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ニュース&トピックス
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2025.05.09
生徒会任命式が行われました
本校では生徒自治活動の中核を生徒会が担い、生徒たちを導いていきます。
昨年度2月の会長・副会長選挙、3月の役員選挙で当選した生徒会役員の任命式が、4月24日(木)の昼休みに校長室で行われました。
はじめに宮阪校長先生より、一人ひとりに任命書が手渡されました。
任命書を手にした役員の生徒たちの表情には、誇らしさと同時に、これからの活動への決意に満ちた様子が表れていました。
任命書授与の後、宮阪校長先生より役員たちへの言葉がありました。
生徒が学校の文化を創ることの大切さを宮阪校長は述べられ、その旗振り役である生徒会役員たちにエールを送られました。
生徒会長のN.Aさんは、「自らの経験を生徒会の活動に生かしていきたい」と抱負を述べ、早速リーダーとしての姿勢を示してくれました。
副会長たちも「学校のために貢献できることは何かを考えて活動していきたい」「力の限り目一杯頑張っていきたい」と力強く語っていました。
これからの生徒会役員たちの活躍に、大いに期待したいと思います。
2025.05.08
合唱部が朝のミニコンサートを行いました
4月26日(月)朝の通学時間、校舎2階の吹き抜けスペースのアトリウムに、合唱部の美しい歌声が響き渡りました。
合唱部による朝のミニコンサートが今春も開催されました。
部員たちはアトリウムのスロープに立ち、時に身振りを交えながら3曲を披露しました。
合唱曲からJ-POPまで、朝のすがすがしいひと時にふさわしい選曲が、合唱部のセンスの良さを感じさせます。
歌声に心を込めた合唱部の生徒たちの爽やかな笑顔が大変印象的でした。
アトリウムで足を止め歌声に聴き入る生徒も多く、皆幸せな気分に浸っている様子でした。
合唱部の生徒たちの気持ちのこもった歌声が、聴く者すべての心に感動と共に届きました。
音楽に溢れる環境も本校の特徴の一つです。
活力に満ちた1日が素晴らしい歌声とともに始まったこの日となりました。
2025.05.07
4月を振り返って~中学1年オリエンテーション
ゴールデンウィークを終え、洗足学園101年目の本年度もスタートから1か月が経ちました。
本日のNEWS&TOPICSでは、4月を振り返り、中学1年生たちの洗足学園での新生活の様子をお伝えいたします。
中学1年では毎年、入学後の数日間オリエンテーションを行います。
今年度は4月4日から9日まで、このオリエンテーションを通して、洗足学園での生活に必要な事柄を学んでいきました。
中学1年の学習目標は「『面白い』を見つけよう」です。
自立の第一歩として自分と向き合うこと、自分を高める機会に恐れず挑戦していくこと、他者とつながり奉仕を実践していくことを大切に、この1年間ともに歩んでいこうという話から始まりました。
生活面では、マナーの確認、委員会や部活動といった自治活動の説明、デバイスとの付き合い方などについて。
学習面では、「小学校と中学校での学びの違いとはなにか」「日々の学習をより面白くするために何ができるか」といった問いかけから、具体的な教科学習についてなどの説明がありました。
グループで行った校内オリエンテーリングでは、SKYLIGHT READING ROOMやTEA LIBRARY、実験室などの場所を確認しつつ、いよいよ始まる学習を楽しみにしている生徒たちの様子が見受けられました。
中でも生徒たちが楽しみながら取り組んだ活動は、「インプロヴィゼーション」です。
演劇における即興メソッドから広まったこの活動は、コミュニケーションの活性化に効果的です。
例えば「バースデーライン」では、言葉を使わず目線とジェスチャーだけで、クラス全員が誕生日順に一列に並びます。
ほぼ初対面の間柄では目を合わせるだけでも恥ずかしいこともありますが、共通の目的があれば自然とハードルは下がります。
友人作りのきっかけや、体育祭のチームの結束にも一役買いました。
中1生たちは、青空のもと楽しい時間を過ごし、洗足学園での第一歩を踏み出しました。
2025.04.28
中学入試に関する説明会が行われました
4月26日(土)、中学入試に関する説明会が校内で行われました。
当日は、8時45分からの説明会と11時00分からの追加説明会を合わせて、1,500名に迫る受験生・保護者が来校されました。
開会後、洗足学園を代表して登壇した宮阪校長は、洗足学園を目指して日々学びを続けている受験生の皆さんに心からエールを贈りました。
続いて、2026年度中学入試における変更点を入試広報責任者より説明いたしました。
入試回数と募集定員の変更の理由や繰り上げ合格の制度に関する説明など、データを盛り込んだスライドを用いて、詳細な説明が行われました。
その後、各教科より入試問題を通して培ってもらいたい力や準備に関するアドバイス、入学後の洗足学園での教科教育に関して説明がありました。
入試問題には、洗足学園から受験生へのメッセージが込められています。
その思いを各教科の担当者が、過去の出題例をもとに丁寧に説明していきました。
そして、入試を通じて養われた力が、洗足学園の授業でどのように花開いていくのかを具体的に説明いたしました。
また、この日は入試科目ではありませんが、本校の教育をより深く理解していただきたいとの考えから、英語教育に関しても説明を行いました。
英語は何のために学ぶのかより始まり、洗足学園ならではの英語教育の内容を、生徒たちの生き生きとした表情が印象的な授業・行事の写真を盛り込んだスライドを使用して、わかりやすく説明していきました。
今後も本校では学校説明会を通して、洗足学園での学びと生活を実感できる情報提供を行って参ります。
NEWS&TOPICSは、4月29日より5月6日までゴールデンウィークのお休みをいただきます。
次回の更新は、5月7日(水)を予定しております。
どうぞお楽しみに。
2025.04.25
高3生が高校選抜探究リーグで準グランプリに輝きました
「高校選抜 探究リーグ」は、三菱みらい育成財団助成事業に採択された探究プログラムです。
国内外の教育イベント、各種競技会・コンテストの受賞経験を持つ高校生のみが参加でき、探究を通じて更なる高みを目指していきます。
具体的には、各分野の課題に6分間の動画を作成して提出をしていきます。
「芸術・クリエイティブ」「地球的規模の課題」「アントレプレナーシップ」の3つの分野で独自の解決策を提案し、評価を競う半年間のリーグ戦に臨みます。
当時高校2年生(現高校3年生)のI.SさんとK.Hさんの2名はチーム「ふらわーず」を結成し、2024年10月から2025年2月にかけて行われた第2期で、見事準グランプリの栄冠を掴みました。
第1期では、世阿弥の「風姿花伝」を紐解き、人が道を究めるとはどういうことかを解明する課題に取り組みました。
準グランプリを受賞した第2期では、ブルキナファソで活動する女性起業家の歩みを辿り、他者とのつながり方の秘訣を見出す課題に取り組みました。
2人は第2期の課題に対して「寄付から考える人との繋がり~偽善批判をなくすには~」というテーマで動画を作成。
日本と海外の寄付の違いに着目し、独自の提案をまとめていきました。
今回のコンテストを通して、2人は次のように語ってくれました。
今回探究リーグに参加して、自分のアイデアをいかに相手に分かりやすく伝えるか、というプレゼン力が身についたと感じています。
また、今まで0から1のアイデアを出すことが苦手でしたが、チーム内での対話を通して、新規性のあるアイデアを実現するために考え抜く力も身につきました。
他校の方からも刺激を受けられて、本当に良い経験になったので、是非興味のある後輩にも積極的に参加してほしいと思います。
今後も、生徒たちの学外活動への挑戦を応援していきます。
2025.04.24
体育祭を振り返って~高校2年生の頑張り
4月19日、6,426名もの来場者が見つめる中、開催された2025年度の体育祭。
洗足学園の体育祭は、実行委員の生徒たちを中心に、企画・準備から当日の運営に至るまですべて生徒たちが行います。
本日は、体育祭に至るまでの準備を振り返り、旗振り役ともいうべき高校2年生の活躍にスポットライトを当てたいと思います。
準備のスタートは、4月10日に行われた「結団式」です。
結団式は、各組が一堂に会し、体育祭に向けて一致団結する大切な時間です。
リーダー学年である高校2年生が中心となり、それぞれの組をまとめ、下級生を励ましながら団結を促しました。
その姿は頼もしく、学年を超えて皆の心に響くものでした。
式では各組が振り付きのダンスを披露しました。
初めは緊張した面持ちだった生徒たちも、ダンスが披露されると次第に笑顔を見せ、楽しそうに踊っていました。
練習を重ねる中で、動きには一体感が生まれ、自然と気持ちも一つになっていく様子が感じられました。
結団式を経て、生徒たちは更に結束を深めていきました。
その後、1週間という限られた時間の中で、実行委員長O.Yさんをはじめ実行委員たちが進行・審判・用具・場内装飾・放送などの運営の準備を着々と進め、各色の応援団長を中心に応援団がそれぞれ400名を超える生徒たちの心を一つにして、当日を迎えました。
体育祭で素晴らしいリーダーシップを発揮した高校2年生たちが、学業に、学外活動に、自治活動に、今後どのような活躍を見せてくれるのか楽しみです。
2025.04.23
多摩地域のフィールドワークレポート 後編
高校2年生を対象に行われた多摩地域のフィールドワーク。
本日は後編として、フィールドワーク後半の様子と生徒の感想を掲載いたします。
フィールドワーク後半は、多摩センター駅にある「パルテノン多摩」内のミュージアムへ足を運び、ニュータウン開発の流れや当時の人々の生活について学芸員の方からの解説を受けました。
永山・諏訪団地の入居開始当初は鉄道の整備が間に合わず、バスによる通勤は渋滞の影響を受けて過酷であったこと。
山を切り開いた造成地からは砂埃が舞い上がり生活環境が良好ではなかったことなどといった当時の様子のほか、このような状況の中でも入居者たちは協力し合いながら生活環境の向上を目指していたことなど、生徒たちは解説に熱心に耳を傾け展示を見ながら、先ほどまで自分たちが歩いていた地域の生活の歴史に思いを巡らせていました。
参加した生徒たちの感想の抜粋を掲載いたします。
どうぞお読みいただければと思います。
「やはり実際に行くのとでは全然違って面白かったです。もう一回やりたいです。どこが人気が出たのか、どうして人口が衰退しているのか、本当にしているのか、自分だったら住みたいかなど、教科書が時代に追いついておらず想像では足りない分まで現地に行くことで考えることができ、すごくすごく良い機会でした」
「いつも座学で勉強している内容を、日常生活で目にしている風景にも落とし込めるというのを実感することができて、すごく面白かったし、これからの勉強のモチベーションにもなりました。」
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