業生の紹介も行われました。

帰国生入試の説明が担当者から行われた後、今年3月に本校を卒業し、今秋ハーバード大学に進学予定の卒業生N.Aさんが続いて登壇し、スピーチを行いました。
Nさんは、在学中の6年間を振り返り、生活面・学習面、学外活動への挑戦など、自らの経験を紹介してくれました。
そして、海外大学進学を志したきっかけやその道のり、中学入試に関するアドバイスを語ってくれました。
これから中学受験を経て中学生活を送る受験生、そして受験生を見守る保護者に、Nさんのメッセージは強く心に響いたようでした。
スピーチが終わると、会場は割れんばかりの拍手に包まれました。

説明会後は、授業見学・施設見学がツアー形式で行われました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。

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2025.06.27

俳句研究会 俳句甲子園全国大会出場決定!

6月14日(土)、第28回俳句甲子園全国高等学校俳句選手権地方大会(横浜会場)に俳句研究会が参加しました。
俳句甲子園とは、5人1チームで俳句作品の点数と鑑賞の点数の合計で競う大会です。

洗足学園俳句研究会からは2チームが出場し、見事洗足学園Aチームが横浜大会第2会場で2勝0敗の成績を収め、全国大会への切符を手にしました
また、第2会場の最優秀句には、高校3年M.Aさんの「遠足の 列の眠たく 進みけり」が選出されました。

校長室へ報告に訪れた6名の生徒たち。
今回の地方大会を振り返り、「楽しみな気持ちと緊張が半々でしたが、今はもっと俳句の勉強をしたいという気持ちが出てきました。」と語ってくれました。
また、「文学に触れる楽しさ、対戦相手の考えを理解する楽しさといった新たな学び、発見がありました。」とも話してくれました。

宮阪校長先生から、これからの抱負を聞かれると、次のように答えてくれました。
「次につなげていくことを大切にしています。全国大会では、次の代に残せる活動を行っていきたいです。」
「相手チームとお互いがリスペクトしあえるような取り組みをしていきたいです。」
「俳句を楽しいと思った感覚を忘れずに、他の学園生活にも取り組んでいきたいです。」

全国大会は8月23日、24日に愛媛県松山市で開催されます。
俳句研究会の生徒たちの活躍を、全力で応援していきます。

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2025.06.26

彩羽祭 ポスター・キャラクターが決定しました

本校では生徒自治活動の重要な柱として彩羽祭(文化祭)を位置づけ、テーマの選定から催しの企画・立案、実行委員会の組織づくり、当日の運営に至るまで全てを生徒たちが取り仕切り、実行します。
創立101年目の洗足学園の彩羽祭開催に向け、全ての内容を見直し、再構築するため、実行委員を中心に着々と準備を進めています。

本年度の彩羽祭のテーマは「燈火」(とうか)です。
生徒たちは燈火に「生徒一人ひとりが集まって一つの大きな光となり、未来を照らしていきたい。」という意味を込めました。
このテーマのもと、参加団体は9月の本番に向けて準備を進めています。

アトリウムには、生徒たちの投票によって選ばれたポスター部門最優秀賞、優秀賞の作品、キャラクター部門最優秀賞・優秀賞の作品のプリントが今月掲示されました。
ポスター部門の最優秀賞の作品は、「燈火」をテーマに、一人の生徒が空に浮かぶ無数のランタンを見つめている様子を、幻想的に描いた秀逸な作品です。
キャラクター部門の最優秀賞の作品は、缶バッジにプリントされることを考慮し、ミニマルながらも誰もが親しみを覚える、愛らしい作品です。
惜しくも賞には届かなかった作品も含めて、生徒たちの彩羽祭にかける思いが、作品からひしひしと伝わってきました。

是非、生徒たちの力作をWEB上でご鑑賞ください。

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2025.06.25

中1 幾何の授業を紹介いたします

紫陽祭(合唱コンクール)を終え、中学生たちは意識を切り替え、期末考査に向けて学びを深めています。
本日は、中学1年の数学の授業を紹介いたします。

中学1年の数学は、「代数」「幾何」に分かれており、週に2時間ずつ授業が行われています。
1学期の幾何では、平面図形とともに立体図形について学んでいきます。

正多面体についての学習では、「ポリドロン」というパズルを用いました。
自由にパーツを組み合わせていくグループ活動に取り組むことで、平面図よりも直観的に立体の構造を体感できます。

正多面体の定義について確認した後、それぞれの面や点の数を数えてくるという課題が出されました。
その結果をもとに、次の授業では規則性について考えていきます。

あるクラスで生徒が気付いた法則は、「オイラーの多面体定理」と呼ばれる数学の定理のひとつでした。
また、ひとつひとつ数えることをせずに、面や点の数が求められるような公式を編み出した生徒もいました。

本校では、体験をもとに思考し、議論を行う授業を通して、数学的能力を育てる教育を実践しています。

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2025.06.24

6月のアトリウム展示作品を紹介いたします

洗足学園では、感性を伸ばすことは学校教育における重要な要素であると考えています。
校内にはミネルヴァ像をはじめとした一流の芸術作品が置かれています。

生徒たちの美術や書道の授業での作品が、定期的に展示されているアトリウム。
先月は、中学2年生が制作した「ポスター」が展示されていました。
今月は、昨年度高校1年で芸術の授業に美術を選択した生徒たちが描いた「油彩模写」が展示されました。

高校1年では、生徒たちは芸術選択として「美術」「音楽」「書道」から1科目を選択し、実践を通して芸術への理解を深めていきます。
「油彩模写」では世界の名画を模写することで、構図や油絵での表現技法を学び、実践しました。
その表現力と技術力の高さには、目を見張るものがありました。

WEB上ではありますが、どうぞ生徒たちの力作をご覧ください。

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2025.06.23

7月学校説明会追加募集のご案内

7月5日(土)に開催予定の「一般入試志望者対象学校説明会」は申込者多数の為、満席となっておりましたが、受入人数を増やし追加の予約を承ることといたしました。

各回30組、1日合計90組の枠を追加で設け、6月21日(土)より受付を開始しております。
以下の詳細をご覧いただき申し込みいただければと思います。
(ご予約はmiraicompassよりお申込みいただけます。)
こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。

本校にお越しいただき、洗足学園の教育をご理解いただければと思います。
 

一般入試志望者対象学校説明会

開催日
2025年7月5日(土)

開催時間
1回目(全学年対象) 説明会:          8:30~ 9:45 校舎見学: 9:45~10:15
2回目(全学年対象) 説明会:       11:00~12:15 校舎見学:12:15~12:45
3回目(小5生以下対象) 説明会:14:30~15:45 校舎見学:15:45~16:15
開場は各回説明会開始30分前となります。それまでは校舎への入校はできませんので、ご理解の程お願いいたします。
※1回目と2回目の全学年対象説明会の内容は、同じ内容となります。

定員   各回400組→各回30組を追加して430組(1家庭3名まで参加可能)
集合場所:洗足学園中学高等学校 大講堂
参加対象:本校の一般入試受験をお考えの受験生・保護者

説明会内容
・学校長ご挨拶・教育説明
・2026年度一般入試について
・各教科より入試問題・授業説明
・卒業生インタビュー
※ご希望の方は、生徒と教員による校舎見学のご案内をいたします。

ご予約にあたって:
・より多くの受験生・保護者がご参加いただけるよう、当日の参加可能人数を1家庭最大3名とさせていただきます
・ご予約は1家庭1回のみとなります。複数回のご予約は承れません。(一般説明会と帰国説明会の重複予約は可能です)
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。
・キャンセルをする場合は、miraicompassで手続きをお願いします。

予約受付終了
2025年7月 5日(土)AM8:30
※先着順のため、残席がなくなった時点で予約を終了いたします。

お申込みに関して
1. miraicompassよりお申込みいただけます。こちらのページの最下段の「お申し込みはこちら」ボタンより専用サイトに接続してください。
2.受付完了後、学校説明会参加通知メールが届きます。当日はプリントアウトしたもの、もしくは携帯電話の画面を係の者にお見せください。
3.キャンセル待ちは承りません。

予約の変更に関して
・予約の変更はマイページより行ってください。
・参加日、参加回の変更は、予約状況によっては行うことができないこともございます。

キャンセルに関して
・キャンセルはmiraicompassで手続きをお願いします。

当日に関するご注意
開場は各回説明会開始30分前となります。それまでは校舎への入校はできませんので、ご理解の程お願いいたします。
・集合時間までに、中学高校校舎2階大講堂にお越しください。
・個別相談会はございません。校舎見学の際に担当者にご質問ください。

個人情報について
・お申し込み時にご入力いただいた個人情報につきましては、学校説明会への参加目的に限り使用いたします。

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2025.06.20

中2 「CLOMAプロジェクト」が始動しました

本日は、中学2年の総合的な探究の時間での取り組みである「CLOMAプロジェクト」をご紹介します。

「CLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)」とは、2019年、一般消費者向け商品のサプライチェーンを担う企業が中心となり設立され、地球規模の新たな課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向け、プラスチック製品の持続可能な使用や代替素材の開発・導入を推進している団体です。

今回は、参加企業の中から、「味の素」・「遠東石塚グリーンペット」・「キッコーマン」・「東罐興業」・「フォーステック」・「三菱ケミカル」の皆様が、来校されました。
大講堂に集合した中学2年生たちは、「CLOMA」とは何か、今地球で何が起きているのかなど、全体についての説明を受けた後、クラスごとに教室・実験室に分かれ、プラスチックごみに対しての各企業の取り組みや、実験を含めた化学分野からの説明を受け、幅広い観点から、この問題について理解を深め、考察を行っていきました。

今回は、「知る」ことを主題としましたが、今後のプロジェクトとして、問題に対する、本校中学2年生たちによる取り組み・計画立案等が予定されています。
続報は、今後のNEWS&TOPICSで随時掲載して参ります。
どうぞ、お楽しみに。

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2025.06.19

生徒たちがハーバード大学アカペラグループのコンサートを鑑賞しました

6月10日(火)、慈善家の笹沼泰助氏のご自宅で開催されたハーバード大学アカペラグループの「Krokodiloes」のコンサートに、海外大学に進学の志を持つ生徒3名と今春ハーバード大学に合格し、秋に進学予定の卒業生が招待され、鑑賞をいたしました。

「The Harvard Krokodiloes」は、1946 年に設立されたハーバード大学最古の合唱団で、学業の傍ら世界各地で公演し、音楽の親善大使として広く知られており、卓越した歌唱力を誇ります。
当日は、コンサートの鑑賞に留まることなく、他の招待客との会話や食事を楽しみながら、現役ハーバード大学生との交流を行うことができました。

この貴重な機会を振り返り、校長室で宮阪校長先生に報告を行った生徒たち。
その生徒たちからの感想が届いています。
是非、お読みいただければと思います。

高3 I.Mさん
「The Harvard Krokodiloes」は才能溢れるアカペラグループであり、歌を通してメンバーの深い絆を感じることができました。
コンサートはとても活気にあふれており、見ている側も楽しめるような歌と踊りでいっぱいでした。
ハーバードの学生との交流を通して大学生活への楽しみが一層深まりました。
この経験を今後の活動に活かしていこうと思います。

高3 O.Mさん
ハーバード大生の歌声を間近に聞けたこと、生徒さんや参加者の方と話せたこと、美味しいお食事をご一緒できたこと、全て大切な思い出です。
ハーバード大生は勉強で忙しいはずなのに、様々な国を周りながらコンサートを行い、息がピッタリのユーモア溢れるパフォーマンスを行っていたことにとても驚きました。
私は日々、目の前のタスクで精一杯ですが、彼らのように何事も両立し、更に豊かな人生を送れる人間でありたいというモチベーションになりました。
そして何より、全員が日本語で自己紹介を行っていたこと、日本語の歌をまるでネイティブかと思うほど綺麗な発音で歌っていることに感銘を受けました。
私たちの文化を尊重してくださっていることを感じ、誇らしい気持ちでいっぱいです。
また、今回私たちを招待してくださった方のように、将来、若い世代にこのような素晴らしい機会を与えられるような大人になりたいと強く思いました。

高2 M.Rさん
Harvard Krokodilosの皆さんのパフォーマンスを聞き、その一体感に圧倒されました。
パフォーマンスの最中にkrokodilosの方々が目を合わせたり、頷きあったりしてコミュニケーションを取りながら歌っているのを見て、グループの一体感はここで生まれているのか、、と学びました。
華やかなパフォーマンス付きのアップビートな曲から綺麗なバラードまで、いろいろな歌を聞くことができ、とても貴重な機会でした。
本当に素敵な演奏でした。

生徒たちにとって、今後の活力と将来に向けての糧となる素晴らしい機会となりました。

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2025.06.18

シリコンバレーディベート研修に中3生が選ばれました

中学3年生のE.Aさんが、一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会が主催する「シリコンバレーディベート研修」の参加メンバーに選ばれました。

シリコンバレーディベート研修では、アメリカ・カリフォルニア州のシリコンバレーにあるGoogle、Apple、META、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校などを訪問。
各場所の訪問で目の当たりにした内容や体験をもとに、ディベートを実践していきます。
また、研究者や⽬的意識の高い仲間たちとの交流を通して、幅広い視野と考え方を学んでいきます。

校長室に報告に訪れたEさんは、宮阪校長先生から応募のきっかけを尋ねられると、次のように答えてくれました。
「英語の授業でディベートに興味を持ちました。中1の頃は、多くの人と話すことは苦手でした。しかし、次第に人前で話せるようになり、ディベートにも積極的に参加するようになりました。ディベートでは、他者の考えを聞く中で、新たな発見があり、それに大変感動しました。」

1次選考に続き、2次選考も通過し、全国の応募者の中から各回9名の選抜メンバーに選ばれたEさん。
今夏の挑戦を洗足学園は全力で応援していきます。

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2025.06.17

高2 漢文語彙コンテストを開催いたしました

洗足学園の高校2年生は、リーダー学年として学習と行事の両立を図りながら、様々な取り組みを実践しています。
本日は、学習面でのイベントの一つとして開催された「漢文語彙コンテスト」の様子を紹介いたします。

学年主催で行われたこのコンテストでは、約100個の漢文語彙を学年の全生徒が覚えることを目指していきます。
「大体できた」ではなく、100個すべてを正確に覚えることが求められ、満点を取るまで何度でも挑戦を繰り返していきます。
今回は、最多で6回挑戦した生徒がいました。

クラス対抗戦として、満点を記録した人数で競い合い、最終的に28名が満点を獲得したクラスが、見事優勝をしました。
終了20分前の途中経過発表後、巻き返しを見せたクラスの努力には、参加した全生徒から感動の声があがりました。

個人戦でありながらも、クラス全体でお互いに刺激をし合い、楽しみながら学ぶ姿勢が、大変印象的でした。
学ぶことの尊さ、そして楽しさをこのコンテストを通して生徒たちが深く理解したことが、最後まで諦めずに取り組む姿に表れていました。
高校2年生の今後の更なる成長が楽しみです。

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2025.06.16

清掃活動を行いました

6月14日(土)に、美化委員と福祉委員の生徒たち、保護者の会である洗足会のお父様部門「Fathers’」の保護者の皆様、教員など総勢 180 人ほどで学園周辺及び学園内の清掃を行いました。

日頃から通学に使用させていただいている道路をきれいにすることで、感謝の気持ちを表したいという思いから、通学路の清掃と学園内敷地も含めて雑草取りをしました。
生徒たちは作業が進むにつれてどんどんきれいになっていく道路や敷地に大変やりがいを感じている様子でした。

ボランティアは、他者に奉仕をすることであると同時に、自分の成長のために行うものでもあります。
生徒たちも地域や公共に奉仕をすることで、自分の中で成長があったはずです。
清掃により綺麗になっていく通学路や学園内を目にして、自らの気持ちの中に嬉しさがこみあげてくる実感を、清掃後、多くの生徒たちがキラキラとした表情で語ってくれました。

このボランティアを通じて何を学んだのかを一人一人が認識し、これからの生活に役立ててもらいたいと思います。

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2025.06.13

中3 研究論文執筆向けた取り組み 後編

本日は、昨日に引き続き、中学3年生たちの研究論文執筆に向けた取り組みをレポートいたします。
前回のNEWS&TOPICSでは、春休み中に作成した「仮説文」をグループ内でプレゼンテーションする様子を紹介いたしました。
今回は、先月の総合的な探究の時間に行われた「情報収集」に関する各教科のアドバイスの様子をお伝えいたします。

生徒たちが立てた「仮説」を論文にしていくためには、その検証が欠かせません。
検証は、先行論文などの調査からスタートし、データを収集し、客観的な分析を行うことが必要です。
そこで、論文執筆に必要な情報収集の方法に関するレクチャーを各教科の教員が行いました。

第1回目では、国語科の教員から「文献調査の方法」について、論文検索サイトや国立国会図書館のデータベースを実際に利用して、手順を確認するレクチャーを行いました。
第2回目では、数学科の教員から「統計調査・実験・アンケートの結果の扱い」に関するレクチャーを行いました。
先生たちのアドバイスを生徒たちはメモを取りながら、真剣な表情で集中して聴いていました。

生徒たちは、今後、夏休みに向けて文献調査や実験を進める予定になっています。
中3生たちの論文執筆への挑戦を、これからも応援していきます。

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2025.06.12

中3 研究論文執筆向けた取り組み 前編

本校では探究学習の一環として、中学3年と高校2年で「研究論文」の執筆を行います。
今回は、中学3年生の論文執筆に向けた取り組みを2回に渡ってご紹介いたします。

中学3年生は、昨年度より論文執筆で最も重要な「テーマ決定」に向けての取り組みを行ってきました。
春休みには、各自が興味のあるテーマについて、問いの形式での「仮説文」の作成を行いました。
この日は、各クラスでこの仮説文の共有会を実施しました。

生徒たちは3〜4人のグループに分かれ、自分が作成した仮説文について、プレゼンテーションを行いました。
中にはオリジナルのスライドを作成し、自らの研究について熱く語る生徒もおり、発表後にはグループのメンバーから質問が飛び交うなど、どのクラスも共有会は大変な盛り上がりをみせました。

次回は、後編として、論文執筆に向けた各教科からのアドバイスの様子をお伝えいたします。
どうぞ、お楽しみに。

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2025.06.11

高1 インターンシップの事前学習を行いました

本校では、各学年において、生徒たちの成長段階に応じたキャリア教育を実践しています。
自らの人生を設計していく力は、曖昧で不確実、不安定なこれからの時代を生き抜いていくための大切な力であると考えています。

高校1年では、毎年夏休みの期間を利用して、企業で職業体験を行うインターンシップに全員が参加します。
中学でのキャリア教育を経て、高校1年生となった生徒たちにとって、キャリア設計をしていく上で、かけがえのない経験となります。

そのインターンシップの事前学習が行われました。
中学生の頃の経験を振り返るワークや自分の性格や興味関心を級友たちと共有するワークを通して、他者が持つ視点を知ることができました。
インターン先の企業についても調査を行い、世の中には様々な企業があることや、社会は文系理系の垣根を超えて成り立っていることを生徒たちは実感することができたようです。

今回の事前学習は、キャリアや将来について考える第一歩となりました。
生徒たちが、インターンシップや夏休みの最終週で行う宿泊を伴うキャリア研修を経て、真剣に自身の将来について考えられるように、今後もキャリア教育に取り組んでいきます。

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2025.06.10

書道部・写真部・文藝同好会の合同展示が行われました

本校では生徒の自治活動の大きな柱として、部活動・同好会活動が位置づけられています。
生徒たちは学業との両立を図りながら、活動に打ち込んでいます。
今回は文化部・文化系同好会から、書道部・写真部と文藝同好会の合同展示企画を紹介いたします。

普段より、身の周りにある何気ない風景の中にも物語を見出し、撮影を通じてそれを表現している写真部。
その写真部が撮影し、現像した写真に、書道部の生徒たちが毛筆で書いた「文字」を、文藝同好会の生徒たちが詩として表現した「ことば」を添えていきます。

公園に咲く紫陽花の様子を切り取った写真には、
「雫のフォルムに
 当てられて、緑
 鮮やかにひかる」

という詩が添えられていました。

映像とテクストが融合し、新たなジャンルの芸術として生み出された作品に、多くの生徒たちが足を止めて、真剣な眼差しで鑑賞をしていました。
生徒たちの意欲的な取り組みを今後もレポートしていきます。

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2025.06.09

紫陽祭(合唱コンクール)が行われました

6月7日(土)、中学行事の「紫陽祭」が開催されました。

「紫陽祭」というタイトルには、小さい花が集まって大きな花をつくる紫陽花のように、ひとり一人が集まって大きな力を生み出したいという生徒たちの想いが込められています。
ひとり一人の歌声が重なり、素晴らしいハーモニーとなる合唱にふさわしい行事名です。

そして、今年のテーマは「繋ぐ」です。
このテーマには、クラスの仲間との繋がりを大切にし、皆で一体となれる紫陽祭にしたいという思いが込められています。
生徒たちは、「洗足学園が101年目を迎えるにあたって、新たな100年を踏み出す第一歩となる紫陽祭にしたい」という強い決意をもってこの日を迎えました。

これまで各クラスではグランプリを目指し、クラスで団結して練習を行い、当日に向けて努力を積み重ねてきました。
また、運営も実行委員長が中心となり、来場者の誘導、着座案内、司会進行、舞台裏進行等全てを生徒たちが行いました。
どのポジションにいる生徒たちも、全員が満面の笑顔で会場となる前田ホールで活躍をしていました。

各クラスの合唱は、単に声を合わせて歌うだけではなく、今自分たちの伝えたいことを歌声を通して表現していました。
中学1年生の初々しさ、中学2年生の向上心、中学3年生の情熱、どの学年、どのクラスの合唱にも特徴があり、それぞれのメッセージが伝わってくる歌声でした。

グランプリ、学年優秀賞、生徒賞に輝いたクラスも、惜しくも賞は逃したクラスも、「紫陽祭」への取り組みを通して、クラスの結束を強められたようでした。
そして、頼りになる高校生たちがいない中、見事に中学生だけでこの大舞台の運営を行った実行委員の生徒たちは、一回りも二回りも大きく成長していました。

生徒たちにとって挑戦の大切さを感じ、自立への大きな前進ができた1日となりました。

グランプリ   中学3年E組 自由曲「アイノカタチ」
中学3年優秀賞 中学3年B組 自由曲「Best Friend」
中学2年優秀賞 中学2年F組 自由曲「カイト」
中学1年優秀賞 中学1年B組 自由曲「ツバメ」
生徒賞     中学3年D組 自由曲「TOMORROW」

※生徒賞は、生徒による投票で選ばれる賞です。

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2025.06.06

全学年対象の海外大学進学卒業生講演会が行われました

先日のNEWS&TOPICSでは、高校1年で行われた卒業生による海外大学説明会の様子を紹介いたしました。
本日は、本校の国際交流部門である「Gateway to the World」が主催し、中学1年から高校3年までの全学年の生徒・保護者を対象とした「海外大学進学卒業生講演会」をレポートいたします。

5月31日(土)、今春海外大学に合格し、秋より進学を予定している卒業生4名全員が舞台に登壇しました。
4名の卒業生の話を聴こうと、海外大学進学に興味のある生徒・保護者200名以上が会場の小講堂に集いました。

卒業生の進学予定大学は、Harvard University(アメリカ)、Brown University(アメリカ)、University College London(イギリス)、IE University(スペイン)と国・地域共に実に多彩です。
講演会は、Gateway to the Worldの責任者の中島春樹教諭によるファシリテートのもと、パネルディスカッション形式で進行しました。

自己紹介からスタートし、洗足学園での生活の振り返り、海外大学への志望の動機やプロセス、受験に向けた取り組み、自身の進学予定の大学の特徴、将来に向けた志など、その話は多岐に渡りました。
4名の話をメモを取りながら真剣な表情で聞いている生徒たちの姿が、大変印象的でした。
ディスカッション後の質疑応答では、参加者からの積極的な質問に、卒業生たちは丁寧に答えていました。

視野を広くし、あらゆる選択肢を持つことの大切さを卒業生は後輩たちに伝えてくれました。
限られた選択肢の中から選択を迫られるのではなく、幅広い選択肢から納得のいく生き方を選び取ることの大切さを学んだ時間となりました。

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2025.06.05

中1 デジタルメディアとコミュニケーションの学習 後編

昨日に続いて、中学1年生たちが総合的な探究の時間で取り組んだ「デジタルメディアとコミュニケーションの学習」について紹介いたします。
後編の本日は、「コミュニケーションについて考える」学習をレポートいたします。

「ふわふわ言葉」「チクチク言葉」という表現を最近よく耳にします。
では、その感じ方は人によって同じでしょうか。
例えば、「真面目だね」「マイペースだね」「おとなしいね」という言葉は、聞く人や状況によってプラスにもマイナスにも捉えられます。

中1生たちは、具体的な言い方のロールプレイをしながら、「自分がされたくないことは相手にしない」だけではなく、「相手がどう思うか想像する」ことが大切だと確認していきました。
特にオンライン上では、このように相手を慮ることがより重要です。
「自分が送信したメッセージに相手の返事が直ぐに来ないこと」、「いつまでも応答が続いてしまうこと」など、何にストレスを感じるかは人によって異なります。

互いの違いを想像しながら、クラスメイトとだけではなく、多くの人とより良いコミュニケーションを取ることができるよう、中1生たちは学びを深めていました。

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2025.06.04

中1 デジタルメディアとコミュニケーションの学習 前編

6月を迎え、中学1年生も次第に洗足学園での生活に慣れてきました。
これまで、休み時間などを利用して、担任との個人面談も実施されました。
学習習慣から友人関係に至るまで、担任と様々な話題でコミュニケーションをとっています。

その中で、度々話題に上るのが、「デジタルメディアとの向き合い方」です。
中学校に入ると、授業や家庭学習だけでなく、行事や委員会活動についての連絡も、オンラインで行うことがあります。
格段に活用頻度が増えるため、惰性で学習用デバイスに触れ続ける時間も生まれてしまうかもしれません。

先月の総合的な探究の時間の授業では、2週間に渡って、デジタルメディアとの上手な付き合い方や、コミュニケーションについてのワークショップを行いました。
普段の生活で、「自分はどんなタイミングでデジタルメディアに触れるだろうか?」「それはどんな用途で?」「自分の望んだ使い方だろうか?」などについて内省し、クラスメイトとディスカッションを行うことで、自分なりのルールやけじめについて考えていきました。

明日は、後編として「コミュニケーション」について考える取り組みを紹介いたします。

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