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2024.07.26

東京大学 加藤泰浩先生講演会の様子をお伝えします

7月10日(木)、東京大学の加藤泰浩先生より「みんなで未来を拓いていこう」と題された講演会が行われました。
加藤先生は、東京大学工学系研究科長・工学部長、教授でいらっしゃいます。

先生にはまず、アカデミズムの中でのご自身がどのようにキャリアを築いてきたのかをお話ししていただきました。
ユーモアたっぷりの話しぶりに、生徒たちは声をあげて笑う一幕もありました。
時に様々な障壁にぶつかりながらも、研究職を天職として全力で没頭し、楽しみながら仕事に取り組む姿勢が大変印象的でした。

また、加藤先生が実際に研究をされている「海底の泥からレアアースを採取する研究」のお話もしていただきました。
工学や化学の分野に留まることなく、資源問題や途上国での児童労働の問題そのものを解決し得るようなスケールの大きさに、生徒たちは大きな興味を示していました。

「いつもポジティブで前しか向かない」「自分でどうにもならないことに悩まない、時間の無駄である」という快活にして強靭な人生哲学も、生徒たちの心を強く惹きつけたようです。
工学部に進み、「ものづくり」で社会にインパクトを与えたいという生徒たちにはもちろん、それ以外の理系領域、あるいは文系領域を志向する生徒にとっても大変刺激的なお話を伺うことができました。
質疑応答も大盛況で、加藤先生の前向きでエネルギッシュな生き方の姿勢が生徒たちに伝播したようでした。

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2024.07.25

デジタル地球儀SPHEREを使った生徒の講義

「SPHERE」は世界初のデジタル地球儀「触れる地球」を原型に、常に新たなデータやコンテンツがオンラインで更新される「進化する地球儀」です。
人工衛星から送られてくるリアルタイムの雲や台風の発生、世界の都市のライブカメラの画像、数億年前の大陸移動から地球温暖化の未来予測まで、生きた地球の様子を確認できます。
また、気候変動や自然災害、貧困や飢餓、ゴミ問題など、現代の地球のリアルな課題を「見える化」し、国立環境研究所、東京大学、JAXA 、ウェザーニューズなどの機関から提供されたデータをもとに構成された100以上のコンテンツを呼び出して表示することが可能です。

1学期終業式後の放課後、終業式で学外活動報告を行った今年度国際地学オリンピック日本代表メンバーの高校3年のN.Mさんが、この「SPHERE」を用いて、TEA LIBRARYに集った生徒たちを対象に講義を行いました。
テーマは「地球環境の課題を多角的に分析する」です。
地球温暖化をはじめ、地球環境は多くの課題を抱えています。
その課題を表象的な事象のみで分析するのではなく、一見直接結びつかないような事象との関係を考察することによって、複眼的な視野で分析することができます。
Nさんは、「SPHERE」を駆使して情報を呼び出し、ビジュアル的に多角的な分析を生徒たちに示して、講義を行っていました。

本校では、生徒たちの積極的な研究活動の為に、ソフトウェア、ハードウェアの両面で最高の環境を用意し、支援をしていきます。
これからの生徒たちの益々の輝きを期待しています。

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2024.07.24

高3 夏期講習の様子をお伝えします

本校の授業は、大学進学後に十分な専門的研究ができる学力、そして社会で活躍するために必要な知と教養の育成を目指しています。
授業だけで十分な学力の向上が期待できますが、難関大学への進学をより確実なものとするため、様々な講習をはじめ多様な学力支援講座を設置しています。
この夏は中学3年生以上の学年で、夏期講習を実施しています。
本日は高校3年の夏期講習の様子をお伝えいたします。

高校3年生にとって、夏は天王山ともいえる時期です。
それぞれの進路実現に向けて懸命な取り組みを行っています。
この日夏期講習が行われている教室を覗くと、そこには真剣な眼差しで授業に集中している高3生の姿がありました。
先生の解説をすべて吸収し、自分の力にしていこうという気迫がひしひしと伝わってきました。
また、自習を行っているSKYLIGHT READING ROOMを訪れると、高3生たちは、静寂の中、黙々と講習内容の復習や演習問題に取り組んでいました。

本校では、高校卒業後、さらに学びを続け、それぞれの可能性を花開かせることができるよう、通塾に頼らない進学サポート体制を整えています。

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2024.07.23

アメリカ研修1週目の様子をレポートいたします

本校では、夏休みまたは春休みに希望者を対象とした海外語学研修を実施しています。
単に英語力の向上を目指すだけでなく、英語を実践的に使用することで他国の文化や習慣を学び尊重することを目的としています。

アメリカ・ロサンゼルスでの夏期語学研修を7月14日(日)より3週間の日程で実施しております。
本日は1週目の様子をレポートいたします。

アメリカ・ロサンゼルスでの研修では、週4日間の英語の授業に加え、ホストファミリーとのファミリーデイなど、アクティビティが数多く予定されています。
研修初日、22名の生徒たちはホームステイ先のホストファミリーと合流し、2日目よりカリフォルニア州トーランスにあるEl Camino Collegeでの英語の授業を受講しました。

ネイティブの先生によるコミュニカティブな授業に、最初は緊張で口数の少なかった生徒たちもどんどん発言が増え、楽しく英語を学んでいました。
生徒たちは、洗足学園の授業とはまた違った形で新鮮な気持ちで英語を学習しているようです。
午後はトーランスを周るSouth Bay Tourに参加したり、映画館で映画鑑賞をしたり、現地のユースグループと交流し一緒に体を動かしたりしました。
レドンド・ビーチ訪問の後、現地のショッピングモールにも立ち寄りました。
レジでの支払いに挑戦するなど、アメリカの文化を肌で感じる貴重な体験になりました。

英語をコミュニケーションの道具として活用していく中で、心の交流も生まれていくことを生徒たちは実感していました。

来週はディズニーランド、UCLAキャンパスツアー、ユニバーサルスタジオハリウッド、大谷選手の所属するロサンゼルス・ドジャースの野球観戦など様々なアクティビティを予定しています。
どれも生徒たちにとって、かけがえのない思い出となるはずです。

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2024.07.22

生徒が制作する彩羽祭公式HPがオープンしました

本校では生徒自治活動の大きな柱の一つに、生徒による学校行事の企画・運営を掲げています。
4月に行われた体育祭と並んで大きな行事である彩羽祭(文化祭)は、実行委員の生徒たちが中心になり、企画・立案から展示・公演・装飾・広報といった各部門の準備、当日の運営に至るまで全て生徒が行います。
彩羽祭実行委員の生徒たちは1学期に何度も打ち合わせを重ね、彩羽祭を安全かつ充実したものとするために準備を進めてきました。

広報部門では生徒たちの手による「彩羽祭公式ホームページ」が、7月19日に晴れてオープンしました。
広報部門の生徒からメッセージが届いています。

こんにちは。彩羽祭実行委員会広報部門よりお知らせがあります。
第77回彩羽祭ホームページを公開しました!
今年度は、9月7日(土)・9月8日(日)に彩羽祭を開催いたします。
ホームページには、団体紹介をはじめとした様々な情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。

生徒による「彩羽祭公式ホームページ」は以下のリンクから是非ご覧ください。
生徒による彩羽祭公式HPはこちらからご覧ください。
「彩羽祭公式ホームページ」内のブログは、毎週金曜日に更新されます。
是非毎週チェックをお願いいたします。

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2024.07.19

1学期終業式が行われました

本校では、本日1学期の終業式が行われました。

はじめに校歌の斉唱が行われました。
生徒たちの心のこもった歌声が大講堂に響きました。

校歌斉唱後、登壇された宮阪校長先生は、今学期を振り返り、授業に行事に学外活動に、積極的に取り組んだ生徒たちの「挑戦の学校」にふさわしい活躍を称えました。

次に、校長先生は、南太平洋の小国「ツバル」を取り上げられてお話しをされました。
地球温暖化による海面上昇により水没の危機にあるツバルが、国の機能や文化をインターネット上の仮想空間「メタバース」に保存する「デジタル国家」計画を表明したことを知り、その発想に驚きを禁じ得なかったことを語られました。
また、娘の命を救いたいという一心で医療器具の開発に挑んだ町工場経営者の実話を映画化した「ディアファミリー」を取り上げられ、人工心臓の開発の難しさを知れば知るほど、人工ではない自然としての人間の心臓の持つすごさに気付かされたことを述べられました。

「私たちが生きる時代は、国家ごとメタバースに移行させるほどのデジタル技術がある一方で、依然として人知を超える圧倒的な力を持つ自然が存在する。」
一つの答えがない時代を象徴する問いかけを、校長先生は生徒たちに投げかけられました。
生徒たちは、この校長先生の問いを受け止め、深く考えている様子でした。
最後に、これから迎える夏休みを充実した期間にしてもらいたいとエールを送られました。

次に、舞台上では、部活動で受賞した生徒の表彰が行われました。
登壇した生徒は校長先生の「おめでとうございます!」という言葉に、嬉しそうな表情を見せ、賞状を受け取っていました。

続いて、彩羽祭(文化祭)実行委員の任命式が行われました。
校長先生から任命書を渡された実行委員の生徒たちの誇らしい表情が大変印象的でした。
彼女たちのリーダーシップのもと、全生徒が一丸となって困難を乗り越え、素晴らしい文化祭を築き上げることを期待しています。

本日、生徒が制作した彩羽祭公式ホームページがオープンいたしました。
是非、以下のリンクよりご覧いただければと思います。
生徒による彩羽祭公式HPはこちらからご覧ください。

その後、学外交流活動報告が行われました。
この日登壇したのは、先日のNEWS&TOPICSでもその活躍を紹介いたしました高校3年のN.Mさんです。
日本で4名の選抜メンバーに選ばれたNさんは、国際地学オリンピックへの挑戦について語ってくれました。
地学に興味を持ったきっかけからプログラムの説明、これまでの日本国内での予選会の様子や参加によって得られたことに至るまで、自ら作り上げたスライドを駆使してのプレゼンテーションに、後輩たちの目は釘付けになっていました。

最後に登壇した生徒会長の高校2年Nさんは、1学期を振り返り、充実した生徒自治活動の活動報告を行いました。
そして、これから迎える夏休みに際して、「新しいことへの挑戦」の重要性を全校生徒に語りかけました。

明日より生徒たちは約40日間の夏休みを迎えます。
一人一人が目的意識を持ち、勉学に、学外活動に、自治活動に、精一杯取り組んでもらいたいと思います。

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2024.07.18

最先端の健康科学に関する講演会を行いました

弘前大教授である村下公一先生をお招きし「ビッグデータとAIから見える健康の未来」と題された講演が、高校1年で行われました。
村下先生は弘前大学学長特別補佐、健康未来イノベーション研究機構長を務められ、日本で一番平均寿命が短いと言われている青森県の現況を変革すべく「ビッグデータとAI」を用いた研究と実践をされていらっしゃいます。

今後平均寿命がどう変化していくのかや、性格、タバコ・アルコール・野菜の接種、姿勢、肥満、テレビ視聴時間などの要素と健康寿命との相関、弘前大でのヘルスケアの取り組みなど、多岐に渡る内容を生徒たちにレクチャーされました。
ユーモア溢れる先生の語りで、AI、医学、化学、工学などの複合的かつ学際的な実践の最先端を知ることができ、生徒たちにとって大変刺激的な時間となったようでした。

また、放課後には弘前大から持ち込んでいただいた最新機器を使用して、野菜の摂取量などを測定する機会を作っていただきました。
この実験は大盛況で、自分自身の「well-being」をいかに実現するかということにも、生徒たちは興味津々でした。

人生100年時代と言われ、寿命が伸びていくことにより、文字通り「身体が資本」となっていきます。
最先端のAIや機材を活用して、「健康」という側面から自分のキャリアを考えるという貴重な経験ができました。

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