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2025.03.11
高2 研究論文発表会 前編
本校では、探究活動を教育の大きな柱の一つと位置付け、様々な取り組みを行っています。
これまでNEWS&TOPICSでは、高校2年生たちの研究論文執筆に向けての軌跡や発表会に向けての取り組み、プレ発表会の様子をレポートして参りました。
本日、高校2年生たちが各自完成させた研究論文を、大講堂及びゼミ室でのプレゼンテーションと体育館でのポスターセッションの2つの形式で発表しました。
中学3年生、高校1年生たち、保護者、教員、研究にご協力いただいた大学教授をはじめとした専門家の方々が聴講者として、大講堂でのプレゼンテーションを聴講し、各教室を巡ってポスターとしてまとめられた研究内容に質問を投げかけていきます。
大講堂・ゼミ室で発表を行った20名の高校2年生のテーマは実に多彩です。
各自が制作したパワーポイントを使用しながら、堂々とプレゼンテーションを行っていました。
聴講する高1生、中3生もメモを取りながら真剣な表情で耳を傾けていました。
また、質疑応答の時間には先輩たちに臆することなく鋭い質問を投げかけていました。
発表した論文のタイトルは以下の通りです。
「医療現場における嚥下困難者用食品のとろみを自宅で再現する方法」
「教育制度と学力観の再考がもたらす日本における教育格差是正の可能性」
「唇に接着しにくい味付け海苔の作り方」
「AIで障がい者と健常者をつなげる~知的障がい者雇用の定着率をあげるためには~」
「制服の生地におけるフルダル糸製の繊維の可能性」
「どうして日本で”Buy one get one free”が浸透しないのか」
「食品廃棄物由来界面活性剤による蚊の物理的行動抑制」
「ユーグレナが配合されたふりかけを一般に普及する方法の提案」
「日本と中国における中学数学の比較研究」
「交渉における有効的な条件の提示方法について」
「推理小説におけるジェンダー観の変化」
「インドにおいて日本食を普及させる方法」
「環境と人にやさしい出汁の検討」
「側弯症矯正装具の暑さの負担軽減」
「紙の種類が手の怪我に与える影響」
「発酵残渣は家庭菜園の肥料として優れているのか」
「ガラス棒による効率的な攪拌の仕方」
「水出しコーヒーの酸味と酸含有量の関係」
「うま味の相乗効果に関しての研究」
「白米、分づき米、玄米における、炊飯後の米の老化の進行速度の比較」
発表後、プレゼンテーションを行った生徒たちは、専門家の方々との意見交換を積極的に行っていました。
明日は、後編としてポスターセッションの様子をレポートいたします。
どうぞ、お楽しみに!
2025.03.07
彩羽祭実行委員の生徒たちの取り組み
本校では生徒自治活動の重要な柱として彩羽祭(文化祭)を位置づけ、テーマの選定から催しの企画・立案、実行委員会の組織づくり、当日の運営に至るまで全てを生徒たちが取り仕切り、実行します。
本日はその彩羽祭を導いていく実行委員長をはじめ実行委員会の部門長たちが、校長室へ進捗状況を報告した様子を紹介いたします。
2025度の彩羽祭のテーマは「燈火」(とうか)です。
燈火について「生徒一人ひとりが集まって一つの大きな光となり、未来を照らしていきたい。その思いを込めてこのテーマを決めました。」と実行委員長のN.Mさんは力強く語ってくれました。
また、「このテーマには、来年度『101周年』を迎える洗足学園の次の100年、200年に向けた第一歩という意味があります。」とも話してくれました。
彩羽祭実行委員会には、「広報」「展示」「公演」「飲食」「装飾」の5部門があります。
その部門のリーダーを務める部門長から、彩羽祭に向けた各企画の説明がありました。
各部門は、新たな100年の第一歩にふさわしい新企画をそれぞれが準備しているとのこと。
その企画は、広報部門が担当し今夏に公開を予定している「彩羽祭特設ホームページ」で、順次公開していきます。
実行委員たちは今だからこそできることを多く見い出し、これまでの彩羽祭にはなかった企画や工夫を数多く盛り込み、進化した彩羽祭を生み出そうとしています。
自治活動を通して、自らの頭で考え、大きな行事の成功に向け生徒全員を導いていくという大変な状況があっても、それを乗り越える精神力と知恵の生かし方を学んでいます。
彩羽祭への懸命な取り組みが、きっと将来の生徒たちの人生の糧になるはずです。
3月10日(月)は休校日のため、NEWS&TOPICSもお休みをいただきます。
次回は、3月11日(火)に更新の予定です。
どうぞお楽しみに。
2025.03.06
海外大学進学説明会が開催されました
3月4日(火)の午後、大講堂にて「海外大学進学説明会」が開催されました。
当日は150名を超える海外大学に興味のある生徒・保護者が会場に集いました。
はじめに、本校の国際交流部門(Gateway to the World)メンバーのGrant Wales教諭から、海外大学進学に向けた情報提供が行われました。
「海外大学進学に向いている人は誰だと思いますか?」という問いかけに、会場の生徒たちは思考を巡らせます。
「それは、全員です!志を持つ全ての皆さんが、海外大学への進学に向いています。」とWales教諭が語ると、生徒たちはキラキラした表情で話しに引き込まれていました。
説明では、海外大進学のコストや奨学金の情報といった経済面の話から、イギリスやオーストラリアのファウンデーションコースをはじめ国によって異なる進学・進級の話に至るまで、様々な角度から情報提供が行われました。
次に、海外大学に進学した卒業生や海外大学卒業後海外で働く卒業生からのボイスメッセージ・ビデオメッセージが上映されました。
メッセージの内容は大変具体的で、現地の大学での学びの詳細や生活の様子をありのままに語ってくれました。
最後に、海外とLIVEで結び、現地で学ぶ卒業生2名のLIVEスピーチと会場にいる生徒・保護者とのリアルタイムでの質疑応答が行われました。
生徒からの質問に、丁寧に応答する卒業生の姿が大変印象的でした。
志を持ち海外を目指す生徒たちの夢の実現のために、全力で応援をしていきます。
2025.03.05
中2 「折れない心を育てるいのちの授業」を行いました
本校では、中学2年から3年にかけて、総合的な探究の時間において、「いのち」の大切さを学び、将来の社会貢献のあり方を考えていく活動をしています。
その一環として、中学2年では「折れない心を育てるいのちの授業」をテーマに取り上げ、講演会を実施いたしました。
講師を務めるのは、めぐみ在宅クリニック院長の小澤竹俊医師です。
小澤先生は、長年ホスピスの現場で行った「苦しむ人への援助方法」をお話しされました。
生徒たちは、様々な困難に遭遇する人生において、自分の苦しみに向き合うことができ、目の前で苦しんでいる人にどのように関わればよいのか、その方法を学んでいきました。
その表情は真剣そのもので、小澤先生のお話を通して、自分を認め、人に優しくすることの大切さを生徒たちは心に刻んでいました。
洗足学園では、今回の講演をはじめ、心を育む教育に積極的に取り組んでいます。
2025.03.04
学年末考査の答案返却が始まりました
本日より3日間の日程で、高校3年を除く全学年で学年末考査の答案返却が行われます。
教室を訪れてみると、先生から採点された答案を神妙な面持ちで生徒たちは受け取っていました。
本校では多くの科目でデジタル採点を採用しており、各設問ごとの正答率や生徒の理解度の傾向を先生方は採点の感触に加えてデータとして把握しています。
授業内容の振り返りと採点後のデータから見えてくる課題点を、的確に先生が解説していきます。
生徒たちは、先生の解説を真剣に聞きながら、答案と模範解答、ノートを机いっぱいに広げて、重要な点を書きとめていきます。
答案返却後は直しノートを生徒たちは作成していきます。
今回の考査を次に生かしていくために、直しノートの作成を通して、PDCAサイクルを構築し、実践していきます。
4月から新たな学年での学びがスタートします。
新しい年度に素晴らしいスタートをきることができるよう、1年間の学びの総まとめである学年末考査の結果をしっかりと生かしていこうという決意が、生徒たちの表情にあらわれていました。
2025.03.03
中1・中2 特別授業を実施しました
3月1日(土)に、中学1年・2年では、特別授業が行われました。
定期考査は、「準備期間」「考査期間中」「終了後」のそれぞれのタームに、学力を伸ばすチャンスがあります。
そのチャンスを逃すことなく掴み、生徒たちが自身で努力していけるようにサポートを行っていくことが重要です。
本日は、中学2年での特別授業の様子をレポートいたします。
この日は「数学」の特別授業が実施されました。
満点答案を目指し、生徒たちは様々な取り組みを行っていきます。
教室では自らが間違えた考査の問題の解き直しを行い満点答案を作成し、更には考査の問題の類題に取り組んでいきます。
疑問点は即座に解消できるようにすることが大切です。
教室を訪れると、グループワーク形式で幾何の課題に取り組んでいる生徒たちの姿がありました。
はさみを器用に使い、紙を切り抜いて、何度もシミュレートをしながら、グループ内で情報交換を行い、意見を出し合っていました。
その後、3時間目には、全クラスの生徒たちが講堂に集まり、教科の先生からの解説を受けていました。
スクリーンに映し出される解法へのプロセスと先生の言葉を懸命にノートに書き込んでいきます。
本校では生徒たちが自らの力で学んでいけるよう、常に最新の教育を実践しています。
2025.02.28
学園内にコンビニエンスストアがオープンしました
洗足学園では、生徒・学生の利便性向上と学校の環境の整備を目的として、溝の口キャンパス内カレッジセンター地下1階に、コンビニエンスストアを設置することとなりました。
2月27日(木)、営業開始に先立ち、店舗入り口でオープニングセレモニーが行われました。
学年末考査3日目の日程を終えた中学生・高校生が、開店前に100名以上も並び、オープニングセレモニーを見守りました。
オープン後、店内に入ると、お弁当・サンドイッチ・おにぎり・スイーツ・飲料から出来立ての惣菜類、文房具に至るまで豊富な商品が陳列されています。
特に、中高生に大人気のグミ類の種類は圧倒的な品揃えを誇り、生徒たちは楽しそうに商品を選んでいました。
昼休みや放課後に、気軽に利用できるコンビニエンスストアの開店に、生徒たちの嬉しそうな笑顔が大変印象的でした。
購入したお弁当や軽食、惣菜類を持って、地下2階の食堂ミューズの飲食スペースで友人たちと楽しそうに昼のひと時を過ごした中高生たち。
学年末考査は、土曜日まで(中学1年・2年は金曜日まで)続きますが、明日の考査に向けてエネルギーをチャージできたようです。
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